JPS5941657Y2 - フツクスイツチ作動機構 - Google Patents
フツクスイツチ作動機構Info
- Publication number
- JPS5941657Y2 JPS5941657Y2 JP1153979U JP1153979U JPS5941657Y2 JP S5941657 Y2 JPS5941657 Y2 JP S5941657Y2 JP 1153979 U JP1153979 U JP 1153979U JP 1153979 U JP1153979 U JP 1153979U JP S5941657 Y2 JPS5941657 Y2 JP S5941657Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- shaft
- switch operating
- hook switch
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Telephone Set Structure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電話機に採用して好適なフックスイッチ作動
機構に関するものである。
機構に関するものである。
第1図は従来のフックスイッチ作動機構を有する電話機
の構造を示すもので、同図において符号1は送受器2の
両端部を支架すべく二股状に形成されたフック、3はこ
のフック1に一体的に接続されたフックシャフトで、こ
のフックシャフト3は筐体4の上部に形成された軸受部
5のシャフト挿通孔5a内に摺動可能に支承されている
と共に、フックシャフト3と前記軸受部5間に介装され
た圧縮コイルスプリング6の弾性によって常時上方へ付
勢されており、またその下端部にはねじ部3aが設けら
れている。
の構造を示すもので、同図において符号1は送受器2の
両端部を支架すべく二股状に形成されたフック、3はこ
のフック1に一体的に接続されたフックシャフトで、こ
のフックシャフト3は筐体4の上部に形成された軸受部
5のシャフト挿通孔5a内に摺動可能に支承されている
と共に、フックシャフト3と前記軸受部5間に介装され
た圧縮コイルスプリング6の弾性によって常時上方へ付
勢されており、またその下端部にはねじ部3aが設けら
れている。
このねじ部3aはフックプレート7を貫通しており、そ
の下方へ突出した箇所にはナツト3bが螺合されること
によってフックシャフト3とフックプレート7とは一体
的に結合されている。
の下方へ突出した箇所にはナツト3bが螺合されること
によってフックシャフト3とフックプレート7とは一体
的に結合されている。
また、前記フックプレート7の下方には図示しないフッ
クスイッチを作動させるところの第11第2のフックス
イッチ作動片8゜9が設けられていると共に、これら第
11第2のフックスイッチ作動片8,9は図示しないス
プリングにより常時上方に付勢されている。
クスイッチを作動させるところの第11第2のフックス
イッチ作動片8゜9が設けられていると共に、これら第
11第2のフックスイッチ作動片8,9は図示しないス
プリングにより常時上方に付勢されている。
しかるに、以上のような構造においては、例えば実用上
寸法の公差内で誤差集積されると、第2図に示すごとく
第1のフックスイッチ作動片8とフックプレート7の押
圧面7aとの間隙10が1間以上になることがあり、こ
の状態においてフック1の片側P点に荷重が加わると、
フックシャフト3が第2図において反時計方向に回動し
て一点鎖線31で示すごとく傾き、傾いたフックシャフ
ト31は軸受部5のシャフト挿通孔5aの内壁の上下端
に接触する。
寸法の公差内で誤差集積されると、第2図に示すごとく
第1のフックスイッチ作動片8とフックプレート7の押
圧面7aとの間隙10が1間以上になることがあり、こ
の状態においてフック1の片側P点に荷重が加わると、
フックシャフト3が第2図において反時計方向に回動し
て一点鎖線31で示すごとく傾き、傾いたフックシャフ
ト31は軸受部5のシャフト挿通孔5aの内壁の上下端
に接触する。
このときフックプレート7も一点鎖線71で示すごとく
傾き、その一端は一方のフックスイッチ作動片9に当接
したままの状態を保持する。
傾き、その一端は一方のフックスイッチ作動片9に当接
したままの状態を保持する。
したがって、フックシャフト3は前述したフック1に加
わる荷重とフックスイッチ作動片9のフックスイッチ7
への上方への押上刃により、反時計方向に回転モーメン
トが加わることになり、これがためフックシャフト31
