JPS5942226Y2 - 超音波溶接装置 - Google Patents
超音波溶接装置Info
- Publication number
- JPS5942226Y2 JPS5942226Y2 JP1980037956U JP3795680U JPS5942226Y2 JP S5942226 Y2 JPS5942226 Y2 JP S5942226Y2 JP 1980037956 U JP1980037956 U JP 1980037956U JP 3795680 U JP3795680 U JP 3795680U JP S5942226 Y2 JPS5942226 Y2 JP S5942226Y2
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- JP
- Japan
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- anvil
- tip
- support member
- fixed support
- ultrasonic welding
- Prior art date
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は互いの金属を超音波溶接にて接合させる超音
波溶接装置の改良に関するものである。
波溶接装置の改良に関するものである。
この種従来装置を第１図、第２図について説明する。
図にふ・いて、１は超音波溶接機、２は超音波振動の発
生源（図示せず）からの超音波振動を受けるチップで、
その先端部の端面には四角鉢形の突起２ａが形成されて
おり、その超音波の振動方向は矢印ｆ方向でかつ矢印Ｐ
方向に押圧力が印加される。
生源（図示せず）からの超音波振動を受けるチップで、
その先端部の端面には四角鉢形の突起２ａが形成されて
おり、その超音波の振動方向は矢印ｆ方向でかつ矢印Ｐ
方向に押圧力が印加される。
３は上記チップ２と対向して設けられダイス鋼からなる
固定支持部材で、その上端部には一体に形成されたアン
ビル４が設けられており、その先端面には四角鉢形の突
起４ａが形成されている。
固定支持部材で、その上端部には一体に形成されたアン
ビル４が設けられており、その先端面には四角鉢形の突
起４ａが形成されている。
３ａは上記固定支持部材を固定体に固定するための取次
穴、５は上記アンビル４の表面に被覆され、銅、アルミ
等の金属に対して親和性のない材料からなるコーテング
、６．７は互いに接合される被溶接部材で、上記チップ
２と上記アンビル４との間で重ね合わされて超音波溶接
される。
穴、５は上記アンビル４の表面に被覆され、銅、アルミ
等の金属に対して親和性のない材料からなるコーテング
、６．７は互いに接合される被溶接部材で、上記チップ
２と上記アンビル４との間で重ね合わされて超音波溶接
される。
即ち、この従来装置による溶接は、捷す、アンビル４の
端面に被溶接部材６，７を重合させて設置し、次いで、
チップ２をその被溶接部材６，７上に配置し、更にその
チップ２を矢印Ｐ方向に移動させ被溶接部材６，７をチ
ップ２によりアンビル４に所定の圧力１５０′ｋｇで押
圧させて、チップ２及びアンビル４の突起２ａ、４ａを
被溶接部材６゜７０反接合面に喰い込１せる。
端面に被溶接部材６，７を重合させて設置し、次いで、
チップ２をその被溶接部材６，７上に配置し、更にその
チップ２を矢印Ｐ方向に移動させ被溶接部材６，７をチ
ップ２によりアンビル４に所定の圧力１５０′ｋｇで押
圧させて、チップ２及びアンビル４の突起２ａ、４ａを
被溶接部材６゜７０反接合面に喰い込１せる。
而して、チップ２及びアンビル４により被溶接部材６，
７の接合部を加圧した状態で、チップ２に超音波振動を
印加（−チップ２を矢印ｆ方向に振動させて被溶接部材
６．７の接合面を摩擦すれば被溶接部材６．７は接合部
にて接合が行なえる。
７の接合部を加圧した状態で、チップ２に超音波振動を
印加（−チップ２を矢印ｆ方向に振動させて被溶接部材
６．７の接合面を摩擦すれば被溶接部材６．７は接合部
にて接合が行なえる。
ところで、上記従来装置にあっては、アンビル４が銅、
アルミ等の金属と親和性のあるダイス鋼で形成されてか
り、このため、超音波溶接の際に生じるアンビル４と被
溶接部材６．７との溶着現象を防止するのにアンビル４
の上端面に銅、アルミ等の金属と親和性のない材料にて
コーチングする必要があるため、そのコーテング作業に
手数を要していた。
アルミ等の金属と親和性のあるダイス鋼で形成されてか
り、このため、超音波溶接の際に生じるアンビル４と被
