JPS5941750B2 - 電子制御ミシン - Google Patents

電子制御ミシン

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JPS5941750B2
JPS5941750B2 JP16086682A JP16086682A JPS5941750B2 JP S5941750 B2 JPS5941750 B2 JP S5941750B2 JP 16086682 A JP16086682 A JP 16086682A JP 16086682 A JP16086682 A JP 16086682A JP S5941750 B2 JPS5941750 B2 JP S5941750B2
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pattern
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bit
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一夫 渡辺
英明 竹野谷
俊英 柿沼
年昭 久米
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Janome Corp
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Janome Sewing Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は布と針との間の相対的位置を変化させ、縫い目
により模様を形成する模様形成装置を電子制御させるミ
シンに関するものであり、その目的は極めて小型の半導
体メモリ(以下静的記憶装置と呼ぷ)に大容量の縫い目
制御信号を記憶させ得ることにより、ミシン機枠内の限
られたスペースにおさめられるとともに、操作性も簡略
化したミシンを提供することにある。
現在広く実用化されているこの種のミシンは機械的記憶
装置、例えば各種の模様カムに従動子を追従させて模様
を縫成するものであるが、多くの縫い模様を記憶するた
めにはスペースの増大によりその模様数は限定されるこ
とと重量が増大するなどの問題があり、また記憶装置と
して紙テープ、磁気テープ等に置き換えることも考えら
れてきたが、縫い目制御信号の読み出しに関して機械的
駆動部を設けなければならないなど、構造の規模や操作
性の問題が根本的に改善されておらず、実用化に至つて
いない。
これらに対して各模様毎に特定した区分の記憶場所をな
して縫い目模様の各縫い目制御信号を電子的に記憶して
いて、模様選択装置が、模様の所属する前記特定した記
憶区分を適宜指定して、その区分内の最初の縫い目制御
信号を読み出し、以後ミシン回転毎にカウンタがその区
分内の記憶場所を進めて読み出し、そして最終縫い目制
御信号のつぎには模様の繰り返し信号を用意していて、
多くの模様を繰り返し縫成可能にした技術が特開昭50
−37555号によつて公開されているが、これは模様
選択に関する一連のシステムが、記憶模様の縫い目構成
数を勘案して成り立つているものであり、よつてその記
憶内容を変更するときには模様選択の条件も変更しなけ
ればならないなど、記憶装置を変換することによる模様
の多様化に対応するためには必ずしも満足なものではな
い。
本発明は上記した従来の欠点を除去するものとして、主
要素の静的記憶装置に多数の縫い目制御信号を記憶させ
、従来の模様カムや磁気テープ等と同じ機能を持たせて
縫い目模様を縫成しようとするものである。前記静的記
憶装置は高密度の情報記憶が達成でき、該装置にアドレ
ス信号を与えることによつてデータの読み出し、又は書
き込み読み出しが可能であり、且つ該装置自身のアドレ
スを変更するためのアドレス変更信号をも出力して次位
のデータの読み出しを可能にし、アドレス変更信号は少
数ピツトの構成とする等静的記憶装置の出力ビツトを極
力少なくした上で、与えられた記憶スペースに対して個
