JPS5943171A - 繊維製品処理用物品 - Google Patents
繊維製品処理用物品Info
- Publication number
- JPS5943171A JPS5943171A JP57149948A JP14994882A JPS5943171A JP S5943171 A JPS5943171 A JP S5943171A JP 57149948 A JP57149948 A JP 57149948A JP 14994882 A JP14994882 A JP 14994882A JP S5943171 A JPS5943171 A JP S5943171A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- fiber
- nonwoven fabric
- article
- ethylene oxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は衣料等の繊維製品の洗濯工程におけるすすぎ時
及び乾燥時のいずれの工程においても使用できる柔軟化
剤を含浸した不織布基質の改良、特にべたつき性等の触
感を改善した繊維製品処理用物品に関するものである。
及び乾燥時のいずれの工程においても使用できる柔軟化
剤を含浸した不織布基質の改良、特にべたつき性等の触
感を改善した繊維製品処理用物品に関するものである。
洗濯後の湿った衣料とともに乾燥機に入れ、乾燥の際に
衣料に柔軟性や帯電防止性を付与するための柔軟剤とし
て吸収性基層に柔軟化剤を含浸させた種々のものが知ら
れている。たとえば、特定の吸収容量を有する吸収性基
層に100°F〜170°Fの融点を有する織物ソフナ
ーを含浸させたもの(特公昭47−19594)、不織
布などの基質をワックス状基質で被覆し、外側に織物ソ
フナーを被接させたもの(特公昭47−40120)、
さらに主な織物ソフナーの一つであるジ長鎖アルキルジ
短鎖アルキル第4級アンモニウム塩の融点を低下させ使
用性の向上を図るために、脂肪系多価アルコールエステ
ル(特開昭52−118089)、ラノリンアルコール
またはその脂肪族カルボン酸エステル(特開昭52−1
24998)などの融点降下剤を併用する等の改良組成
である。これらの柔軟化剤を吸収性基層に含浸させたも
のは、柔軟化剤独特のべたつき感がある。特に長時間手
でもっていると手がべたべたして使用者に不快感を与え
ることが著しい。この現象は吸収性基層上の柔軟化剤が
直接手に触れて皮膚上に移行するためと推定される。そ
こで不織布表面上の柔軟化剤の量を減少させるために坪
量の大きな不織布を用いたところ、ぺたつき性は改善さ
れるとの知見を得たが、柔軟化剤の放出率が低下すると
の欠点が生じた。
衣料に柔軟性や帯電防止性を付与するための柔軟剤とし
て吸収性基層に柔軟化剤を含浸させた種々のものが知ら
れている。たとえば、特定の吸収容量を有する吸収性基
層に100°F〜170°Fの融点を有する織物ソフナ
ーを含浸させたもの(特公昭47−19594)、不織
布などの基質をワックス状基質で被覆し、外側に織物ソ
フナーを被接させたもの(特公昭47−40120)、
さらに主な織物ソフナーの一つであるジ長鎖アルキルジ
短鎖アルキル第4級アンモニウム塩の融点を低下させ使
用性の向上を図るために、脂肪系多価アルコールエステ
ル(特開昭52−118089)、ラノリンアルコール
またはその脂肪族カルボン酸エステル(特開昭52−1
24998)などの融点降下剤を併用する等の改良組成
である。これらの柔軟化剤を吸収性基層に含浸させたも
のは、柔軟化剤独特のべたつき感がある。特に長時間手
でもっていると手がべたべたして使用者に不快感を与え
ることが著しい。この現象は吸収性基層上の柔軟化剤が
直接手に触れて皮膚上に移行するためと推定される。そ
こで不織布表面上の柔軟化剤の量を減少させるために坪