溶接部材６．７との溶着現象を防止するのにアンビル４
の上端面に銅、アルミ等の金属と親和性のない材料にて
コーチングする必要があるため、そのコーテング作業に
手数を要していた。
又、アンビル４は長時間使用していると超音波振動によ
り劣化。
り劣化。
摩耗が生じるため、取り換える必要がろるが、アンビル
４が固定支持部材３と一体に形成されているために固定
支持部材３を取り換えなければならす、しかも、固定支
持部材３は超音波振動を受けても極力被溶接部材６．７
を静止状態にする必要から大形となり非常に不経済とな
っていた。
４が固定支持部材３と一体に形成されているために固定
支持部材３を取り換えなければならす、しかも、固定支
持部材３は超音波振動を受けても極力被溶接部材６．７
を静止状態にする必要から大形となり非常に不経済とな
っていた。
又、アンビル４は固定支持部材３から、切削加工等によ
り形成されるが、アンビル４自体の大きさは固定支持部
材３のほんの一部分を占めるのみで、固定支持部材３の
材料の歩走１りが悪くコスト高となっていた。
り形成されるが、アンビル４自体の大きさは固定支持部
材３のほんの一部分を占めるのみで、固定支持部材３の
材料の歩走１りが悪くコスト高となっていた。
この考案は上記欠点を解消することを目的とし以下に述
べる優れた超音波溶接装置を提供するものである。
べる優れた超音波溶接装置を提供するものである。
以下、第３図、第４図に示すこの考案の一実施例につい
て説明する。
て説明する。
図において、３ｂは上記固定支持部材３に形成された溝
で超音波振動の振動方向ｆに対して略直角方向となる位
置に形成されている。
で超音波振動の振動方向ｆに対して略直角方向となる位
置に形成されている。
８は上記溝３ｂに取外１−可能な状態で圧入固着された
アンビルで、金属に対して親和性のなくかつ寿命の長い
超硬合金で形成されており、その上端部には、四角鉢形
の突起８ａが形成されている。
アンビルで、金属に対して親和性のなくかつ寿命の長い
超硬合金で形成されており、その上端部には、四角鉢形
の突起８ａが形成されている。
即ち、この実施例のものにあっては、アンビル８を超硬
合金により形成（−でおき、これを、固定支持部材３か
ける超音波振動方向ｆに対して略直角方向となる位置に
設けられた溝３ｂに圧入すれば、容易にアンビル８を設
置することができる。
合金により形成（−でおき、これを、固定支持部材３か
ける超音波振動方向ｆに対して略直角方向となる位置に
設けられた溝３ｂに圧入すれば、容易にアンビル８を設
置することができる。
又、長時間使用後、アンビル８を取り換える場合は、ア
ンビル８の一端をポンチ等で第４図矢印Ａ方向に押圧し
て、アンビル８と溝３ｂ面との固着状態を解除すれば容
易に外れる。
ンビル８の一端をポンチ等で第４図矢印Ａ方向に押圧し
て、アンビル８と溝３ｂ面との固着状態を解除すれば容
易に外れる。
そして、新しいアンビル８を溝３ｂ内に圧入すれば、ア
ンビル３の取り換え作業は完了する。
ンビル３の取り換え作業は完了する。
なお、上述ではアンビル８は超硬合金により形成するも
のを例示したが、他に、銅、アルミ等の金属と親和性の
ない材料例えばセラミック等で形成してもよい。
のを例示したが、他に、銅、アルミ等の金属と親和性の
ない材料例えばセラミック等で形成してもよい。
以上の様にこの考案では、アンビルを、固定支持部材に
取外し可能な如く圧入するように１−ているので、アン
ビルの取換作業が簡単となるうえ、アンビルのみ取換え
れば固定支持部材は半永久的に使用できるので、材料費
の節減になり、１．かも従来の如くアノビルを形成する
ための複雑な製作作業を必要と１２すいので、コストの
安い装置を提供することができ、又、アンビルはチップ
の振動方向に対（−て略直角方向で固定支持部材に圧入
されるので、アンビルに伝達された超音波振動は固定支
持部材の圧入面に印加されるようになるので、アンビル
のガタ付き、固定支持部材からの抜は等は生じなく、機
械的強度も充分なるアノビルとすることができる。
取外し可能な如く圧入するように１−ているので、アン
ビルの取換作業が簡単となるうえ、アンビルのみ取換え
れば固定支持部材は半永久的に使用できるので、材料費
の節減になり、１．かも従来の如くアノビルを形成する
ための複雑な製作作業を必要と１２すいので、コストの
安い装置を提供することができ、又、アンビルはチップ
の振動方向に対（−て略直角方向で固定支持部材に圧入
されるので、アンビルに伝達された超音波振動は固定支
持部材の圧入面に印加されるようになるので、アンビル
のガタ付き、固定支持部材からの抜は等は生じなく、機
