JPS5944526B2 - リニアモ−シヨン用の球ブシユ - Google Patents
リニアモ−シヨン用の球ブシユInfo
- Publication number
- JPS5944526B2 JPS5944526B2 JP52080027A JP8002777A JPS5944526B2 JP S5944526 B2 JPS5944526 B2 JP S5944526B2 JP 52080027 A JP52080027 A JP 52080027A JP 8002777 A JP8002777 A JP 8002777A JP S5944526 B2 JPS5944526 B2 JP S5944526B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- raceway groove
- bushing
- shaft
- linear motion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/04—Ball or roller bearings
- F16C29/06—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
- F16C29/068—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with the bearing body fully encircling the guide rail or track
- F16C29/0683—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with the bearing body fully encircling the guide rail or track the bearing body encircles a rail or rod of circular cross-section, i.e. the linear bearing is not suited to transmit torque
- F16C29/0685—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with the bearing body fully encircling the guide rail or track the bearing body encircles a rail or rod of circular cross-section, i.e. the linear bearing is not suited to transmit torque with balls
- F16C29/069—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with the bearing body fully encircling the guide rail or track the bearing body encircles a rail or rod of circular cross-section, i.e. the linear bearing is not suited to transmit torque with balls whereby discrete load bearing elements, e.g. discrete load bearing plates or discrete rods, are provided in a retainer and form the load bearing tracks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は無端に循環動する球列を回りに分散状に備え
ると共に、各球列の負荷を受ける球のための１つずつの
入口端と出口端をもつ軌道溝を内筒に有するブシユを備
えた、円筒軸に沿よリニアモーション用の球ブシユに関
するものである。
ると共に、各球列の負荷を受ける球のための１つずつの
入口端と出口端をもつ軌道溝を内筒に有するブシユを備
えた、円筒軸に沿よリニアモーション用の球ブシユに関
するものである。
この種の従来の球ブシユの軌道溝は入口と出口の端部が
漏斗状の溝に通じているので、球は強制されることなく
軌道溝の中に入つたり、軌道溝から出たりすることがで
きる。しかし、この公知の球ブシユは漏斗状の溝と軌道
溝との間に生じる不可避の小さなピッチ誤差のために軌
道溝の中に入る無負荷の球は両溝の移行部において軌道
溝の斜面につき当たり、速く荷重を受けるという欠点を
有す。その結果、この移行部で球には有害なスティック
・スリップ運動が起こり、それにより軌道の摩耗と、う
るさい騒音が生じる。そのうえ、球は漏斗状の溝の領域
では支えられないので、公知の球ブシュの剛性と負荷容
量は相対的に小さい。この発明の課題は、各球列の球が
有害なスティック・スリップ運動することなしに所属の
軌道溝に入るような改良された球ブシユを作り出すこと
