JPS5943837Y2 - 電源回路 - Google Patents
電源回路Info
- Publication number
- JPS5943837Y2 JPS5943837Y2 JP1979170022U JP17002279U JPS5943837Y2 JP S5943837 Y2 JPS5943837 Y2 JP S5943837Y2 JP 1979170022 U JP1979170022 U JP 1979170022U JP 17002279 U JP17002279 U JP 17002279U JP S5943837 Y2 JPS5943837 Y2 JP S5943837Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inverter
- transistor
- circuit
- heat
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Direct Current Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はプッシュプル型のインバータを備えた電源回路
に関する。
に関する。
プッシュプル型のインバータはロイヤー型インバータ及
びハーフブリッジ型インバータとして知られている。
びハーフブリッジ型インバータとして知られている。
ところが従来のインバータにおいては、一対のトランジ
スタの一方に起動回路を設けてインバータを起動してい
るが、起動後も起動回路の存在により、インバータ出力
の正負波形を正負対称にするのが難づかしく、輯立て時
の煩瑣な調整を要する。
スタの一方に起動回路を設けてインバータを起動してい
るが、起動後も起動回路の存在により、インバータ出力
の正負波形を正負対称にするのが難づかしく、輯立て時
の煩瑣な調整を要する。
またインバータ起動後の起動回路の存在により該起動回
路及びトランジスタの発熱による損失が大きい。
路及びトランジスタの発熱による損失が大きい。
本考案はかかる点に鑑み考案されたものにして、以下本
考案の一実施例を図面に基いて説明する。
考案の一実施例を図面に基いて説明する。
第1図はハーフブリッジ型インバータを備えた本考案に
よる電源回路を示す。
よる電源回路を示す。
この図において、Dlは全波整流回路にしてその交流入
力端は商用電源Pに接続される。
力端は商用電源Pに接続される。
全波整流回路D1の直流出力端1.2には、一対の分割
コンデンサCI、C2の直列回路と、一対のトランジス
タQl、Q2の直列回路とが並列接続される。
コンデンサCI、C2の直列回路と、一対のトランジス
タQl、Q2の直列回路とが並列接続される。
各直列回路の中間接続点3.4間には可飽和トランスT
の1次コイルN1が介挿されている。
の1次コイルN1が介挿されている。
このトランスTは1次コイルN1に磁気結合した2次コ
イルN2及び一対の帰還コイルN3.N4を備え、2次
コイルはその両端が整流手段としてのダイオードD2.
D3を介して被充電電池B及びモータMの一端に接続さ
れ、また2次コイルN2の中間タップはスイッチSWの
端子5に接続される。
イルN2及び一対の帰還コイルN3.N4を備え、2次
コイルはその両端が整流手段としてのダイオードD2.
D3を介して被充電電池B及びモータMの一端に接続さ
れ、また2次コイルN2の中間タップはスイッチSWの
端子5に接続される。
電池B及びモータMの他端は夫々スイッチSWの端子6
,7に接続され、スイッチSWの端子8は限流抵抗R1
を介して2次コイルN2の一端に接続される。
,7に接続され、スイッチSWの端子8は限流抵抗R1
を介して2次コイルN2の一端に接続される。
9は短絡片である。
各帰還コイルN3.N4の一端は夫々対応する各トラン
ジスタQl、02のエミッタに接続され、他端は夫々抵
抗R2、R3を介して対応する各トランジスタQl、Q
2のベースに接続される。
ジスタQl、02のエミッタに接続され、他端は夫々抵
抗R2、R3を介して対応する各トランジスタQl、Q
2のベースに接続される。
一方のトランジスタQ2のベースには起動回路10が設
けられ、該起動回路には抵抗R4及びスイッチ素子とし
てのリレーコイルチR8が介挿されている。
けられ、該起動回路には抵抗R4及びスイッチ素子とし
てのリレーコイルチR8が介挿されている。
SはインバータIの発熱部品の温度を検出する感熱サイ
リスタにして、リレーコイルRC及び抵抗R5と直列接
続されて直流電源端1,2に接続される。
リスタにして、リレーコイルRC及び抵抗R5と直列接
続されて直流電源端1,2に接続される。
サイリスタSの7ノード・カソード間には検出温度設定
用抵抗R6及び雑音防止コンデンサC3が並列接続され
ており、サイリスタSは発熱部品である一方のトランジ
スタQ2に熱結合している。
用抵抗R6及び雑音防止コンデンサC3が並列接続され
ており、サイリスタSは発熱部品である一方のトランジ
スタQ2に熱結合している。
而して感熱サイリスタSは温度でスイッチするサイリス
タである。
タである。
即ち該サイリスタの温度が設定値以上になるとオフ状態
からオン状態にスイッチし、−且導通ずるとそのアノー
