JPS5943723A - メツキ物のロ−デイング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、メッキ物、特にＩＣリードフレームの如き
短冊状のメッキ物、をメッキ処理するだめ整列させた−
２ま複数枚同時にメッキ装置のライン上へ移すためのロ
ーディング装置に関する。

ＩＣリードフレームその他の短冊状のメッキ物をメッキ
処理する場合、処理効率を高めるためメッキ物を複数枚
同時にメッキ処理する必要があり、このため複数枚のメ
ッキ物を整列させたままローディングす２、必要、・即
ちメッキ装置のライン上に送り込む必要、がある。そこ
で本出願人は予めデツキ状に複数枚整列させた短冊状メ
・ツキ物を、吸着ボックスにて吸引して増上げ、ライン
上に予め待期させた台車に移すバキーーム装置を先に提
案した（実開昭５６−１０４８９４号参照）。

この先に提案しだバキーーム装置によれば、複数枚のメ
ッキ物を整列させたまま一方から他方へ移すというロー
ディングの目的は十分達成できるものの、その移送の軌
跡が「ｎｊ形状となるためライン全体の処理スピードを
速めたい場合、ローディングに時間が掛ってその要望に
十分応えられないという点があった。甘た上記の如く「
口」形状の軌跡を描かせるため、装置の全体が大損りに
なり又複雑化する嫌いがあった。

そこで本出願人は、ライン全体の処理スピードを速めて
移送時間の短縮及び装置全体の形状・構造の簡略化を図
るべく、メッキ物吸着用の吸着ボックスな七の先端部に
接続させた上下一対の回動アームを、略逆Ｕ字形の円弧
状軌跡を描くよう回動させ、メッキ物の移送を迅速且つ
容易に行寿う装置を提案１−だ。このローディング装置
によれば、目的とするメッキ物を移送する時間の短縮及
び装置全体の形状・構造の簡略化は一応達成できるもの
の、回動アームを用いているため、その長さ分だけ円弧
が大きく余剰スペースが生じ、更に装置の形状・構造の
小型化を図り得る余地を残していた。また、メッキ物を
吸着する際に吸着ボックスを正確に位置決するだめの機
構として、回動アームの軌跡端部相応位置へ、ガイドカ
ムを設けて回動アームの軌跡に垂直部分を形成させるよ
うに［２ているが、この点についても装置の構造の簡略
化の余地が残されていた９、 この発明け、双手の点に鑑みて為さねかもので、メッキ
物を整列して位置状めするための検数のビンを突設［た
トレーを交換自在にし、て所定位置で岐置寸２．デノギ
と、 吊下げバーを介して吊下げベースに全体が垂下保持され
彊つ底面部に設けた複数の吸引孔を介し。

てメッキ物を真空吸着自在とする吸着ボックスと、手記
デ、ツギの左右両側に各々配され且つ上記吸着ホックス
に略逆Ｕ字形の円弧状移動軌跡を形成せしめるホイール
と、ホイールに懸回さね一目つその一部に」１配吊下げ
ベースを接続し、た無端状の索体と、各索体を左右旧つ
上下同時に進退動せしめる駆動手段とを有する吸着ボッ
クス用の平行・往復動手段とより成るように１゛る？−
とにＪ：り装置全体の形状・構造の簡略化及びメ、ツキ
物の移送時間の短縮化を更に一層図つ／ζメッキ物のロ
ーディング装置ビＩを提供せんとするものである。

以下、この発明を図面に示す一実施例に基づいて詳細に
説明１“る。とのメッキ物のローディング装置は、主に
トレー１載置用のデツキ２と、吸着ポ・クス３と、巻掛
伝動用の「索体１としでチェーン４を用いた一Ｆ記吸着
ボックス３用の平行・往復動手段５とから構成されてい
る。

デツキ２け、架台６にボルト止めしてあり、高さ及び水
平度を調整自在としである。デツキ２上には左右一対の
ガイドバー７が突設され、吸着ボックス３の位置決めを
正確に行なえるようにしてあり、加えてこれらガイドバ
ー７間にｌ・レー１を交換自在にして所定位置で載置す
るようになっている。トレー１上には、メッキ物８を整
列して位置法めするだめのビン９が複数突設置〜である
。これら複数のビン９はメッキ物８の前後に於ける両端
部外側を３点支持するもので、前後両方に３本づつ計６
本を１セントにしてあり、そのセット数はメッキ物８の
整列数に、又その高さは各列におけるメッキ物８の最大
積載枚数に略相応させである。尚、図示せぬが、デツキ
２にはトレー１を載置するための位置決め用にレール、
その他位置決め部材が設けられている。

