JPS5944434B2 - ポリアミド繊維の処理方法 - Google Patents
ポリアミド繊維の処理方法Info
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- JPS5944434B2 JPS5944434B2 JP54031056A JP3105679A JPS5944434B2 JP S5944434 B2 JPS5944434 B2 JP S5944434B2 JP 54031056 A JP54031056 A JP 54031056A JP 3105679 A JP3105679 A JP 3105679A JP S5944434 B2 JPS5944434 B2 JP S5944434B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ポリアミド繊維染色物の耐光堅牢度向上処理
方法に関するものである。
方法に関するものである。
ポリアミド繊維は、酸性染料、分散染料、反応分散染料
、アゾイック染料、建染染料等によって染色されるが、
厳しい耐光堅牢度を要求される用途に対して充分満足す
ることができない現状にある。
、アゾイック染料、建染染料等によって染色されるが、
厳しい耐光堅牢度を要求される用途に対して充分満足す
ることができない現状にある。
例えば、車輛内装(カーシート、カーマット等)の場合
、耐光堅牢度の要求は強く、従来フェードメーターで6
3℃、100時間照射でグレースケール3級以上の耐光
堅牢度が要求され、これに対し、耐光堅牢性の最も高い
染料部属である含金属染料を使用して染色されていた。
、耐光堅牢度の要求は強く、従来フェードメーターで6
3℃、100時間照射でグレースケール3級以上の耐光
堅牢度が要求され、これに対し、耐光堅牢性の最も高い
染料部属である含金属染料を使用して染色されていた。
しかし、屋外で強い日光曝露を長時間うけた場合上記規
格に合格しているものでも変退色が起り、クレームが発
生することがあるため、更に厳しい耐光堅牢度が要求さ
れ、例えばフェードメーターを用い、ウレタンホームを
裏張りした状態で、83°C100時間照射下、グレー
スケール3級以上の耐光堅牢度を満足することが求めら
れている。
格に合格しているものでも変退色が起り、クレームが発
生することがあるため、更に厳しい耐光堅牢度が要求さ
れ、例えばフェードメーターを用い、ウレタンホームを
裏張りした状態で、83°C100時間照射下、グレー
スケール3級以上の耐光堅牢度を満足することが求めら
れている。
かかる状況において、ポリアミド繊維を含金属染料で染
色した染色物では、特に淡色系染色物の場合全く対応で
きない現状にある。
色した染色物では、特に淡色系染色物の場合全く対応で
きない現状にある。
本発明者等は、かかる従来の欠点を解消すべく鋭意検討
を重ねた結果、ポリアミド繊維を含金属染料で染色する
と共に銅イオン化合物含有処理剤で処理することによっ
て、著しく耐光堅牢度の改良されたポリアミド繊維染色
物が得られることを見出し、本発明に到達したものであ
る。
を重ねた結果、ポリアミド繊維を含金属染料で染色する
と共に銅イオン化合物含有処理剤で処理することによっ
て、著しく耐光堅牢度の改良されたポリアミド繊維染色
物が得られることを見出し、本発明に到達したものであ
る。
即ち、本発明は、ポリアミド繊維を含金属染料で染色す
るに際し、銅イオン化合物含有処理剤で処理することを
特徴とするポリアミド繊維染色物の耐光堅牢度向上処理
方法である。
るに際し、銅イオン化合物含有処理剤で処理することを
特徴とするポリアミド繊維染色物の耐光堅牢度向上処理
方法である。
本発明におけるポリアミド繊維は、ナイロン6繊維、ナ
イロン66繊維、芳香族ポリアミド繊維等の、主として
アミド結合により構成されている重合体繊維を意味し、
