JPS5942881A - 通気式製麹装置 - Google Patents

通気式製麹装置

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JPS5942881A
JPS5942881A JP15329682A JP15329682A JPS5942881A JP S5942881 A JPS5942881 A JP S5942881A JP 15329682 A JP15329682 A JP 15329682A JP 15329682 A JP15329682 A JP 15329682A JP S5942881 A JPS5942881 A JP S5942881A
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JP
Japan
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koji
malt
temperature
chamber
air
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JP15329682A
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English (en)
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JPS6028274B2 (ja
Inventor
Wakio Araki
荒木 和鬼夫
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NAGATA JOZO KIKAI KK
Original Assignee
NAGATA JOZO KIKAI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は一般酵素工業並びに醸造工業用製麹装置にお
いて、通気可能な培養床に麹基質を高層、若しくは薄層
に堆積し、基質の温度、水分を調整しなから製麹をおこ
なう通気式自動製麹装置において1.培養床上を最適な
温度、湿度の環境造りをおこなうことによって麹の醗酵
熱を自然的に発散させ、品温制御に外気の利用を廃止し
、通風負荷を@減して製麹に必快な炭はガス濃度を高め
、雑菌の繁殖を防止して出翅水分の任慧調整を計り、製
麹品質の向上を計る自動製麹装置に係るものである。
従来か瓦る製麹法は培養床上に堆積された麹基質の床−
L室と床下室とを循環ダクトで連結し、その循環経路に
空気調整装置を設け、循環空気を麹基質の品温制御に適
した温、湿度に調整し、強制通風によっておこなわれて
いた。通気式製麹における送風条件は麹基質の製麹条件
によって異なるが、従来法の一例を示せば、製麹品温2
5℃の場合、通風温度22°〜23℃、湿度97〜10
0県麹基質通過後の温度27℃、湿度100%であった
したがって麹基質温度は堆積層の上部及び下部にオO(
・て温度差を生じ均一な製麹を得ることは困難であった
。また麹の最盛発熱期にお見・て、かかる循環空気を利
用することは、空調機の熱交換効率阻害となり、品温制
御に困難をきたすため、制御に使用した空気は室外に放
出し、空調用の空気は外気を導入して調整し通風するこ
とを普通とされていたが、外気を導入することは高温多
湿の空気を循環利用することに比して、空調装置の熱交
換効率を高めることに効果あるとしても、製麹工程にお
いて幾多の;仔害を招東するものである。外気を導入す
ることによって床上室は大気に通じ、室内の負圧を減少
して大気圧となり床下室は動圧を高めて、送風負荷の増
大を招くこととなる。麹は菌糸の発育に伴(・、炭酸ガ
スを発生するが、一定の炭酸ガス張度は麹の品質向上に
影響な及ぼずもので、外気lLt人によって酸累過剰と
なり、炭酸ガスか稲博となり、麹は酸化現象を起し、ぬ
閑の基質内部への破炸込みを阻害する。外気を導入した
空気を大儀に通風することは、基質水分の乾燥の要因に
も連らなろが、通風後の空気は高温多湿で床上室の天井
、壁面に接触し、ドレン化して雑菌繁殖を促す。)Aは
その(事項によって一時期的に基質表面の乾燥を要求さ
れるものがあるが、出麹水分が酵素力価に及ぼす影響は
太きく、−例を醤油麹によって示せば、出麹水分28チ
の麹と34チの麹とではブロターゼ活性において、後者
は前者の29倍を示す(引用文献醤油醸造の技術と研究
)とされる。製麹に必要外の雑菌を有する外気には、多
くの一般細菌等が含まれ、麹基質の汚染を招く。導入す
る1υ分+oo7I?の外気をジャワ洗滌装置によって
、洗浄をおこなった。
その洗浄水は1時間後に40万〜50万PPMの一般細
菌汚染を記録した。かかる一般細凶を含む外気を利用し
て品温制御に通気することは、基質への雑菌の繁殖を増
