JPS5943183Y2 - 農用トラクタのフロントヒツチ - Google Patents

農用トラクタのフロントヒツチ

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Publication number
JPS5943183Y2
JPS5943183Y2 JP7344580U JP7344580U JPS5943183Y2 JP S5943183 Y2 JPS5943183 Y2 JP S5943183Y2 JP 7344580 U JP7344580 U JP 7344580U JP 7344580 U JP7344580 U JP 7344580U JP S5943183 Y2 JPS5943183 Y2 JP S5943183Y2
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JP
Japan
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wall
weight
side wall
width direction
vehicle width
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Expired
Application number
JP7344580U
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English (en)
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JPS56174376U (ja
Inventor
清次郎 森栗
Original Assignee
ヤンマーディーゼル株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ヤンマーディーゼル株式会社 filed Critical ヤンマーディーゼル株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は農用トラクタのウェイト取付用フロントヒツチ
に関する。
一般にフロントヒツチは上方から見て矩形に延びる周壁
を備えて釦り、該周壁は矩形に折シ曲げた厚肉の帯板や
、コ形に延びる2個の厚内の帯板により形成されている
そして従来は帯板の端面を衝合溶着する場合、対向する
端面を完全に一致させて衝合し、換言すれば両端部の側
面が同一平面上に並ぶように両端面を衝合し、その衝合
部の側面に溶接を施していた。
ところが周壁はその内部にウェイトの後部や補強板を配
置する関係上、内部側に踏接の肉盛を隆起させることは
できないので、上記衝合部の溶接は外側面にしか施すこ
とができず、従って周壁の強度が低いという不具合があ
った。
本考案は上記従来の不具合を解決するために、衝合部の
内側及び外側に溶接を施し、しかもウェイトや補強板の
配置に支障が生じないようにしたもので、次の様に構成
されている。
すなわち本考案は、車幅方向に延びて車体フレームの前
端に固定される後壁と、後壁の両端から前方へ突出する
1対の側壁と、側壁の前端をつなぐ前壁とによりフロン
トヒツチの概ね矩形の周壁を形成し、該周壁を側壁前部
を境にして互いに別体の2個のコ形部材で構成し、後側
の前後に長い側壁の前端面と前側の前後に短い側壁の後
端面とを互いに車幅方向にずらせて衝合し、該ずれによ
り衝合部の内側と外側に形成された段部に溶接を施して
両コ形部材を連結し、周壁内の空間に区画壁を側壁に対
向させて設け、上記段部を介して連続する側壁の内、内
側にずれた側壁と区画壁との間にウェイトを車幅方向に
概ねがたの無い状態で嵌込み、前壁によりウェイトを着
脱自在に支持し、上記衝合部の後方近傍において側壁に
取付けた支持部材によりウェイトの後端を支持したこと
を特徴としている。
次に図面により実施例を説明する。
第1図は農用トラクタの左側面略図であり、第1図にお
いて車体フレーム1の前面(図の左面)にフロントヒツ
チ2が後述する如く固定されている。
3はウェイト、4はボンネット、Eはエンジンである。
第1図の■−■矢視拡犬図である第2図において、矢印
Fは前方を示し、フロントヒツチ2は上方から見て車幅
方向(第2図の左右方向)に長い矩形の周壁5を備え、
周壁5の後壁6が複数本のボルト7により車体フレーム
1(フロントアクスルブラケット)の前面に固定されて
いる。
周壁5は上記後壁6と、後壁6の両端から前方へ延びる
1対の垂直な側壁8と、両側壁8の前端間を延びる垂直
な前壁9とからなる。
周壁5は側壁8の前部に位置する衝合部10を境とする
2個のコ形部材11.12からなり、後側のコ形部材1
1は前向きに開口し、前側のコ形部材12は後向き開口
している。
両部材11.12は同一厚さtを有し、部材11の幅L
□は部材の幅L2よりも若干狭く、両衝合部10におい
て部材12の端面は部材11の端面よりも厚さtの約V
3だけ車幅方向外方へずれている。
該ずれにより衝合部10の内側及び外側には段部13,
14が形成され、両段部13゜14には全長にわたって
溶接が施しである。
内側の溶接の肉盛りは段部13内にあり、換言すれば部
材11の内側面15よりも内方へは隆起していない。
前壁9と後壁6の間には側壁8と平行な例えば3個の区
画壁17が車幅方向に間隔を隔てて配置され、溶接によ
り前後壁9,6に固定されている。
隣接する区画1717間及び側壁8と区画壁17の間に
はウェイト3の後部が収容されている。
ウェイト3は側壁8により両端部を支持したロッド19
を利用して第3図の如くヒツチ2の前部に係止するよう
になっている。
第3図は第2図の■−■断面図で、ウェイト3は後部に
設けた凹部20が前壁9に上方から嵌合し、後面上の突
起21がロッド19に下方から係合している。
なお第3図で明らかなように区画壁17はヒツチ2o土
下方向中間部より低い位置(下半部)を占め、ロッド1
9は区画壁17の上方を通っている。
第2図の如くロッド19の両端部は側壁8,8の孔に抜
差し自在に嵌合してかり、図中左方の側壁8より外方へ
突出した端部にはロッド19を左方へ付勢する圧縮コイ
ルばね22が取り付けられ、図中右方の突出端部には抜
