JPS5944836B2 - Ｓｅｃａｍ方式色度信号記録再生装置 - Google Patents
Ｓｅｃａｍ方式色度信号記録再生装置Info
- Publication number
- JPS5944836B2 JPS5944836B2 JP53077414A JP7741478A JPS5944836B2 JP S5944836 B2 JPS5944836 B2 JP S5944836B2 JP 53077414 A JP53077414 A JP 53077414A JP 7741478 A JP7741478 A JP 7741478A JP S5944836 B2 JPS5944836 B2 JP S5944836B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- frequency
- circuit
- chromaticity signal
- chromaticity
- Prior art date
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はＳＥＣＡＭ方式色度信号を分周して記録再生す
る装置に関するものである。
る装置に関するものである。
映像信号を記録再生する装置においては記録に必要な周
波数帯域をできるだけ少なくするために映像信号を輝度
信号成分と色度信号成分とに分離して記録することが一
般に行なわれている。
波数帯域をできるだけ少なくするために映像信号を輝度
信号成分と色度信号成分とに分離して記録することが一
般に行なわれている。
とくに家庭用ビデオ・テープ・レコーダ、磁気ディスク
ビデオメモリなどにおいては輝度信号を周波数変調（Ｆ
Ｍ）し、一方、色度信号を低域周波数多重して記録して
いる。ＳＥＣＡＭ力式映像信号においては色度信号を周
波数変調しているため、そのまゝ分周することによつて
低域周波数変換するとともに、周波数偏移をも縮少する
ことができるなど、利点が多いのでこの方式が採用され
ている。ＳＥＣＡＭ方式色度信号を分周して記録する装
置の従来例の回路構成図を第１図に示す。映像信号入力
端子１から入力された映像信号中より帯域通過濾波器（
ＢＰＦ）２によつて色度信号成分のみを抽出したのち、
りミッタ３により周波数変調された色度信号をほゞ完全
な矩形波とする。これは、りミッタ３出力を分周器４に
入力し、低域周波数変換するためである。分周器４にて
低域周波数変換された色度信号は低域通過濾波器（ＬＰ
Ｆ）５にて帯域制限されたのち、記録色度信号出力端子
６より出力される。この信号はのちに周波数変調された
輝度信号に重畳されて記録される。つぎに、第１図各部
の信号波形を第２図に示す。
ビデオメモリなどにおいては輝度信号を周波数変調（Ｆ
Ｍ）し、一方、色度信号を低域周波数多重して記録して
いる。ＳＥＣＡＭ力式映像信号においては色度信号を周
波数変調しているため、そのまゝ分周することによつて
低域周波数変換するとともに、周波数偏移をも縮少する
ことができるなど、利点が多いのでこの方式が採用され
ている。ＳＥＣＡＭ方式色度信号を分周して記録する装
置の従来例の回路構成図を第１図に示す。映像信号入力
端子１から入力された映像信号中より帯域通過濾波器（
ＢＰＦ）２によつて色度信号成分のみを抽出したのち、
りミッタ３により周波数変調された色度信号をほゞ完全
な矩形波とする。これは、りミッタ３出力を分周器４に
入力し、低域周波数変換するためである。分周器４にて
低域周波数変換された色度信号は低域通過濾波器（ＬＰ
Ｆ）５にて帯域制限されたのち、記録色度信号出力端子
６より出力される。この信号はのちに周波数変調された
輝度信号に重畳されて記録される。つぎに、第１図各部
の信号波形を第２図に示す。
（ａ）は映像信号入力端子１における映像信号波形、（
ｂ）はＢＰＦ２の出力信号波形、（ｃ）はりミッタ３の
出力信号波形、（ｄ）は分周器４の出力信号波形である
。ＳＥＣＡＭ７ｊ式の色度信号は周波数変調され、輝度
信号と多重されているが、水平および垂直同期信号期間
には輝度信号のみが伝送されている。しかし、分周器４
の入力信号がこれをトリガ−可能の信号である必要から
りミッタ３が不可欠であり、したがつて第２図（ｃ）の
ようにりミッタ３出力波形は水平および垂直同期信号期
間の小振幅雑音をも含めて一定振幅となつてしまうこと
になる。このまゝの形で記録・再生され、再生輝度信号
と加算されると、同期信号期間にもこれが疑似色度信号
として重畳されることになり、再生装置および再生画像
をモニタするテレビジョン信号受像機の同期分離回路が