はシャフト捜通孔5aの内壁の上下端への接触力がより
増すことになり、前記フック1が降下しないという不具
合が生じることもあった。
わる荷重とフックスイッチ作動片9のフックスイッチ7
への上方への押上刃により、反時計方向に回転モーメン
トが加わることになり、これがためフックシャフト31
はシャフト捜通孔5aの内壁の上下端への接触力がより
増すことになり、前記フック1が降下しないという不具
合が生じることもあった。
本考案の目的は上述した欠点に鑑みなされたもので、送
受器掛は時、一対のフックスイッチ作動片に当接する部
材をフックシャフトに回動自在に装着した構成とするこ
とによって、円滑なフックの降下動作が行なわれるよう
にしたフックスイッチ作動機構を提供するものである。
受器掛は時、一対のフックスイッチ作動片に当接する部
材をフックシャフトに回動自在に装着した構成とするこ
とによって、円滑なフックの降下動作が行なわれるよう
にしたフックスイッチ作動機構を提供するものである。
以下、図に示す実施例を用いて本考案の詳細を説明する
。
。
第3図および第4図は本考案に係るフックスイッチ作動
機構の一実施例を示す要部簡略正面図と要部拡大断面図
である。
機構の一実施例を示す要部簡略正面図と要部拡大断面図
である。
本実施例において従来の構造と異なる点は、従来はフッ
クプレートをフックシャフトに固定的に取付けているの
に対し、本実施例はフックプレート10をフックシャフ
ト11に回動自在に取付けている点にある。
クプレートをフックシャフトに固定的に取付けているの
に対し、本実施例はフックプレート10をフックシャフ
ト11に回動自在に取付けている点にある。
すなわち、前記フックシャフト11は、第4図から明ら
かなように、大径部111、小径部112およびねじ部
113から一体に構成されており、その大径部111は
前記フックプレート10の上面付近まで延在されると共
に、小径部112はこの大径部111の下部からフック
プレート10の貫通孔101を通ってフックプレート1
0の裏面位置まで設けられており、さらにこの小径部1
12の下部に前記ねじ部113が設けられている。
かなように、大径部111、小径部112およびねじ部
113から一体に構成されており、その大径部111は
前記フックプレート10の上面付近まで延在されると共
に、小径部112はこの大径部111の下部からフック
プレート10の貫通孔101を通ってフックプレート1
0の裏面位置まで設けられており、さらにこの小径部1
12の下部に前記ねじ部113が設けられている。
フックシャフト11のこのような構造により、大径部1
11の下端面とフックプレート10の上端面間には、間
隙12が設けられることになり、これと前記フックシャ
フト11の小径部112をフックプレート10の貫通孔
101に幾分遊びを持たせて貫通せしめることと相俟っ
て、前記フックプレート10はフックシャフト11に対
して回動自在な構成となっている。
11の下端面とフックプレート10の上端面間には、間
隙12が設けられることになり、これと前記フックシャ
フト11の小径部112をフックプレート10の貫通孔
101に幾分遊びを持たせて貫通せしめることと相俟っ
て、前記フックプレート10はフックシャフト11に対
して回動自在な構成となっている。
しかしながら、前記フックプレート10の裏側位置にブ
ラケット14が配設され、このブラケット14の一端は
フックプレート10の垂直部102の裏面に当接せしめ
た構成とすることによって、前記フックプレート10の
矢印A方向(第4図参照)への回動は規制され、したが
って、前記フックプレート10はフックシャフト11に
対して矢印B方向(第3図参照)にのみ回動し得るよう
な構成となっている。
ラケット14が配設され、このブラケット14の一端は
フックプレート10の垂直部102の裏面に当接せしめ
た構成とすることによって、前記フックプレート10の
矢印A方向(第4図参照)への回動は規制され、したが
って、前記フックプレート10はフックシャフト11に
対して矢印B方向(第3図参照)にのみ回動し得るよう
な構成となっている。
また、前記ブラケット14より下方に突出しているフッ
クシャフト11のねじ部113にはナツト15が螺合し
ており、前記ブラケット14はこのナツト15と前記フ
ックプレート10間に挾持されるごとく取付けられてい
る。
クシャフト11のねじ部113にはナツト15が螺合し
ており、前記ブラケット14はこのナツト15と前記フ
ックプレート10間に挾持されるごとく取付けられてい
る。