長し、酵素力i+lIiの低下延いては、目的製品の品
質へも影響な及ぼすものである。
この発明は従来の製麹の欠陥を是正するため、麹基質堆
積床上室の突内空気を常に製、四に最適な設定??A度
、温度の環境に自動的に保たせるこえ、より□、□1.
□7.□、う、〜、  :然発散の状態に導き、もって
堆積層の基質品温の均一化を計り、品温制御に吐気する
空気は外気利用を廃して調望された床上室の空気を循環
利用し、その効率を高めて麹基質への別置・1;を最少
限に止め、基質水分の通数を押え、併せて雑菌繁殖を防
止して麹品質の向上を計るもので、この発明の効果は竹
に装、翅中発酵熱の高い基質の培養において顕著な効果
を示寸ものである。
この発明の装置の実施の−1++1を先ず第1図及び第
2図によって説明する。
1は製列室の断熱聾体、3は通気可能な培養床で、16
は培養床−トに堆積された麹基質である。
2は培養床によって区切られた床−ヒ室で、4は床下室
である。6は培養床上室の空気を調整する調“、−¥手
段の本体で、5,5′の循環ダクトで連結される。7は
床−ト室内空気の循環用送風ファン、8は室内、徐変を
感知する温度センサ、8′は湿度センサである。9は他
方に設けた麹基質品温制御のための加湿冷却手段の本体
、10は内紙されるスプレーノズル、11は送風777
.12゜12′は床−上室と床下室とを加湿冷却送風フ
ァンな弁して連結される循環ダクト、15は麹品温を感
知する温度センサであり、13は一基質のノlヲ込出麹
用作業部分で、14は手入用作業部分である。
次に上記装置の作用効果を説明する。
通気可能な培養床に前処理を施した一基′Uを堆積し製
麹をおこなう。麹は繭糸の発育に従(発熱し、床上室2
の室温湿度が上昇する。床」二室に設置した温度センサ
8の感知によって、循環用送風ファン7が作動し、室内
空気は循環用ダクト5から吸引され、調整手段6を通過
し、5′のダクトから室内に送入される。送、風ファン
7の作動と同時に調整手段本体内6に設けられたクーラ
に冷水が通水され、循環する空気を冷却する。床上¥2
内の温度が所ボの温度に僚すると、送風ファン及びクー
ラへの通水は停止する。床上室内2の湿度が設定された
温度より上昇した時も湿度センサの感知によって調整手
段が作動し本体6内で冷却され、余剰湿度の除湿がなさ
れる。かように温、湿度調整手段の作動によって製麹時
、例えば品温25℃の場合床上室の環境なl晶度24〜
25℃、湿度90〜95チと調整すると、麹の発熱は自
然発散の状態に専かれ、麹室は乾燥状態が保たれて必然
的に雑菌の繁殖の防止に連らなるものである3、)β1
隻質の品温か設定された温度以上に達すると、品温セン
サ15の感知により、循環用送風ファン11が作動し、
調整された床−L室の空気はダクト12から吸引され、
加湿冷却本俸9において加湿冷却され、ダクト12′か
ら床下室4に送入され、一基質に通気し品温を制jul
する。通気する風温は22〜23℃、湿度97%〜10
0チを普通とするが、製麹の進行時間に伴なって自由に
調整できるものである。
堆積され凝固した麹基質は手入機によって適宜崩壊され
、発熱は自然発散の状態にあるために、品温制御に当っ
て通気する風ψは短時間少量で足り、上層、下層の品温
は常に均一な温度に制御することができて、通気による
基質水分の逸散は減少し、高水分の出麹が求められる。
製麹時に品温の制御の一助として外気を導入することは
、室内空気を室外に放出することによってなされるもの
で、麹菌の発育に伴って発散する炭酸ガスも導入される
外気によって稀薄されるが、この発明においては品温制
御に利用する空気は室内空気の循環のためにJA田が発
散する炭酸ガスは必然的に室内に蓄積され、床七室の霊
、湿度調帯とともに、製麹に最適な環境作りに役つ一つ
ものである。室内空気の循環利用における品温の制御は
、床上室の静圧と床下室の動圧とが、刈基質の通過抵抗
を最小限にバランスを保ち、基質への通気負荷の・軽減
となり、利用する空気が床上室の調′gt、空気のため
に加湿、冷却手段lll過時の加湿冷却の熱父換効率を
高めるもので、逃気竜を最小限にとどめ、側基質の酸化
を防止できるものである。外気の導入には空中に浮遊す
る製麹に不必安な有害一般細菌等が多く含まれて(・る
が、室内の循環空気にはその汚染もな(、清潔な酵累力
f+liの高い製麹を完了させることができるものであ
る。
上記に詳記したようにこの発明は通気式製列において3
@養床上室に温、湿度の調整手段な設け、製麹に最適な
室内環境造りをおこない、他方に加湿、冷却手段を設け
て従来法の製列における欠陥を是正し、もって麹品〕員
の向上を計ることを特徴とする通気式−S別装置である
第3図、第4図はこの発明の応用例であって。
第3図は竪断面図、第4図は平面図である。この応用例
は断熱壁体で構成された室内に、この発明の装置を設置
した例であって、湿冷却手段は室内、室外いずれに設置
