JPS5943731B2 - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPS5943731B2
JPS5943731B2 JP2176481A JP2176481A JPS5943731B2 JP S5943731 B2 JPS5943731 B2 JP S5943731B2 JP 2176481 A JP2176481 A JP 2176481A JP 2176481 A JP2176481 A JP 2176481A JP S5943731 B2 JPS5943731 B2 JP S5943731B2
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    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は過現像カブリに対して、安定化されているハロ
ゲン化銀乳剤層を含有する写真感光材料に関するもので
ある。
ハロゲン化銀写真感光材料が強条件下に例えば比較的高
温下での現像処理又は高度に活性な現像液(高温かつ高
いpHを有する現像液)を使用して、極めて短時間の現
像処理をする場合、潜像該を全く有していないハロゲン
化銀粒子も還元される危険性がある。
前記条件下における未露光ハロゲン化銀粒子の望ましか
らぬ還元により生成されるカブリは、通常の現像過程の
終了時点で特に強く現われ、これは過現像カブリと呼ば
れている。
この過現像カブリに対し有効性が知られているカブリ防
止剤には水銀化合物又は複素環式メルカプト化合物など
がある。
これらのカブリ防止剤は通常現像処理時や更に過現像時
に於けるカブリを減少させるが、上記カブリを減少させ
るに充分な量を添加した場合には、ハロゲン化銀写真感
光材料の感度もかなり減少させせるという不利な点も有
する。
それ自体、過現像カブリに対して特に活性な複素環式メ
ルカプト化合物などを、直接ハロゲン化銀乳剤に添加す
ることの基本的に不利な点はそれらが添加の時点から完
全に活性であるということ、すなわち製造過程の間、写
真感光材料の保存期間、および現像の段階一においてす
でに完全に活性であるということにある。
従つて写真感光材料の製造過程および保存中に望ましか
らざる減感作用を呈することとなる。
この問題を解決するために、これら化合物のメルカプト
基を適当な加水分解可能な基により保護することにより
、それらの作用を望まない期間(製造過程を含む現像処
理前の全期間)内は不活性で、現像過程では、アルカリ
による加水分解によつてそれらの活性型を再生する試み
がすでになされている。その様な置換基は通常このメル
カプトカブリ防止剤のチオエステル類又はチオエーテル
類である。チオエステル型の置換基は、カルボン酸、ス
ルホン酸、炭酸誘導体のチオエステル類が、多くの特許
、例えば、ドイツ特許第1,597,503号明細書、
米国特許第3,260,597号明細書およびドイツ特
許出願公開公報第2,061,972号明細書に開示さ
れている。
しかしこれらチオエステル類は現像液のアルカリ媒体中
で加水分解するが中性又は弱酸性PH域に於いても徐々
に部分的加水分解が進行するという不利な点を有する。
従つてこれらのチオエステル型カブリ防止剤を不活性な
形態で乳剤中に加えることはできるが、乳剤の調製過程
および写真感光材料の保存期間が充分長い場合には部分
的加水分解によつて望ましくない減感作用をひきおこす
これに対しチオエーテル型の置換基を有するカブリ防止
剤、例えば米国特許第2,981,624号明細書、同
第3,260,597号明細書およびドイツ特許第1,
173,796号明細書に開示されているものは、たし
かに中性又は弱酸性媒体中では安定であるが、現像過程
では、もとのメルカプトカブリ防止剤を全く再生しない
か又は極めて徐々にしか再生しないため、有効に過現像
カブリを防止できない。
更に米国特許第3,674,478号明細書に開示され
ている如きもの、すなわち、アルカリの存在下キノンー
メチド又はナフトキノンーメチドとメルカプトカブリ防
止剤を放出しうる化合物は、たしかにアルカリの存在下
ではすみやかに該カブリ防止剤を放出しうるが、弱酸性
