JPS5942533Y2 - 減速機 - Google Patents
減速機Info
- Publication number
- JPS5942533Y2 JPS5942533Y2 JP1975106416U JP10641675U JPS5942533Y2 JP S5942533 Y2 JPS5942533 Y2 JP S5942533Y2 JP 1975106416 U JP1975106416 U JP 1975106416U JP 10641675 U JP10641675 U JP 10641675U JP S5942533 Y2 JPS5942533 Y2 JP S5942533Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- internal gear
- external
- shaft
- internal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Gear Transmission (AREA)
- Retarders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は歯車式減速機に関するもので、コンパクトであ
りながら高い減速比が得られかつ小馬力から大馬力用に
広く適し、しかも振動が無く効率の良いものの提供を目
的としている。
りながら高い減速比が得られかつ小馬力から大馬力用に
広く適し、しかも振動が無く効率の良いものの提供を目
的としている。
以下に本考案の減速機を、図面に示す実施例に基いて説
明すると、ケーシングＣに回転自在に軸承した入力軸１
に、互に１８０°の位相差を有する一対の偏心軸２ａ
、２ｂを対称形に形成すると共に、該一方の偏心軸２ａ
（Ｃは外歯々車３を回転自在に嵌合し、該外歯々車３は
ケーシングＣに固定した固定内歯々車４に噛合し、前記
偏心軸２ａ。
明すると、ケーシングＣに回転自在に軸承した入力軸１
に、互に１８０°の位相差を有する一対の偏心軸２ａ
、２ｂを対称形に形成すると共に、該一方の偏心軸２ａ
（Ｃは外歯々車３を回転自在に嵌合し、該外歯々車３は
ケーシングＣに固定した固定内歯々車４に噛合し、前記
偏心軸２ａ。
２ｂの間に位置する入力軸中間部１ａに中心歯車６を回
転自在に嵌合し、該中心歯車６Ｖｃ、前記外歯々車３に
一体的に形成した内歯々車５を噛合し、前記他方の偏心
軸２ｂに外歯々車８を回転自在に嵌合し、該外歯々車８
に一体的に形成した内歯々車７を前記中心歯車６に噛合
し、前記外歯々車８に内歯々車９を噛合し、該内歯々車
９と一体的に形成した出力軸１０を前記入力軸１と同心
状態でケーシングＣに回転自在に軸承したものである。
転自在に嵌合し、該中心歯車６Ｖｃ、前記外歯々車３に
一体的に形成した内歯々車５を噛合し、前記他方の偏心
軸２ｂに外歯々車８を回転自在に嵌合し、該外歯々車８
に一体的に形成した内歯々車７を前記中心歯車６に噛合
し、前記外歯々車８に内歯々車９を噛合し、該内歯々車
９と一体的に形成した出力軸１０を前記入力軸１と同心
状態でケーシングＣに回転自在に軸承したものである。
な釦図中１１は軸受を示している。
上記構成において、入力軸１とこれと一体的な偏心軸２
ａ 、２ｂの回転により、外歯々車３は固定内歯々車４
との噛合に訃いて歯数差減速回転を行ない、その回転は
、外歯々車３と一体的な内歯歯車５、中心歯車６、及び
、外歯々車８と一体的な内歯々車７の三者噛合を通して
外歯々車８に伝達され、この歯車８と内歯々車９との噛
合により更に歯数差減速回転が内歯々車９に伝達され、
この歯車９の回転が出力軸１０に取出される。
ａ 、２ｂの回転により、外歯々車３は固定内歯々車４
との噛合に訃いて歯数差減速回転を行ない、その回転は
、外歯々車３と一体的な内歯歯車５、中心歯車６、及び
、外歯々車８と一体的な内歯々車７の三者噛合を通して
外歯々車８に伝達され、この歯車８と内歯々車９との噛
合により更に歯数差減速回転が内歯々車９に伝達され、
この歯車９の回転が出力軸１０に取出される。
なお、上記構成において、歯車３，４，５，７゜８．９
の歯数をそれぞれＺ３ 、Ｚ４ 、Ｚ５ 、Ｚ７ 。
の歯数をそれぞれＺ３ 、Ｚ４ 、Ｚ５ 、Ｚ７ 。
Ｚ８．Ｚ９とすると、減速比は
で表わされる。
以上の説明から明らかな通り、本考案においては、上記
減速比を歯数の選択により高い値に設定することが可能
であり、また入力軸に一対の対称形偏心軸２ａ ｔ ２
ｂを１８０°の位相差で形成し、その各々に対称形の歯
車３，５，７，８を嵌合し、人力軸中間部１ａに中心歯
車６を嵌合し、歯車３゜４の噛合位置と歯車５，６の噛
合位置との間に１８０°の位相差を有せしめて、偏心回
転する一体的な歯車３，５は軸２ａに関して常に対称な
二位置で偏心していない歯車４，６ｖｃ噛合させ、また
歯車８，９の噛合位置と歯車７，６の噛合位置との間に
１８０°の位相差を有せしめて、偏心回転する一体的な
歯車８，７は軸２ｂに関して常に対称な二位置で偏心し
ていない歯車６，９に噛合させているので、常にバラン