にある。そのうえ、球ブシユの負荷容量を高めることに
もある。この課題は、この発明によれば、各軌道溝の入
口端に軸方向外向きに次第に拡がる拡大部をもたせ、軸
の中心から拡大部の底つまり天井までの距離を軸の中心
から軌道溝の底までの距離と等しくすることによつて解
決される。
漏斗状の溝に通じているので、球は強制されることなく
軌道溝の中に入つたり、軌道溝から出たりすることがで
きる。しかし、この公知の球ブシユは漏斗状の溝と軌道
溝との間に生じる不可避の小さなピッチ誤差のために軌
道溝の中に入る無負荷の球は両溝の移行部において軌道
溝の斜面につき当たり、速く荷重を受けるという欠点を
有す。その結果、この移行部で球には有害なスティック
・スリップ運動が起こり、それにより軌道の摩耗と、う
るさい騒音が生じる。そのうえ、球は漏斗状の溝の領域
では支えられないので、公知の球ブシュの剛性と負荷容
量は相対的に小さい。この発明の課題は、各球列の球が
有害なスティック・スリップ運動することなしに所属の
軌道溝に入るような改良された球ブシユを作り出すこと
にある。そのうえ、球ブシユの負荷容量を高めることに
もある。この課題は、この発明によれば、各軌道溝の入
口端に軸方向外向きに次第に拡がる拡大部をもたせ、軸
の中心から拡大部の底つまり天井までの距離を軸の中心
から軌道溝の底までの距離と等しくすることによつて解
決される。
拡げられた拡大部の領域では、案内溝から来る球は軌道
溝の斜面により側方から誘導されることなく半径方向に
荷重されるので、球の有害なステイツク・スリツプ運動
をひき起こす斜面へのつき当たりと、同時負荷が防止さ
れる。ブシユの回りに配置された案内溝と軌道溝間の不
可避のピツチ誤差のため所定の軌道溝のまんなかには正
確に入らない球はすでに前述の様に半径方向に荷重され
、更に入り込むことによつてはじめて拡げられた拡大部
の斜面で側方から誘導されるのでスリツプなしに所属の
軌道溝の中にころがり込むのである。尚、この軌道溝は
ブシユの内筒をたとえば打ち出し、フライス削りなど加
工して設けても、ブシユに嵌め込むなどして取付けた軌
道レールに形成してもよい。
溝の斜面により側方から誘導されることなく半径方向に
荷重されるので、球の有害なステイツク・スリツプ運動
をひき起こす斜面へのつき当たりと、同時負荷が防止さ
れる。ブシユの回りに配置された案内溝と軌道溝間の不
可避のピツチ誤差のため所定の軌道溝のまんなかには正
確に入らない球はすでに前述の様に半径方向に荷重され
、更に入り込むことによつてはじめて拡げられた拡大部
の斜面で側方から誘導されるのでスリツプなしに所属の
軌道溝の中にころがり込むのである。尚、この軌道溝は
ブシユの内筒をたとえば打ち出し、フライス削りなど加
工して設けても、ブシユに嵌め込むなどして取付けた軌
道レールに形成してもよい。
以下、この発明を図示の実施例によつて説明する。
第１図で、１はケーシング（図示せず）の内筒中に取付
けられるこの発明による球ブシユの弾性材料、たとえば
プラスチツク製のブシユで、このブシユは回りにたとえ
ば鋼製の６つの軌道レール２を支えている。
けられるこの発明による球ブシユの弾性材料、たとえば
プラスチツク製のブシユで、このブシユは回りにたとえ
ば鋼製の６つの軌道レール２を支えている。
軌道レール２は公知のようにブシユ１に設けられた縦ス
リツト３の中に半径方向内向きにパチンと嵌込み、縦ス
リツトの側壁から対向状に突出する鼻部４を、軌道レー
ル２に設けてある対応した横溝５にスナツプ係合させ、
縦スリツト３中で落ちないように確保している。ブシユ
１の内筒中には、これもプラスチツクで作る事が出来る
保持器６が形締まりではまつている。保持器６は、第２
図で概略を示したように案内軌道７を持ち、案内軌道に
より無端状に循環する球列９の無負荷球８を誘導する。
軸１０（第１図に一点鎖線で示した）と各軌道レール２
の間に負荷球１１が配置されており、これらの球は軌道
レール２に設けられた縦方向の軌道溝１２中で転動する
。各軌道溝１２はその入口と出口の端部に軸方向外向き
次第に拡がる拡大部１３をもち、軸１０の中心から拡大
部１３の底つまり天井までの距離ないし半径Ｒは第１図
と第３図に示したように、軸１０の中心から軌道溝１２
の底迄の距離ないし半径Ｘと正確に同じである。運転中
に軸１０は球ブシユに対して軸方向に移動するので、無
負荷球８は運動方向に応じて軌道レール２の一方の端部
または他方の端部に入る。
リツト３の中に半径方向内向きにパチンと嵌込み、縦ス
リツトの側壁から対向状に突出する鼻部４を、軌道レー
ル２に設けてある対応した横溝５にスナツプ係合させ、
縦スリツト３中で落ちないように確保している。ブシユ
１の内筒中には、これもプラスチツクで作る事が出来る
保持器６が形締まりではまつている。保持器６は、第２
図で概略を示したように案内軌道７を持ち、案内軌道に
より無端状に循環する球列９の無負荷球８を誘導する。
軸１０（第１図に一点鎖線で示した）と各軌道レール２
の間に負荷球１１が配置されており、これらの球は軌道
レール２に設けられた縦方向の軌道溝１２中で転動する
。各軌道溝１２はその入口と出口の端部に軸方向外向き
次第に拡がる拡大部１３をもち、軸１０の中心から拡大
