JPS5944473A - 重力式着底構造物の施工方法 - Google Patents

重力式着底構造物の施工方法

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JPS5944473A
JPS5944473A JP15264482A JP15264482A JPS5944473A JP S5944473 A JPS5944473 A JP S5944473A JP 15264482 A JP15264482 A JP 15264482A JP 15264482 A JP15264482 A JP 15264482A JP S5944473 A JPS5944473 A JP S5944473A
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JP
Japan
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nonolast
tank
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water
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JP15264482A
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湯田坂 益利
伊藤 喜栄
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Taisei Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は重力式着底構造物の施工、方法に関するもので
ある。
近時、貯油プラットフォーム等の貯蔵庫を兼ね次重力式
着底構造物が各分野で利用されている。
従来の重力式着底構造物は第6図に示すように多数個の
単槽(、)から成る構造物体)を周囲の海水の侵水を防
止して海中に沈没して設置し、名車11(、)内に原油
(C)を貯蔵する構造であった。
そして単槽(、)内に貯蔵する原油(C)の払出しまた
け受は入れの際には注水または水抜きを行なう必要があ
った。
すなわち払出しの際には構造物(A)に作用する浮力の
増加を防止するため原油等の払出し量に相当する重量の
ノ々ラスト水(b)を単1(1(、)内に注入し、また
原油の受入れの際には逆にノ々ラスト水(b)を排水す
る必要があった。
ところが単槽(、)内のノ々ラスト水(b)は直接原油
(c)と接触するため汚染されてしまい、環境保全の観
点から汚染されたままのノ々ラスト水(b)を排水する
には問題がある。
そのためこのようなノ々ラスト水(b)を浄化して排水
するためには専用の処理施設が必要となりラン二//コ
ストが大きくなる。
ま之構造物は一般に超大型の構造体であるため、曳航や
沈設の際には大型の運搬船や起重機船を何隻も必要とし
ていた・ 本発明は以上の点を解消するためになされたもので、作
業の安全性が高く、低コストに施工できかつ環境汚染を
防止できる重力式着底構造物の施工方法を提供すること
を目的とする。
次に実施例について説明する。
〈1〉重力式着底構造物の構造 重力式着底構造物(1)(以下構造物という)は上下方
向に分離独立したノ々ラストタンク(2)と貯油タンク
(3)で構成する。
〈2〉ノ々ラストタンク /々ラストタンク(2)は中空の函体でありその内部に
函体の重蓋全増すためにノ々ラスト砂やノ々ラスト水等
のノ々ラスト材(4)を収納する函体である。
ノ々ラストタンク(2)の内部には帯状板を縦横に交叉
して形成する補強板(21)を設置する。
またノ々ラストタンク(2)は前述しfcJ:うにパラ
スト材(4)全収納する目的のタンクである九め、従来
タンクのよ・うに漏洩防正効果の高いPCコンクリート
で構成する必要はない。
〈3〉貯油タンク 貯油タンク(3)は原油やその他の液体、気体を専用に
貯蔵する気密性に優れたタンクである。
貯油タンク(3)の内部にはタンク(3)の補強と仕切
りを目的とした隔壁(31)を縦横に配置f L、タン
ク(3)内に多数の独立した分割槽(32)全形成する
貯油タンク(3)の独立した各分割槽(32)にはボン
ゾ装置を配置し分割槽(32)内の原油等の受入れ、払
出しを自由に行なえるよう構成する。
次に施工方法について説明する。
〈1〉構造物の製作 前記構造のノ々ラストタンク(2)と貯油タンク(3)
で構成する構造物(1)を陸上のドッグで別々に分離し
て形成する。
〈2〉構造物の組立て ノ々ラストタンク(2)と貯油タンク(3)を製作し友