若干の第3成分を共重合させたもの、又は若干の他の重
合体を混合させたものも含むものである。
イロン66繊維、芳香族ポリアミド繊維等の、主として
アミド結合により構成されている重合体繊維を意味し、
若干の第3成分を共重合させたもの、又は若干の他の重
合体を混合させたものも含むものである。
本発明において、ポリアミド繊維の染色に用いる含金属
染料としては、 C,I、アシッド イエロー98゜ C,1,アシッド オレンジ74゜ C,1,アシッド レッド180゜ C,1,アシッド レッド184゜ C,I、アシッド レッド186゜ C81,アシッド レッド198゜ C,1,アシッド ブルー158゜ C,1,アシッド ブルー161等のような1:1型金
属染料 C,I、アシッド イエロー114゜ C,I、アシッド オレンジ85゜ C,1,アシッド レッド211゜ C,1,アシッド レッド75゜ C,1,アシ、ラド レッド209゜ C,1,アシッド ブルー170゜ C,1,アシッド ブルー171゜ C01,アシッド グリーン43゜ C,1,アシッド ブラウン227等のような1:2型
含金属染料をあげることができる。
染料としては、 C,I、アシッド イエロー98゜ C,1,アシッド オレンジ74゜ C,1,アシッド レッド180゜ C,1,アシッド レッド184゜ C,I、アシッド レッド186゜ C81,アシッド レッド198゜ C,1,アシッド ブルー158゜ C,1,アシッド ブルー161等のような1:1型金
属染料 C,I、アシッド イエロー114゜ C,I、アシッド オレンジ85゜ C,1,アシッド レッド211゜ C,1,アシッド レッド75゜ C,1,アシ、ラド レッド209゜ C,1,アシッド ブルー170゜ C,1,アシッド ブルー171゜ C01,アシッド グリーン43゜ C,1,アシッド ブラウン227等のような1:2型
含金属染料をあげることができる。
1:1型金属染料は、吸尽が低く、マイグレーション性
があるため、ポリアミド繊維への適用はごく限られた範
囲となり、1:2型金属染料が専ら使用される。
があるため、ポリアミド繊維への適用はごく限られた範
囲となり、1:2型金属染料が専ら使用される。
本発明において用いる銅イオン化合物としては、蟻酸銅
、酢酸銅、シュウ酸銅等の有機酸の銅塩。
、酢酸銅、シュウ酸銅等の有機酸の銅塩。
硫酸銅、硝酸銅等の無機酸の銅塩をあげることができる
。
。
ポリアミド繊維を処理するに際しては、これら銅イオン
化合物のみからなる処理剤で処理する方法及び、これら
銅イオン化合物ポリアミン系化合物、ジシアンジアミド
系化合物、及びカチオン系樹脂化合物からなる群より選
ばれた、一つ以上の化合物を混用した処理剤で処理する
方法により、本発明の目的を達することができる。
化合物のみからなる処理剤で処理する方法及び、これら
銅イオン化合物ポリアミン系化合物、ジシアンジアミド
系化合物、及びカチオン系樹脂化合物からなる群より選
ばれた、一つ以上の化合物を混用した処理剤で処理する
方法により、本発明の目的を達することができる。
後者の方法は、前者の方法に比較して、得られる初期の
耐光堅牢度の向上効果に、はとんど差は認められないが
、得られた染色物の洗濯による耐光堅牢度低下が小さく
耐洗濯性が要求される製品に対しては、後者の方法がよ
り好ましい方法である。
耐光堅牢度の向上効果に、はとんど差は認められないが
、得られた染色物の洗濯による耐光堅牢度低下が小さく
耐洗濯性が要求される製品に対しては、後者の方法がよ
り好ましい方法である。
ポリアミン系化合物としては、ペンタメチル−ジエチレ
ントリアミンと、ビス−2−クロルエチルエーテルとを
混合加熱して得た生成物を例示することができる。
ントリアミンと、ビス−2−クロルエチルエーテルとを
混合加熱して得た生成物を例示することができる。
ジシアンジアミド系化合物としては、ジシアンジアミド