なお、その他の構成は従来と同一なのでその説明は省略
する。
する。
このような構成とすると、送受器をフックから外した状
態Iζおいて、例えば、第1のフックスイッチ作動片1
6とフックプレート10間に1朋程度の間隙18が設け
られ、しかも送受器をフックに掛ける際従来と同じくフ
ックの片側P点(第1図、第2図参照)に荷重を加えた
としても、前記フックプレート10はフックシャフト1
1の降下に伴なって第3図において反時計方向に回動し
ていき、ついには第5図に示すごとく第11第2のフッ
クスイッチ作動片16.17の両方にフックプレート1
0が接触することになる。
態Iζおいて、例えば、第1のフックスイッチ作動片1
6とフックプレート10間に1朋程度の間隙18が設け
られ、しかも送受器をフックに掛ける際従来と同じくフ
ックの片側P点(第1図、第2図参照)に荷重を加えた
としても、前記フックプレート10はフックシャフト1
1の降下に伴なって第3図において反時計方向に回動し
ていき、ついには第5図に示すごとく第11第2のフッ
クスイッチ作動片16.17の両方にフックプレート1
0が接触することになる。
したがって、軸受部のシャフト挿通孔内壁には正逆方向
のモーメントが作用することになってシャフト挿通孔内
壁に作用するモーメント力は互いに相殺されることにな
るので、フックの降下に伴なうフックシャフト11と軸
受部のシャフト挿通孔内壁の接触部間に生じる摩擦力も
従来に較べてかなり小さくなり、よってフックの降下動
作を円滑に行なわしめることができる。
のモーメントが作用することになってシャフト挿通孔内
壁に作用するモーメント力は互いに相殺されることにな
るので、フックの降下に伴なうフックシャフト11と軸
受部のシャフト挿通孔内壁の接触部間に生じる摩擦力も
従来に較べてかなり小さくなり、よってフックの降下動
作を円滑に行なわしめることができる。
また、第6図および第7図は他の実施例を示すものであ
るが、この実施例においてフックプレート10とフック
シャフト11とはナツト15を介して固定された状態に
あるが、フックプレート10には側面形状が略り字状に
折曲・形成された回動片19が、前記フックプレート1
0の垂直部102に支持ピン20を介して回動自在に枢
支された構造となっている。
るが、この実施例においてフックプレート10とフック
シャフト11とはナツト15を介して固定された状態に
あるが、フックプレート10には側面形状が略り字状に
折曲・形成された回動片19が、前記フックプレート1
0の垂直部102に支持ピン20を介して回動自在に枢
支された構造となっている。
このように、フックプレート10をフックシャフト11
に対して直接回動自在な構造とすることなく、回動片1
9を前記フックシャフト11に対して間接的に回動自在
な構成としても、上述した実施例と同等の効果が得られ
る。
に対して直接回動自在な構造とすることなく、回動片1
9を前記フックシャフト11に対して間接的に回動自在
な構成としても、上述した実施例と同等の効果が得られ
る。
すなわち、送受器取外し時、第1のフックスイッチ作動
片16とフックプレート10間に1n程度の間隙18が
設けられ、しかも送受器をフックに掛ける際従来と同じ
くフックの片側P点(第1図、第2図参照)に荷重を加
えたとしても、フックシャフト11の降下に伴なって回
動片19が第6図において反時計方向に回動していき、
ついには第8図に示すごとく第1、第2のフックスイン
チ16.17の両方に前記回動片19が接触することに
なる。
片16とフックプレート10間に1n程度の間隙18が
設けられ、しかも送受器をフックに掛ける際従来と同じ
くフックの片側P点(第1図、第2図参照)に荷重を加
えたとしても、フックシャフト11の降下に伴なって回
動片19が第6図において反時計方向に回動していき、
ついには第8図に示すごとく第1、第2のフックスイン
チ16.17の両方に前記回動片19が接触することに
なる。
したがって、軸受部のフックシャフト挿通孔内壁には正
逆方向のモーメント力が作用することとなってシャフト
挿通孔内壁に作用するモーメント力は互いに相殺される
ので、フックの降下に伴なうフックシャフト11と軸受
部のシャフト挿通孔内壁の接触部間に生じる摩擦力も従
来に較べてかなり小さなものとなり、よってフックの降
下動作は円滑に行なわれることになる。
逆方向のモーメント力が作用することとなってシャフト
挿通孔内壁に作用するモーメント力は互いに相殺される
ので、フックの降下に伴なうフックシャフト11と軸受
部のシャフト挿通孔内壁の接触部間に生じる摩擦力も従