するも任意である。
これら図中符号の1ないし16は第1図及び第2図と同
様な部分を示し、17はサーキュレータを示し、室内の
空気を攪拌して温度、湿度の均一・化の向上を計ったも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の装置の竪断面図、第2図は平面図で
、第3図及び第4図はこの発明の応用製麹装置である。 なお図において、 ■ 断熱壁体    2 床上室 3 培養床     4 床下室 5.5′  循環用ダクト   6  調整手段7 循
環ファン   8 温度センサ 8′湿度センサ   9 加湿冷却手段10スフレーノ
スル   11  循環用送風ファン12′  ダクト
13  盛込、出麹用作業部分14  手入用作業部分
   15  品温センサ16   麹基ノ痕    
     17   サーキュレータである。 特許出願人  永田醸造機械株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一般酵素工業並びに醸造工業用製麹装置において、断熱
    体によって構成された培養室を通気可能な培養床によっ
    て床上室及び床下室に区切り、麹基質に通気して培養を
    おこなう通気式製麹において、床上室にこの室内の空気
    を設定された一定の温度と湿度に調整し、製麹に最適な
    室内環境造りをおこなう温湿度自動調整手段を設け、他
    方に床上室と床下室とを加湿、冷却送風手段を介して空
    気を循環送風できるようにダクトによって運結し、もっ
    て麹基質品温制御にお見・て外気の利用を廃し、適切な
    る手入機の手段を介して送風負荷の軽減を計り、)j!
    i菌の発育の進捗に伴う必然的に蓄積される炭酸ガス炭
    塵下において、外気導入による雑菌汚染を防止し、出麹
    水分を任意調整し、麹品質の向1−4を訓ることを特徴
    とする自動製麹装置。
JP57153296A 1982-09-02 1982-09-02 通気式製麹装置 Expired JPS6028274B2 (ja)

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JP57153296A JPS6028274B2 (ja) 1982-09-02 1982-09-02 通気式製麹装置

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JP57153296A JPS6028274B2 (ja) 1982-09-02 1982-09-02 通気式製麹装置

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JPS5942881A true JPS5942881A (ja) 1984-03-09
JPS6028274B2 JPS6028274B2 (ja) 1985-07-03

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JP57153296A Expired JPS6028274B2 (ja) 1982-09-02 1982-09-02 通気式製麹装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63291574A (ja) * 1987-05-23 1988-11-29 Oozeki Syuzo Kk 清酒用麹米の製麹方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56127084A (en) * 1980-03-08 1981-10-05 Nagata Jozo Kikai Kk System for making "koji" (malted rice)

Patent Citations (1)

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JPS56127084A (en) * 1980-03-08 1981-10-05 Nagata Jozo Kikai Kk System for making "koji" (malted rice)

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JPS63291574A (ja) * 1987-05-23 1988-11-29 Oozeki Syuzo Kk 清酒用麹米の製麹方法

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JPS6028274B2 (ja) 1985-07-03

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