、尿素、アンモニウム塩とホルマリンの縮合生成物をあ
げることができる。
、尿素、アンモニウム塩とホルマリンの縮合生成物をあ
げることができる。
又カチオン樹脂系化合物としては、トルイジンとホルマ
リンの反応生成物、有機塩基とグリセリンジクロルヒド
リンの縮合物等を例示することができる。
リンの反応生成物、有機塩基とグリセリンジクロルヒド
リンの縮合物等を例示することができる。
更にポリアミン系とジシアンジアミド系の両成分を含む
化合物、例えばジエチレントリアミン、ジシアンジアミ
ド、ホルマリンの三者の縮合物が、本発明の範ちゅうに
含まれるものであることは、いうまでもない。
化合物、例えばジエチレントリアミン、ジシアンジアミ
ド、ホルマリンの三者の縮合物が、本発明の範ちゅうに
含まれるものであることは、いうまでもない。
又処理剤には必要に応じて 水剤、帯電防止剤、難燃剤
、柔軟剤等を添加することもできる。
、柔軟剤等を添加することもできる。
これらの処理剤によるポリアミド繊維の処理は、染色と
同時に行ってもよく、染色前又は、染色後に行ってもよ
い。
同時に行ってもよく、染色前又は、染色後に行ってもよ
い。
染浴中に処理剤を添加して、染色と同時に銅イオン化合
物で処理する場合は、染浴の安定性を阻害したり、色が
変ったりしないように染料と処理剤との組み合せに注意
する必要がある。
物で処理する場合は、染浴の安定性を阻害したり、色が
変ったりしないように染料と処理剤との組み合せに注意
する必要がある。
染色前に処理剤で処理する場合は、染色斑が発生するお
それが多分にあるので、染色と同時、又は、染色後に処
理する方が好ましい。
それが多分にあるので、染色と同時、又は、染色後に処
理する方が好ましい。
染色後に処理する方法として、吸尽処理、及び熱固着処
理の2方法があり、吸尽処理方法きしては、ポリアミド
繊維の染色後の染浴もしくは、新たに準備された浴中に
、前記処理剤を添加し、常温から115℃、好ましくは
、40℃から95℃の温度範囲で浸漬処理する。
理の2方法があり、吸尽処理方法きしては、ポリアミド
繊維の染色後の染浴もしくは、新たに準備された浴中に
、前記処理剤を添加し、常温から115℃、好ましくは
、40℃から95℃の温度範囲で浸漬処理する。
処理時間は、処理温度との関係で好ましい範囲に設定さ
れるが一般には10〜30分間処理される。
れるが一般には10〜30分間処理される。
熱固着処理としては、染色後のポリアミド繊維に例えば
パッド方式、又はスプレ一方式により処理剤水溶液を付
与した後、乾熱もしくは、スチームにより処理剤を繊維
中に固着する方法であり、処理条件としては、例えば、
乾熱の場合、90℃〜180℃で、03〜20分間、ス
チームの場合、100℃〜160℃で、03〜20分間
処理される。
パッド方式、又はスプレ一方式により処理剤水溶液を付
与した後、乾熱もしくは、スチームにより処理剤を繊維
中に固着する方法であり、処理条件としては、例えば、
乾熱の場合、90℃〜180℃で、03〜20分間、ス
チームの場合、100℃〜160℃で、03〜20分間
処理される。
ポリアミド繊維に対する銅イオン処理剤の使用量は、0
.1〜10%o、w、f、、好ましくは、1〜6%o、
w、f、が通常用いられ、銅使用量にするさ、0.00
1〜0.5%o、w、f、 (好ましくは、0.01〜
0.3 % o、w、f 、 )である。
.1〜10%o、w、f、、好ましくは、1〜6%o、
w、f、が通常用いられ、銅使用量にするさ、0.00
1〜0.5%o、w、f、 (好ましくは、0.01〜
0.3 % o、w、f 、 )である。
処理剤(銅イオン)の使用量が少なくなると、耐光染色
堅牢性向上の効果が少なくなり、一方使用量が多くなり
すぎると、染色繊維の色がくすんでくる等の問題が生じ
てくる。
堅牢性向上の効果が少なくなり、一方使用量が多くなり
すぎると、染色繊維の色がくすんでくる等の問題が生じ
