JPS5944349A - カルバミン酸クロライドの製造方法 - Google Patents

カルバミン酸クロライドの製造方法

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JPS5944349A
JPS5944349A JP57155115A JP15511582A JPS5944349A JP S5944349 A JPS5944349 A JP S5944349A JP 57155115 A JP57155115 A JP 57155115A JP 15511582 A JP15511582 A JP 15511582A JP S5944349 A JPS5944349 A JP S5944349A
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chloride
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acid
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Koji Hashimoto
幸司 橋本
Masayoshi Miyauchi
宮内 正嘉
Takashi Kaneko
隆 金子
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Teijin Ltd
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Teijin Chemicals Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明+1、カルバミン酸クロライドの刺造方θ−にi
入りj−1更に肝しくけカルホールクロライドと第2級
アミンとの反応にJ−2)+ −・般式で表わされるノ
Jルバミン醪’) r−+−ンイドを製造する方法に門
する。
亀2級アミンから誘導さチしろカル・・ミン酸りロライ
ト′は、これ迄に神々の合成方法71′−知られており
、その方法は大別して低温法と高温法に分けろことがで
きる。例えば、低温でI・ルエンあるいレエベンゼン溶
に■中で第2級アミンとカルボニルク[!ライドとを反
応させる方法があるが、この方法では必ず第2級アミン
の塩酸j萬がカルバミソ酸りaライドと等モル生成し、
さp)K第2級7′ミン25′i子がカルボニル基で結
合された尿素誘導体が少なからぬ殖生成−1ろ。そθ)
ため、目的とするカルバミン酸クロライドを単離するこ
とカー困):itであり、またその操作も複雑であった
一方、高温下で行なう方法としては、目的とするカルバ
ミン酸クロライドを溶媒として用い60〜160℃で氾
2級アミンとカルボニルクロライドとを反応させる方法
があるが、この方法は副生する塩化水素ガスを排除しつ
つ反応を進める必要力tあり、そのために反応制御力を
微妙で反応時間が長くなり易く、カルボニルク[ブライ
ドも過剰に必要となり、更にまた尿素誘導体も生成t=
 )AIい。
(イニって、これらの方法け1−1:的にイ1利ブr方
法とはいえなか−っだ。
不発1!J4者ら(・言、手記の如舘欠点θ)7(z・
製1青力法について鋭意イilf究(た結果、11を湿
丁不活性溶媒中のカル−ニルクロライドに第2級アミン
と酸受容体とを同時に添力1卜すると、第2級アミン塩
酸塩や尿素誘げ7体mの副tt i5)フ+・起ら」゛
、目的ど才ろカルバミンを淑りnう11・71′−高収
率(85〜05%)で1−かも高純度(98係以十)で
イ))られろことな見出し、本’3I Q+11σ別・
−’ 1−n−Aブ、cわら、本発明は不活性ft−r
 2A中のカルボニルクロライドに第2 )、Iltア
ミン、■・1:・?受容体とを同時に添加し、Jy応さ
せイ]ことアrr、F徴と−1−ろ一般で表わされるカ
ルバミン酸りdライドの製造方法である。
本発明は、副生する塩化水素を効率よく排除するところ
に重要な意義ミノ′−ある1、これ迄の製造方法の欠点
の大きな1つは副生ずる塩化水素の排除方法であった。
第2級アミンとカルボニルクロライドとからカルバミン
酸クロライドを製造する際には必ず塩化水素が副生ずる
フ)−1塩化水素は第2級アミンと塩酸塩を形成し易く
、収率の低下を招く。従って、効率良く塩化水素を排除
する必要があり、予め反応系に酸受容体例えばアルカリ
金属水酸化物等を共存させることもできる。(か1−1
この場合には酸受容体(′、l、副生ずる塩化水素をそ
の塩として排除し、第2級アミン塩rfP、塩の生成を
抑制するが、同時に、生成したカルバミノj“けクロラ
イドと第2級アミンとから脱塩化水素反応を促し、尿素
誘導体を14(1生させる。しかしながら、副生ずる塩
化水素に一見、−@rつた兜の酸受容体を第2級アミン
と同時に添加すると驚くべきことには、N!2級アミン
の塩酸塩の生成を抑えろばかりでic (,1イ已素誘
樽休の反応も起k)−4゛、−1常に効率1゛Lり層化
水素を排除することができ、高IIV、率、高111]
(度でカルノ・ミン酸〃ロラ1ドを得ろことができイ)
本発明で用℃・る酸受容体は、例えば水酸化ブトリワム
、水酸化カリウIs 3’Tの如きアルカリ金属の水酸
化物あイ)いけ、水酸化・(す・°ツノ\、水酸化カル
シ・′7人ζ゛)の如きアルJy ’)土ツ、11全川
())水酸化I吻で、JCす、水溶液K !、、 ’C
用いイ)。酸受容体の隋加量け、同時に添加4−る21
12級7ミンにr、I L’t1〜1.54尚−1,1
でk)るのがpイ4しく、副生ずる塩化水素を捕捉しイ
:1ろFFj−のノ・右−逐次添加−オ6杼i)!4節
−孝るのプ】−好ヤしい。この111プI’+ Iイ)
“′「当足、1゛す4> ソ、((すl−hと、 ”?