量の大きな不織布を用いたところ、ぺたつき性は改善さ
れるとの知見を得たが、柔軟化剤の放出率が低下すると
の欠点が生じた。
従って本発明の目的は、柔軟化剤の放出率を低下させる
ことなくべたつき性等の触感が改良された繊維製品処理
用物品を提供することにある。
ことなくべたつき性等の触感が改良された繊維製品処理
用物品を提供することにある。
かかる本発明の目的は吸収性基層として繊維の種類、太
さ及び坪量が特定された不織布を用い、これに柔軟化剤
を含浸させることにより達成されることを見出した。
さ及び坪量が特定された不織布を用い、これに柔軟化剤
を含浸させることにより達成されることを見出した。
すなわち、本発明は、繊維の太さが3〜10デニールの
範囲内にある疎水性繊維で構成され坪量が23〜40g
/m2である熱融着型不織布に、繊維柔軟化剤を含浸さ
せてなることを特徴とする繊維製品処理用物品である。
範囲内にある疎水性繊維で構成され坪量が23〜40g
/m2である熱融着型不織布に、繊維柔軟化剤を含浸さ
せてなることを特徴とする繊維製品処理用物品である。
本発明において用いられる不織布は、(1)疎水性繊維
で構成されること(2)繊維の太さが3〜10デニール
好ましく6〜8デニールの範囲にあること(3)坪量が
23〜40g/m2好ましくは25〜35g/m2であ
ること及び(4)熱融着型であること、の要件を具備す
る不織布である。この様な不織布は、繊維間の接着が構
成繊維の1つであるポリオレフィン繊維の熱融着によっ
てなされる、いわゆるノーバインダー不織布といわれて
いるものである。前記接着作用を有するポリオレフィン
繊維としてはポリプロピレン(以下PPと略称する。)
などの高融点成分を芯としその外側にポリエチレンなど
の低融点成分をコーティングした構造の繊維や両者をサ
イドバイサイド型とした繊維などの複台ポリオレフィン
繊維が特に好ましく使用され、これらはチッソ(株)の
ES繊維などとして容易に入手可能である。
で構成されること(2)繊維の太さが3〜10デニール
好ましく6〜8デニールの範囲にあること(3)坪量が
23〜40g/m2好ましくは25〜35g/m2であ
ること及び(4)熱融着型であること、の要件を具備す
る不織布である。この様な不織布は、繊維間の接着が構
成繊維の1つであるポリオレフィン繊維の熱融着によっ
てなされる、いわゆるノーバインダー不織布といわれて
いるものである。前記接着作用を有するポリオレフィン
繊維としてはポリプロピレン(以下PPと略称する。)
などの高融点成分を芯としその外側にポリエチレンなど
の低融点成分をコーティングした構造の繊維や両者をサ
イドバイサイド型とした繊維などの複台ポリオレフィン
繊維が特に好ましく使用され、これらはチッソ(株)の
ES繊維などとして容易に入手可能である。
そして本発明の不織布は、例えば複合ポリオレフィン繊
維単独または複合ポリオレフィン繊維とポリエステル繊
維、ポリアミド繊維、ポリアクリロニトリル繊維、PP
繊維などの混紡を常法によりシート状とした後、熱処理
によって製造されるものであるが繊維の配列は網状、あ
ぜ繊状、あぜ繊状でかつ繊維の配向がランダムであるも
の等種々の配列があっても良い。通常用いられる繊維の
長さは38〜102mm、不織布の厚さは0.1〜0.
3mmである。なお、ポリオレフィン繊維と他の疎水性
繊維との混紡を用いる場合には、繊維間の接着強度を保
持する必要上、ポリオレフィン繊維の量を50重量%以
上とするのが適当である。
維単独または複合ポリオレフィン繊維とポリエステル繊
維、ポリアミド繊維、ポリアクリロニトリル繊維、PP
繊維などの混紡を常法によりシート状とした後、熱処理
によって製造されるものであるが繊維の配列は網状、あ
ぜ繊状、あぜ繊状でかつ繊維の配向がランダムであるも
の等種々の配列があっても良い。通常用いられる繊維の
長さは38〜102mm、不織布の厚さは0.1〜0.
