JPS5941404A - 冷却板・ステ−ブ併用高炉における冷却板支持構造 - Google Patents
冷却板・ステ−ブ併用高炉における冷却板支持構造Info
- Publication number
- JPS5941404A JPS5941404A JP15309182A JP15309182A JPS5941404A JP S5941404 A JPS5941404 A JP S5941404A JP 15309182 A JP15309182 A JP 15309182A JP 15309182 A JP15309182 A JP 15309182A JP S5941404 A JPS5941404 A JP S5941404A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling plate
- stave
- furnace
- shell
- blast furnace
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B7/00—Blast furnaces
- C21B7/10—Cooling; Devices therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Blast Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は冷却板・ステーブ併用高炉における冷却板支持
構造に関するものである。
構造に関するものである。
高炉の炉壁は炉内からの高熱負荷から鉄皮を保護するた
め、鉄皮の内側に耐火物を構築し、耐火物内に適当な間
隔で冷却板を埋設したり、鉄皮・耐火物間にステーブを
用いている。ところが、炉壁構造においては、炉内から
の高熱負荷によって耐火物と鉄皮との間に熱膨張差が生
じ、この相対熱膨張差に対する充分な配慮が必要である
。
め、鉄皮の内側に耐火物を構築し、耐火物内に適当な間
隔で冷却板を埋設したり、鉄皮・耐火物間にステーブを
用いている。ところが、炉壁構造においては、炉内から
の高熱負荷によって耐火物と鉄皮との間に熱膨張差が生
じ、この相対熱膨張差に対する充分な配慮が必要である
。
従来、冷却板式構造の高炉においては、第１図に示すよ
うに、銅製冷却板本体１に鉄フランジ２が溶着され、耐
火物３内に埋設された冷却板本体１は鉄フランジ２の鉄
皮４への溶着により鉄皮に直接固定されている。そして
、鉄皮の高さ方向に複数個取り付けられた冷却板本体１
により、炉壁耐人物の高さ方向の膨張を拘束することに
よって上述の熱膨張差を吸収していた。
うに、銅製冷却板本体１に鉄フランジ２が溶着され、耐
火物３内に埋設された冷却板本体１は鉄フランジ２の鉄
皮４への溶着により鉄皮に直接固定されている。そして
、鉄皮の高さ方向に複数個取り付けられた冷却板本体１
により、炉壁耐人物の高さ方向の膨張を拘束することに
よって上述の熱膨張差を吸収していた。
ところが、冷却板・ステーブ併用高炉において冷却板支
持方式を前述の従来型と同じくすると、冷却板の上下方
向の埋設ピッチが従来型より粗になるため、耐火物の熱
膨張拘束の反力が大きくなり、前記鉄フランジ部番こ異
常な力が働き、最近の高圧操業下では特に炉内ガスの漏
洩が問題となる。
持方式を前述の従来型と同じくすると、冷却板の上下方
向の埋設ピッチが従来型より粗になるため、耐火物の熱
膨張拘束の反力が大きくなり、前記鉄フランジ部番こ異
常な力が働き、最近の高圧操業下では特に炉内ガスの漏
洩が問題となる。
従って、本発明は冷却板・ステーブ併用高炉柘おいて上
述した問題点を解決することができる新規な冷却板支持
構造を提供しようとするものである。
述した問題点を解決することができる新規な冷却板支持
構造を提供しようとするものである。
本発明によれば、上下方向に隣接するステーブ間に冷却
板を挿入して炉壁れんがを支持せしめる冷却板・ステー
