JPS594419Y2 - 無接点スイツチ - Google Patents
無接点スイツチInfo
- Publication number
- JPS594419Y2 JPS594419Y2 JP1975018475U JP1847575U JPS594419Y2 JP S594419 Y2 JPS594419 Y2 JP S594419Y2 JP 1975018475 U JP1975018475 U JP 1975018475U JP 1847575 U JP1847575 U JP 1847575U JP S594419 Y2 JPS594419 Y2 JP S594419Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hall element
- terminal
- guide groove
- contact switch
- lead wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、永久磁石片によりホール素子を作動させて回
路を開閉する無接点スイッチに関する。
路を開閉する無接点スイッチに関する。
従来、この種の無接点スイッチにおいて、ホール素子を
ケースに取付ける場合、ケースの予め定めた位置にホー
ル素子を固着するようにしていた。
ケースに取付ける場合、ケースの予め定めた位置にホー
ル素子を固着するようにしていた。
このため、ホール素子に内蔵されたチップの位置にバラ
ツキにより動作感度がばらつき、すなわち永久磁石片と
ホール素子との位置関係が予め定められた所定位置以外
のところでホール素子が作動し、常に安定した同品質の
無接点スイッチが得られないという欠点があった。
ツキにより動作感度がばらつき、すなわち永久磁石片と
ホール素子との位置関係が予め定められた所定位置以外
のところでホール素子が作動し、常に安定した同品質の
無接点スイッチが得られないという欠点があった。
本考案は、上記欠点を除去し、常に安定した品質、すな
わち永久磁石片とホール素子との位置関係が予め定めら
れた所定位置になったときにホール素子が作動する無接
点スイッチを提供することを目的とする。
わち永久磁石片とホール素子との位置関係が予め定めら
れた所定位置になったときにホール素子が作動する無接
点スイッチを提供することを目的とする。
本考案においては、複数の端子をケースの互いに対向す
る側壁の一方に設けるとともに、上記ケースの底壁に一
定距離を隔てて対向しかつ上端部に係止部を有する一対
の突出壁を一体形成し、この一対の突出壁によって上記
側壁の一方側から他方側へ延びるガイド溝が形成され、
このガイド溝に上記ホール素子をそのリード線が上記端
子を設けた一方の側壁に向かって導出されるように圧入
して上記係止部に係止させ、ホール素子のリード線を上
記複数の端子のそれぞれに接続してこのリード線をホー
ル素子と端子を設けた一方の側壁との間に介在させ、上
記ホール素子をガイド溝に沿って上記端子に近づく方向
の位置調整を可能としている。
る側壁の一方に設けるとともに、上記ケースの底壁に一
定距離を隔てて対向しかつ上端部に係止部を有する一対
の突出壁を一体形成し、この一対の突出壁によって上記
側壁の一方側から他方側へ延びるガイド溝が形成され、
このガイド溝に上記ホール素子をそのリード線が上記端
子を設けた一方の側壁に向かって導出されるように圧入
して上記係止部に係止させ、ホール素子のリード線を上
記複数の端子のそれぞれに接続してこのリード線をホー
ル素子と端子を設けた一方の側壁との間に介在させ、上
記ホール素子をガイド溝に沿って上記端子に近づく方向
の位置調整を可能としている。
本考案によれば、ホール素子をケースに取付けるための
部材を必要とせず、しかもホール素子をケースの突出壁
に圧入するだけで取付けができるので、構造が簡単で組
立が容易である。
部材を必要とせず、しかもホール素子をケースの突出壁
に圧入するだけで取付けができるので、構造が簡単で組
立が容易である。
また、ホール素子のチップの位置等にばらつきがあって
も、ホール素子を一方向に移動させることにより容易に
位置調整ができる。
も、ホール素子を一方向に移動させることにより容易に
位置調整ができる。
すなわち、ホール素子を作動させる瞬間の所定位置に永
久磁石片を配置し、突出壁に圧入したホール素子を端子
に近づく方向へ移動させホール素子の作動時点に近くな
ったところから極わずかに端子に近づける微調整を行な
い、ホール素子の作動した瞬間に調整を終了することに
より、位置調整ができる。
久磁石片を配置し、突出壁に圧入したホール素子を端子
に近づく方向へ移動させホール素子の作動時点に近くな
ったところから極わずかに端子に近づける微調整を行な
い、ホール素子の作動した瞬間に調整を終了することに
より、位置調整ができる。
もちろん、ホール素子が作動した後もホール素子を端子
に近づけると、すなわち、ホール素子が移動しすぎた場
合には、端子から遠ざける方向の力をホール素子に加え
なければならない。
に近づけると、すなわち、ホール素子が移動しすぎた場
合には、端子から遠ざける方向の力をホール素子に加え
なければならない。
しかし、本考案によれば、ケースの底および突出壁とホ
ール素子との間の摩擦力に加えてリード線の弾性力がホ
ール素子に働いているので、ホール素子が移動しすぎる
ことなく微調整ができる。
ール素子との間の摩擦力に加えてリード線の弾性力がホ