媒体中では若干不安定であり、徐々に該カブリ防止剤を
放出するという欠点を有する。
従つて乳剤調製后(乳剤のPHは弱酸性)塗布までの時
間が充分長い場合には、該カブリ防止剤が乳剤中に放出
されてしまい、好ましからざる減感を生ずることとなる
それ故に、本発明の目的は中性又は弱酸性PH領域に於
いては完全に安定であるが、アルカリ性PH領域(現像
処理中)では、所望の程度に活性なカブリ防止剤を放出
する様な不活性化メルカプト基を有するカブリ防止剤(
以下カブリ防止剤プレカーサ一と称す)を提供すること
にある。
本発明者らは、鋭意検討した所、下記一般式(1)で表
わされるチオエーテル型カブリ防止プレカーサ一が上記
の条件を充分満足する事を発見した。
一般式(1)〔式中Aはメルカプトカブリ防止剤の複素
環式基を表わし、Rl,R2,R3,R4,R5は水素
原子、ハロゲン原子、アルキル基(好ましくは炭素数1
〜10のアルキル基)フエニル基、アルコキシ基(好ま
しくは炭素数1〜5のアルコキシ基)水酸基、ニトロ基
、カルボキシル基又はアルコキシカルボニル基を表わす
R1〜R4のアルキル基、アルコキシ基、アルコキシカ
ルボニル基は環を形成していてもよい。R6は水素原子
、アルキル基(好ましくは炭素数1〜10のアルキル基
)又はフエニル基を表わす〕該メルカプトカブリ防止剤
はカブリ効果のある化合物ならば何でもよいが、環内窒
素原子に隣接した炭素原子にイオウ原子を有する様な5
又は6員の含窒素ヘテロ環化合物類が特に好ましい。
代表的なヘテロ環の例としては、テトラゾール環、1,
2,4,一トリアゾール環、ベンツオキサゾール環、ベ
ンツチアゾール環、ベンツイミダゾール環、ピリジン環
、ピリミジ7環などが挙げられる。上記一般式(1)に
相当する本発明による代表的なカブリ防止剤プレカーサ
一の例をあげるが、本発明の化合物は何らこれらに限定
されるものではない。(化合物1)
7S5ィ,、、本発明の一般式(1)で表わされる
インドール化合物は、以下に示す合成例から明らかな様
に下記一般式(…)で示されるスルフイド類とインドー
ル類に酸(例えば塩酸、硫酸)を作用させることにより
容易に得られるものである。
(反応式)一般式() (式中、A,Rl〜R6は一般式(1)で示したものと
同一であり、Xは酸素原子又はメチレン基を表わす)一
般式(…)で表わされる化合物の合成は、対応するメル
カプトカブリ防止剤(A−SH)にアルデヒド類(R6
−CH=O)と第2級アミン類r−)HNXとを作用さ
せることにより容易に得られV−ノる。
以下に、本発明のカブリ防止剤プレカーサ一の合成例を
示す。
〈合成例1〉〔化合物(3)の合成〕 (イ)中間体:ピペリジノメチル(1−フエニルーーテ
トラゾール一5−イル)スルフイドの合成1−フエニル
一5−メルカブトテトラゾール53.59をエタノール
300m1に溶解后、氷水にて内温を20℃以下に下げ
て、撹拌しながらピペリジン25.59rを滴下する。
滴下后、35%ホルマリン溶液25.7m1を加えて約
1時間力熱撹拌。
(内温70℃)反応后、溶媒を減圧下留去し、残査をリ
グロインにて再結晶。
リジノメチル(1−フエニルテトテノゞ−ル一5−イル
)スルフイド28.39にジオキサン200m1を加え
加熱下溶解させる。
これに濃HCI8.6mlを加えて約1時間還流カロ熱
した。析出晶を瀘去し、瀘液を約11の水中に加えて酢
酸エチルにて抽出。有機層を水洗后、無水硫酸ナトリウ
ムにて乾燥した。乾燥后、硫酸ナトリウムを瀘別し、溶
媒を減圧留去し、得た残査を含水メタノールより再結晶
した。く合成例2〉 〔化合物(8)の合成〕 (イ)中間体:モルホリノメチル(1−フエニルテトラ
ゾール一5−イル)スルフイドの合成く合成例1〉の(
イ)でピプリジンをモルホリン(26.19)に代える
以外は全く同様の方法によつて合成した。
粗結晶は酢酸エチルによつて再結晶した。
(ロ)化合物(3)の合成 2−フエニルインドール9.659と(イ)で得たモル
ホリノメチル(1−フエニルラトラゾール5−イル)ス
ルフイド14.29にジオキサン100m1を加えて、
加熱下溶解させる。
これに濃Hcl4.2mlを加えて約1時間還流加熱し
た。冷后、析出した結晶を瀘去し、瀘液を減圧下濃縮し