3mmである。なお、ポリオレフィン繊維と他の疎水性
繊維との混紡を用いる場合には、繊維間の接着強度を保
持する必要上、ポリオレフィン繊維の量を50重量%以
上とするのが適当である。
上記(1)〜(4)の要件を具備することにより、柔軟
化剤の放出率を高度に保ちつつ、ベたつき性を改善でき
る理由は明確ではないが、このような不織布を用いると
柔軟化剤が繊組間に多く含浸され、繊維を被覆する割合
が減少するためと考えられる。
化剤の放出率を高度に保ちつつ、ベたつき性を改善でき
る理由は明確ではないが、このような不織布を用いると
柔軟化剤が繊組間に多く含浸され、繊維を被覆する割合
が減少するためと考えられる。
すなわち、繊維の太さが3デニール未満または10デニ
ールを超える疎水性繊維を用いたり、坪量を23g/m
2未満とするとべたつき性は改善されず、また坪量が4
0g/m2を越えると柔軟化剤の放出量が低下するから
である。尚、繊維の太さが6〜8デニールで坪量25〜
35g/m2のものはべたつき性及び放出率の点から特
に好ましい。
ールを超える疎水性繊維を用いたり、坪量を23g/m
2未満とするとべたつき性は改善されず、また坪量が4
0g/m2を越えると柔軟化剤の放出量が低下するから
である。尚、繊維の太さが6〜8デニールで坪量25〜
35g/m2のものはべたつき性及び放出率の点から特
に好ましい。
本発明において用いられる繊維柔軟化剤は、綿タオル、
衣料等の繊維製品に柔軟性を付与することができるカチ
オン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、アニオン界面活
性剤の一種または二種以上の混合物である。通常柔軟効
果の点より、カチオン界面活性剤である各種アミン塩、
第4繊アンモニウム塩などのカチオン性繊維柔軟化剤が
用いられる。これらのうち炭素数10〜24のアルキル
基またはアルケニル基を分子内に2個有する第4級アン
モニウム塩が好ましい。具体的には、ジラウリルジメチ
ルアンモニウムクロライド、ジバルミチルメチルヒドロ
キシエチルアンモニウムメチルサルフェート、ジ水素添
加牛脂アルキルジメチルアンモニウムクロライド、ジス
テアリルメチルポリオキシエチレン(平均重合度5モル
)アンモニウムクロライド、ジ水素添加牛脂アルキルエ
チルベンジルアンモニウムクロライド、ジテトラコシル
ジメチルアンモニウムクロライド、ジ〔(2−ドデカノ
イルアミノ)エチル〕ジメチルアンモニウムクロライド
、ジ〔(2−オクタデカフィルアミノ)プロピル〕ジメ
チルアンモニウムメチルサルフェート、2−ヘブタデシ
ル−1−エチル−1−〔(2−オクタデカノイルアミノ
)エチル〕イミダゾリニウムエチルサルフェート、2−
ペンタデシル−1−メチル−1−〔(2−ヘキサデカノ
イルアミノ)エチル〕イミダゾリニウムメチルサルフェ
ートなどの一種または二種以上の混合物である.これら
の柔軟化剤は通常前記不織布に対して25〜75g/m
2、好ましくは37〜63g/m2の範囲内で含浸させ
られる。
衣料等の繊維製品に柔軟性を付与することができるカチ
オン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、アニオン界面活
性剤の一種または二種以上の混合物である。通常柔軟効
果の点より、カチオン界面活性剤である各種アミン塩、
第4繊アンモニウム塩などのカチオン性繊維柔軟化剤が
用いられる。これらのうち炭素数10〜24のアルキル
基またはアルケニル基を分子内に2個有する第4級アン
モニウム塩が好ましい。具体的には、ジラウリルジメチ
ルアンモニウムクロライド、ジバルミチルメチルヒドロ
キシエチルアンモニウムメチルサルフェート、ジ水素添
加牛脂アルキルジメチルアンモニウムクロライド、ジス
テアリルメチルポリオキシエチレン(平均重合度5モル
)アンモニウムクロライド、ジ水素添加牛脂アルキルエ
チルベンジルアンモニウムクロライド、ジテトラコシル
ジメチルアンモニウムクロライド、ジ〔(2−ドデカノ
イルアミノ)エチル〕ジメチルアンモニウムクロライド
、ジ〔(2−オクタデカフィルアミノ)プロピル〕ジメ
チルアンモニウムメチルサルフェート、2−ヘブタデシ
ル−1−エチル−1−〔(2−オクタデカノイルアミノ
)エチル〕イミダゾリニウムエチルサルフェート、2−
ペンタデシル−1−メチル−1−〔(2−ヘキサデカノ
イルアミノ)エチル〕イミダゾリニウムメチルサルフェ
ートなどの一種または二種以上の混合物である.これら
の柔軟化剤は通常前記不織布に対して25〜75g/m
2、好ましくは37〜63g/m2の範囲内で含浸させ
られる。
上記繊維柔軟化剤には、すすぎ工程で用いる場合の柔軟
性及び帯電防止性を向上させるために、脂肪酸アルカノ
ールアミド類及び脂肪酸エステル、高級アルコールのエ
チレンオキシド付加物、アルキルフェノールのエチレン