てくる。
ポリアミド繊維の染色及び、本発明の処理は、短繊維、
長繊維等の繊維の状態で行ってもよく、又布帛、製品の
状態で行ってもよい。
長繊維等の繊維の状態で行ってもよく、又布帛、製品の
状態で行ってもよい。
本発明において、ポリアミド繊維を含金属染料で染色す
るに際し、銅イオン化合物含有処理剤で処理することに
より、染色物の耐光染色堅牢性が著しく向上する理由は
、現在のところ不明である。
るに際し、銅イオン化合物含有処理剤で処理することに
より、染色物の耐光染色堅牢性が著しく向上する理由は
、現在のところ不明である。
レーヨン、木綿等を直接染料で染色した後、硫酸銅水溶
液で処理すると、染色物の日光堅牢度が向上することは
、従来から知られているが、これは直接染料と銅イオン
とが、錯塩を形成することによるものであり、すでに金
属錯塩を形成していて、更に金属錯塩を形成する余地の
ないポリアミド繊維用含金属染料(直接染料は含まれな
い)を用いる本発明の場合において、銅イオン化合物の
処理により耐光染色堅牢性が顕著に向上することは、驚
くべきことであり、上記直接染料の耐光堅牢度向上とは
まったく別の機構によるものであることは明らかである
。
液で処理すると、染色物の日光堅牢度が向上することは
、従来から知られているが、これは直接染料と銅イオン
とが、錯塩を形成することによるものであり、すでに金
属錯塩を形成していて、更に金属錯塩を形成する余地の
ないポリアミド繊維用含金属染料(直接染料は含まれな
い)を用いる本発明の場合において、銅イオン化合物の
処理により耐光染色堅牢性が顕著に向上することは、驚
くべきことであり、上記直接染料の耐光堅牢度向上とは
まったく別の機構によるものであることは明らかである
。
おそらく、ポリアミド繊維と含金属染料と銅イオン化合
物との相乗作用によるものと思われる。
物との相乗作用によるものと思われる。
ポリアミン系化合物、ジシアンジアミド系化合物又は、
カチオン系樹脂化合物は、易酸化性の化合物であり、み
ずから酸化することにより染料の酸化分解を防止すると
共に、銅イオンと錯体を形成し、吸着された銅イオンの
洗濯等による脱落を防止するものと推察される。
カチオン系樹脂化合物は、易酸化性の化合物であり、み
ずから酸化することにより染料の酸化分解を防止すると
共に、銅イオンと錯体を形成し、吸着された銅イオンの
洗濯等による脱落を防止するものと推察される。
これら一連の処理は、銅化合物を含有するポリアミド繊
維に対して行った場合に、耐光堅牢性向上の効果が一段
と大きくなる。
維に対して行った場合に、耐光堅牢性向上の効果が一段
と大きくなる。
以上の如く、本発明によれば、ポリアミド繊維の物性、
風合を変えることなく、耐光染色堅牢性を著しく向上さ
せることができたものであり、その効果は極めて太きい
。
風合を変えることなく、耐光染色堅牢性を著しく向上さ
せることができたものであり、その効果は極めて太きい
。
以下、実施例をあげて本発明を詳述するが、該例中でい
う「耐光堅牢度」は、次の方法により測定し、評価した
ものである。
う「耐光堅牢度」は、次の方法により測定し、評価した
ものである。
即ち、約50wrrL×約200rrrmのサンプルの
裏側に厚さ10mのウレタンホームを貼り、フェードメ
ーターに装着し、ブラックパネル温度を83℃±2℃に
設定して、100時間照射を行う。
裏側に厚さ10mのウレタンホームを貼り、フェードメ
ーターに装着し、ブラックパネル温度を83℃±2℃に
設定して、100時間照射を行う。
照射後のサンプルについて、グレースケールを基準にし
て視覚による比較評価を行い、1〜5級に等級づけする
。
て視覚による比較評価を行い、1〜5級に等級づけする
。
等級が高いほど耐光堅牢度が良いことを示し、車輛内装
用に用いる場合は、通常3級以上あることが要求されて
いる。
用に用いる場合は、通常3級以上あることが要求されて