、含水メタノールより再結晶した。収量:16.39融
点:153〜153.5元素分析:計算値C:68.9
0%H:4.47%N:18.27%測定値C:688
4%H:4.39%N:1829%本発明により使用す
るカブリ防止剤プレカーサ一は、写真感光材料のハロゲ
ン化銀乳剤層中、又は該乳剤層と水透過性関係にあるコ
ロイド層、例えば該乳剤層のための上塗り又は下塗り層
中に添加できる。
本発明のカブリ防止剤プレカーサ一は、水と混和性の溶
媒、例えばDMF、メタノール、エタノールなどに溶解
し、塗布する前に上記ハロゲン化銀乳剤又は上記コロイ
ド分散液に加え、混合することにより、上記ハロゲン化
銀乳剤又は上記コロイド分散液中に添カロできる。
更に又、特開昭53−137131号明細書に示す様な
手法を用い、本発明のカブリ防止剤プレカーサ一をラテ
ツクスにより分散して上記ハロゲン化銀乳剤又は上記コ
ロイド分散液中に添加することも可能である。
本発明によるカブリ防止剤プレカーサ一をハロゲン化銀
乳剤中に混入するとき、該プレカーサ一の溶液は、乳剤
製造のどの工程でも加えることができるが、乳剤の塗布
直前に加えるのが好ましい。
本発明によるカブリ防止剤プレカーサ一の濃度は、化合
物の種類および写真感光材料内の化合物の位置によつて
変化する。ハロゲン化銀乳剤層中に添カロするとき、ハ
ロゲン化銀1モルについて、本発明によるカブリ防止剤
プレカーサ一の量は、一般に0.1〜100ミリモル好
ましくは0.5〜50ミリモルがよい。
現像時にハロゲン化銀乳剤層と接するか、接触する様に
なる別のコロイド層中に添加するときは、若干大きい濃
度で使用できる。本発明によるカブリ防止剤を含む写真
感光材料は露光后、通常の現像液にて現像できる。
本発明により現像した写真感光材料は、通常の定着又は
安定液によつて安定化することができる。
本発明を適用しうるハロゲン化銀乳剤は、任意ノの種類
の乳剤でよく、例えば、スペクトル増感および非増感乳
剤、X線乳剤、感赤外線乳剤なでがあり、又、それらは
、高感度ネガ乳剤でも低感度ポジ乳剤でもよく、更に又
、乳剤はオルソクロム型又はパンクロム型でもよい。
感光性銀塩としては、各種の銀塩が使用できる。
例えば、臭化銀、沃化銀、塩化銀又は、混合ハロゲン化
銀(塩臭化銀、沃臭化銀など)がある。ハロゲン化銀は
、普通の親水性コロイド、例えばゼラチン、アゼイン、
ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース等
に分散できるが、ゼラチンが有利である。ハロゲン化銀
乳剤は、化学的にも光学的にも増感可能であり、少量の
硫黄含有化合物(例えば、アリルチオシアネート、アリ
ルチオ尿素、チオ硫酸ソーダなど)の存在下に熟成する
ことによつて化学的に増感できる。
該乳剤は、又、還元剤(例えば、フランス特許第1,1
46,955号明細書、米国特許?A87。
85O号明細書に記載されている如きスズ化合物、英国
特許第789,823号明細書に記載されている如きイ
ミノーアミノメタンスルフイン酸化合物など)および少
量の貴金属(例えば、金、白金、パラジウム、イリジウ
ム、ルテニウム、およびロジウムなど)によつても増感
できる。
それらは、シアニン染料およびメロシアニン染料によつ
ても光学的に増感できる。
他の添加剤、例えば現像促進剤、増感剤、酸化防止剤な
どもハロゲン化銀乳剤層又は他の水透過性コロイド層に
加えることができる。
更に、本発明によるカブリ防止剤プレカーサ一は、他の
カブリ防止剤又は他のカブリ防止剤プレカーサ一と組み
合わせて使用することができる。
以下、実施例により本発明の詳細を説明する。(実施例
1)臭化銀65.5モル?、塩化銀34.0モル?、
沃化銀0.5モル%の組成を有し平均粒子サイズ0.4
5μmの沃塩臭化銀ゼラチン乳剤を中性シングルジェッ
ト法で調製した。
物理熟成后、水洗によつて脱塩を行いゼラチンを加えて
次にチオ硫酸ナトリウムを添加して化学増感を行つたの
ち、増感色素、安定剤、界面活性剤、硬膜剤を加えて乳
剤を仕上げた。
得られたゼラチン−ハロゲン化銀乳剤を12部に分割し
、1〜6部に夫々前記カブリ防止剤プレカーサ一例示化
合物をハロゲン化銀1モルについて2ミリモルの濃度で