械的強度も充分なるアノビルとすることができる。
しかも、アンビルを、銅、アルミ等の金属と親和性のな
く寿命の長い超硬合金、セラミック等から形成すれば、
従来の如くアンビルの被溶接部材との轟接面へのコーテ
ング作業も不要にし得る。
く寿命の長い超硬合金、セラミック等から形成すれば、
従来の如くアンビルの被溶接部材との轟接面へのコーテ
ング作業も不要にし得る。
第１図は従来装置を示す断面図、第２図は従来装置の要
部を示す平面図、第３図はこの考案の一実施例を示す断
面図、第４図は第３図に示す実施例の要部を示す平面図
である。 図中、１は超音波溶接機、２はチップ、２ａは突起、３
は固定支持部材、３ａは取次穴、３ｂは溝、４，８はア
ンビル、４ａ、８ａは突起、５はコーテング、６，７は
被溶接部材である。 なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
部を示す平面図、第３図はこの考案の一実施例を示す断
面図、第４図は第３図に示す実施例の要部を示す平面図
である。 図中、１は超音波溶接機、２はチップ、２ａは突起、３
は固定支持部材、３ａは取次穴、３ｂは溝、４，８はア
ンビル、４ａ、８ａは突起、５はコーテング、６，７は
被溶接部材である。 なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (3)
- （１）被溶接部材を直接押圧して超音波振動を印加させ
るチップ、このチップと対向して設けられた固定支持部
材、及び上記固定支持部材に釦ける上記チップとの対向
部に、上記チップの振動方向に対して略直角方向に取外
し可能な如く固定され、上記被溶接部材を受けてなるア
ンビルを備えた超音波溶接装置。 - （２）アノビルは超硬合金より形成されていることを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第１項記載の超音波溶
接装置。 - （３）アンビルはセミラックより形成されていることを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項記載の超音波
溶接装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980037956U JPS5942226Y2 (ja) | 1980-03-21 | 1980-03-21 | 超音波溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980037956U JPS5942226Y2 (ja) | 1980-03-21 | 1980-03-21 | 超音波溶接装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56142891U JPS56142891U (ja) | 1981-10-28 |
| JPS5942226Y2 true JPS5942226Y2 (ja) | 1984-12-08 |
Family
ID=29633494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980037956U Expired JPS5942226Y2 (ja) | 1980-03-21 | 1980-03-21 | 超音波溶接装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5942226Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4935588A (ja) * | 1972-08-04 | 1974-04-02 | ||
| JPS5030026A (ja) * | 1973-07-17 | 1975-03-26 |
-
1980
- 1980-03-21 JP JP1980037956U patent/JPS5942226Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4935588A (ja) * | 1972-08-04 | 1974-04-02 | ||
| JPS5030026A (ja) * | 1973-07-17 | 1975-03-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56142891U (ja) | 1981-10-28 |
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