来に較べてかなり小さなものとなり、よってフックの降
下動作は円滑に行なわれることになる。
以上説明したように、本考案によれば、送受器掛は時、
一対のフックスイッチ作動片に当接する部材をフックシ
ャフトに回動自在に設けた構成とすることにより、フッ
クの降下動作時における軸受部とフックシャフトとの接
触部間に生じる摩擦力を従来に較べてかなり小さなもの
とできるので、フックの降下動作を円滑に行なわしめる
ことができるという実用的に優れた効果を有する。
一対のフックスイッチ作動片に当接する部材をフックシ
ャフトに回動自在に設けた構成とすることにより、フッ
クの降下動作時における軸受部とフックシャフトとの接
触部間に生じる摩擦力を従来に較べてかなり小さなもの
とできるので、フックの降下動作を円滑に行なわしめる
ことができるという実用的に優れた効果を有する。
第1図は従来のフックスイッチ作動機構を有する電話機
の一部破断正面図、第2図は従来のフックスイッチ作動
機構の簡略構成図、第3図および第4図は本考案に係る
フックスイッチ作動機構の一実施例を示す要部簡略正面
図と要部拡大断面図、第5図は同動作説明図、第6図お
よび第7図は本考案に係るフックスイッチ作動機構の他
の実施例を示す簡略正面図と要部拡大断面図、第8図は
同動作説明図である。 2・・・・・・送受器、4・・・・・・筐体、5・・・
・・・軸受部、10・・・・・・フックプレート、11
・・・・・・フックシャフト、16・・・・・・第1の
フックスイッチ作動片、17・・・・・・第2のフック
スイッチ作動片、19・・・・・・回動片。
の一部破断正面図、第2図は従来のフックスイッチ作動
機構の簡略構成図、第3図および第4図は本考案に係る
フックスイッチ作動機構の一実施例を示す要部簡略正面
図と要部拡大断面図、第5図は同動作説明図、第6図お
よび第7図は本考案に係るフックスイッチ作動機構の他
の実施例を示す簡略正面図と要部拡大断面図、第8図は
同動作説明図である。 2・・・・・・送受器、4・・・・・・筐体、5・・・
・・・軸受部、10・・・・・・フックプレート、11
・・・・・・フックシャフト、16・・・・・・第1の
フックスイッチ作動片、17・・・・・・第2のフック
スイッチ作動片、19・・・・・・回動片。
Claims (1)
- 送受器を支架するごとく二股状に形成されたフックと、
このフックと一体的に形成されると共に、筐体上部に形
成した軸受部に支承されてなるフックシャフトと、この
フックシャフトの昇降に伴なって作動する一対のフック
スイッチ作動片とを備えたフックスイッチ作動機構にお
いて、前記フックシャフトには送受器掛は時、前記一対
のフックスイッチ作動片に当接する部材が回動自在に装
着されてなることを特徴とするフックスイッチ作動機構
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1153979U JPS5941657Y2 (ja) | 1979-02-02 | 1979-02-02 | フツクスイツチ作動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1153979U JPS5941657Y2 (ja) | 1979-02-02 | 1979-02-02 | フツクスイツチ作動機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55112955U JPS55112955U (ja) | 1980-08-08 |
JPS5941657Y2 true JPS5941657Y2 (ja) | 1984-12-01 |
Family
ID=28826152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1153979U Expired JPS5941657Y2 (ja) | 1979-02-02 | 1979-02-02 | フツクスイツチ作動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5941657Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-02 JP JP1153979U patent/JPS5941657Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55112955U (ja) | 1980-08-08 |
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