JPS5942274B2 - デイジタル表示式電子腕時計 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、モジュールの構成部品の一部である表示パネ
ルと該表示パネルへの電気的導通手段をふくむ電子回路
とを、とりかえ使用を可能にして、表示パネルの表示面
積とくに横方向の形状を変え、さらに表示内容を変える
ことなどを目的とし、ディジタル表示式電子腕時計の多
様化に関するものである。

従来のディジタル表示式電子腕時計では、表示パネルの
固定の方法として、表示パネルの外周の四方向を、モジ
ュール構成部品で支持固定するのが一般的であった。

そのために、表示パネルの形状は、モジュールの形状よ
り大きくすることが出来ず、表示パネルの形状、表示内
容は、一種類に限定されることになり、時計体としての
商品バラエティが少なくなるという欠点があった。

次に本発明を第１図、第２図、第３図により説明する。

本発明のポイントは、表示パネル１の支持固定方法とし
て、表示パネルの縦方向は、モジュール上の表示パネル
固定部材であるパネル押え２でモジュールに固定し、表
示パネル１の横方向は、ケースの内壁部または、ケース
と表示パネルとの間に配置したパネル受部材であるパネ
ル受３で支持して固定するものである。

この構造にすることにより、表示パネル１の横方向形状
は、ケースのデ５Ｙインに合わせて変化させることが出
来ることになり、従来の欠点が大巾に解消される。

４は表示パネル１と電子回路５ａをそなえたモジュール
基板５との電気的導通手段である導電ゴムである。

表示パネル１の上下方向の固定は、前記モジュール基板
上のピン５ｂに、パネル枠６上に、パネル押工２を、ネ
ジ７で締めることにより、前記導電ゴム４とパネル押工
２とで挾持される。

表示パネル１の平面位置決めの支持は、縦方向は、たと
えば、表示パネル１の縦方向外周部１ａをパネル押工２
に案内して行なう。

横力向は、ケースの胴１０、ケースの裏ブタ１１と表示
パネル１の横方向外周部１ｂとの間に配置したパネル受
３で行なう。

この場合、表示パネル１が、外部衝撃力に対して充分な
耐衝撃性を有する場合は、パネル受３を除去しても良く
、表示パネル１の横力内外周部１ｂを、ケースの胴また
は裏ブタの内壁部で直接に支持してもよい。

以上のように、本発明では、表示パネル１の横方向形状
をケースのデザインに合わせて変えらイするので、表示
パネルを複数個用意することにより、たとえば、第４図
、第５図に示す様な、外観上の異なる時計を提供可能に
なる。

この場合の表示内容は１０時５５分２０秒を示している
。

また、電子回路５ａからの表示パネル１への電気的接続
手段である導電ゴムの使用端子を一部省略することによ
り、たとえば、秒表示は表示させないで、時、分のみの
表示の時計（第６図）も提供可能である。

さらに、表示パネル１と電子回路５ａをふくむモジュー
ル基板５、導電ゴム４の仕様ちがいの場合せを用意する
ことにより、表示内容の異なる時計も提供出来るのは勿
論である。

すなわち、本発明によれば、表示パネルを複数個用意し
たり、表示パネルと表示パネルへの電気的導通手段をふ
くむ電子回路を複数個用意することにより、時計の表示
の大きさ、形状、表示内容が変更可能となり、各種の時
計を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のディジタル表示式電子腕時計のモジ
ュールの平面図、第２図は第１図のＡ −Ａ′部部面面
図第３図は第１図のＢ−Ｂ’部部面面図外装ケースを付
けた断面図、第４図、第５図、第６図は、本発明による
ディジクル表示式電子腕時計の平面図である。 １・・・・・・表示パネル、２・・・・・・パネル押工
、３・・・・・・パネル受、４・・・・・・導電ゴム、
５・・・・・・モジュール基板、５ａ・・・・・・電子
回路、６・・・・・・パネル枠、１０・・・・・・ケー
スの川へ １１・・・・・・ケースの裏フ゛り。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 表示パネル、該表示パネルへの電気的導通手段をふ
   くむ電子回路、パネル枠なとり）ら成るモジュール、該
   モジュールを収容するケースから成る電子時計において
   、前記表示パネルの横方向を前記モジュールの外径より
   も径大に形成し、表示パネルの縦方向はモジュール上の
   表示パネル固定部材によって支持固定すると共に、横方
   向は前記ケースに設けられたパネル受部材で支持固定し
   たことを特徴とするディジタル表示式電子腕時計。