誤動作をするという欠点があつた。、 本発明の目的は
上記した従来技術の欠点をなくし、同期分離回路の誤動
作を防止するための装置を提供することにある。
ｂ）はＢＰＦ２の出力信号波形、（ｃ）はりミッタ３の
出力信号波形、（ｄ）は分周器４の出力信号波形である
。ＳＥＣＡＭ７ｊ式の色度信号は周波数変調され、輝度
信号と多重されているが、水平および垂直同期信号期間
には輝度信号のみが伝送されている。しかし、分周器４
の入力信号がこれをトリガ−可能の信号である必要から
りミッタ３が不可欠であり、したがつて第２図（ｃ）の
ようにりミッタ３出力波形は水平および垂直同期信号期
間の小振幅雑音をも含めて一定振幅となつてしまうこと
になる。このまゝの形で記録・再生され、再生輝度信号
と加算されると、同期信号期間にもこれが疑似色度信号
として重畳されることになり、再生装置および再生画像
をモニタするテレビジョン信号受像機の同期分離回路が
誤動作をするという欠点があつた。、 本発明の目的は
上記した従来技術の欠点をなくし、同期分離回路の誤動
作を防止するための装置を提供することにある。
本発明においては記録または再生色度信号の同期信号部
分を同期分離出力信号を用いて抑圧し、正規のＳＥＣＡ
Ｍ力式映像信号を得るように構成している。
分を同期分離出力信号を用いて抑圧し、正規のＳＥＣＡ
Ｍ力式映像信号を得るように構成している。
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第３図は本発明をＳＥＣＡＭ方式色度信号記禄回路に用
いた一実施例の回路構成図である。基本的な構成は第１
図の通りであるが、同期分離回路７およびゲート回路８
が付加されている。映像信号入力端子１から入力される
映像信号より同期分離回路７にて同期信号を分離抽出す
る。ゲート回路８においてはＬＰＦ５の出力信号を入力
とし、同期分離回路７の出力である同期信号をゲート制
御入力とすることによつて水平・垂直同期信号期間の信
号を抑圧して出力する。第４図にゲート回路の具体回路
例を示す。ＬＰＦ５の出力信号は入力端子９から入力さ
れ、同期信号は同期信号入力端子１１から入力される。
トランジスタＱは同期信号期間にはベースに正の電圧が
印加されてオン状態となり、したがつて入力端子９より
の信号は同期信号期間のみトランジスタＱのコレクタが
等価的に接地されたことになるために抑圧され、出力端
子１０に得られる信号は同期信号期間の信号が欠如した
色度信号となる。第５図に本発明を再生回路に用いた一
実施例の回路構成図を示す。
いた一実施例の回路構成図である。基本的な構成は第１
図の通りであるが、同期分離回路７およびゲート回路８
が付加されている。映像信号入力端子１から入力される
映像信号より同期分離回路７にて同期信号を分離抽出す
る。ゲート回路８においてはＬＰＦ５の出力信号を入力
とし、同期分離回路７の出力である同期信号をゲート制
御入力とすることによつて水平・垂直同期信号期間の信
号を抑圧して出力する。第４図にゲート回路の具体回路
例を示す。ＬＰＦ５の出力信号は入力端子９から入力さ
れ、同期信号は同期信号入力端子１１から入力される。
トランジスタＱは同期信号期間にはベースに正の電圧が
印加されてオン状態となり、したがつて入力端子９より
の信号は同期信号期間のみトランジスタＱのコレクタが
等価的に接地されたことになるために抑圧され、出力端
子１０に得られる信号は同期信号期間の信号が欠如した
色度信号となる。第５図に本発明を再生回路に用いた一
実施例の回路構成図を示す。
再生信号入力端子１２よりの再生信号中からＬＰＦｌ３
によつて低域変換色度信号のみを濾波し、逓倍回路１４
において記録時に分周した分周比に等しい比率で逓倍す
る。さらに逓倍回路１４の出力信号中の帯域外不要成分
をＢＰＦｌ５にて除去し、ＳＥＣＡＭ力式色度信号を得
る。また、再生信号入力端子１２よりの再生信号中から
高域通過濾波器１７によつて抽出した周波数変調（ＦＭ
）された輝度信号成分は、復調回路１８において復調さ
れる。さらにＬＰＦｌ９にて復調回路１８の出力信号中
の不要信号成分を除去し、再生輝度信号を得る。このよ
うにして得られた再生輝度信号より同期分離回路７にて
同期信号を抽出し、ゲート回路８にゲート制御信号とし
て供給する。ゲート回路８においては記録側における実
施例の場合と同様に水平・垂直同期信号期間の信号を抑
圧して再生色度信号を出力端−！Ｆｌ６より出力する。
前記したごとく、本発明を用いればＳＥＣＡＭ方式色度
信号を分周して記録再生する装置において、簡単な回路
構成で水平・垂直同期信号期間における不要信号の混入