ブ併用高炉において、前記冷却板の基端部に根元フラン
ジを設け、この根元フランジを炉体鉄皮内面に当接する
と共に前記根元フランジと前記炉体鉄皮とをボルトで結
合する一方、前記冷却板の給排水管を前記炉体鉄皮に溶
接固定し、かつ前記冷却板とステーブとの間の隙間に詰
め物を充填して炉壁れんがの熱膨張力を吸収支持するよ
う構成することにより、上記目的を達成することができ
る。
板を挿入して炉壁れんがを支持せしめる冷却板・ステー
ブ併用高炉において、前記冷却板の基端部に根元フラン
ジを設け、この根元フランジを炉体鉄皮内面に当接する
と共に前記根元フランジと前記炉体鉄皮とをボルトで結
合する一方、前記冷却板の給排水管を前記炉体鉄皮に溶
接固定し、かつ前記冷却板とステーブとの間の隙間に詰
め物を充填して炉壁れんがの熱膨張力を吸収支持するよ
う構成することにより、上記目的を達成することができ
る。
以下、本発明の冷却板支持構造を添付図面に示す好適実
施例につき詳細に説明する。
施例につき詳細に説明する。
第２図は本発明の主要な構成部相である冷却板１の側面
断面図、第３図は第２図の１−１線方向に見た冷却板１
の端面図、第４図は本発明の炉壁構造を示す部分断面図
である。
断面図、第３図は第２図の１−１線方向に見た冷却板１
の端面図、第４図は本発明の炉壁構造を示す部分断面図
である。
第２図に明瞭に示す如く、本発明の冷却板１はその基端
部に根元フランジ５および給排水管６を有する。この冷
却板１は、第４図に示すように、耐火物３内に埋設され
、鉄皮４の内壁面において冷却板１の根元フランジ５で
鉄皮４にボルト締結され、また給排水管６を鉄皮４に直
接溶接することにより、鉄皮４に強固に固定されている
。従って、鉄皮４には給排水管６が貫通できるだけの開
孔が必要となり、従来の冷却板式高炉の鉄皮開孔より小
さくて済み、冷却板・ステーブ併用高炉において鉄皮開
孔割合が非常に低減でき、鉄皮４の強度を持たせ易くな
る。
部に根元フランジ５および給排水管６を有する。この冷
却板１は、第４図に示すように、耐火物３内に埋設され
、鉄皮４の内壁面において冷却板１の根元フランジ５で
鉄皮４にボルト締結され、また給排水管６を鉄皮４に直
接溶接することにより、鉄皮４に強固に固定されている
。従って、鉄皮４には給排水管６が貫通できるだけの開
孔が必要となり、従来の冷却板式高炉の鉄皮開孔より小
さくて済み、冷却板・ステーブ併用高炉において鉄皮開
孔割合が非常に低減でき、鉄皮４の強度を持たせ易くな
る。
さらに、冷却板１とステーブ７との間の隙間には、後述
する特性を有する詰め物８を充填することにより、ステ
ーブ７の厚さ範囲でも強固に冷却板１を支持し、冷却板
の耐火れんが受としての機能を高めることが可能となる
。
する特性を有する詰め物８を充填することにより、ステ
ーブ７の厚さ範囲でも強固に冷却板１を支持し、冷却板
の耐火れんが受としての機能を高めることが可能となる
。
第５図は詰め物８に要求される特性を示すグラフであり
、高炉操業初期の詰め物の温度Ｔ１、耐火物が脱落した
操業末期の詰め物８の温度Ｔ２（Ｔ、＞Ｔ、）とすると
、各時期におけるステーブ７の熱膨張により詰め物８に
生じる圧縮力が一足になるように、各温度における可縮
量が異なる特性の詰め物８を選択するのが好ましい。こ
のような詰め物として代表的にセラミックファイバー、
プラスチック耐火物などを挙げることができ、このよう
な詰め物を用いれば、詰め物８の温度が低い時期（初期
）にも冷却板１の耐火物３の支持効果を高めることがで
き、耐火物３の脱落を長期間避け、炉命延長に大きく寄
与する。
、高炉操業初期の詰め物の温度Ｔ１、耐火物が脱落した
操業末期の詰め物８の温度Ｔ２（Ｔ、＞Ｔ、）とすると
、各時期におけるステーブ７の熱膨張により詰め物８に
生じる圧縮力が一足になるように、各温度における可縮
量が異なる特性の詰め物８を選択するのが好ましい。こ
のような詰め物として代表的にセラミックファイバー、
