JPS5944504B2 - 内燃機関のプラズマ点火装置 - Google Patents

内燃機関のプラズマ点火装置

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JPS5944504B2
JPS5944504B2 JP5360880A JP5360880A JPS5944504B2 JP S5944504 B2 JPS5944504 B2 JP S5944504B2 JP 5360880 A JP5360880 A JP 5360880A JP 5360880 A JP5360880 A JP 5360880A JP S5944504 B2 JPS5944504 B2 JP S5944504B2
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JP
Japan
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plasma
battery
power source
internal combustion
ignition device
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JP5360880A
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誠 安斎
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関のプラズマ点火装置に関し、特にアイ
ドリング時のバッテリ上がりを防止する機能に関する。
第1図は従来のプラズマ点火装置の一例図である。
第1図において、1は主電源となるバッテリ、2はキー
スイッチである。
また点火コイル3、コンタクトポイント4等は通常の火
花放電用電源を構成し、昇圧器9(DC−DCコンバー
タ)、コンデンサ10、インダクタ11等はプラズマ用
電源を構成している。
その他5,6は逆流阻止用のダイオード、7はディスト
リビュータ、8は点火プラグである。
第1図の装置においては、点火時に、火花放電用電源の
点火コイル3から与えられる10〜20kVの高電圧に
よって点火プラグ8で火花放電が生じると、放電空間の
絶縁が破壊されて2〜3kVの比較的低い電圧でも放電
可能な状態が形成され、その結果、プラズマ用電源のコ
ンデンサ10に蓄えられていた電荷によって必要な時間
だけ放電が持続する。
この放電によって生じた高温、高エネルギーのプラズマ
状ガスによって燃焼室内の混合気中に多数の火炎核が生
成され、希薄混合気でも確実な着火が行なわれる。
なお昇圧器9は、発振器12、変圧器15、スイッチン
グ用のトランジスタ13.14及び整流用のダイオード
16から構成されている。
そして発振器12が出力する一定周波数のスイッチング
信号によってトランジスタ13.14が交互にオンにな
り、その結果、変圧器15の一次巻線に電流が流れるこ
とにより、二次巻線に昇圧された高電圧を出力するもの
である。
ところで、プラズマ用電源のコンデンサ10に蓄電され
る電荷は、1点火轟り数ジュール程度とかなり高エネル
ギーである。
そのため昇圧器9の消費電力はかなり大きくなる。
例えば、昇圧器9の出力電圧が3000Vで出力電流が
平均100mAとすれば、消費電力は300Wとなる。
すなわちバッテリ1の電圧を14Vとして約21.4A
の電流が流れることになり、バッテリ1には大きな負担
となる。
特に機関がアイドリング状態のときには、発電機による
発電量が少ないため、全ての電装品の消費電力の殆んど
がバッテリ1から供給されることになる。
したがって、上記のごとく消費電力の極めて大きいプラ
ズマ用電源をアイドリング時に動作させておくと、バッ
テリ1の蓄電量が急激に低下し、その状態が長時間継続
すると機関の運転が困難になるという問題がある。
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであ
り、アイドリング状態のときにバッテリの蓄電量が低下
したことを検出し、その場合にはプラズマ用電源を停止
(例えばバッテリから切り離す)させて通常の火花放電
用電源のみによって点火動作を行なわせるように構成す
ることによりバッテリの過放電を防止したプラズマ点火
装置を提供することを目的とする。
また本発明は、上記の構成に加えて、プラズマ用電源を
停止させたときに機関回転速度を増加させるように構成
することにより、発電量を増加させてバッテリの過放電
を積極的に防止するプラズマ点火装置を提供することを
目的とする。
以下図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第2図は本発明の一実施例の回路図である。
第2図において、17はアイドリング時にオンになるア
イドルスイッチ(例えばスロットル弁の全閉時にオンに
なるスイッチ)、18はタイマ回路、19は常閉接点の
リレーであり、その他第1図と同符号は同一物を示す。
第2図の回路は、アイドリング状態が所定時間以上継続
したときに、バッテリーの蓄電量が低下したものと判断
してプラズマ用電源を停止させるように構成したもので
ある。
すなわち、機関がアイドリング状態になるとアイドルス
イッチ17がオンになり、その時点からタイマ回路18
が作動を開始する。
そして所定時間が経過するさタイマ回路18が信号S1
を出力し、この信号S1によってリレー19が励磁され
、接点がオフになる。
そのため昇圧器9とバッテリーとの接続が遮断され、プ
ラズマ用電源は停止する。
なおアイドルスイッチ17がオフになると、信号S1は
なくなり、リレー19の接点は再びオンになってプラズ
マ用電源が動作を再開する。
次に、第3図は本発明の第2の実施例の回路図である。
第3図において、20は比較器、R1、R2は抵抗であ
り、その他第2図と同符号は同一物を示す。
第3図の回路は、アイドリング時にバッテリーの端子電
圧が所定値以下に低下したときに、バッテリの蓄電量が
低下したものと判断してプラズマ用電源を停止させるよ
うに構成したものである。
すなわち、機関がアイドリング状態になるとアイドルス
イッチ17がオンになり、バッテリーの端子電圧を抵抗
R1とR2とに分圧した電圧V、が比較器20に与えら
れる。
比較器20は、上記の電圧V・と基準電圧■8■ (例えば6V)とを比較し、Viが■5以下に低下する
と信号S2を出力する。
この信号S2によつてリレー19が励磁され、接点がオ
フになってプラズマ用電源が停止させられる。
次に、第4図は本発明の第3の実施例図である。
第4図において、21は機関本体、22は吸気管、23
はスロットル弁、24は吸気管22のスロットル弁上流
部と下流部とを連結するバイパス通路、25はバイパス
通路24の途中に設けた電磁弁であり、その龍笛3図と
同符号は同一物を示す。
第4図の実施例は、バッテリの蓄電量が低下したときに
、プラズマ用電源を停止させると共に機関の回転速度を
増加させて発電量を増加させるように構成したものであ
る。
すなわち、電圧■・が基準電圧V、以下になって比較器
20が信号S2を出力すると、リレー19の接点がオフ
になって昇圧器9の電源が遮断されると共に、電磁弁2
5が開になり、バイパス通路24が開通する。
そのため吸入空気量が増加するので機関の回転速度が増
大し、その結果、発電機の発電量が増加してバッテリー
の過放電が防止される。
なお第3図及び第4図の比較器20にヒステリシ久特性
を持たせておくことにより、リレー19や電磁弁25が
頻繁に断続する状態いわゆるバンチング状態が生ずるの
を防止することが出来る。
又プラズマ用電源の機能を停止させる手段として、例え
ば前記の各実施例における発振器12からの信号をトラ
ンジスタ13.14に入力させないように構成してもよ
い。
以上説明したごとく本発明によれば、アイドリング時に
バッテリの蓄電量が低下したことを検出して大電力を消
費するプラズマ用電源を停止させることにより、バッテ
リの過放電を防止することが出来、更にプラズマ用電源
を停止させると共に機関回転速度を増加させることによ
り、発電量を増加させてバッテリの過放電を積極的に防
止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のプラズマ点火装置の一例図、第2図〜第
4図はそれぞれ本発明の実施例図である。 符号の説明、1・・曲バッテリ、2・曲・キースイッチ
、3・・・・・・点火コイル、4・・曲コンタクトホイ
ント、5,6・・四タイオード、7・・曲ディストピユ
ータ、8・・・・・・点火プラグ、9・・開弁圧器、1
゜・・・・・・コンデンサ、11・・・・・・インダク
タ、12・・開発振器、13.14・・・用トランジス
タ、15・曲・変圧器、16・曲・ダイオード、17・
・曲アイドルスイッチ、18・・・・・947回路、1
9・エリし−20・・・・・・比較器、21・・・・・
・機関本体、22・・曲成気管、23・・間スロットル
弁、24・・曲バイパス通路、25・・・・・・電磁弁

