JPS58101914A - 貯油タンク付プラツトフオ−ム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は貯油タンク付プラットフォーム、特に海上での
石油採掘に用いる貯油タンク付重力式ブックトフオーム
に関するものである。

従来貯油タンク付重力式プラクドアオームとしては種々
のもＯがあるが、その何れもその貯油タンクが油水置換
蓋のｔのである。

油水置換蓋とは、貯油タンク内の油量の高さを常に一定
に保つ為に、貯油りｙり下部に海水食入れてお亀タンク
内の油量が増えれば油の下の海水を排出し逆に油量が滅
れば水量を増やすｇｏ事である。

このような油水置換蓋ではタンク内から排出される海水
は通常油分を含んでいる。日本ではこの排水の油分濃度
は１０ｐｐｓｍ以下に規制されている。この様な油分濃
度で排出するにはプラットフォームに膨大なオイルセパ
レーターを設備する必要がＴｏシ、不経済となる。

又日本近海、中国沿岸の油はワックス分を多く含んでい
るので、油水置換蓋では油と水の境界面に同化現象が発
生する。このｗＡ化現象を解決する唯一の方法は、油を
６０℃〜７００に加温する事であるが、これには膨大な
装置管必要とし経済的ではない。

さらに、油水境界面付近に、互の混合によるエマルジ曹
ンが発生し、又、油水境界面上にはスラッジが堆積する
。これらは、タンクの運転に支承會Ｉｉ九す。

以上の理由によシ、油水饋換薯が許されない場合には油
のみを入れる貯油タンクを用い、従って油を払い出した
時、貯油タンクが空になる状態を考えてプラットフォー
ムを設計しなければならない。

ここで問題になるのは、建設基地で建造され九プラット
フォームはなるぺ〈小さな吃水の薄体として現地へ曳航
、設置できるのが好ましく、据付は完了後は、九とえ貯
油タンク内が空になっても浮かんでは仁ないという二律
背反の現実である。

これを解決する為に、従来のプラットフォームでは、設
置に伴ってカウンターウェイトとして余分のパラストを
現場打コンクリートによシあるいは石材または鉱石等を
充填することによって形成していた。この場合貯油タン
クが空になっても地震力に対する必要な水平抵抗力を有
するようにする必要があった〇 又日本近海の設置場所は概ね軟弱地盤であ〕、かつ吃水
に制限がある場合が多い。即ち建造場所が日本の場合、
吃水はドック、港、航路の水深から−１０１１乃至−１
１１１１に限定され、曳航途中の水深、据付場所の水深
も−ＳＯＷに限定されてしまう。この吃水側＠に対地す
る為には、プラットフォームの浮力を増す必要があるが
、軟弱地盤対策としてプラットフォームの下にスカート
を設けた場合、従来型のプラットフォームでは本体形状
に大きな制約を受ける欠点がある。

従ってこのような場合、従来においてはドック内でプラ
ットフォームの本体コンクリートの一部分のみを構鍋し
、洋上に曳き出し、水深の充分にある洋上に　ｌＩ’ｌ
して残）の本体を構鶴するという様な方法によっていた
。然し壜からこのような方法は、工期、工費の点で不利
益を有する。

更に貯油タンクが空になった状態では、隣のバラストタ
ンクとの間に大きな水圧差が作用し、全体としても外圧
容器となる為、部材厚を大暑くしなければならず不経済
となり、又その為に吃水を大きくなシ更に不利となる。

本発明の貯油タンク付プラットフォームは上記の欠点を
除くようにしたｔのであって、上部本体と、下部本体と
、前記上部本体と下部本体を連結する脚と、この脚によ
って上下に案内されるよう前記上部本体と下部本体間に
配置した貯油タンクと、この貯油タンクを前記下部本体
く着脱−在に取り付ける機構とよ構成ることを特徴とす
る。

以下図面によって零発Ｉｊ１の実施例を説明する。

図中１はその上部に例えば掘削設備、デツキ、各種啼ジ
エール等を載置する為のプラットフォームの上部本体、
雪は下部本体、３は前記上部本体１と下部本体２間を連
結する胛、４は貯油タンクを示し、本発明においては貯
油タンク４に前記脚３を挿通する貫通孔５を形成しこの
貫通孔５に前記脚３を挿通して貯油タンク４が前記脚３
を支柱として上部本体１と下部本体２間で上下動自在な
らしめると共に、貯油タンク４を下部本体２に連結する
為のボルト、ナツト等よ構成る連結機構（図示せず）を
用い前記貯油タンク４を下部本体２に固定し得るように
する。

尚必要に応じて脚３と貯油タンク４の貫通孔Ｓ間には貯
油タンク４の滑動を助けるため第３図に示すように貯油
タンク４の上下動に応じて回転する回転クツシ璽ン部材
６を介在せしめる。

本発明プラットフォームは上記のような構成であるから
プラットフォーム曳航時第４図に示すように下部本体２
に空の貯油タンク４を前記連結機構によって固定、せし
めこれｔフロートとして用いれば十分述浮力を得ること
ができ、従ってプラットフォームにデツキ、各種モジュ
ール等を搭載したま＼で曳航することが可能となる０ 又プラットフォームの据付時には第５図に示すように貯
油タンク４内に注水してこれをバラストタンクとして利
用することができる〇プラットフォームの据付後、貯油
タンク４と下部本体２との結合は解除され、排水によシ
第３図の状態に安定する。

尚本発明プラットフォームに用いる貯油タンク４は現地
の水深、貯油量等の条件によって鋼製あるいは＝７クリ
ート製で製作でき、又内部を二重壁で仕切シ、外部に水
、内部圧油を貯めるようにする事により、万一の事故に
よる油の流失を防止すると共に、暴風時にはタンクを沈
めて、波力、風力の軽減を図る構造とする事も可能であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明プラットフォームの説明用正面図、第２
図はその稼動時の斜視図、ｔｓａ＠ｌは回転２７７１７
部材の説明用平面図、第４図は本発明ブックトフォーム
Ｏ曳航時の説明図、第５図はその据付時の説明図である
。 １・・・上部本体、２・・・下部本体、３・・・脚、５
・・・貫通孔、６・・・回転クッシ曹ン部材。 ＋１０ ＋２圓

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （簾）　　上部本体と、下部本体と、前記上部本体と下
   部本体を連結する脚と、この脚によって上下に案内され
   るよう前記上部本体と下部本体間に配置した貯油タンク
   と、こＯ貯油タンクを前記下部本体に着脱自在に１＃ｔ
   ！Ｄ付ける機構とよ構成ることを特徴とする貯油タンク
   付プラクドアオームＯ