ール素子に働いているので、ホール素子が移動しすぎる
ことなく微調整ができる。
したがって、余分の弾性部材を用いる必要がなく、きめ
の細かい調整が可能となり、全体として安価で動作特性
の安定した無接点スイッチが得られる。
の細かい調整が可能となり、全体として安価で動作特性
の安定した無接点スイッチが得られる。
以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
合成樹脂からなるケース1の互いに対向する側壁3,3
の一方には複数の端子14が設けられているとともに、
ケース1の底壁2には一定距離を隔てて対向する一対の
突出壁4,5が一体形成されている。
の一方には複数の端子14が設けられているとともに、
ケース1の底壁2には一定距離を隔てて対向する一対の
突出壁4,5が一体形成されている。
突出壁4,5は上端にテーパ部4a、5aと係止部4b
、5bとを有し、この突出壁4.5によってガイド溝6
が形成されている。
、5bとを有し、この突出壁4.5によってガイド溝6
が形成されている。
ガイド溝6は側壁3,3の一方側から他方側に延びてい
る。
る。
また、ケース1の側壁3にはガイド溝6の方向と同一方
向にねじ孔7が螺設されており、該ねじ孔7には調整ね
じ8が螺入されている。
向にねじ孔7が螺設されており、該ねじ孔7には調整ね
じ8が螺入されている。
上記ガイド溝6に圧入されるホール素子9は、第4図に
示すように、下縁にテーパ面10を有するとともに、上
縁に段部11を有し、テーパ面10からガイド溝6内に
圧入すれば、突出壁4,5は外方に拡がったのち係止部
4b、5bが段部11に係止し、ホール素子9はガイド
溝6に摺動可能に圧入装着されるものである。
示すように、下縁にテーパ面10を有するとともに、上
縁に段部11を有し、テーパ面10からガイド溝6内に
圧入すれば、突出壁4,5は外方に拡がったのち係止部
4b、5bが段部11に係止し、ホール素子9はガイド
溝6に摺動可能に圧入装着されるものである。
この場合、ホール素子9は、そのリード線13が端子1
4を設けた一方の側壁3に向かって導出されるようにガ
イド溝6に圧入され、ホール素子9と端子14を設けた
一方の側壁3との間にリード線13が介在されている(
第1図および第3図参照)。
4を設けた一方の側壁3に向かって導出されるようにガ
イド溝6に圧入され、ホール素子9と端子14を設けた
一方の側壁3との間にリード線13が介在されている(
第1図および第3図参照)。
一方、上記ホール素子9を作動させる永久磁石片12は
、従来公知のように、図示しないカバーにレバーにより
回動自在に枢着された操作部材に固着してあり、レバー
の回動により第1図に矢印で示すように回動するように
なっている。
、従来公知のように、図示しないカバーにレバーにより
回動自在に枢着された操作部材に固着してあり、レバー
の回動により第1図に矢印で示すように回動するように
なっている。
上記構成からなる無接点スイッチにおいて、上記のよう
にホール素子9はガイド溝6内に圧入することによりケ
ース1に取付け、リード線13をケース側壁3に取付け
た端子14に接続し、レバーを有するカバーをケース1
に取付けて組立てるのであるが、チップがホール素子本
体に所定位置から若干ずれて埋設されているとすれば、
所定位置からずれた位置までレバーが回動したときにホ
ール素子9が動作する。
にホール素子9はガイド溝6内に圧入することによりケ
ース1に取付け、リード線13をケース側壁3に取付け
た端子14に接続し、レバーを有するカバーをケース1
に取付けて組立てるのであるが、チップがホール素子本
体に所定位置から若干ずれて埋設されているとすれば、
所定位置からずれた位置までレバーが回動したときにホ
ール素子9が動作する。
すなわち、無接点スイッチの動作特性にばらつきが生じ
る。
る。
これを防ぐために、ケース1に設けた調整ねじ8を外方
から回すことによりホール素子9を移動させて調整する
ことができるようになっている。
から回すことによりホール素子9を移動させて調整する
ことができるようになっている。
すなわち、レバーを回動させて永久磁石片12を所定位
置に配置し、調整ねじ8を回してホール素子9を端子1
4に向かって移動させ、ホール素子9が作動した瞬間に
調整ねじ8を回すのをやめることにより、調整を終了す
る。
置に配置し、調整ねじ8を回してホール素子9を端子1
4に向かって移動させ、ホール素子9が作動した瞬間に
調整ねじ8を回すのをやめることにより、調整を終了す
る。
これにより、レバーが所定位置に来ると回路を開閉する
ように調整したことになる。
ように調整したことになる。
ホール素子9を端子14に向って移動させるとき、すな
わち、ホール素子を第1図中下方へ移動させるとき、ホ
ール素子9と突出壁4,5および底壁2との間の摩擦力
に加えて、ホール素子9とケース1の側壁3との間に介
在するリード線13の弾性力がホール素子9に第1図上
上向きの力として働くため、ホール素子9を少しずつ下
降させることができる。
わち、ホール素子を第1図中下方へ移動させるとき、ホ
ール素子9と突出壁4,5および底壁2との間の摩擦力
に加えて、ホール素子9とケース1の側壁3との間に介
在するリード線13の弾性力がホール素子9に第1図上
上向きの力として働くため、ホール素子9を少しずつ下
降させることができる。
これにより、ホール素子9の移動のしすぎ(いわゆるオ
ーバーラン)を防止することができ、ホール素子9の位