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 バッテリと、該バッテリの電力によって動作する火
    花放電用電源とプラズマ用電源とを備え、点火時期に火
    花放電用電源からの高電圧によって点火プラグに火花放
    電を行なわせ、かつプラズマ用電源のコンデンサに充電
    された電荷を上記火花放電に応じて放電させてプラズマ
    点火を行なうプラズマ点火装置において、アイドリング
    時に上記バッテリの蓄電量が低下したことを検出して信
    号を出力する第1の手段と、上記信号が与えられるとプ
    ラズマ用電源の機能を停止させる第2の手段とを備え、
    アイドリング時にバッテリの蓄電量が低下したときにプ
    ラズマ用電源を停止させ、火花放電用電源のみによって
    点火を行なわせることを特徴とする内燃機関のプラズマ
    点火装置。 2 上記第1の手段は、アイドリング状態が所定時間以
    上継続したときに、バッテリの蓄電量が低下したものと
    判定して信号を出力するものであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の内燃機関のプラズマ点火装置
    。 3 上記第1の手段は、アイドリング時にバッテリの端
    子電圧が所定値以下になったときに、バッテリの蓄電量
    が低下したものと判定して信号を出力するものであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の内燃機関の
    プラズマ点火装置。 4 バッテリと、該バッテリの電力によって動作する火
    花放電用電源とプラズマ用電源とを備え点火時期に火花
    放電用電源からの高電圧によって点火プラグに火花放電
    を行なわせ、かつプラズマ用電源のコンデンサに充電さ
    れた電荷を上記火花放電に応じて放電させてプラズマ点
    火を行なうプラズマ点火装置において、アイドリング時
    に上記バッテリの蓄電量が低下したことを検出して信号
    を出力する第1の手段と、上記信号が与えられるとプラ
    ズマ用電源の機能を停止させる第2の手段と、上記信号
    が与えられると内燃機関の回転速度を増加させる第3の
    手段とを備え、アイドリング時にバッテリの蓄電量が低
    下したときにプラズマ用電源を停止させると共に内燃機
    関の回転速度を増加させることを特徴とする内燃機関の
    プラズマ点火装置。 5 上記第3の手段は、内燃機関の吸気管のスロットル
    弁上流部と下流部とを連結するバイパス通路と、該バイ
    パス通路を開閉する電磁弁とからなり、上記第1の手段
    の信号によって上記電磁弁を開くことにより、吸入空気
    量を増加させて内燃機関の回転速度を増加させるもので
    あることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の内燃
    機関のプラズマ点火装置。
JP5360880A 1980-04-24 1980-04-24 内燃機関のプラズマ点火装置 Expired JPS5944504B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59203608A (ja) * 1983-02-12 1984-11-17 ガ−カ−エスエス・フオルシユングスツエントルム・ゲ−ストアハト・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 溶液分離装置
JPS61115103U (ja) * 1984-12-27 1986-07-21
JPS6257611A (ja) * 1985-09-06 1987-03-13 Sasakura Eng Co Ltd 透過膜式蒸溜装置
JPS631601U (ja) * 1986-06-20 1988-01-07

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58160556A (ja) * 1982-03-19 1983-09-24 Nissan Motor Co Ltd エンジンのプラズマ点火装置
JPS58202377A (ja) * 1982-05-19 1983-11-25 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の点火装置

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