々の模様を構成する縫い目数ができるだけ束縛されない
ようにしたことを特徴とするものである。i 本発明の構成を次に説明するが、基本的構成は第1図に
示す如きものでタイミングバツフア、静的記憶装置、模
様形成装置よりなつている。
静的記憶装置には模様形成装置を効果的に動作させる縫
い目制御信号と、タイミングバツフアを介してミシン回
転毎に自己の静的記憶装置のアドレス変更を行うための
アドレス変更信号とが記憶されている。静的記憶装置は
予め操作人により選択された模様選択スイツチの信号を
入力し、これを最初のアドレスとし該アドレスに対応す
る最初の縫い目座標を指定する縫い目制御信号を模様形
成装置に出力するとともに第2番目の縫い目座標を選択
するためのアドレス変更信号をタイミングバツフアに出
力し、タイミングバツフアに出力し、タイミングバツフ
アはミシン回転の同期信号を得て静的記憶装置から出力
されたアドレス変更信号を書き込み、該静的記憶装置に
出力するとともに次の同期信号まで保持する。而して最
初出力されるアドレス変更信号は静的記憶装置への第2
番目のアドレスとなり、該アドレスに対応する第2番目
の縫い目座標を指定する縫い目制御信号を模様形成装置
に出力するとともに第3番目の縫い目座標を選択するた
めのアドレス変更信号をタイミングバツフアに出力する
。以後ミシン回転毎に新しい縫い目座標が指定され、模
様形成装置から該座標に対応した機械的出力が得られる
。かくして縫い目模様は順次形成され、最後のアドレス
が最後の縫い目座標を指定する縫い目制御信号を模様形
成装置に出力するとともに最初の縫い目座標を選択する
ためのアドレス変更信号をタイミングバツフアに出力し
て次の縫い模様を繰り返して形成し、よつて縫い目の指
定順序が閉ループをなすように構成されている。以上の
如く本発明では縫い目模様は最初の縫い目が操作人によ
る模様選択スイツチにより指定されれば以後の模様縫い
目は特別なアドレス信号を用いることなく同期信号が入
力されるのみで形成され、繰り返されるので簡単な構成
で多くの模様を記憶できる。
また静的記憶装置内においては、アドレス変更信号の記
憶場所を縫い目制御信号の記憶場所とは別に設けなけれ
ばならないということもない。本発明は上記の如く選択
される各模様構成に対する静的記憶装置の読み出し順序
を制約する外部アドレス信号を持たないので記憶容量内
での配分、順序が自由であり、よつて静的記憶装置を変
えるのみで別の模様を有効に記憶し、読み出すことが可
能であり、模様の多様化、変更も極めて簡単である。
以下本発明の実施例を図面によつて説明すれば、第2図
は本発明のミシン概略図であり、第3図はその実施例を
示す縫い目模様制御回路のプロツク図、第4図は第3図
の回路を用いて或る縫い目模様を作成するための各コー
ドと縫い目との関係の→lである。
而して第2図において1はミシン機枠、2は上軸、3は
下軸、4は針棒、5は布送り歯、6は糸輪捕捉装置であ
り、電動機等により上軸2が回転されると針棒4はクラ
ンク機構等を介して上下運動せしめられ、下軸3はタイ
ミングベルト7を介して回転され更に糸輪捕捉装置6が
運動せしめられる。10は模様形成装置であり、該装置
から振巾調節用出力は振巾調節出力腕106を介して振
巾調節腕8に揺動運動を与え、振巾口ツド9を介して針
棒4に針振巾運動を与える。
また模様形成装置10は布送り調節用出力を布送り調節
出力腕116に与え、送り調節腕12に揺動運動を与え
て送り調節ロツド13を介して送り歯5に布送り運動を
与える。模様形成装置10は制御回路11から出力され
る縫い目制御信号によつて後述するような方法で針振巾
位置と布送り量とを制御する。14はホトトランジスタ
で、上軸2に固着された遮蔽板16の切欠部17から発
光ダイオード15の光を受けてミシン回転に同期した信
号を制御回路11に出力する。
ミシン前面に配置された21〜27は模様選択スイツチ
であり、該スイツチを操作人が操作することにより必要
な縫い目模様を選択することが出来る。模様形成装置1