カロえ残りの3部は、比較用として1−フエニル一5−
メルカプトテトラゾール、2−メルカプトーベンズチア
ゾール、2−メルカプト−ベンツイミダゾール、を夫々
ハロゲン化銀1モルについて2ミリモルの濃度で加えた
(比較A)更に別の2部には、下記構造式で示されるチ
オエーテル類を夫々、ハロゲン化銀1モルについて2ミ
リモルの濃度で加えた。
更に別の1部には何もカロえなかつた。
(比較C)得られた12種の乳剤を両面をポリエチレン
層で被覆した写真用紙ベースに硝酸銀として2.59/
M2、ゼラチン6.09/M2となる様に塗布し乾燥し
た。得られた試料を2組に分け、1組は40℃で5日間
加温し、更に別の1組は5『C8O%相対湿度下にて5
日間カロ温した。各試料の1部を階段光楔を通して露光
したのち、下記組成の現像液を用い20℃で120秒間
現像し停止、定着、水洗処理を行い乾燥させて写真特性
を求めた。
次に各試料の別の1部を露光しないで上記現像液にて2
0のC10分間現像しカブリをしらべた。
得られた結果を表1に示す。表1から明らかな様に、本
発明の化合物は、最高濃度の低下、調子の軟調化(ガン
マ一値の低Dが極めて少なく、写真特性上には何ら悪影
響がないことがわかる。
更に加温条件のちがいにより写真特性が大きく変化して
いない事から、感光材料の保存中に本発明のカブリ防止
剤プレカーサ一が部分的に加水分解していないことがわ
かる。
更に、比較B、比較Cと比べ、カブリが極めて低く、比
較Aに於けるカブリのレベルにまで到達していることか
ら、現像液中では、有効に水解し、対応するカブリ防止
剤を放出していることがわかる。
更に又、感度比(比較A−1の40るC5日間力口温し
た試料での感度を100.0とした場合の感度比較。
)のデーターから明らかな様に、本発明のカブリ防止剤
プレカーサ一は、比較A−1、A−2、A−3に比べて
好ましくない感度の低下をひきおこさないことがわかる
。(実施例 2) 実施例1と同様にして調製した沃塩臭化銀ゼラチン乳剤
に化学増感を行つたのち、増感色素、安定剤、界面活性
剤、硬膜剤を加えて乳剤を仕上げた。
得られたゼラチン−ハロゲン化銀乳剤を6部に分割し1
〜3部に夫々前記カブリ防止剤プレカーサ一例示化合物
をハロゲン化銀1モルについて2ミリモルの濃度でカロ
えた。
比較用として残りの1部には1−フエニル一5メルカブ
トテトラゾールを(比較A)、更に別の1部には米国特
許第3,674,478号明細書に開示されている下記
のカブリ防止剤プレカーサ一を(比較B)夫々ハロゲン
化銀1モルについて2ミリモルの濃度で加えた。
更に別の1部には何も加えなかつたJ比較C)これらの
カブリ防止剤プレカーサ一(又はカブリ防止剤)は、塗
布の直前に添加した。
塗布した残りの乳剤は、カブリ防止剤の乳剤経時安定性
をみるため40℃にて保温し一定時間毎に塗布した。
これらの乳剤は実施料1と同様に塗布した。得られた試
料は40℃にて5日間加温し、実施例1と同様に写真特
性、カブリをしらべた。
得られた結果を表に示す。
表から明らかな様に、本発明のカブリ防止剤プレカーサ
一は乳剤経時安定性にもすぐれていることがわかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも一つのハロゲン化銀乳剤層および/又は
    該乳剤層と水透過性関係にあるコロイド層が下記一般式
    ( I )を有するインドール化合物を少なくとも一種含
    有する事を特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Aはメルカプトカブリ防止剤の複素環式基を表
    わし、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5は水素
    原子、ハロゲン原子、アルキル基、フェニル基、アルコ
    キシ基、水酸基、ニトロ基、カルボキシル基又は、アル
    コキシカルボニル基を表わし、R_1〜R_4は環を形
    成していてもよい。 R_6は、水素原子、アルキル基又はフェニル基をを表
    わす。 )
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