JPS5944981B2 - タイヤ加硫機における排出装置 - Google Patents

タイヤ加硫機における排出装置

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JPS5944981B2
JPS5944981B2 JP3686778A JP3686778A JPS5944981B2 JP S5944981 B2 JPS5944981 B2 JP S5944981B2 JP 3686778 A JP3686778 A JP 3686778A JP 3686778 A JP3686778 A JP 3686778A JP S5944981 B2 JPS5944981 B2 JP S5944981B2
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JP
Japan
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roller conveyor
tire
tires
vulcanizer
conveyor
Prior art date
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Application number
JP3686778A
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English (en)
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JPS54130684A (en
Inventor
克好 坂口
忠和 池下
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 従来のローラコンベア型式のタイヤ加硫機を第1図に示
すと、タイヤ製造の最終工程に於いて加硫機により最終
形状に加硫されたタイヤ1は、ビーム2上面に設定した
エゼクタシリンダ3の押し下げ力で、同ビーム2内に装
備したエゼクタ4及びチャック5を介してタイヤ1のビ
ード部を押し出すことにより、上金型6から剥離、離脱
する。
止金型6から離脱したタイヤ1はサイドプレート7に固
定された下方のローラコンベア8の上面に落下する。
ローラコンベア8は加硫機後方に向って傾斜状に設けら
れているので、ローラコンベア8上に落下したタイヤ1
は自重で同コンベア8上を滑り落ちて次の工程に搬出さ
れる。
しかしながら第1図の従来機によると、加硫完了タイヤ
1を上金型6から搬出するために、エゼクタシリンダ3
の押し下げ力でチャック5を介してタイヤ1の上ビード
部を押し下げ、上金型6からタイヤ1を剥離してローラ
コンベア8上へ落下させるが、この時最近のラジアルタ
イヤの如くタイヤ1のトレッド外周部の変形が期待でき
ないタイヤでは、上金型6からのタイヤ1の垢離れが悪
く、非常に大きな抵抗力が作用することになる。
そしてこの抵抗力のためにエゼクタシリンダ3の押し下
げ力により、タイヤ1が上金型6から離れるまでタイヤ
1のサイドウオール部は変形させられ、タイヤ1内に撓
みエネルギーが貯えられる。
このような状態のために、タイヤ1が上金型6から離さ
れた瞬間前記エネルギーは瞬時に放出される。
またチャック5に懸下されたタイヤ1がチャック5部か
ら離れて下のローラコンベア8上に落下する間に落差が
あるため、前後タイヤ1の撓みエネルギーと、この落差
によるポテンシャルエネルギーの総和が、ローラコンベ
ア8上に落下したタイヤ1により多大の衝撃力をローラ
コンベア8に作用することになる。
このため、ややもすると加硫機の静粛な運転を妨げる結
果となるばかりか、ローラコンベア2上でタイヤ1が踊
り、期待したタイヤの流れ方向が乱れる欠点があった。
しかも従来のローラコンベア8はタイヤ1を搬出させる
ために、加硫機後方に向って低くなるように傾斜させて
加硫機に固定されていた。
従ってタイヤ1がローラコンベア8上に落下した瞬間、
ローラコンベア8の前方のローラに多大な力が作用する
ことになり、ローラコンベア8を破損する虞れがあった
本発明は前記従来の欠点を解消するために提案されたも
ので、タイヤがコーラコンベア上に落下する時の衝撃力
を緩和して静粛な運転ができると共に、タイヤの流れ方
向の乱れもなく、かつタイヤの衝撃力やローラコンベア
上で均等に分散して同ローラコンベアの破損をなくシ、
更にタイヤ受持様位置とタイヤ搬出位置の高さ設定をタ
イヤサイズに合せて簡単に調整できる等の効果を奏する
タイヤ加硫機におけるタイヤ排出装置を提供せんとする
ものである。
以下本発明の実施例を図面について説明する。
なお、第2図〜第5図の実施例において第1図の従来装
置と同一部分は同一の符号を用いて説明することにする