吸着ボックス３は１一対の吊下げバー１０を介して吊下
げベース１１から全体が吊下げられた状態で垂下・保持
されている。吊下げバー１０の上端部分は吊下げベース
１１を貫通し、ストッパ１２で係市され、トレー１上の
メッキ物８の積載状態即ちメッキ物８の積載高さに合わ
せて吊下げベース１１が」−下方向〔図中矢示Ｂ方向〕
で自由に動けるようになっている。１３は可読ダクトで
、その一端が真空源となるプロア１４に接続され、−ｕ
つその他端が吸着ボックス３と接続されており、吸着ボ
ックス３内のエアを吸引できるようになっている。吸着
ボックス３の底面部１５には、上記の整列シ２．たメッ
キ物８の位置に対応させて予め複数の吸引孔１６がスリ
　・ト状に形成してあり、メッキ物８を真空吸着自在と
１７である。捷た吸着ボックス３内には、メッキ物８の
吸着時には図中上方・＼移動しい　メッキ物８を離脱せ
しめる際には下方へ移動・復帰するプレート１７が内臓
さ１＋ており、該プレート１７の下面側に設けた複数の
爪体１８を上記吸引孔１６より突出・入自在と１．て、
メッキ物８の引き剥り、を容易にしである。

平行・往復動手段５け、主にデツキ２の左右両側に各々
２列づぐ）配された同径のホイール１９．２０と、こｆ
ｌらホイール１９　、２０の間に懸回されたチェーン４
と、該チェーン４の駆動手段としての圧力シリンダ２１
とから構成されている３、ホイール１９．２０（具体的
にはスプロケットホイール、イ１シフ、以下ホイールと
のみ記す）は、上記の如くデツキ２０ム・右両側に各２
列づつ設けられておね、デツキ２を挟んで夫々対称位置
に配されている。デツキ２の上方に配された軌跡形成用
のホイール１９としての２個のホイール１９ａ、　１９
１）は左右方向〔図中矢示Ａ〕で位置がずらされており
、夫々に懸回されるチェーン４ａ＋　４１）が駆動時に
干渉せぬようにし、である。甘たホイール１９ａ　、　
１９ｂはデツキ２の上下方向（矢示Ｂ方向）においても
位置がずらされており、この上下方向での位置ずれは、
後記するチェーン４ａ　＋　４ｂと吸着ボックス３との
接続位置のずれに相応している。

デツキ２の下方に配された２個のホイール２０ａ、２０
ｂは、上方のホイール１９ａ　、　１９１）の左右方向
（矢示Ａ方向）での位置ずれに一致させてずらされてお
り、杓に他側のホイール２０ａ　、　２０ｂとの間が駆
動シャフト２２で同軸に連結されている。、即ち、これ
らホイール１９　、２０は、圧力シリンダ２１によりチ
ェーン４を駆動すればデツキ２の左右両側で一斉に回転
シ２、その外形に相応する軌跡、具体的には若干の直線
部分とそれに続く円弧部分とから成る略辿１Ｊ字形の円
弧状軌跡Ｘ〔第３図参照〕、を形成せしめ、吸着ボック
ス３の平行運動によってメッキ物８がメッキ装置〔図示
せず〕へ移送・搬入されるようにしているものである。

「無端状の索体」として採用されたチェーン４け、吊下
げベース１１の左右両端に設けたホルダプレート２３の
上下両端にアタッチメン）・冴を介して夫々接続されて
おり、デツキ２に対して内側のチゴーン４ａけホルダプ
レート２３の下端側に、外側のチェーン４ｂは上端側に
接続されている。詳細には、ホルダプレート２３の上下
両端には夫々軸受２５が固定され、この軸受２５に回転
自在に嵌合させたベアリングピン２６の先端にカラー２
７を固設し、このカラー２７に上記アタッチメント２４
が夫々ボルト止めされている。

１だ、チェーン４ａ　ｙ　４ｂと吊下げベース１１との
接続位置の間隔、具体的にけ、ぺブリングピン２６同士
の間隔Ｌ１はデツキ２土方のホイール１９ａ。

２０ａの」−下方向（矢示Ｂ方向）での位置ずれ間隔ｌ
に等しくされている。即ち、ベアリングビン２６に接続
した２個のアタッチメント２４が移動に際して常に共通
の垂線」二に位置するようにして吸着ボックス３の移動
が［゛ふらつき−１や［ぶれ−１の無い平行運動で行な
われろようになっている。。

駆動手段とし、ての圧力シリンダ２１け、デツキ２に対
し７垂直方向で架台６に立設されており、先端部に固設
しまたスライダ２８に２炉のアタッチメント２４を取付
けて、デツキ２の左右両側に配された４本のチェーン４
のうち一方側の２本と接続されている。そし７てこの圧
力シリンダ２１が駆動され、上下方向（矢示Ｂ方向）に
往復動すると、デツキ２土方のホイール２０間を連結し
た駆動シャフト２２を介１〜で４本のチェーン４が左右
、土工同時に進退動されるようになっている。四はガイ
ドシャフトで、圧力シリンダ２１の往復動を正確に行々
わしめるもので、上記スライダ四を貫通させである。３
０．３１はリミノトスインチで、圧力シリンダ２１の往
復動の上限及び下限位置、換言すればチェーン４の移動
量と吸着ボックス３の移動量、を規制するために、２個
設けられている。