オキシド付加物、油脂のエチレンオキシド付加物の群か
ら選ばれる一種とを添加するのが望ましい。これらの添
加量は、柔軟化剤の40重量%以下が適当である。脂肪
酸アルカノールアミド類としては構成脂肪酸の炭素数が
8〜24、エチレンオキシド付加モル数が1〜40のも
のが用いられる。具体的には、ラウリン酸モノエタノー
ルアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ミリスチン
酸ジエタノールアミド、バルミチン酸ジエタノールアミ
ド、オクタン酸シエタノールアミド、ステアリン酸ジエ
タノールアミド、ヤシ脂肪酸ジエタノールアミド、バー
ム核脂肪酸ジエタノールアミド、N−モノ置換POE(
P=2)ヤシ脂肪酸アミド、N−モノ置換POE(P=
10)ヤシ脂肪酸アミド、N,N−ジ置換POE(合計
P=5)ヤシ脂肪酸アミド、N,N−ジ置換POE(合
計P=20)ヤシ脂肪酸アミドなどがあげられる。
性及び帯電防止性を向上させるために、脂肪酸アルカノ
ールアミド類及び脂肪酸エステル、高級アルコールのエ
チレンオキシド付加物、アルキルフェノールのエチレン
オキシド付加物、油脂のエチレンオキシド付加物の群か
ら選ばれる一種とを添加するのが望ましい。これらの添
加量は、柔軟化剤の40重量%以下が適当である。脂肪
酸アルカノールアミド類としては構成脂肪酸の炭素数が
8〜24、エチレンオキシド付加モル数が1〜40のも
のが用いられる。具体的には、ラウリン酸モノエタノー
ルアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ミリスチン
酸ジエタノールアミド、バルミチン酸ジエタノールアミ
ド、オクタン酸シエタノールアミド、ステアリン酸ジエ
タノールアミド、ヤシ脂肪酸ジエタノールアミド、バー
ム核脂肪酸ジエタノールアミド、N−モノ置換POE(
P=2)ヤシ脂肪酸アミド、N−モノ置換POE(P=
10)ヤシ脂肪酸アミド、N,N−ジ置換POE(合計
P=5)ヤシ脂肪酸アミド、N,N−ジ置換POE(合
計P=20)ヤシ脂肪酸アミドなどがあげられる。
尚、前記化合物中、POEはポリオキシエチレンを意味
し、Pはエチレンオキシドの平均付加モル数を意味する
(以下においても同じ。) また脂肪酸エステル、高級アルコールのエチレンオキシ
ド付加物、アルキルフェノールのエチレンオキシド付加
物、油脂のエチレンオキシド付加物として、具体的には
パーム油脂肪酸メチルエステル、ステアリン酸メチルエ
ステル、エチレングリコールモノステアレート、プロピ
レングリコールモノパルミテート、ソルビタンモノステ
アレート、ソルビタントリラウレートのエチレンオキシ
ド付加物(P=4)、グリセリンのエチレンオキシド付
加物(P=3)ジステアレート、グリセリンのエチレン
オキシド付加物(P=5)のトリラウレート、グリセリ
ンのエチレンオキシド付加物(P=3)のモノイソステ
アレート、トリメチロールプロパンのエチレンオキンド
付加物(P=5)ジステアレート、ポリエチレングリコ
ール(P=4)ジラウレート、POE(P=4)ラウリ
ルエーテルステアレート、エチレングリコールラウリル
エーテル、POE(P=5)ステアリルエーテル、PO
E(P=2)ノニルフェニルエーテル、POE(P=5
)硬化ヒマシ油モノイソステレート、POE(P=7)
硬化ヒマシ油などである。
し、Pはエチレンオキシドの平均付加モル数を意味する
(以下においても同じ。) また脂肪酸エステル、高級アルコールのエチレンオキシ
ド付加物、アルキルフェノールのエチレンオキシド付加
物、油脂のエチレンオキシド付加物として、具体的には
パーム油脂肪酸メチルエステル、ステアリン酸メチルエ
ステル、エチレングリコールモノステアレート、プロピ
レングリコールモノパルミテート、ソルビタンモノステ
アレート、ソルビタントリラウレートのエチレンオキシ
ド付加物(P=4)、グリセリンのエチレンオキシド付
加物(P=3)ジステアレート、グリセリンのエチレン
オキシド付加物(P=5)のトリラウレート、グリセリ
ンのエチレンオキシド付加物(P=3)のモノイソステ
アレート、トリメチロールプロパンのエチレンオキンド
付加物(P=5)ジステアレート、ポリエチレングリコ
ール(P=4)ジラウレート、POE(P=4)ラウリ
ルエーテルステアレート、エチレングリコールラウリル
エーテル、POE(P=5)ステアリルエーテル、PO
E(P=2)ノニルフェニルエーテル、POE(P=5
)硬化ヒマシ油モノイソステレート、POE(P=7)
硬化ヒマシ油などである。
尚、上記成分のほか、柔軟剤に通常添加される公知成分
である高級アルコール、香料、蛍光剤、殺菌剤などを添
加することができる。
である高級アルコール、香料、蛍光剤、殺菌剤などを添
加することができる。
本発明品によれば繊維処理用物品を取扱う際べたつき感