先ず第2図におけるタイヤ加硫機部分の構造は第1図と
同じであるので、その詳細な説明は省略する。
第2図は本発明の実施例装置におけるバーチカル可動型
ローラコンベアのシリンダ方式を示すものである。
第2図において1はタイヤ、2はビーム、3はエゼクタ
シリンダ、4はエゼクタ、5はチャック、6は上金型、
7はサイドプレート、8′はローラコンベアであり、第
1図の場合とローラコンベア8′を除き、構成、作用は
同じである。
次に前記バーチカル可動型ローラコンベアのシリンダ方
式について説明すると、ローラコンベア8′にはクレビ
ス9及びピン10を介してシリンダ11を取付け、同シ
リンダ11の他端部はサイドプレート7に溶接したブラ
ケット12にピン13を介して取付けである。
第3図はバーチカル可動型ローラコンベアのカウンター
ウェイト方式を示すもので、ローラコンベア8′にはロ
ープ14の一端を連結し、同ロープ14の他端にはカウ
ンターウェイト15を固定する。
又サイドプレート7に溶接したブラケット16に滑車1
7を取付け、ロープ14を介して前記ローラコンベア8
′とカウンタウェイト15を支えている。
次に第4図及び第5図は第2図、第3図に示すローラコ
ンベア8′のガイド部(ローラコンベア8′の一側を滑
落自在に案内する案内手段)の詳細を示し、第4図は側
面図、第5図は同平面断面図である。
なお、前記シリンダ方式及びカウンターウェイト方式共
前記ガイド部は同じであるので、両方式をまとめて説明
する。
さて第4図及び第5図においてローラコンベア8′の本
体18には、カムフォロワー19.20゜21が複数個
取付けである。
カムフォロワー19゜20.21はサイドプレート7に
ボルト締したガイドプレート22の3面を転動するよう
になっている。
ガイドプレート22の上下端付近にはローラコンベア8
′停止用のストッパ23.24が設けられているが、同
ストッパ23,24はサイドプレート1にその数個所の
ねじ穴を利用して取付調整が可能に取付けられている。
又ローラコンベア本体18にはピニオン25を組み込ん
であり、同ピニオン25はガイドプレート22に固定し
たラック26と噛合っている。
なお、ピニオン25とラック26は、図示されていない
が本体18の左右に夫々設けられており、かつ同両ピニ
オンは軸で連結されている。
又前記ピン10及びロープ14のローラコンベア8′へ
ノ取付は位置は、同ローラコンベア8′の重心位置より
後方きなっているため、ストッパ23に接していない限
り同ローラコンベア8′は水平を保つようになっている
又第4図及び第5図における27はローラ、第2図及び
第3図におけるAはタイヤ受持様位置、Bはタイヤ搬出
位置である。
次に作用を説明する。
先ずシリンダ方式では第2図、第4図及び第5図におい
て、タイヤ1の剥離、離脱後のタイヤ加硫機における最
終工程のタイヤ搬出は次の順序で行なう。
(a)タイヤ1のサイズに合った位置に、しかも水平に
、シリンダ11の押し上げ力とストッパ24で設定した
8atで示すローラコンベア8′の上面に、加硫済のタ
イヤ1が落下する。
(b) タイヤ1の重量及びローラコンベア8′の自
重により同ローラコンベア8′は、カムフォロワー19
.20,21がガイドプレート22にガイドされながら
、シリンダ11内の空気を適量抜くことにより、タイヤ
サイズに高さ調整したストッパ23位置まで水平状態で
下降する。
(c)この時左右(ローラ27両端角)のガイドプレー
ト22付近に設定したランク26とピニオン25により
、左右のカムフォロワー19゜20.21吉ガイドプレ
ート22の転勤速度が同調する。
(d)ローラコンベア8′がタイヤ1を受ける位置から
ストッパ23に当るまでの水平状態は、次のようにして
保つことができる。
即ち、ローラコンベア8′はシリンダ11のロッド先端
部を支点さした場合、重心が加硫機中心側にあるため、
加硫機中心側のコンベアが下方へ傾斜しようとする。
そこでローラコンベア本体18の上下に設定されたカム
フォロワー19.21−、ガイドプレート22がストッ
パ吉なり、ローラコンベア8′は水平に保たれる。
(e)ローラコンベア8′が水平状7態でストツバ23
に接触した後は、ストッパ23を支点としてローラコン
ベア8′はタイヤ搬出1則(即ち、ローラコンベア8′
の他側を支持する支持手段側)へ傾斜を始め、シリンダ
閉状態にて停止し、タイヤ1は次の工程へ搬出される。
(f) タイヤ1の搬出後はシリンダ11が作動し、
ローラコンベア8′の支持手段側が押し上げられて水平
状態に戻り、次いで更に上昇してタイヤサイズに高さ調
整したストッパ24位置で停止する。
次にカウンターウェイト方式について説明すると、第3
図、第4図及び第5図においてタイヤ1の剥離、離脱後
のタイヤ加硫機の最終工程のタイヤ搬出は次の順序で行