+!、 2級−r ミvo>l’afPMKカー牛n、
 l−て好ましく 〕:c (、また1、5倍当貸ち・
超える添加は尿素誘導体の副生な促進(、収率の11(
下17i−−−)な〆11ろので好峰(、< 、7.c
l、、、。
本発明で用還・ろN%’ 2級!ミ ・(1、]・記一
般式で表わされろ第2級アミンである。この第2級アミ
ンとしては、ンメチルアミン、ンエチルアミン、ジーn
−プロピルアミン等の如きシアルギルアミン:ジベンジ
ルアミンの如剖ンアラルキルアミン;ピロリジン、ピペ
リジン等の如き複素環を形成したアミン;モルポリンの
如キ他の−\テa原子を含有した複素環−rミン秀が例
示できろ3、 また、本発明で用いる不活性溶媒としこは、ベンゼン、
トルエン、/)n)レイン+4ン、塩化メチレン、」&
Y化エイレン等の如き不活性な溶媒を例示することかで
きる。
本発明においては、カルボニルクロライドを、第2級ア
ミンに対し等モル、場合によっては僅かに過剰なM用い
゛〔予め一15〜+5°Cに冷却した一ト記不活性溶媒
に溶解し、これに攪拌冷却下″ひ第2級アミンと酸受外
体とを同時に結方1ヒ4る。1之応温川二は−16〜−
1−5°CにブCイ)杵ト1t1節−する3、温度i+
’−+5°Cより高(ICろと尿素誘導体プ11副生す
る1(応が起こ1)易<フ(イ)と1「・1時(先、副
反応が起こるz17によって酸受箸休が哨費さ涛1.て
不足4ろことにブ」ミリ、第2に及アミンのj穐酸堪の
生成も起こり収出の低下につ):c IJ’ 6 、、
ヰた一15℃より低い場合反応的にを」、不都合は72
(いプ1−必要以上に冷却することになりイ1111造
コスト的に、不利となイ)。
反応終了と同時に水相とイ1(、□・も相とに4)C計
に、有(t′≧相から溶ρ1t、を除去すると収率が8
5〜+15係で、純度98係以−1−の力t1.・・ミ
ン酸りo ’9−(ドが得られイ)。必ガに応じて蒸留
することもできイ、が、粗製品でも充分に使用できろ。
本発明によれば、第2級アミンの1ハ酸」邑の71成が
なく、しかも尿素誘導体も副生+1′−4’、非常に効
率良く第2級アミンからカル・・ζン酸り・・う、fド
を製造することが可能となイ)1、化学1.ン「上重要
な中間物aである第2級アミンから誘導されろカルバミ
ン酸クロライドを非常に容易かつ効率良く製造ずろこと
が出来る本発明は工業的:音義犬である1、 以下、実施例を掲げてさらに本発明の詳細な説明ずイ)
実施例1 攪拌装置を取り付けた21九底フラス−1にベンゼン8
20重量部を入れ、−IQ〜−5℃に冷却してカルボニ
ルクロライド73 +1j hf部を入れた。攪拌しf
、cがらジエ十ルアミン51Φ相部及び10係水酸化ナ
トリウム水溶液340−、Tjf吊部を同時に添加1〜
だ。その際ジエチルアミン及び水酸化す) IJウム水
溶液はそれぞれ一定速瓜で60外かけて添加する様調節
した。反応温度は一15〜+5°Cの範囲になる様冷却
を続げた。
反応終了後、有機相よりベンセンを留去[−てジエチル
カルバミン酸クロライド8’ 8 重量部(理m 収:
lii:の93係)を得た。このものをカスクロマトグ
ラフで分析(日立ガスクリマドグラフ073 形検出R
f F I ])、  カラムクrモソルフW3 % 
/ シ リ コ ン カ ム S II2−3  ()
  (ブ)  7%  ’)  ri  :Tニ スへ
 )35%X2+n、I Ofl 〜20 [IC)し
たどこ7)。
ジコー千ルカルハミンJj−’lりr1ライlJ:J、
り)のヒー・ノはI摺めらねブ(かった。
実施例2 ジベンジルf2ン130中1.;川\を川℃・イ)1.