部１３の底つまり天井までの距離ないし半径Ｒは第１図
と第３図に示したように、軸１０の中心から軌道溝１２
の底迄の距離ないし半径Ｘと正確に同じである。運転中
に軸１０は球ブシユに対して軸方向に移動するので、無
負荷球８は運動方向に応じて軌道レール２の一方の端部
または他方の端部に入る。
無負荷球８のこの進入は保持器６のそれぞれの案内軌道
７で誘導される。すなわち、これらの球は第２図と第３
図に示した距離ｅだけずれて軌道溝１２に入る。距離ｅ
の大きさは、ブシユ１及び／或（゛は保持器６の製造に
基因するピツチ誤差によつて左右される。球８は入ると
まず拡大部１３と軸１０との間に達し、したがつて半径
方向で荷重される。この球がさらに入ると、球は拡つた
拡大部１３の斜面１５で側方から誘導されるので、十分
な荷重のもとでスリツプなしに整頓されて、軌道溝１２
の中にころがり込む。この発明ぱ上述の実施例に限定さ
れることなく特許請求の範囲に記載されている技術着想
に則り種々に構造を変えて実施することができる。
７で誘導される。すなわち、これらの球は第２図と第３
図に示した距離ｅだけずれて軌道溝１２に入る。距離ｅ
の大きさは、ブシユ１及び／或（゛は保持器６の製造に
基因するピツチ誤差によつて左右される。球８は入ると
まず拡大部１３と軸１０との間に達し、したがつて半径
方向で荷重される。この球がさらに入ると、球は拡つた
拡大部１３の斜面１５で側方から誘導されるので、十分
な荷重のもとでスリツプなしに整頓されて、軌道溝１２
の中にころがり込む。この発明ぱ上述の実施例に限定さ
れることなく特許請求の範囲に記載されている技術着想
に則り種々に構造を変えて実施することができる。
例えば軌道レールをやめ、鋼で作る事が出来るフシユの
内筒に拡大部を含めて軌道溝を加工するなどしてもよい
。この発明による球ブシユの主な利点は製造に基因して
案内溝７と軌道溝１２にずれがあつても、軌道溝１２に
球が入るときの有害な接触摩耗が避けられると同時に、
軌道溝１２は全長で荷重を受けるためブシユの負荷容量
を高めることができる。
内筒に拡大部を含めて軌道溝を加工するなどしてもよい
。この発明による球ブシユの主な利点は製造に基因して
案内溝７と軌道溝１２にずれがあつても、軌道溝１２に
球が入るときの有害な接触摩耗が避けられると同時に、
軌道溝１２は全長で荷重を受けるためブシユの負荷容量
を高めることができる。
第１図はこの発明による球ブシユの一実施例の横断面図
、第２図は第１図の案内軌道と軌道溝の関係を示す平面
図、第３図は第２図のＡ−Ａ線に沿う拡大断面図を示し
、図中、１はブシユ、８は球、９は球列、１０は円筒軸
、１２は軌道溝、１３は拡大部、１４は軸の中心、ｅは
案内溝と軌道溝のずれ距離、Ｒは軸の中心から拡大部の
底までの距離、Ｘは軸の中心から軌道溝の底までの距離
を示す。
、第２図は第１図の案内軌道と軌道溝の関係を示す平面
図、第３図は第２図のＡ−Ａ線に沿う拡大断面図を示し
、図中、１はブシユ、８は球、９は球列、１０は円筒軸
、１２は軌道溝、１３は拡大部、１４は軸の中心、ｅは
案内溝と軌道溝のずれ距離、Ｒは軸の中心から拡大部の
底までの距離、Ｘは軸の中心から軌道溝の底までの距離
を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 無端に循環動する球列を回りに分散状に備えると共
に、各球列の負荷を受ける球のための入口と出口になる
端部がある軌道溝を内筒に有するブシュを備えた、軸１
０に沿うリニアモーション用の球ブシュにおいて、各軌
道溝１２は入口となる端部に軸方向外向きに次第に拡が
る拡大部１３を有し、軸１０の中心から上記拡大部１３
の底までの距離Ｒは、同じく軸１０の中心から軌道溝１
２の底までの距離Ｘに等しいことを特徴とするリニアモ
ーション用の球ブシュ。 ２ 軌道溝１２はブシュ１の内筒に設けられている特許
請求の範囲１による球ブシュ。 ３ 軌道溝１２はブシュ１に取付けられた軌道レールに
形成されている特許請求の範囲１による球ブシュ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE000P26318081 | 1976-07-15 | ||
| DE2631808A DE2631808C2 (de) | 1976-07-15 | 1976-07-15 | Kugelbüchse für Längsführungen |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS539950A JPS539950A (en) | 1978-01-28 |
| JPS5944526B2 true JPS5944526B2 (ja) | 1984-10-30 |
Family
ID=5983076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52080027A Expired JPS5944526B2 (ja) | 1976-07-15 | 1977-07-06 | リニアモ−シヨン用の球ブシユ |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4108504A (ja) |