なわれる。
(a)′タイヤ1のサイズに合った位置に、しかも水平
にカウンターウェイト15とストッパ24で設定したロ
ーラコンベア8′の上面に、加硫済のタイヤ1が落下す
る。
(b)′タイヤ1が同ローラコンベア8′上に乗ると、
同タイヤ1の重量及びローラコンベア8′の自重が、カ
ウンタウェイト15の重量に打ち勝ち、同ローラコンベ
ア8′は水平状態を保ってカムフォロワ19,20,2
1さガイドプレート22にガイドされながら、タイヤサ
イズに高さ調整したストッパ23位置まで下降する。
(c)′ローラコンベア8′が水平状態でストッパ23
ニ接触した後は、同ストッパ23を支点にしてローラコ
ンベア8′はタイヤ搬出側(前記支持手段側])へ傾斜
を始め、タイヤ1は次の工程へ搬出される。
(d)’タイヤ1の搬出後はローラコンベア8′にカウ
ンタウェイト15の重量が打ち勝ち、同ローラコンベア
8′は水平状態に戻り、更に上昇してタイヤサイズに高
さ調整したストッパ24位置で停止する。
以上詳細に説明した如く本発明は、タイヤを載荷するロ
ーラコンベアは水平状態で上昇下降ができるようになっ
ているので、タイヤ加硫機の上金型ん)ら引きはがされ
て落下するタイヤを水平な状態の上昇位置で載荷するこ
とができるため、このタイヤ下面とタイヤを載荷するロ
ーラコンベアの上面との間隔は狭くなり、従ってタイヤ
がローラコンベア上へ落下する時の衝撃力を緩和するこ
とができ、これにより加硫機の静粛な運転が行なわれ、
かつタイヤの所定の流れ方向の乱れをなくすことができ
る。
又タイヤの衝撃力をローラコンベア上で均等に分散して
、同ローラコンベアの破損を防ぐことかできる。
更に本発明は、タイヤ及びローラコンベアの自重によっ
て同ローラコンベアは両側を案内手段と支持手段に支承
されて水平状態で下降し、同案内手段の下端において同
案内手段に支承されているローラコンベアの一側は下降
を停止し、前記支持手段に支承されているローラコンベ
アの他側は更に下降し、ローラコンベアを傾斜させてタ
イヤを排出するものであり、タイヤ受持様位置とタイヤ
搬出位置までの下降移動は動力源なしに行なうことがで
き、かつそれらの高さ設定はタイヤサイズニ合せて簡単
に調整できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のローラコンベア型式のタイヤ加硫機の1
例を示す側断面図、第2図及び第3図は、本発明の夫々
異なる実施例を示すタイヤ77(]硫機におけるタイヤ
排出装置の側断面図、第4図は第2図及び第3図におけ
る要部の1部所面拡大図、第5図は同平面断面図である
。 図の主要部分の説明、1・・・・・・タイヤ、6・・・
・・・上金型、7・・・・・・サイドプレート、8′・
・・・・・ローラコンベア、9・・・・・・クレビス、
10・・・・・・ピン、11・・・・・・シリンダ、1
4・・・・・・ロープ、15・・・・・・カウンターウ
ェイト、17・・・・・・肩車、18・・・・・・本体
、19゜20.21・・・・・・カムフォロワー、22
・・・・・・ガイドプレート、23,24・・・・・・
ストッパ、25・・・・・・ピニオン、26・・・・・
・ラック、27・・・・・・ローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 タイヤ加硫機の上金型から引きはがされて落下する
    加硫済みのタイヤを載荷するローラコンベアと、同ロー
    ラコンベアの一側を肩落自在に案内する案内手段と、前
    記ローラコンベアの他端を支持する支持手段からなり、
    前記ローラコンベアは前記タイヤ加硫機の止金型から引
    きはがされて落下するタイヤを水平な状態で載荷し、同
    タイヤの自重によって前記ローラコンベアは両側を案内
    手段々支持手段に支承されて水平状態で下降し、前記案
    内手段の下端において同案内手段に支承されているロー
    ラコンベアの一側は下降を停止し、前記支持手段に支承
    されているローラコンベアの他側は更に下降してローラ
    コンベアを傾斜させ、前記タイヤを排出するようにした
    ことを特徴とするタイヤ加硫機におけるクイヤ′排出装
    置。
JP3686778A 1978-03-31 1978-03-31 タイヤ加硫機における排出装置 Expired JPS5944981B2 (ja)

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JPS6135682U (ja) * 1984-08-03 1986-03-05 株式会社 九州エム・アイ・シイ ミシンの糸切れ検出装置

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