らまず貯油タンク(3)を進水する。
貯油タンク(3)をクレーン等で支持しながらタンク(
3) K注水しである程度沈没させる。
次vcAラストタンク(2)を進水し、既に沈没させた
貯油タンク(3)の直上へ案内し、貯油タンク(3)゛
の排水を行ない貯油タンク(3)全浮上3− させる。
その結果浮上する貯油タンク(3)はノ々ラストタンク
(2)の下面と接触しノ々ラストタンク(2)をその上
に搭載した状態となる。
両タンク(2) (3)  の接面箇所はコンクリート
を打設して固定し一体構造の構造物(1)を形成する。
そしてノ々ラストタンク(2)の上面には生産設備、掘
削設備、居住設備を搭載するデツキ(6)全複数本の支
柱で支持して設置する。
このとき構造物(1)の最下部に位置する貯油タンク(
2)が大証の空気を保存して浮力を受けているので構造
物(1)は沈没することがない。
また以上のf′F−業は構造物(1)を製作したドック
の近傍で行なえるため、沖合いの洋上で組立てる場合に
比べて作業性が良い。
<3〉曳 航(第2図) 構造物(1)を組立てた後、引船を使用して現地まで曳
航する。
このとき貯油タンク(3) ?3には組立て時と同4一 様に大量の空気を保存して浮体構造化しているので構造
物(1)を吊り上げて支持する必要がなく、引船だけで
十分曳航が可能である。
そのため曳航費の低減を図ることができる。
〈4〉浚 渫 一方構造物(1)を据付ける現地では浚渫船を使用して
従来工法と同様に浚渫、整地作業を行なう。
〈5〉沈 設(第3図) 据付は現場へ構造物(1)を曳航したら、貯油タンク(
3)および/々ラストタンク(2)内に注水を行ないな
がら構造物(1) ′lr、少しずつ沈下させ所足の据
付は面に設置する。
〈6〉ノ々ラスト材の投入、埋戻し 構造物(1)を着底した後、/々ラストタンク(2)内
にはノ々ラスト砂、もしくは/?ラストスラグ等の29
ラスト材(4)t−投入する。
このとき例えば構造物(1)の周囲の砂をノ々ラスト材
(4)として利用する場合には陸上から運搬する手数が
省は経済的である。
ノ々ラスト材(4)の投入が完了したら次に構造物(1
)の周辺の埋戻し、洗掘防止工を行なう。
(第4図) 〈7〉貯油タンク内の排水作業 構造物(1)の据付けを完了したら貯油タンク(3)内
の水を全て排水する。
貯油タンク(3)内の水を排水しても貯油タンク(3)
に発生する浮力よりノ々ラストタンク(2)の自重が大
きいため貯油タンク(3)が空槽の際にも構造物(1)
は浮上しない。
なお構造物(1)はノ々ラスト材(4)を排出して浮上
させると谷筋に移動することができる。
次に構造物の運転について説明する。
〈1〉受入れ 前述のような工程で構造物(1)全設置したら空槽の貯
油タンク(3)の各分割槽(32)内に原油を貯蔵する
各分割槽(32)内に貯蔵された原油は従来のようにノ
々ラスト材(4)と接しないため良好な状態で貯蔵でき
る。
また貯油タンク(3)はパラストタンク(2)から独立
しているので原油の受入れの際にノ々ラストタンク(2
)内のノ々ラスト材(4)全従来のように外部へ排出す
る必要がなくなり、 その結果従来のようにノ々ラスト材(4)の排出KLる
水質汚染の心配がな(なった。
〈2〉払出し 原油の払出しの際には原油を払出した量に応じて構造物
(1) K作用する浮力が増加する訳だが、構造物(1
)を設置する際に貯油タンク(3)の空槽時の際の浮力
にも十分対抗できるようノ々ラストタンク(2)の重量
を決定しであるため構造物(1)が浮上する心配はない
〈3〉その他の実施例 (イ) 前記実施例はノ々ラスト材(4)全現地で充て
んする場合について説明したが、ドッグでノぐラストタ
ンク(2)を製作したら直ちにノ々ラスト材(4)ヲあ
らかじめ充てんしておき、浮体構造の貯油タンク(3)
に搭載して曳航し沈設することも可能で、ある。
一7= ドッグ内でノ々ラスト材(4)を充てんする場合にはパ
ラスト材(4)の運航費が節減できる。
ま友構造物(1)が超大型でノセラストタンク(2)内
の全或1こパラスト材ヲー関に充てんすると作業に支障
をきたすときはノ々ラストタンク(2)の172  程
度に例えばノ々ラストスラグ(4)を充てんして置き現
地で沈設の際にパラスト水(4)を注入して所定の重量
を確保することも可能である。
(ロ)以上の実施例はノ々ラスト材(4)全収納するノ
々ラストタンク(2)の下面に貯油タンク(3)を配置
した構造物(1) Kついて説明したが、貯油タンク(
3)全ノ々ラストタンク(2)の上面に配置して構成す
る構造物(5) i−採用することもできる。(第5図