| JP (1) | JPS5944526B2 (ja) |
| DE (1) | DE2631808C2 (ja) |
| FR (1) | FR2358585A1 (ja) |
| GB (1) | GB1530442A (ja) |
| IT (1) | IT1080591B (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59125616U (ja) * | 1983-02-15 | 1984-08-24 | 日本トムソン株式会社 | 無限直線運動用ころ軸受の方向転換路 |
| JPS59205079A (ja) * | 1983-05-04 | 1984-11-20 | Toyo Kako Kk | 樹脂製バルブ及びその製造方法 |
| US4541674A (en) * | 1984-02-24 | 1985-09-17 | William Mitschang | Linear motion roller bearing |
| JP2743959B2 (ja) * | 1994-09-12 | 1998-04-28 | ヒーハイスト精工株式会社 | フランジ付リニアボールベアリング |
| DE19806139A1 (de) | 1998-02-14 | 1999-08-19 | Skf Linearsysteme Gmbh | Aus Gehäuse und Linearlager bestehende Lagereinheit |
| JP4851304B2 (ja) * | 2006-11-15 | 2012-01-11 | レンゴー株式会社 | 訴求用仕掛け |
| GB201016635D0 (en) * | 2010-10-04 | 2010-11-17 | Univ Leuven Kath | Rotating circular shaped guide rail for rectilinear motion system |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3545826A (en) * | 1969-05-07 | 1970-12-08 | John B Thomson | Compliant and self-alining ball bearing for linear motion |
| CH556483A (de) * | 1972-12-21 | 1974-11-29 | Arn Markus | Kugellager fuer geradlinige wellenfuehrung. |
| US3900233A (en) * | 1973-01-19 | 1975-08-19 | Thomson Ind Inc | Linear motion ball bearing assembly and ball conforming shaft |
| US3951473A (en) * | 1974-06-01 | 1976-04-20 | Skf Industrial Trading And Development Company, B.V. | Ball bearing for longitudinal movements |
-
1976
- 1976-07-15 DE DE2631808A patent/DE2631808C2/de not_active Expired
-
1977
- 1977-06-23 US US05/809,209 patent/US4108504A/en not_active Expired - Lifetime
- 1977-07-06 JP JP52080027A patent/JPS5944526B2/ja not_active Expired
- 1977-07-11 IT IT25586/77A patent/IT1080591B/it active
- 1977-07-11 FR FR7721339A patent/FR2358585A1/fr active Granted
- 1977-07-14 GB GB29722/77A patent/GB1530442A/en not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB1530442A (en) | 1978-11-01 |
| DE2631808A1 (de) | 1978-01-19 |
| FR2358585A1 (fr) | 1978-02-10 |
| JPS539950A (en) | 1978-01-28 |
| DE2631808C2 (de) | 1983-10-20 |
| US4108504A (en) | 1978-08-22 |
| FR2358585B1 (ja) | 1980-01-18 |
| IT1080591B (it) | 1985-05-16 |
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