0は加算機構(図示せず)と該駆動用ソレノイド101
〜105で1組となる加算装置および別の加算機構(図
示せず)と該1駆動用ソレノイド111〜115で1組
となる加算装置を針振巾調節用および布送り調節用に備
え、加算装置の出力腕106,116より振巾調節腕8
、送り調節腕12にそれぞれ運動量を与える。加算装置
は各ソレノイド101〜105および111〜115を
それぞれ単独に動作させることにより相対比1:2:4
:8:16の変位量を各出力腕106,116に与え、
これらを組合わせることによつて変化量は加算され結局
各々Oから31の変位量を与えることができるように構
成している。次に模様形成装置10に縫い目制御信号を
与える制御装置の構成を第3図示のプロツク図について
説明すると、DMlはダイオードマトリツクスで、模様
選択部材たる模様選択スイツチ21〜27のいずれかを
オンすると出力端子AO,Al,A2にはエンコードさ
れた2進数を出力し、0、0、0を含み1、1、1を除
く7個のコードのうち1個を選択するようになつている
なおVccは制御回路用直流電源であり、RO−R4は
通常使用される制限抵抗である。前記出力端子A。,A
l,A2はNAND回路NANDlの入力端子に接続さ
れ、NAND回路NANDlの出力端子は単安定回路M
Mlのトリガ用端子Cpに接続されてこれに模様選択の
操作信号を与えるようにしている。そして該セツト出力
端子Qは遅延回路TDの入力端子1Nに接続されている
。前記の単安定回路MMl、遅延回路TDは模様選択の
際に各順序制御を行なう模様選択動作設定装置の主たる
要素をなす。ホトトランジスタ14はコレクタが単安定
回路MM2のトリガ用端子Cpに接続されており、ミシ
ン回転に同期して発光ダイオード15の光をベースに受
けて該端子Cpに信号を与えるようになつている。ラツ
チ回路Lla,L2aは第1図のタイミングバツフアに
相当するものであり、それぞれトリガ用端子Cpにクロ
ツクパルスが与えられるとその立土りで入力信号A。−
A2と出力側BO−B2にラツチし、あるいは同様の入
力信号DO−D4を出力側E。−E4にラツチする。こ
れら出力E。−E4,BO−B2は静的記憶装置ROM
のアドレス指定用端子E。−E7に与えるようになつて
いる。静的記憶装置ROMは、EO−E7で構成される
1組のアドレス指定用信号に対して3組の信号を記憶し
ており、出力端子D。−Dl5のうち、DO−D5はア
ドレス変更信号を構成し、そのうちのD。−D4がアド
レス指定用端子E。−E7にラツチ回路Lla,L2a
を介して与えるための各ビツト信号をなし、D5は後記
する判別信号をなす。そしてDO−DlOとDll〜D
l5とは縫い目制御信号即ちそれぞれ振巾制御信号と送
り制御信号とをなし、これらの信号のそれぞれが模様形
成装置10の振巾制御入力端子FO−F4、送り制御入
力端子F5〜F,に与えられるようになつている。静的
記憶装置ROMは読出し専用のICメモリであるが、書
込み、読出し可能の他のメモリでもよい。ラッチ回路L
laの入力A。,al,a2にはそれぞれAND−0R
回路AND−0R1〜AND一0R3の出力を接続して
あり、該各回路の入力はダイオードマトリツクスの各出
力A。,A,,A2と単安定回路MMlのセツト出力Q
とで一方の対をなし、該回路のりセツト出力Qと静的記
憶装置ROMの出力D2,D3,D4とで他の一方の対
をなすよう構成している。静的記憶装置ROMのアドレ
ス変更信号D。−D4が、ラツチ回路L2aの入力端子
D。−D4にビツト信号として与えられるとともにD2
,d3,d4は前記の如くAND一0R回路AND−0
R1〜AND−0R3の各入力をなしている。また、判
別信号端子D5はエツジトリガのフリツプフロツプ回路
Fの入力端子Dに接続され、ミシン回転毎に判別信号D
5はラツチ回路Lla,L2aのいずれかに選択しラツ
チさせる。ラツチ回路L2aのりセツト用端子Rは単安
定回路MMlのセツト出力Qに接続されていて、模様選