いる。
実施例 1
ポリ−ε−カプロアミドチップを紡糸、延伸して得られ
たポリアミド繊維(70de/ 16 fil)を用い
て、トリコット起毛品を作り、これを第1表に示す染色
条件で染色し、引続き、第2表に示す条件で処理を行っ
た。
たポリアミド繊維(70de/ 16 fil)を用い
て、トリコット起毛品を作り、これを第1表に示す染色
条件で染色し、引続き、第2表に示す条件で処理を行っ
た。
第 1 表
(a) 含金属染料 ベージュ
(b) 染色方法 浸 染(ビーム)(c)染色温
度 100℃ (d) 染色時間 45分 (e) 浴 比 1:30 (f) 染色助剤 非イオン活性剤 2%o0w、
f。
度 100℃ (d) 染色時間 45分 (e) 浴 比 1:30 (f) 染色助剤 非イオン活性剤 2%o0w、
f。
(g) PH調整剤 硫酸アンモニウム 11/を第
2 表 (h) 処理方法 銅イオン化合物を含む温水(又
は熱水)に浸漬 (i) 処理温度 80℃ (J)処理時間 20分 (k) 銅化合物濃度(銅換算量) 0.1tl)
oow、f。
2 表 (h) 処理方法 銅イオン化合物を含む温水(又
は熱水)に浸漬 (i) 処理温度 80℃ (J)処理時間 20分 (k) 銅化合物濃度(銅換算量) 0.1tl)
oow、f。
(イ)銅イオン化合物の含有処理剤
〔t−1] 酢酸銅含有
〔t−2] 蟻酸銅含有
〔t−31プロピオン酸銅含有
〔t−41修酸銅含有
〔t−5〕 マレイン酸銅含有
〔t−6〕 硫酸鋼含有
〔t−7〕 臭化第2銅含有
〔t−8〕 硝酸第2銅含有
以上の如くして得た、染色処理布を通常の方法によりソ
ーピング、水洗、乾燥し、その耐光堅牢度を測定した所
、第3表に示す如き結果が得られた。
ーピング、水洗、乾燥し、その耐光堅牢度を測定した所
、第3表に示す如き結果が得られた。
該表から銅イオン化合物含有処理剤と含金属染料との併
用の場合に限ってのみ、ポリアミド繊維の耐光堅牢度が
格段に改良されることがわかる。
用の場合に限ってのみ、ポリアミド繊維の耐光堅牢度が
格段に改良されることがわかる。
第 3 表
実験5銅イオン含有処理剤 染色布の
〔第2表〕 耐光堅牢度
17−14級
2 t−24級
3t−34級
4t−44級
57−53〜4級
実験エ 銅イオン含有処理剤染色布の〔第2表〕
耐光堅牢度 6t−64級 7 t−74級 8t−84級 銅イオン化合物を添 1 級 9(比較例) ヵ。
耐光堅牢度 6t−64級 7 t−74級 8t−84級 銅イオン化合物を添 1 級 9(比較例) ヵ。
1ず81 銅イオン化合物を添 1 級10(比
較例) カD1ず ※2 11(比較例)7−11 級 ※1 含金属染料の代りに下記の酸性染料のみを使用し
て染色した。
較例) カD1ず ※2 11(比較例)7−11 級 ※1 含金属染料の代りに下記の酸性染料のみを使用し
て染色した。
ベージュ色
※2含金属染料の代りに上記の酸性染料を使用して染色
し、銅イオン化合物含有処理 剤としてt−1を用いて処理した。
し、銅イオン化合物含有処理 剤としてt−1を用いて処理した。
実施例 2
実施例1で用いたポリ−ε−カプロラクタムの代りに、
ポリ−ε−カプロラクタム100部に、沃化銀を0.9
部(重量)添加したチップを用いる以外、実施例1と同
様の操作を行って、トリコット起毛品を得た。
ポリ−ε−カプロラクタム100部に、沃化銀を0.9
部(重量)添加したチップを用いる以外、実施例1と同
様の操作を行って、トリコット起毛品を得た。
この編地を実施例1の実験A1゜9、及び10に準じて
染色した結果を第4表に示す。
染色した結果を第4表に示す。
該表から繊維中に銅が含まれている場合、耐光堅牢度が
更に改良されることがわかる。
更に改良されることがわかる。
第 4 表
実験屋 処理方式 耐光堅牢度
12 実験16.1 4〜5級13(比較例