を防ぎ、同期分離回路の誤動作を防止することが可能と
なる。
によつて低域変換色度信号のみを濾波し、逓倍回路１４
において記録時に分周した分周比に等しい比率で逓倍す
る。さらに逓倍回路１４の出力信号中の帯域外不要成分
をＢＰＦｌ５にて除去し、ＳＥＣＡＭ力式色度信号を得
る。また、再生信号入力端子１２よりの再生信号中から
高域通過濾波器１７によつて抽出した周波数変調（ＦＭ
）された輝度信号成分は、復調回路１８において復調さ
れる。さらにＬＰＦｌ９にて復調回路１８の出力信号中
の不要信号成分を除去し、再生輝度信号を得る。このよ
うにして得られた再生輝度信号より同期分離回路７にて
同期信号を抽出し、ゲート回路８にゲート制御信号とし
て供給する。ゲート回路８においては記録側における実
施例の場合と同様に水平・垂直同期信号期間の信号を抑
圧して再生色度信号を出力端−！Ｆｌ６より出力する。
前記したごとく、本発明を用いればＳＥＣＡＭ方式色度
信号を分周して記録再生する装置において、簡単な回路
構成で水平・垂直同期信号期間における不要信号の混入
を防ぎ、同期分離回路の誤動作を防止することが可能と
なる。
なお、第３図の実施例において、ゲート回路８を分周器
４とＬＰＦ５の間に設けても同様の効果を得ることがで
きる。
４とＬＰＦ５の間に設けても同様の効果を得ることがで
きる。
また、第５図の実施例において、ゲート回路８をＬＰＦ
ｌ３の入力側、または逓倍回路１４の入力側、またはＢ
ＰＦｌ５の入力側に設けても同様な効果を得ることがで
きる。
ｌ３の入力側、または逓倍回路１４の入力側、またはＢ
ＰＦｌ５の入力側に設けても同様な効果を得ることがで
きる。
第１図はＳＥＣＡＭ方式色度信号記録装置の従来例の回
路構成図、第２図は第１図の各部信号波形図、第３図は
本発明の一実施例を示す回路構成図、第４図はゲート回
路８の具体回路例を示す回路図、第５図は本発明の他の
一実施例を示す回路構成図である。 ３・・・・・・リミツタ、４・・・・・・分周器、７・
・・・・・同期分離回路、卜・・・・・ゲート回路。
路構成図、第２図は第１図の各部信号波形図、第３図は
本発明の一実施例を示す回路構成図、第４図はゲート回
路８の具体回路例を示す回路図、第５図は本発明の他の
一実施例を示す回路構成図である。 ３・・・・・・リミツタ、４・・・・・・分周器、７・
・・・・・同期分離回路、卜・・・・・ゲート回路。
Claims (1)
- １ ＳＥＣＡＭ方式色度信号を分周して記録再生する装
置において、上記分周後の記録色度信号および再生色度
信号の少なくとも一方の水平および垂直同期信号期間の
信号を抑圧するゲート回路を有することを特徴とするＳ
ＥＣＡＭ方式色度信号記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53077414A JPS5944836B2 (ja) | 1978-06-28 | 1978-06-28 | Ｓｅｃａｍ方式色度信号記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53077414A JPS5944836B2 (ja) | 1978-06-28 | 1978-06-28 | Ｓｅｃａｍ方式色度信号記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS555507A JPS555507A (en) | 1980-01-16 |
| JPS5944836B2 true JPS5944836B2 (ja) | 1984-11-01 |
Family
ID=13633269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53077414A Expired JPS5944836B2 (ja) | 1978-06-28 | 1978-06-28 | Ｓｅｃａｍ方式色度信号記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5944836B2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-28 JP JP53077414A patent/JPS5944836B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS555507A (en) | 1980-01-16 |
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