択時においてその出力E。−E4が論理値0にりセツト
されるようになつている。またラツチ回路Llaのトリ
ガ用端子Cpは0R回路0Rを介して遅延回路TDの出
力を受けていて、模様選択時において模様選択信号A1
〜A2をラツチするようにしている。ラツチ回路Lla
はまた判別信号D5が論理値1のとき、ホトトランジス
タ14の立下り時にAND回路ANDl、0R回路0R
を介してトリガ信号を受けるようになつていて、このと
きアドレス変更信号D2〜D4をラツチし、そしてラツ
チ回路L2aは、判別信号D5が論理値0のとき同様に
AND回路AND2を介してアドレス変更信号D。−D
4をラツチするようにしている。次に模様とコードとの
関係の一例を第4図示につき第3図を参照して説明する
と、模様はa位置を始点としてr位置を終点とするもの
であり、第1表に、各縫い目に対応して静的記憶装置R
OMの端子E7〜EOが指定するアドレスコードと、そ
のアドレスによつて読み出されて端子Dl5〜Dllに
出力する送り制御信号(コード)と、これと同一アドレ
スによつて同時に読み出されて端子DlO〜D6に出力
する振幅制御信号(コード)と、更にこれらと同一アド
レスによつて同時に読み出され静的記憶装置ROMにお
ける次位の縫い目を指定するために端子D5〜DOに出
力するアドレス変更信号が列記してある。
布送り及び針振幅における量の欄はこれらのコードを1
0進数で表わしたものであり、布送り量は送りOのとき
を量0とし、前進最大量を15とし、後進最大量を−1
5としその間を30等分した数列で表わしており、それ
ぞれD,5〜Dllよりなるコードの1の補数、即ちそ
の各ビツトについてOを1に、1をOにおきかえたコー
ドを求め、そのコードの10進数から16を差し引いて
求めた値になつている。針振幅量は、図の右端を01左
端を30としその間を30等分した数列で表わしており
、それぞれD,O〜D6よりなるコードの10進数にな
つている。第1表において、例えば縫い目aの欄の送り
と振幅の各コード01010と01011と対をなすア
ドレス変更信号000010は後記する如く、b欄のア
ドレスを決定する。この表において送り制御コードは振
幅制御コードと対をなして読み出されるが、模様形成に
当つてはその対をなした振幅制御コードによつて形成さ
れる縫い目のつぎの縫い目に対して作用する。例えばa
欄における送り制御コード01010はaの縫い目から
bの縫い目に移行するときの布送り量として制御するも
のである。次にミシン回転毎に模様形成装置に縫い目信
号を与える方法を説明する。
静的記憶装置ROMの出力端子のうちD4〜DOはアド
レス変更信号としてアドレスE7〜EOの各ビツトに1
対1で対応するビツト信号であり、D5はアドレス変更
信号としての判別信号であり、アドレスE4〜EOまた
はE7〜E5のいずれを変えるかを選択する信号である
。模様選択スイツチ21〜27のいずれかをオンすると
、第1ステツプとして単安定回路MMlはトリガされダ
イオードマトリツクスDMlのエンコードされた出力A
2,Al,AOはそれぞれAND−0R回路AND−0
R1,AND一0R2及びAND−0R3を介してラツ
チ回路Llaの入力端子A2,al,aOに与えるとと
もに、ラツチ回路L2aをりセツトして静的記憶装置R
OMのアドレス指定用端子E4〜EOをOにする。第2
ステツプとして一定時間経過して遅延回路TDが動作す
ると0R回路0Rを介してラツチ回路Llaをトリガし
、ダイオードマトリツクスDMlの出力A2,Al,A
Oの信号をラツチして静的記憶装置ROMのアドレス指
定用端子E7,e6,e5に与える。更に一定時間経過
して単安定回路MMl、遅延回路TDは動作が終了し模
様選択の設定は終了するが、アドレス指定用端子E7,
e6,e5の値は変わらない。上記のアドレス指定用E
7〜EOの信号に対応する出力D,5〜D6は最初の縫
い目制御信号であり、D4〜DOは2番目の縫い目のア
ドレスを指定する信号であり、D,は該アドレス指定信
号の行先を指定する判別信号である。上記AND回路A