がなく、使用者に不快感を与えることが少ないとともに
含浸されている柔軟化剤の放出率が高いので使用後の不
織布中に残存する量が少なく経済上も有利である。
がなく、使用者に不快感を与えることが少ないとともに
含浸されている柔軟化剤の放出率が高いので使用後の不
織布中に残存する量が少なく経済上も有利である。
次に実施例により本発明を説明する。尚繊維製品処理用
物品の製造方法、処理方法及び評価方法は次のようにし
て行なった。
物品の製造方法、処理方法及び評価方法は次のようにし
て行なった。
・繊維製品処理用物品の製造法
繊維柔軟化剤及び各種添加剤を加熱溶融混合し、この溶
液に不織布を浸漬した後、絞りローラーを用い含浸量が
シート単位面積当り50g/m2となるように調製した
。次に室温で冷却した後、所定の寸法に切断した。
液に不織布を浸漬した後、絞りローラーを用い含浸量が
シート単位面積当り50g/m2となるように調製した
。次に室温で冷却した後、所定の寸法に切断した。
・繊維製品の乾燥工程での処理方法
繊維製品として、綿タオル及びアクリル布(アクリルジ
ャージ)を用い、これらを市販洗剤で洗浄後十分すすぎ
、脱水率140%に絞ったものを、乾燥重量が1/1(
綿タオル対アクリル布)の割合で合計1kgとなるよう
に縦型回転式の家庭用乾燥機に入れた。繊維製品処理用
物品を1枚加えた後、約50〜70℃で45分間乾燥処
理をした。
ャージ)を用い、これらを市販洗剤で洗浄後十分すすぎ
、脱水率140%に絞ったものを、乾燥重量が1/1(
綿タオル対アクリル布)の割合で合計1kgとなるよう
に縦型回転式の家庭用乾燥機に入れた。繊維製品処理用
物品を1枚加えた後、約50〜70℃で45分間乾燥処
理をした。
・評価項目
(イ)べたつき性:繊維製品処理用物品の触感を次の基
準で評価した。
準で評価した。
◎・・・・・・ほとんどべたつきが認められない○・・
・・・・若干べたつきがある △・・・・・・べたつく ×・・・・・・べたつき大 (ロ)柔軟化剤の放出率:繊維製品の乾燥工程での処理
後、不織布から柔軟化剤が放出された量を、含浸時の量
に対する割合として算出した。
・・・・若干べたつきがある △・・・・・・べたつく ×・・・・・・べたつき大 (ロ)柔軟化剤の放出率:繊維製品の乾燥工程での処理
後、不織布から柔軟化剤が放出された量を、含浸時の量
に対する割合として算出した。
実施例1
太さの異なるES繊維を用い坪量が21〜48g/m2
の不織布(厚さ0.18〜0.20mm)に、ジステア
リルジメチルアンモニウムメチルサルフェート75重量
%、ラウリン酸ジエタノールアミド10重量%、POE
ノニルフェニルエーテル(P=2)15重量%混合物を
含浸させた縦横20×20cmのものを用いて性能を評
価した。結果を表−1に示す。
の不織布(厚さ0.18〜0.20mm)に、ジステア
リルジメチルアンモニウムメチルサルフェート75重量
%、ラウリン酸ジエタノールアミド10重量%、POE
ノニルフェニルエーテル(P=2)15重量%混合物を
含浸させた縦横20×20cmのものを用いて性能を評
価した。結果を表−1に示す。
実施例2
種々の材質の不織布(厚さ0.18〜0.22)に、ジ
水素添加牛脂アルキルジメチルアンモニウムメチルサル
フェート65重量%、ステアリルアルコール10重量%
、POEラウリルエーテル(P=3)15重量%、ヤシ
脂肪酸ジエタノールアミド10重量%の混合物を含浸さ
せ、縦横20×20cmのを用いて性能を評価した。結
果を表−2に示す。
水素添加牛脂アルキルジメチルアンモニウムメチルサル
フェート65重量%、ステアリルアルコール10重量%
、POEラウリルエーテル(P=3)15重量%、ヤシ
脂肪酸ジエタノールアミド10重量%の混合物を含浸さ
せ、縦横20×20cmのを用いて性能を評価した。結
果を表−2に示す。
表−2に示されるように本発明の範囲内であればいずれ
の疎水性繊維を用いた不織布でもべたつき性がなく、高
い放出量が得られることがわかる。
の疎水性繊維を用いた不織布でもべたつき性がなく、高
い放出量が得られることがわかる。
’bi’r出願人 ライAン株式会社代理人 箱11
1 篤
1 篤
Claims (1)
- 1、繊維の太さが3〜10デニールの範囲内にある疎水
性繊維で構成され坪量が23〜40g/m2である熱融
着型不織布に、繊維柔軟化剤を含浸させてなることを特
徴とする繊維製品処理用物品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57149948A JPS5943171A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 繊維製品処理用物品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57149948A JPS5943171A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 繊維製品処理用物品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5943171A true JPS5943171A (ja) | 1984-03-10 |