ド・カソード間に流れる主電流が保持電流以下になるま
で導通状態を保持する。
からオン状態にスイッチし、−且導通ずるとそのアノー
ド・カソード間に流れる主電流が保持電流以下になるま
で導通状態を保持する。
またスイッチ温度は感熱サイリスタSのゲート・アノー
ド間に接続した検出温度設定用抵抗R6の抵抗値を変え
ることにより設定できるものであり、その抵抗値を大き
くするとスイッチ温度が低下する。
ド間に接続した検出温度設定用抵抗R6の抵抗値を変え
ることにより設定できるものであり、その抵抗値を大き
くするとスイッチ温度が低下する。
以上の構成において、全波整流回路D1に商用電源Pを
接続すると、リレースイッチR8が閉成しているので、
一方のトランジスタQ2のベース電流が流れる。
接続すると、リレースイッチR8が閉成しているので、
一方のトランジスタQ2のベース電流が流れる。
このため該トランジスタが導通し、分割コンデンサC2
の充電電荷はこのトランジスタ及び1次コイルN1を介
して放電する一方、分割コンデンサC1は直流出力端1
かもトランジスタQ2及び1次コイルN1を介して充電
される。
の充電電荷はこのトランジスタ及び1次コイルN1を介
して放電する一方、分割コンデンサC1は直流出力端1
かもトランジスタQ2及び1次コイルN1を介して充電
される。
こノ場合、1次コイルN1の点3から4への通電により
、一方の帰還コイルN4にはトランジスタQ2を更に順
バイアスする方向に電圧が誘起され。
、一方の帰還コイルN4にはトランジスタQ2を更に順
バイアスする方向に電圧が誘起され。
他方の帰還コイルN3にはトランジスJQlの逆バイア
ス電圧が誘起される。
ス電圧が誘起される。
従ってトランジスタQ2は導通し、Qlは遮断すること
になり、2次コイルN2には正半波出力が生じ、電池B
を充電すると共にモータMを駆動する。
になり、2次コイルN2には正半波出力が生じ、電池B
を充電すると共にモータMを駆動する。
かくして1次コイルN1が励磁され、トランスTのコア
が磁気的に飽和すると、起磁力が消滅して各帰還コイル
N3.N4には今迄とは逆方向の電圧が誘起され、°ト
ランジスタの一方Q2はallfrし、他方Q1が導通
する。
が磁気的に飽和すると、起磁力が消滅して各帰還コイル
N3.N4には今迄とは逆方向の電圧が誘起され、°ト
ランジスタの一方Q2はallfrし、他方Q1が導通
する。
従って分割コンデンサC1の充電電荷は1次コイルN1
及びトランジスタQ1を介して放電し、分割コンデンサ
C2は直流電源端1から1次コイルN1及びトランジス
タQ1を介して充電され、1次コイルN1は点4から3
の方向に励磁され、2次コイルN2には負半波出力が生
じ、電池Bを充電すると共にモータMを駆動する。
及びトランジスタQ1を介して放電し、分割コンデンサ
C2は直流電源端1から1次コイルN1及びトランジス
タQ1を介して充電され、1次コイルN1は点4から3
の方向に励磁され、2次コイルN2には負半波出力が生
じ、電池Bを充電すると共にモータMを駆動する。
以下同様にトランスTのコアが飽和することにより導通
するトランジスタが交互に変わり、インバータIが起動
する。
するトランジスタが交互に変わり、インバータIが起動
する。
インバYタエの起動後トランジスタQ2の温度が第2図
イに示す如く上昇し、検出温度設定用抵抗R6により定
まる所定温度Ttに達すると、感熱サイリスタSが導通
してリレーコイルRCの励磁によりリレースイッチR8
が開成し、起動回路10が開路する。
イに示す如く上昇し、検出温度設定用抵抗R6により定
まる所定温度Ttに達すると、感熱サイリスタSが導通
してリレーコイルRCの励磁によりリレースイッチR8
が開成し、起動回路10が開路する。
このためトランジスタQl 、Q2の導通は帰還コイル
N3゜N4の誘起電圧に依存し、各帰還コイルN3 、
N4の巻数及びインピーダンス並もびに各抵抗R2゜R
3のインピーダンスを等しくすることにより、インバー
タIの発振出力は第2図口に示す如く正負半波対称の安
定発振となる。
N3゜N4の誘起電圧に依存し、各帰還コイルN3 、
N4の巻数及びインピーダンス並もびに各抵抗R2゜R
3のインピーダンスを等しくすることにより、インバー
タIの発振出力は第2図口に示す如く正負半波対称の安
定発振となる。
これに対し、起動回路10をインバータ■の起動後も開
路しない場合には、起動回路10を接続した方のトラン
ジスタQ2の温度が残余のトランジスタQ1の温度より
第3図イに示す如く高くなり、インバータIの発振出力
は第3図口に示す如く、商用電源Pの各半サイクルにお
いて、インバータの正半波時の包線線aと負半波時の包
絡線すを有し、同包絡線a、bが一致しない非対称とな
り、発振が不安定となる。
路しない場合には、起動回路10を接続した方のトラン
ジスタQ2の温度が残余のトランジスタQ1の温度より
第3図イに示す如く高くなり、インバータIの発振出力
は第3図口に示す如く、商用電源Pの各半サイクルにお
いて、インバータの正半波時の包線線aと負半波時の包
絡線すを有し、同包絡線a、bが一致しない非対称とな
り、発振が不安定となる。
尚インバータIの発熱部品としては、トランジスタQl