NDl,AND2のそれぞれ一方の入力は常時0になつ
ており、ホトトランジスタ14が導通すると1になり、
同時にフリツプフロツプ回路Fはトリガして判別用D5
の信号1を受けたときは該セツト出力端子Qより出力し
AND回路ANDl、0R回路0Rを介してラツチ回路
Llaをトリガして2番目の縫い目のアドレス変更用の
ビツト信号出力D4,D3,D,の信号をラツチして静
的記憶装置ROMのアドレス指定用端子E7,e6,e
5に与える。同様に判別用D5の信号0を受けたときは
フリツプフロツプ回路Fのりセツト出力0より出力しA
ND回路AND2を介してラツチ回路L2aをトリガし
て2番目の縫い目のアドレス変更用のビツト信号出力D
4〜DOの信号をラツチして静的記憶装置ROMのアド
レス指定用端子E4〜EOに与える。同様の動作をミシ
ンの回転毎に行なつて縫い目模様が形成される。このよ
うにして記憶装置ROMは6ビツトのアドレス変更用端
子D5〜DOの信号によつて8ビツトのアドレスE7〜
EOの信号を指定できる。よつて選択された模様につい
て指定可能なアドレス数は28−256であり、静的記
憶装置ROMの記憶容量以内において任意にアドレス指
定できる。つぎに第3図の制御装置における静的記憶装
置ROMの記憶内容と、第4図に示したと同様に縫い目
A,b,c・・・・・・・・・・・・・・・で示される
模様が形成されるときの該記憶装置の読み出し順序を説
明する。
第2表は静的記憶装置ROM内におけるアドレスE7〜
EOに対応する各制御データ配列例の一部を示すもので
あり、布送りと針振幅の各制御データは省略してある。
そして便宜土アドレスの土位3ビツトのコードが000
..010、101であるところのデータのみを示して
いる。表中縫い目と次位アドレスの空欄はここで説明す
る模様以外の模様に使用されるデータ欄であり、その記
載を省略したものである。前記した如く模様選択スイツ
チ21〜27で選択されて指定されるアドレスコードは
、その下位5ビツトが00000即ち第2表の(1)(
2)(3)の各冒頭のコードのいずれかであり、そのア
ドレスコードが選択された模様の最初の縫い目を指定す
る。模様選択スイツチ26が操作されると、前記した第
2ステツプにおいてアドレスコード10100000が
指定され、そのアドレスによつて読み出されるところの
縫い目a用制御データは模様形成装置10を動作させる
。そして前記データと対をなす次位アドレスは判別用D
5がOであり、以下D4,D3,D2,Dl,DOが0
0010であるのでラツチ回路Llaは新たなデータを
ラツチすることなく、ラツチ回路L2aはホトトランジ
スタ14の立下り信号とともに新たなデータ00010
をラツチしてアドレスコード10100010が指定さ
れ、縫い目b用データが読み出されて模様形成装置10
を動作させる。そして該データと対をなす次位アドレス
データは判別用D5が1であり、以下D4,D3,D2
,Dl,DOf)′−00010であるのでラツチ回路
L2aは新たなデータをラツチすることなく、ラツチ回
路Llaはホトトランジスタ14の立下り信号とともに
新たなD4,D3,D2のデータ000をラツチしてア
ドレスコード00000010が指定され縫い目c用デ
ータが読み出される。以下同様にしてD,e,f・・・
・・・・・・・・・・・・と縫い目が進行する。そして
本実施例においては第2表の(1)、(2)、(3)内
一、のみを指定する如くに記載してあるが同一模様にお
いて、アドレスの土位3ビツトが0001010110
1以外のアドレスを指定し得ることは当然である。以上
の如く本発明によれば、模様データのステツプ数は模様
を繰り返すための特別なコードを必要としないなどで節
約でき、そして模様選択データと模様データの配列は模
様が構成する針数に影響されることなく、そのアドレス
位置を任意に設定でき、且つ静的記憶装置内で次のアド
レス設定をして行くのでアドレス記憶装置など外部装置
を用いる必要がなく、よつて静的記憶装置は、縫製可能