JPS6320945B2 JPS6320945B2 (ja) | 1988-05-02 |
Family
ID=15486077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57149948A Granted JPS5943171A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 繊維製品処理用物品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5943171A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59112069A (ja) * | 1982-12-17 | 1984-06-28 | 花王株式会社 | 衣料処理用製品 |
JPH01162871A (ja) * | 1987-12-21 | 1989-06-27 | Kao Corp | 衣料処理用製品 |
EP0674933A2 (de) * | 1994-03-05 | 1995-10-04 | Firma Carl Freudenberg | Luftfiltermaterial, seine Verwendung und Herstellung |
US5958806A (en) * | 1994-01-14 | 1999-09-28 | Fibervisions A/S | Cardable hydrophobic polyolefin fibres comprising cationic spin finishes |
JP2011508834A (ja) * | 2008-01-04 | 2011-03-17 | エルジー ハウスホールド アンド ヘルスケア リミテッド | 低温水で活性化する機能性シート |
JP2014129627A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Kao Corp | 繊維製品の濡れ戻り抑制方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53111197A (en) * | 1977-01-12 | 1978-09-28 | Procter & Gamble | Clothes treating article and method |
JPS5450696A (en) * | 1977-09-06 | 1979-04-20 | Unilever Nv | Fabric conditioning product and producing same |
-
1982
- 1982-08-31 JP JP57149948A patent/JPS5943171A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53111197A (en) * | 1977-01-12 | 1978-09-28 | Procter & Gamble | Clothes treating article and method |
JPS5450696A (en) * | 1977-09-06 | 1979-04-20 | Unilever Nv | Fabric conditioning product and producing same |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59112069A (ja) * | 1982-12-17 | 1984-06-28 | 花王株式会社 | 衣料処理用製品 |
JPH01162871A (ja) * | 1987-12-21 | 1989-06-27 | Kao Corp | 衣料処理用製品 |
JPH048546B2 (ja) * | 1987-12-21 | 1992-02-17 | ||
US5958806A (en) * | 1994-01-14 | 1999-09-28 | Fibervisions A/S | Cardable hydrophobic polyolefin fibres comprising cationic spin finishes |
EP0674933A2 (de) * | 1994-03-05 | 1995-10-04 | Firma Carl Freudenberg | Luftfiltermaterial, seine Verwendung und Herstellung |