置をきめ細かく調整することができ、調整の精度を非常
に高くすることが可能となる。
ーバーラン)を防止することができ、ホール素子9の位
置をきめ細かく調整することができ、調整の精度を非常
に高くすることが可能となる。
なお、以上の実施例においては、ホール素子の位置調整
を調整ねじ8で行なうようになっているが、ホール素子
を少しずつ移動させるのであれば、ねじ孔7を貫通孔と
してピンを突出すことにより行なってもよいし、あるい
はピンセットやドライバー等でホール素子9を直接移動
させるようにしてもよい。
を調整ねじ8で行なうようになっているが、ホール素子
を少しずつ移動させるのであれば、ねじ孔7を貫通孔と
してピンを突出すことにより行なってもよいし、あるい
はピンセットやドライバー等でホール素子9を直接移動
させるようにしてもよい。
さらに、上記実施例ではレバー作動形の無接点スイッチ
について述べたが、押ボタン作動形のものにも適用でき
ることは勿論である。
について述べたが、押ボタン作動形のものにも適用でき
ることは勿論である。
第1図は本考案の一実施例を示す無接点スイッチのケー
スの平面図、第2図は第1図のII−II線断面図、第
3図は第1図のIII−IIIII線断面図第4図はホ
ール素子の斜視図である。 1・・・・・・ケース、2・・・・・・底壁、3・・・
・・・側壁、4,5・・・・・・突出壁、4b、5b・
・・・・・係止部、6・・・・・・ガイド溝、9・・・
・・・ホール素子、12・・・・・・永久磁石片、13
・・・・・・リード線。
スの平面図、第2図は第1図のII−II線断面図、第
3図は第1図のIII−IIIII線断面図第4図はホ
ール素子の斜視図である。 1・・・・・・ケース、2・・・・・・底壁、3・・・
・・・側壁、4,5・・・・・・突出壁、4b、5b・
・・・・・係止部、6・・・・・・ガイド溝、9・・・
・・・ホール素子、12・・・・・・永久磁石片、13
・・・・・・リード線。
Claims (1)
- 永久磁石片を取付けた操作部材を操作して所定位置でホ
ール素子を作動させることにより回路を開閉する無接点
スイッチにおいて、複数の端子をケースの互いに対向す
る側壁の一方に設けるとともに、上記ケースの底壁に一
定距離を隔てて対向しかつ上端部に係止部を有する一対
の突出壁を一体形成し、この一対の突出壁によって上記
側壁の一方側から他方側へ延びるガイド溝が形成され、
このガイド溝に上記ホール素子をそのリード線が上記端
子を設けた一方の側壁に向かって導出されるように圧入
して上記係止部に係止させ、ホール素子のリード線を上
記複数の端子のそれぞれに接続してこのリード線をホー
ル素子と端子とを設けた一方の側壁との間に介在させ、
上記ホール素子をガイド溝に沿って上記端子に近づく方
向の位置調整を可能としたことを特徴とする無接点スイ
ッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975018475U JPS594419Y2 (ja) | 1975-02-08 | 1975-02-08 | 無接点スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975018475U JPS594419Y2 (ja) | 1975-02-08 | 1975-02-08 | 無接点スイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51100860U JPS51100860U (ja) | 1976-08-13 |
JPS594419Y2 true JPS594419Y2 (ja) | 1984-02-08 |
Family
ID=34779729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1975018475U Expired JPS594419Y2 (ja) | 1975-02-08 | 1975-02-08 | 無接点スイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS594419Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS425166Y1 (ja) * | 1965-03-16 | 1967-03-16 | ||
JPS4426978Y1 (ja) * | 1967-10-18 | 1969-11-12 | ||
JPS4427320Y1 (ja) * | 1967-09-05 | 1969-11-14 |
-
1975
- 1975-02-08 JP JP1975018475U patent/JPS594419Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS425166Y1 (ja) * | 1965-03-16 | 1967-03-16 | ||
JPS4427320Y1 (ja) * | 1967-09-05 | 1969-11-14 | ||
JPS4426978Y1 (ja) * | 1967-10-18 | 1969-11-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51100860U (ja) | 1976-08-13 |
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