) 〃馬9 3級 14(比較例) 〃A10 1〜2級 実施例 3 実施例1において、銅イオン化合物含有処理剤として、
第5表に示すものを用いる以外、実施例1と同様に染色
した結果を、第6表に示す。
) 〃馬9 3級 14(比較例) 〃A10 1〜2級 実施例 3 実施例1において、銅イオン化合物含有処理剤として、
第5表に示すものを用いる以外、実施例1と同様に染色
した結果を、第6表に示す。
尚、洗濯後の耐光堅牢度は、JISL−0844−73
(A−2法)により5回洗濯後の堅牢度を示す。
(A−2法)により5回洗濯後の堅牢度を示す。
第5表
t−9トリエチレンテトラミンとビス−2−クロルエチ
ルエーテルをアンモニア水 の存在下に加熱して得た縮合物の20 係水溶液に、酢酸銅を添加混合した処 理剤(銅換算含有量2.5係) A−10トリエチレンテトラミンとジシアンジアミドを
加熱して得られた反応物の 20係水溶液に酢酸銅を添加した処理 剤(銅換算含有量2.5係) t−11P−t−ルイジンとホルムアルデヒドを加熱縮
合して得られたカチオン樹脂の 10%水溶液に酢酸1添加した処理剤 (銅換算量2.5%) 第 6 表 耐光堅牢度 実験属調4−A−7処理上り 洗濯後 含有処理剤 初 期 15t−94級 4級 16t−104級 4級 17t−114級 4級 1t−14級 2〜3級 上記のt−9〜t−11は、何れもt−1に比し、洗濯
後の堅牢度が良好である。
ルエーテルをアンモニア水 の存在下に加熱して得た縮合物の20 係水溶液に、酢酸銅を添加混合した処 理剤(銅換算含有量2.5係) A−10トリエチレンテトラミンとジシアンジアミドを
加熱して得られた反応物の 20係水溶液に酢酸銅を添加した処理 剤(銅換算含有量2.5係) t−11P−t−ルイジンとホルムアルデヒドを加熱縮
合して得られたカチオン樹脂の 10%水溶液に酢酸1添加した処理剤 (銅換算量2.5%) 第 6 表 耐光堅牢度 実験属調4−A−7処理上り 洗濯後 含有処理剤 初 期 15t−94級 4級 16t−104級 4級 17t−114級 4級 1t−14級 2〜3級 上記のt−9〜t−11は、何れもt−1に比し、洗濯
後の堅牢度が良好である。
このことは、洗濯による銅イオンの脱落が樹脂成分によ
り防止されたことを示すものである。
り防止されたことを示すものである。
実施例 4
ポリ−ε−カプロアミドチップを紡糸、延伸して得られ
た繊維(1600de/68fil )を用いて、特公
昭47−17408号公報に示された熱風ラスラン法に
より、ループの熱固定、及びドラフトにより開繊処理を
行い、三次元のランダムな捲縮波形を有するカーマット
用捲縮糸とし、この捲縮糸をポリプロピレン基布にマッ
ト(目付350′?/i)t、て、ループ状布帛を得た
。
た繊維(1600de/68fil )を用いて、特公
昭47−17408号公報に示された熱風ラスラン法に
より、ループの熱固定、及びドラフトにより開繊処理を
行い、三次元のランダムな捲縮波形を有するカーマット
用捲縮糸とし、この捲縮糸をポリプロピレン基布にマッ
ト(目付350′?/i)t、て、ループ状布帛を得た
。
この布帛を第7表に示す染色条件で染色した後、更に第
8表に示す条件で銅イオンの吸尽処理を行った。
8表に示す条件で銅イオンの吸尽処理を行った。
第 7 表
(ハ)染色機 ウィンス染色機
(n)染色温度 95℃
(0) 染色時間 60分
(p) 染 料 グレー色
(q) PH調整剤 硫酸アンモニウム 11/1(
r) 助 剤 非イオン活性剤 1 ′?/1第
8 表 (s)処理方法 スプレー法 (1) 処理温度 100℃スチーム(u) 処
理時間 10分 (V)処理剤 銅イオン化合物を0.2係含有する水
溶液 処理剤 実施例1のt−1 〃t−2 〃t−6 実施例3のt−9 ul、−10 et−11 (w) 処理剤付着量(糸量換算) 4係o、w、f
。