EP0674933A3 (de) * | 1994-03-05 | 1995-11-22 | Freudenberg Carl Fa | Luftfiltermaterial, seine Verwendung und Herstellung. |
TR28119A (tr) * | 1994-03-05 | 1996-02-08 | Freudenberg Carl | Hava filtreleme malzemesi, bunun imali ve kullanimi. |
CN1062190C (zh) * | 1994-03-05 | 2001-02-21 | 卡尔·弗罗伊登伯格公司 | 空气过滤材料及其应用和制备 |
JP2011508834A (ja) * | 2008-01-04 | 2011-03-17 | エルジー ハウスホールド アンド ヘルスケア リミテッド | 低温水で活性化する機能性シート |
JP2013028892A (ja) * | 2008-01-04 | 2013-02-07 | Lg Household & Health Care Ltd | 低温水で活性化する機能性シート |
JP2014129627A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Kao Corp | 繊維製品の濡れ戻り抑制方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6320945B2 (ja) | 1988-05-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6254932B1 (en) | Fabric softener device for in-dryer use | |
US4237155A (en) | Articles and methods for treating fabrics | |
US4238531A (en) | Additives for clothes dryers | |
US3686025A (en) | Textile softening agents impregnated into absorbent materials | |
US4327133A (en) | Additives for clothes dryers | |
US4421792A (en) | Additives for clothes dryers | |
US4110498A (en) | Fabric treatment compositions | |
US4012326A (en) | Additives for clothes dryers | |
CA1130056A (en) | Articles and methods for treating fabrics | |
JPH06506269A (ja) | 帯電防止性繊維布軟化剤組成物 | |
CA1142710A (en) | Fabric conditioning composition for article used to condition fabrics in a clothes dryer | |
US4297406A (en) | Product for treating fabric | |
JPS5943171A (ja) | 繊維製品処理用物品 | |
CA1096558A (en) | Fabric treatment compositions | |
KR20230097908A (ko) | 향 지속성을 가지는 건조기용 섬유유연시트의 조성물 | |
US7001879B2 (en) | Articles and methods for treating fabrics based on acyloxyalkyl quaternary ammonium compositions | |
US4209549A (en) | Process for treating fabrics with fabric treatment compositions | |
KR20020035649A (ko) | 직물 유연제 조성물 | |
JPS6225790B2 (ja) | ||
JP3181439B2 (ja) | 繊維製品処理用物品 | |
JPS6011155B2 (ja) | ダンブル乾燥機で織物を処理するための製品 | |
JP2954368B2 (ja) | 衣料処理用製品 | |
JPH0152505B2 (ja) | ||
JPS58144175A (ja) | 繊維製品処理用物品 | |
KR102681865B1 (ko) | 섬유 케어 조성물 |