図中３２は、図示せぬメッキ装置の入側に配置されたロ
ーラコンベアで、デツキ２上のトレー１より持上げられ
たメッキ物８を受は止め且つメッキ装置へと搬入するだ
めのものである。

尚、図示の例に於いては、索体としてチェーン４を用い
、またホイールとしてはスプロケットホイール１９．２
０を用いているが、例えばベルトとプーリ、ロープとシ
ーブ等の組合せを採用するものとしても良く、図示の例
の組合せに限定されることはない。

次に作用を説明する。

まずトレー１上にビン９を利用して短冊状のメツキ物８
を複数列に整列させ、各列間枚数積重ねる。次いで、こ
のトレー１をレールその他の位置決め部材を利用［７て
デツキ２上に位置決め（７て載置する。

この状態でブロワ１４を駆動させ、吸着ボックス３内の
エアをｌｆｆ］拉ダクト１３を介して吸引し、吸着ボッ
クス３の底面部１５に設けられた複数の吸引孔１６ヘメ
２・キ物８を夫々吸着させる。この時トレー１は未たデ
ツキ２上の用定位誼にある。

圧力シリンダ２１を図中丁プＪへ向けて駆動し、スライ
ダ２８に接続されたチェーン４ａ　、４ｂを夫々同時に
下方へ引き下げる。するど、壕ず吊下はベース１１が上
方に移動し、吊下げバー１０のストッパ１２′＼当接し
、その状態のまま吸着ボックス３が上方へ持ち上げられ
始める。吸着ボックス３ば、圧力シリンダ２１の下方へ
の動きが下側のリミットスイッチ３１によって停止され
る壕でチェーン４と共に、略逆Ｕ字形の円弧状軌跡Ｘを
描いて平行移動し、ローラコンベア３２上へ至る。この
時点でプロア１４を逆転させ、吸着ボックス３内へ可撓
ダクト１３をα１） 介してエアを送り込み、プ１／−１・１７を１方に押斗
げると、爪体１８が吸引孔１６から突出するととに５Ｌ
つてメッキ物８が強制的に引剥がされる４、ぞし７千メ
ツキ物８け引剥されると同時にローラコンベア３２上へ
移され、メッキ装置内へと搬入さねてゆく。

メッキ物８が吸着ボックス３から離れるど、圧力シリン
ダ２１が上昇を始め、吸着ボックス３は吊下げベース１
１に吊下げられつつ、先とは全く逆経路でデツキ２の下
方へ向けて略逆Ｕ字形状の円弧状軌跡Ｘを描いて移動す
る。そして、圧力シリンダ２１の動きが上側のりミクト
スイノチ３ｏにより停止されると、吸着ボックス３けデ
ツキ２上で所定位置に至って、次のメッキ物８の移送・
搬入に備える状態に復帰する。

本発明け、以上説明してきたような構成を有するように
１〜だので、以下のように多くの効果がある。即ちデツ
キ」二のメッキ物を複数枚整列させて略逆Ｕ字形の円弧
状軌跡をたどらせ迅速に所定場所捷で移動・搬送させる
ととができ、処理スピードを向上させたメッキ装置に対
しても十分ガ供給（１２＋ スピードでメッキ物をライン上へ供給することが可能で
ある。

そし７て本出願人が先に提案しまた２つの装置に比べて
、形状、構造について非常に小型化したものとなり、更
に吸着ボックスの移動、搬送とデツキ上のメッキ物に対
する位置決めとがチェーンとホイールとのみで行なわれ
、他の位置決め手段が不要となることにより構造が簡略
化され、加えて移動、搬送の際に、１−ふらつき」や［
−ぶれ［の無い状態で吸着ボックスを平行移動させるこ
とができ、メッキ装置の入側のローラコンベア」二ヘメ
ノキ物を移す際も、メッキ物がローラコンベア」−から
はみだしたすせず、一定の位置でより一層確実に載置さ
せることができるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一夾施例を示す装置の概略正面図
、 第２図は、第１図中矢示■−■線に沿う断面図、 （１■ 第３図は、吸着ボックスの平行・移動状態を示す説明図
、 第４図は、チェーンとホイールとの接続状態を拡大して
示す説明図、そして 第５図は、第１図中の矢示７部を拡大Ｌ２てチェーンと
圧力シリンダの接続状態を示す説明図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 メッキ物を整列して位置決めするだめの複数のビンを穿
   設したトレーを交換自在にして所定位置で載置するデツ
   キと、 吊下りバーを介して吊下はベースに全体が垂下保持され
   且つ底面部に設けた複数の吸引孔を介してメッキ物を真
   空吸着自在とする吸着ボックスと、 上記デツキの左右両側に各々配され且つ上１吸着ボック
   スに略逆Ｕ字形の円弧状移動軌跡を形成せしめるホイー
   ルと、ホイールに懸回され且つその一部に」１記吊下げ
   ベースを接続した無端状の索体と、各索体を左右且つ上
   下同時に進退動せしめる駆動手段とを有する吸着ボゾク
   ス用の平行・往復動手段とより成るメッキ物のローティ
   ング装置。　　　゛