止め用の松葉ビン29が取り付けである。
33は中央の区画壁17に溶着したロッド19支持用ブ
ラケツトである。
各区画壁17の上端面の後半部には車幅方向に延びる水
平な横枠板23が掛は渡しである。
横枠板23は区画壁17、側壁8、後壁6に溶着されて
おり、横枠板23には前後に長い1対の長孔24が車輻
方向に間隔を隔てて設けである。
第2図のIV−IV断面を示す第4図の如く、長孔24
には下方からボルト25が挿通され、ボルト25の上端
はL形ブラケット26の下部(水平部)のねし孔に螺合
してブラケット26を横枠板23に締着している。
ブラケット26の上部(垂直部)には車輪方向に延びる
段付きボルト27がナツト28により固定され、ボルト
27にはブツシュ30が嵌合し、ブツシュ30にはアー
ム31を介して第3図のボンネット4の前端かつ下端の
部分が回動自在に支持されている。
以上説明した構造によると、衝合部10の両側に溶接を
施すので、衝合部の連結強度を充分に高めることができ
る。
又段部13.14に溶接を施すので、溶接の肉盛りが部
材11の内側面15よりも内側へ張出すことを防止し、
肉盛りに邪魔されることなく、ウェイト3を側壁8と区
画壁17との間に概ね車輻方向にがたの無い状態で嵌込
むことができる。
従ってウェイト3の着脱作業を容易に行えるとともに、
ウェイト3のがたつきを防止できる。
更にウェイト3は前壁9により支持されて訃り、換言す
ればウェイト3を極力前方に配置した構造になっている
ので、軽量のウェイト3により充分に車体のバランスを
取ることができる。
この様にウェイト3を軽量化できるので、ウェイト3の
着脱操作が容易になるとともに、ウェイト3から溶接部
に加わる荷重を小さくし、ウェイト重量に対して溶接部
の強度を相対的に高めることができる。
しかも周壁5に側壁8の前部を境にして2個のコ形部材
で構成されており、溶接部は周壁5の前部、すなわち前
壁9に近い部分に位置している。
従ってウェイト3から前壁9を経て溶接部に加わるモー
メントは小さく、この点においてもウェイト重量に対す
る溶接部の相対強度を高めることができる。
ウェイト3を上述の如く前方に配置すると、ウェイト3
の後端が係合するロッド19(支持部材)は周壁の前部
に取付ける必要がある。
そして本考案ではロッド19を衝合部10の後方近傍に
おいて側壁8に取付けているので、ウェイト3からロッ
ド19に加わった荷重はロッド19から後側のコ形部材
11に加わり、溶接部には加わらない。
従ってこの点においても、ウェイト重量に対して溶接部
の強度を相対的に高めることができる。
しかも端部13,14に溶接を施したことにより、溶接
の肉盛りが側壁8の表面(側面)上においてロッド19
側へはみだすことを防止し、肉盛りがロッド取付は孔等
の邪魔になることを防止できる。
なお本考案を具体化する場合には、前側のコ形部材12
の幅L2を後側のコ形部材11の幅L□よりも小さくす
ることもでき、又部材11.12の幅L1.L2を同一
にし、部材11.12を車幅方向に若干ずらせて溶接す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は農用トラクタの左側面略図、第2図は第1図の
■−■矢視図、第3図は第2図の■−■断面図、第4図
は第3図のIV−IV断面図である。 1・・・・・・車体フレーム、2・・・・・・フロント
ヒツチ、3・・・・・・ウェイト、5・・・・・・周壁
、6・・・・・・後壁、8・・・・・・側壁、9・・・
・・・前壁、1′1・・・・・・衝合部、11,12・
・・・・・コ形部材、13,14・・・・・・段部、1
7・・・・・・区画壁、19・・・・・・ロッド(支持
部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車幅方向に延びて車体フレームの前端に固定される後壁
    と、後壁の両端から前方へ突出する1対の側壁と、側壁
    の前端をつなぐ前壁とによりフロントヒツチの概ね矩形
    の周壁を形成し、該周壁を側壁前部を境にして互いに別
    体の2個のコ形部材で構成し、後側の前後に長い側壁の
    前端面と前側の前後に短い側壁の後端面とを互いに車幅
    方向にずらせて衝合し、該ずれにより衝合部の内側と外
    側に形成された段部に溶接を施して両コ形部材を連結し
    、周壁内の空間に区画壁を側壁に対向させて設け、上記
    段部を介して連続する側壁の内、内側にずれた側壁と区
    画壁との間にウェイトを車幅方向に概ねがたの無い状態
    で嵌込み、前壁によりウェイトを着脱自在に支持し、上
    記衝合部の後方近傍に釦いて側壁に取付けた支持部材に
    よりウェイトの後端を支持を−たことを特徴とする農用
    トラクタのフロントヒツチ。
JP7344580U 1980-05-27 1980-05-27 農用トラクタのフロントヒツチ Expired JPS5943183Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7344580U JPS5943183Y2 (ja) 1980-05-27 1980-05-27 農用トラクタのフロントヒツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7344580U JPS5943183Y2 (ja) 1980-05-27 1980-05-27 農用トラクタのフロントヒツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56174376U JPS56174376U (ja) 1981-12-23
JPS5943183Y2 true JPS5943183Y2 (ja) 1984-12-20

Family

ID=29436298

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JP7344580U Expired JPS5943183Y2 (ja) 1980-05-27 1980-05-27 農用トラクタのフロントヒツチ

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