r) 助 剤 非イオン活性剤 1 ′?/1第
8 表 (s)処理方法 スプレー法 (1) 処理温度 100℃スチーム(u) 処
理時間 10分 (V)処理剤 銅イオン化合物を0.2係含有する水
溶液 処理剤 実施例1のt−1 〃t−2 〃t−6 実施例3のt−9 ul、−10 et−11 (w) 処理剤付着量(糸量換算) 4係o、w、f
。
以上の如くして得た染色パイル布の耐光堅牢度は、第9
表に示す通りであり、酸性染料単独乃至は、含金属染料
単独の場合に比べて、格段に優れた耐光堅牢度を有する
ことがわかる。
表に示す通りであり、酸性染料単独乃至は、含金属染料
単独の場合に比べて、格段に優れた耐光堅牢度を有する
ことがわかる。
第 9 表
実験屋 処 理剤 耐光堅牢度
18t−14級
銅イオン化合物 1 級
19(比較例) を添カOeず
20 t−24級
21 t−64級
22 t−94級
23t−104級
241−114級
※3
25(比較例) t −91〜2級※4
銅イオン化合物 □ 級 26(比較例) や添ヵ。
銅イオン化合物 □ 級 26(比較例) や添ヵ。
おす※3 含金属染料の代りに以下の酸性染料を用い、
且つt−9を併用した場合 グレー色
且つt−9を併用した場合 グレー色
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリアミド繊維を含金属染料で染色するに際し、銅
イオン化合物含有処理剤で処理することを特徴とする耐
光性染色ポリアミド繊維の処理方法。 2 ポリアミド繊維が、銅化合物を含有する特許請求の
範囲第1項記載の方法。 3 銅イオン化合物が、有機酸の銅塩である特許請求の
範囲第1項、又は第2項記載の方法。 4 銅イオン化合物が、無機酸の銅塩である特許請求の
範囲第1項、又は第2項記載の方法。 5 処理剤がポリアミン系化合物、 ジシアンジアミド
系化合物及び、カチオン系樹脂化合物よりなる群から選
ばれた一つ以上の化合物と銅イオン化合物とを含む特許
請求の範囲第1項、又は第2項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54031056A JPS5944434B2 (ja) | 1979-03-19 | 1979-03-19 | ポリアミド繊維の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54031056A JPS5944434B2 (ja) | 1979-03-19 | 1979-03-19 | ポリアミド繊維の処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55128085A JPS55128085A (en) | 1980-10-03 |
JPS5944434B2 true JPS5944434B2 (ja) | 1984-10-29 |
Family
ID=12320817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54031056A Expired JPS5944434B2 (ja) | 1979-03-19 | 1979-03-19 | ポリアミド繊維の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5944434B2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-19 JP JP54031056A patent/JPS5944434B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55128085A (en) | 1980-10-03 |
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