スが自動的に保たれることになり、従来の如きバランス
ウェイトは不要となるため、振動も無くかつ効率も良く
、小馬力から大馬力用に適する。
減速比を歯数の選択により高い値に設定することが可能
であり、また入力軸に一対の対称形偏心軸２ａ ｔ ２
ｂを１８０°の位相差で形成し、その各々に対称形の歯
車３，５，７，８を嵌合し、人力軸中間部１ａに中心歯
車６を嵌合し、歯車３゜４の噛合位置と歯車５，６の噛
合位置との間に１８０°の位相差を有せしめて、偏心回
転する一体的な歯車３，５は軸２ａに関して常に対称な
二位置で偏心していない歯車４，６ｖｃ噛合させ、また
歯車８，９の噛合位置と歯車７，６の噛合位置との間に
１８０°の位相差を有せしめて、偏心回転する一体的な
歯車８，７は軸２ｂに関して常に対称な二位置で偏心し
ていない歯車６，９に噛合させているので、常にバラン
スが自動的に保たれることになり、従来の如きバランス
ウェイトは不要となるため、振動も無くかつ効率も良く
、小馬力から大馬力用に適する。
更に本考案に釦いては固定内歯々車４は一個だけでよい
ので歯車間の巾（第１図中Ｗ）を小さくして全体をコン
パクトにでき従って安価な高減速比の減速機を得られる
等多くの効果が期待できる。
ので歯車間の巾（第１図中Ｗ）を小さくして全体をコン
パクトにでき従って安価な高減速比の減速機を得られる
等多くの効果が期待できる。
第１図は本考案減速機の縦断側面図、第２図はその模式
図である。 Ｃ：ケーシング、１：入力軸、１ａ：その中間部、２ａ
、 ２ｂ ：偏心軸、３，８：外歯々車、４：固定内
歯々車、５，７，９：内歯々車、６：中心歯車、１０：
出力軸。
図である。 Ｃ：ケーシング、１：入力軸、１ａ：その中間部、２ａ
、 ２ｂ ：偏心軸、３，８：外歯々車、４：固定内
歯々車、５，７，９：内歯々車、６：中心歯車、１０：
出力軸。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ケーシングＣに回転自在に軸承した入力軸１に、互に１
８０°の位相差を有する一対の偏心軸２ａ。 ２ｂを対称形に形成すると共に、該一方の偏心軸２ａＫ
Ｈ一方の外歯々車３を回転自在に嵌合し、該外歯々車３
ＦｉケーシングＣＴｌｃ固定した固定内歯歯車４に噛合
し、前記偏心軸２ａ ｔ ２ｂの間に位置する入力軸中
間部１ａＫ中心歯車６を回転自在に嵌合し、該中心歯車
６Ｋ、前記一方の外歯々車３に一体的に形成した一方の
内歯々車５を噛合すると共に、前記外歯々車３と固定内
歯々車４との噛合位置と内歯々車５と中心歯車６との噛
合位置との間に１８０°の位相差を有せしめ、前記他方
の偏心軸２ｂに他方の外歯々車８を回転自在に嵌合し、
該外歯々車８に一体的に形成した他方の内歯々車７を前
記中心歯車６に噛合し、前記他方の外歯々車８に内歯々
車９を噛合すると共に、前記他方の外歯々車８と内歯々
車９との噛合位置と他方の内歯々車Ｔと中心歯車６との
噛合位置との間に１８０°の位相差を有せしめ、前記内
歯々車９と一体的に形成した出力軸１０をケーシングＣ
Ｋ回転自在に軸承したことを特徴とする減速機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975106416U JPS5942533Y2 (ja) | 1975-07-30 | 1975-07-30 | 減速機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975106416U JPS5942533Y2 (ja) | 1975-07-30 | 1975-07-30 | 減速機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5219575U JPS5219575U (ja) | 1977-02-12 |
| JPS5942533Y2 true JPS5942533Y2 (ja) | 1984-12-12 |
Family
ID=28587678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1975106416U Expired JPS5942533Y2 (ja) | 1975-07-30 | 1975-07-30 | 減速機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5942533Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019022147A1 (ja) * | 2017-07-25 | 2019-01-31 | 株式会社スマートロボティクス | 減速機 |
-
1975
- 1975-07-30 JP JP1975106416U patent/JPS5942533Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5219575U (ja) | 1977-02-12 |
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