な模様を変えるために、前とは異なるデータを記憶した
ものに変える場合、個々の単位模様が構成する縫い目数
が前のものと相互に異なつていてもタィミングバツフア
など関連要素の変更なしに変え得るものであり、模様選
択スイツチが先頭縫い目だけを指定すれば以後の制御を
なし得るのでミシンの機種を変えるなど模様の変更に伴
う静的記憶装置の交換が簡単である。
また静的記憶装置はそのアドレス変更信号専用の構成ビ
ツトを極力少なくした上で種々の縫い目数の各模様を効
率よく記憶出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成図、第2図は本発明のミシ
ン概略図、第3図は本発明に係る縫い目模様制御回路図
、第4図は縫い目模様例である。 図中、10は模様形成装置、ホトトランジスタ14は同
期信号発生装置の主たる要素、模様選択スイツチ21〜
27は模様選択部材の主たる要素、ROMは静的記憶装
置、ラツチ回路L,a及びL2aは第1及び第2のタイ
ミングバツフア、単安定回路MMl、AND−0R回路
ANDORl〜AND−0R3は切替手段の各主たる要
素、遅延回路TD、フリツプフロツプ回路F.重安定回
路MM2はラツチ指定手段の各主たる要素である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 布と針との間の相対位置を変化させ縫目により模様
    を形成する模様形成装置を設け複数の縫目模様を形成可
    能にしているミシンにおいて、前記複数の縫目模様の中
    から所望の模様を選択するために操作され選択された模
    様に個有な模様選択信号および操作信号を発生する模様
    選択部材と、前記模様形成装置を制御するために縫目制
    御を行う信号を電子的に固定記憶している装置にして該
    記憶装置のアドレスを指定するアドレス信号の個々に対
    応して連続した各縫目のための縫目制御信号と該各縫目
    の次位の縫目の縫目制御信号を指定して読み出すための
    アドレス変更信号とを組にして記憶し該アドレス変更信
    号は前記アドレスの各ビットに1対1で対応するビット
    信号と前記アドレスの予め定められた複数からなる領域
    を縫目毎に選択して前記ビット信号を該各領域のいずれ
    かに割当てるための判別信号とを含んでなり且つ当該模
    様の最終の縫目の縫目制御信号と組をなすアドレス変更
    信号は当該模様を繰り返し形成するために当該模様の最
    初の縫目の縫目制御信号を読み出すためのアドレス信号
    をなして閉ループを構成せしめている静的記憶装置と、
    ミシンの回転に同期して縫目毎に電気信号を発生する同
    期信号発生装置と、模様選択時に前記模様選択信号のデ
    ータをラッチして該データを前記静的記憶装置の前記領
    域の特定された一方に割当て且つ模様選択時に引続き以
    後前記ビット信号をラッチして該ビット信号を前記特定
    された一方に与えてアドレス信号ならしめる第1のタイ
    ミングバッファと、模様選択時にリセットされた以後前
    記ビット信号をラッチして該ビット信号を前記特定され
    た他方に与えてアドレス信号ならしめる第2のタイミン
    グバッファと、模様選択時において前記操作信号を受け
    て前記第1のタイミングバッファに対して前記模様選択
    信号を与え引続き以後これに代えて前記ビット信号を与
    える切替手段と、模様選択時において前記第1のタイミ
    ングバッファに対して前記切替手段が与えた前記模様選
    択信号の前記ラッチをもたらし引続き以後前記判別信号
    の領域指定に応じて前記電気信号の発生毎に前記第1ま
    たは第2のタイミングバッファのいずれかを選択して前
    記ビット信号の前記ラッチをもたらすラッチ指定手段と
    を設けてなる電子制御ミシン。
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