JPS5942410Y2 - 間仕切り - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は天井と床との間に間仕切りパネルを取付けた間
仕切りに関する。

従来、天井１と床２との間に間仕切りパネル３を取付け
るに当っては、第１図に示すように天井１と床２との間
に間仕切りパネル３を配置し、釘４を斜め打ちすること
により間仕切りパネル３全天井１と床２に固定していた
。

しかしこの方法では取付は精度がち１つ取れないし、釘
打ち時或いは一度取付けた後針４を引抜いて取付は直す
場合、間仕切りパネル３が傷むことが多いという欠点が
あった。

本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本考
案の目的とするところは間仕切りパネルの木枠に接続片
を設けると共にこの接続片の外面に突出する部分で天井
及び床に打入しているので取付ける場合及び取付は直す
場合にむける間仕切りパネルの損傷を防止できる上、取
付は精度を向上でき、しかも取付は直す場合取外しが容
易にでき、さらに打入が楽にできて施工が簡単にできる
間仕切りを提供するにある。

以下本考案を実施例により詳述する。

５は平板状の接続片であって、第２図のように鋭角の切
起し突起として多数個の圧入風６を切起し形成してあり
、接続片、５の一側より屈曲連出した連出部７には上記
圧入風６と反対方向に鋭角の切起し突起として係入爪８
を設けである。

間仕切りパネル３は木枠９の表裏に面板１０全 着して
形成されている。

間仕切りパネル３全天井１と床２との間に取付けるに当
っては、間仕切りパネル３０木枠９の上下両端面に第３
図に示すように接続片５全配置し、接続片５全ハンマー
等で打って第４図に示すように圧入風６を木枠９に圧入
して接続片５全取付け、次いで天井１と床２との間に間
仕切りパネル３を配置し、第５図、第６図に示すように
連山部７を打って係入爪８を天井１や床２に打込み間仕
切りパネル３全天井１と床２との間に取付ける。

本考案は叙述の如く間仕切りパネルの木枠の上下両端面
に接続片を打ち付け、接続片の外面に突出する部分全天
井及び床に打入しであるので、間仕切りパネルの取付け
に当って、打入という最も簡単なやり方で取付けること
ができ、しかも打入という最も簡単なやり方によって取
付けるものであるにもかかわらず、木枠に斜めに釘打ち
をするといったことが必要でなくて間仕切りパネルの上
下の木枠をハンマーでたたいて木枠の割れ等の損傷が生
じたり、取付は精度が悪くなったりするといったことな
どがなく、また打入で取付けるものであるにもかかわら
ず、配置換え等のため取付けた間仕切りパネルを外す場
合接続片の間仕切りパネルの外面に突出する部分と天井
及び床との接合を外すだけでよく間仕切りパネルの損傷
の可能性が少いものである。

また本考案にあっては間仕切りパネルの上下と天井及び
床との接合に当って上下いずれとも平板状の接続片でで
き、同一種のもので天井及び床との接合ができて部品の
種類が少くてすむものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の一部分解断面図、第２図は本考案の接
続片の斜視図、第３図、第４図は第２図の接続片全問仕
切りパネルに取付ける状態の斜視図及び断面図、第５図
、第６図は第２図の接続片を天井及び床に取付ける状態
の斜視図及び断面図であって、１は天井、２は床、３は
間仕切りパネル、５は接続片である。

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. （１）間仕切りパネルの上下両端面の木枠に夫々平板状
   の接続片が打ち付けられ、各接続片は夫々間仕切り４ル
   の外面に突出する部分で天井及び床に打入される間仕切
   り。
2. （２）実用新案登録請求の範囲第１項記載の間仕切りに
   おいて、接続片は一部が切起されてできる鋭角の切起し
   突起で夫々間仕切りパネル端面と天井及び床に代入され
   るもの。