) 構造物(5)を据付ける場合には前記実施例と同様にノ
々ラスト材(4)全現地で充てんするタイプとドッグ間
で先に充てんする2つのタイプに分類できる。
仲)−■ ノ々ラスト材全現地で充てんするタイプ8− このタイプは構造物(5)を曳航する際に空槽のノ々ラ
ストタンク(2)も貯油タンク(3)と同様に浮体構造
となるので大型の運搬船は不要である。
沈設工程は前記実施例と同様である。
本実施例のタイプの構造物(5)は貯油タンク(3)の
下面に重量物であるノ々ラストタンク(2)を配置する
ので構造物(5)の安定が良い。
(ロ)−■ ノ々ラスト材をドッグ内で充てんするタイ
プ このタイプはノ々ラストタンク(2)全製作する際にパ
ラスト材(4) ffi充てんできるので、不安定な海
上で充てんする場合に比べて充てん時の作業性が向上す
る。
またこのパラスト材(4)を充てん済みの構造物(5)
を曳航する隙には浮体構造を有する貯油タンク(3)が
浮力をうけるため前述の実施例と同様に引船だけで曳航
することができる。
本発明は以上説明したようになるので下記のような効果
を期待することができる。
〈イ〉構造物をノ々ラスト材を収納するノ々ラストタン
クと原油等を貯蔵する貯油タンクに分離独立して形成し
たことにエル1貯油タンクまた貯油タンクとノ々ラスト
タンクが浮体構造となるので、曳航の際従来の匁つな大
型の運搬船は不要となり、引船だけで十分曳航すること
ができ運航費の節減が図れる。
く口〉構造物はドッグ内でほぼすべての製作を完了し、
現地まで曳航して据付けるだけである。
従って作業性が向上し工期を大幅に短縮することができ
る。
〈ノー>構造物を沈設する際、構造物が重力式なので大
型の起重機船が不要となり、据伺は費の節減も可能とな
る。
ぐつ構造物内に収納するノ々ラスト材全排出すると構造
物は容易に浮上しやすくなり、そのため構造物の移設が
可能となる。
特に構造物を回収して再利用できるので経済的である。
ぐシ構造゛物を貯油タンクとノ々ラストタンクに独立さ
せたことにより原油とノ々ラスト材が接触することはな
い。
従って原油の受入れ、払出しの際にノ々ラスト材の出し
入れが不要となり環境汚染の心配がなくなった。
ぐS) /eラスト材の出し入れが不要となったことに
エフ従来の工うな汚水を浄化する処理施設が不要となり
ランニングコストが低減する。
〈ト〉構造物の上方にノ々ラストタンクを配置すると、
貯油タンクは構造物の基礎を構成するとともにそのまま
で大容量の貯蔵タンクとして使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図:構造物の部分断面説明図、 第2〜4図:施工時の説明図、 第5図:その他の実施例の説明図、 第6図:従来例の説明図、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 上下方向に分離可能な貯由タンクとノ々ラストタンクに
    工って構造物を作成し、 少なくとも一方のタンクを浮体構造として水上を曳航し
    友後、 栴造物内に注水して沈設する。 重力式着底構造物の施工方法。
JP15264482A 1982-09-03 1982-09-03 重力式着底構造物の施工方法 Granted JPS5944473A (ja)

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JPS5944473A true JPS5944473A (ja) 1984-03-12
JPH036306B2 JPH036306B2 (ja) 1991-01-29

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63195055U (ja) * 1987-06-01 1988-12-15

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51145013A (en) * 1975-06-10 1976-12-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Construction method of tank yard
JPS5211632A (en) * 1975-07-16 1977-01-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Method of construction and operation of plants

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