:、1外は、実施fil +と同杼匠二竹ブ「つ13二
所、か\品性でfi:を点187〜I 9 rr’に 
/ 1m*IIQ  ’、′J゛〒つジベ/ジ/1カル
バミン酸クロライ)149重5X部(jl篩収銅 の 
8 7  係)を イυ ブこ 。
実施例3 4W拌装置を117り伺0た2/九底7″ス1に用化メ
ラーレン740 j(j F+:部を41込ツメ、−!
 0−Cii−冷却した後カルボニルクrJライ174
市騎部う・加えた。−5℃〜+2′(:を保ち7゛、「
カーら1ひ11下で60市田丁Xl(のヒペリ、5ンを
1.2中h1丁τ1ζ/4)で、また15係水酸化カリ
ウム水溶液342 i4j石部を6.84重量部/分で
同時に滴下した11滴下終了後、反応液より有機相を分
離し、+21化メチレンを蒸発除去すると僅かに黄色に
着色した粗製ピペリジンカルバミノ酸り「1ライド95
 fit部(理論値の9]係に相当) iI′−得らA
した。この生成物の純度は99%以上でほとんど不純物
を含んでいなかった。またその沸点は108〜b実施例
4 トルエン730重量部を撹拌装置を取りイ1けた21丸
底フラスコに入れ、−13°Cに冷却した後カルボスル
クロライドア0重駄部を加えた。
−1(1℃〜θ℃を保持しつつ撲打丁で0.9重量部/
分でモルホリンを、また6、2’l格部/分で17%水
酸化バリウム水溶液を同時に滴下し、1時間で終了した
7反応液を分離し、有機相からトルエンを留去して粗製
モルホリンカルバミン酸クロライド821i、 を部(
理論値の88係)を得た。その純度は98.5%以」二
であり、がつその沸点け110℃/10門++Ljであ
った。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 不活件溶媒中のカルポニルクロライドニ第2級ア
    ミンと酸受稈体とを同時に添加し、反応させることを特
    徴とする一般式 で表わされるカルバミン酸りaライドの製造方法。 2 上記反応を一15℃〜+5℃の範囲内にある温度で
    行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1J、N記載
    の製造方法。 3、 酸受容体の添加量が、同時に添加する第2級アミ
    ンに対し】〜1.5倍当(4であることを’[!? 9
    .とする’n N’l’ n前車)範囲”I’+ l 
    、L自H:2 mQ ノ製z%方法。 4 酸受容体がアルカリ全屈水酸化物あイ、い(・しア
    ルカリ土類金属水1マ化物の水溶液であることをl特徴
    とする11に許請求の企j)四牟2mまたは第3項記載
    の製造方法。
JP57155115A 1982-09-08 1982-09-08 カルバミン酸クロライドの製造方法 Granted JPS5944349A (ja)

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JPS6327338B2 JPS6327338B2 (ja) 1988-06-02

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