JPH0139476Y2 - - Google Patents

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JPH0139476Y2
JPH0139476Y2 JP1985064436U JP6443685U JPH0139476Y2 JP H0139476 Y2 JPH0139476 Y2 JP H0139476Y2 JP 1985064436 U JP1985064436 U JP 1985064436U JP 6443685 U JP6443685 U JP 6443685U JP H0139476 Y2 JPH0139476 Y2 JP H0139476Y2
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JP
Japan
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armrest
seat
backrest
rotating shaft
rotation
Prior art date
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JP1985064436U
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JPS61179953U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は主として自動車の座席に適用されるア
ームレストの取付機構に関するものである。
〔従来の技術〕
従来から第8図に示すように背もたれ部11と
座部12とからなる座席10において、左側を主
座席10Aとし右側を副座席10Bとして背もた
れ部11の一側を分割して実線位置から点線位置
まで倒立可能なアームレスト13とし、起立可能
(実線位置)では副座席の背もたれ部として使用
し、前倒状態では主座席のアームレストとして使
用する構成が提供されている。上記構成において
は第9図に示すように背もたれ部11のフレーム
2の回転軸21を内側から延長し、該回転軸21
の両側を支持枠3,3によつて支持させ、更にフ
レーム2の内側から回転軸22を差出し、該回転
軸22にアームレスト13のフレーム4を回転可
能に取付け、該回転軸22の外端は支持枠5によ
つて支持するという内部枠構造が適用されてい
る。上記枠構造によれば背もたれ部11とアーム
レスト13を共に前倒れさせること、およびアー
ムレスト13のみを前倒れさせることの両方が可
能である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記従来構成においては回転軸2
1の延長部分をカバーするために背もたれ部11
下部を内側から延長しなければならず、このよう
な異形の背もたれ部は大量生産に不適であるこ
と、更に二本の回転軸21,22を設けなくては
ならないこと等の問題点を有する。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決する手段として前倒
れ可能な背もたれ部11と、倒立可能なアームレ
スト13と座部12とからなり主座席10Aと副
座席10Bとが形成されている座席10におい
て、背もたれ部11回転軸21を背もたれ部11
内側面付近で若干上方に折曲げてから水平に延長
して該回転軸21延長部分外端を支持枠3Aによ
り支持し、該回転軸21延長部分を回転軸22A
としてアームレスト13を倒立可能に取付け、該
支持枠3Aは該座部12に回転可能に取付けられ
かつ該支持枠3Aの回転中心l1は該背もたれ部1
1回転軸21の回転中心l1と一致していることを
特徴とするアームレスト13の取付機構を提供す
るものである。
〔作用〕
上記構成にもとづく本考案の作用は下記の通り
である。
背もたれ部と起立状態のアームレストにより主
座席と副座席の背もたれ部が形成される。背もた
れ部と該起立状態のアームレストおよびアームレ
ストの回転軸の支持杆とを共に背もたれ部の回転
軸を中心として前方へ回動させることにより主座
席と副座席との背もたれ部が前倒れすることとな
る。更にアームレストのみアームレストの回転軸
を中心として回動させることにより前倒れさせれ
ば該アームレストは主座席のアームレストとな
る。この際アームレストの回転軸は背もたれ部の
回転軸よりも若干上方に位置することになるから
アームレストの充分な高さが確保される。
〔考案の効果〕
したがつて本考案においては回転軸を二個設け
る必要はなく、また背もたれ部を異形にする必要
もなく、大量生産に適しかつ部材点数も削減され
る。
〔実施例〕
本考案を第1図〜第5図に示す一実施例にもと
づいて説明すれば、座席10においては第2図に
示すように座部12の左側主座席部分10Aに背
もたれ部11が設けられ、右側の副座席部分10
Bにアームレスト13が設けられている。該座席
10の内部枠構造を以下に説明すれば背もたれ部
11のフレーム2は回転軸21に固着され、該回
転軸21は該背もたれ部11の内側面付近で若干
上方に曲げられてから再び水平に延長せられてア
ームレスト13の回転軸22Aとなつている(図
においてはl2と示される)。回転軸22Aにはア
ームレスト13のフレーム4がブラケツト4A,
4Aを介して回転自在に取付けられている。そし
て回転軸21の外端は支持枠3により回転自在に
支持され、回転軸22の外端は支持枠3Aにより