、Q2に限らずダイオードD2 、D3でもよい。
、Q2に限らずダイオードD2 、D3でもよい。
以上の如く本考案によれば、インバータの発熱部品の温
度を検出して、一方のトランジスタの起動回路に介挿し
たスイッチ素子を遮断するようにしたから、インバータ
の起動後の発振出力が正負対称となり、発振が安定する
。
度を検出して、一方のトランジスタの起動回路に介挿し
たスイッチ素子を遮断するようにしたから、インバータ
の起動後の発振出力が正負対称となり、発振が安定する
。
この場合に各トランジスタのベース・エミッタ間の帰還
コイルを含む回路を同一にすれば良く、起動回路をイン
バータの起動後も開路しないものでは、前記帰還コイル
を含む回路を起動回路との関係で選定する必要があるが
、本考案ではその必要がない。
コイルを含む回路を同一にすれば良く、起動回路をイン
バータの起動後も開路しないものでは、前記帰還コイル
を含む回路を起動回路との関係で選定する必要があるが
、本考案ではその必要がない。
また本考案ではインバータの起動後前記起動回路を開路
するので、該起動回路の熱損失が少なくなると共にトラ
ンジスタ等の発熱も少なくなり、効率が向上する等実用
的効果大なるものである。
するので、該起動回路の熱損失が少なくなると共にトラ
ンジスタ等の発熱も少なくなり、効率が向上する等実用
的効果大なるものである。
尚トランスとして正負各半サイクルの全てに於て電流が
流れるものを使用することによりトランスの大きさは小
さくて済み、スイッチ素子として感熱サイリスタを用い
ることにより周囲温度による影響を少なくして確実なス
イッチ動作が行える効果がある。
流れるものを使用することによりトランスの大きさは小
さくて済み、スイッチ素子として感熱サイリスタを用い
ることにより周囲温度による影響を少なくして確実なス
イッチ動作が行える効果がある。
第1図は本考案による電源回路の一実施例を示す電気回
路図、第2図イは本考案による場合のトランジスタの温
度特性図、口はインバータの発振出力の包絡線波形図、
第3図イは起動回路を開路しない場合のトランジスタの
温度特性図、口はインバータの発振出力の包絡線波形図
である。 Ql、Q2・・・・・・トランジスタ、T・・・・・・
可飽和トランス、N1・・・・・・1次コイル、■・・
・・・・インバータ、10・・・・−・起動回路、R8
・・・・・・スイッチ素子、Ql。 Q2.D2.D3・・・・・・発熱部品。
路図、第2図イは本考案による場合のトランジスタの温
度特性図、口はインバータの発振出力の包絡線波形図、
第3図イは起動回路を開路しない場合のトランジスタの
温度特性図、口はインバータの発振出力の包絡線波形図
である。 Ql、Q2・・・・・・トランジスタ、T・・・・・・
可飽和トランス、N1・・・・・・1次コイル、■・・
・・・・インバータ、10・・・・−・起動回路、R8
・・・・・・スイッチ素子、Ql。 Q2.D2.D3・・・・・・発熱部品。
Claims (1)
- 直流電源端にトランジスタ及び正負各半サイクルの全て
に於て電流が流れる可飽和トランスの1次コイルの2組
の直列回路を接続してインバータを構成すると共に、前
記一方のトランジスタの起動回路にスイッチ素子として
の感熱サイリスタを含み、前記インバータの発熱部品の
温度を検出して前記スイッチ素子を前記インバータの起
動後に遮断せしめてなる電源回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979170022U JPS5943837Y2 (ja) | 1979-12-07 | 1979-12-07 | 電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979170022U JPS5943837Y2 (ja) | 1979-12-07 | 1979-12-07 | 電源回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5686896U JPS5686896U (ja) | 1981-07-11 |
JPS5943837Y2 true JPS5943837Y2 (ja) | 1984-12-27 |
Family
ID=29680862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979170022U Expired JPS5943837Y2 (ja) | 1979-12-07 | 1979-12-07 | 電源回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5943837Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-07 JP JP1979170022U patent/JPS5943837Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5686896U (ja) | 1981-07-11 |
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