支持され、更に該支持枠3Aは基枠6に回転自在
に支持されており、背もたれ部11の回転中心l1
と支持枠3Aの回転中心l1とは一致している。し
たがつて第2図に示すようにアームレスト13を
起立させて背もたれ部として使用する状態から第
3図および第4図点線に示すようにアームレスト
13を倒すとアームレスト13はl1より若干高い
位置にあるl2を中心として前方に回動して主座席
のアームレストとなる。また第2図の状態から背
もたれ部11とアームレスト13とを共に前方に
押すと第5図および第6図点線に示すように背も
たれ部11もアームレスト13も共にl1を中心と
して前方に回動して前倒れする。
アームレスト13を起立状態で後方に倒れない
ように支持するには第7図に示すように支持枠3
Aの下縁に段部31Aを設けておき、基枠6から
はピン61を凸設して該段部31Aが該ピン61
に起立状態で係合するようにする。またアームレ
スト13を起立状態で前方に倒れないように支持
するには第7図に示すように支持枠3Aにフツク
32Aを枢着し、図示しないバネによつて該フツ
ク32Aを矢印イ方向に付勢する。そして起立状
態で該フツク32Aが基枠6のピン61に係合す
るようにする。該フツク32Aには操作ワイヤー
33Aが上方から連絡し、該操作ワイヤー33A
の上端には把手34Aが取付けられ、該把手34
Aはアームレスト13上面に外出している。そこ
でアームレスト13が起立状態の時フツク32A
とピン61とが係合状態のままアームレスト13
および/または背もたれ部11を前に押すと背も
たれ部11とアームレスト13とは共にl1を回転
軸として前倒れする。更にアームレスト13が起
立状態の時把手34Aを上方に引張つて操作ワイ
ヤー33Aを介してフツク32Aを矢印イ逆方向
に回動させればフツク32Aとピン61との係合
が解除され、アームレスト13を前に押すとアー
ムレスト13のみがl2を回転軸として前倒れす
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本考案の一実施例を示すもの
であり、第1図は内部枠構造を示す斜視図、第2
図は斜視図、第3図はアームレスト使用状態斜視
図、第4図は第3図の動きを説明する側面図、第
5図は背もたれ部とアームレストとを共に前倒れ
させた状態の斜視図、第6図は第5図の動きを説
明する側面図、第7図は基枠と支持枠との詳細
図、第8図は従来例の斜視図、第9図はその内部
枠構造を示す斜視図である。 図中、10……座席、10A……主座席、10
B……副座席、11……背もたれ部、12……座
部、13……アームレスト、21,22A……回
転軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前倒れ可能な背もたれ部と、倒立可能なアーム
    レストと座部とからなり主座席と副座席とが形成
    されている座席において、背もたれ部回転軸を背
    もたれ部内側面付近で若干上方に折曲げてから水
    平に延長して該回転軸延長部分外端を支持枠によ
    り支持し、該回転軸延長部分を回転軸としてアー
    ムレストを倒立可能に取付け、該支持枠は該座部
    に回転可能に取付けられかつ該支持枠の回転中心
    は該背もたれ部回転軸の回転中心と一致している
    ことを特徴とするアームレストの取付構造。
JP1985064436U 1985-04-30 1985-04-30 Expired JPH0139476Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985064436U JPH0139476Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

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JP1985064436U JPH0139476Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

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JPS61179953U JPS61179953U (ja) 1986-11-10
JPH0139476Y2 true JPH0139476Y2 (ja) 1989-11-27

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Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0541949Y2 (ja) * 1989-02-19 1993-10-22
JPH0546979Y2 (ja) * 1989-03-07 1993-12-09
JP5446364B2 (ja) * 2009-03-25 2014-03-19 トヨタ紡織株式会社 アームレスト付き乗物用シート
CN105392668B (zh) * 2013-05-29 2017-07-18 约翰逊控制技术公司 交通工具用座椅

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JPS61179953U (ja) 1986-11-10

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