プラスチック耐火物などを挙げることができ、このよう
な詰め物を用いれば、詰め物８の温度が低い時期（初期
）にも冷却板１の耐火物３の支持効果を高めることがで
き、耐火物３の脱落を長期間避け、炉命延長に大きく寄
与する。
冷却板・ステーブ併用高炉において、埋め殺しタイプの
冷却板１を第４図に示すように鉄皮４に固定するには次
のようにするのが好適である。まず第１の方法は、第６
図に示すように、冷却板１の根元フランジ５に植め込ん
だボルト９を鉄皮４に貫通させてナラ）１０により固定
するものである。第２の方法は、第７ａおよび７ｂ図に
示すように、先端に止め部材１１を有するボルト９を用
い、第８ａおよび８ｂ図に示すように、根元フランジ５
のボルト孔先端に固着したストッパ１２間にボルト９の
止め部材１１を挿入固定してボルト９をナツト１０によ
り鉄皮４に固定することもできる。
冷却板１を第４図に示すように鉄皮４に固定するには次
のようにするのが好適である。まず第１の方法は、第６
図に示すように、冷却板１の根元フランジ５に植め込ん
だボルト９を鉄皮４に貫通させてナラ）１０により固定
するものである。第２の方法は、第７ａおよび７ｂ図に
示すように、先端に止め部材１１を有するボルト９を用
い、第８ａおよび８ｂ図に示すように、根元フランジ５
のボルト孔先端に固着したストッパ１２間にボルト９の
止め部材１１を挿入固定してボルト９をナツト１０によ
り鉄皮４に固定することもできる。
このようにして鉄皮４に強固に固定され、なおかつステ
ーブ７との相対面で支持された冷却板１が耐火物３の熱
膨張を拘束することにより、鉄皮４と耐火物３との相対
熱膨張差を吸収支持する。
ーブ７との相対面で支持された冷却板１が耐火物３の熱
膨張を拘束することにより、鉄皮４と耐火物３との相対
熱膨張差を吸収支持する。
この結果、冷却板挿入ピッチが長くなる冷却板・ステー
ブ併用高炉において長期間安定した炉壁構造の保持が可
能となる。熱膨張拘束力は詰め物８、給排水管６、ボル
ト９に分散されるので、冷却板１と鉄皮４との接合部に
亀裂が入り、炉内ガスが漏洩する危険は回避できる。ま
た、鉄皮の開孔面積が大幅に低減でき、ガスシール、鉄
皮強度の保持がし易くなる。取付構造も簡便で、現場で
の溶接長さが短くなり、作業性の向上が期待できる。
ブ併用高炉において長期間安定した炉壁構造の保持が可
能となる。熱膨張拘束力は詰め物８、給排水管６、ボル
ト９に分散されるので、冷却板１と鉄皮４との接合部に
亀裂が入り、炉内ガスが漏洩する危険は回避できる。ま
た、鉄皮の開孔面積が大幅に低減でき、ガスシール、鉄
皮強度の保持がし易くなる。取付構造も簡便で、現場で
の溶接長さが短くなり、作業性の向上が期待できる。
なお、ボルト９−ナツト１０部のガスシール対策は、第
９図および第１０図に示すように、シールボックス１３
を用いる構造、袋ナツト１４およびパツキン１５による
構造により行うのが好ましい。
９図および第１０図に示すように、シールボックス１３
を用いる構造、袋ナツト１４およびパツキン１５による
構造により行うのが好ましい。
第１図は従来の冷却板式高炉における冷却板取付構造を
示す部分断面側面図、第２図は本発明で用いる冷却板の
側面断面図、第３図は第２図の１−１方向に見た端面図
、第４図は本発明の冷却板取付構造を示す側面断面図、
第５図は冷却板とステーブとの間の詰め物に要求される
特性を示すグラフ、第６図は冷却板と鉄皮の取付例を示
す線図的部分断面図、第７ａおよび７ｂ図はそれぞれ冷
却板と鉄皮の固定に用いるボルトの側面図および第７ａ
図の■−■方向に見た側面図、第８ａおよび８ｂ図はそ
れぞれ冷却板と鉄皮との他の取付例を示す側面断面図お
よび第８ａ図の■−■方向に見た側面図、第９図および
第１０図は冷却板と鉄皮のボルト締結部のシール構造を
示す断面図である。 符号の説明 １・・・冷却板、２・・・鉄フランジ、３・・・耐火物
、４・・・鉄皮、５・・・根元フランジ、６・・・給排
水管、７・・・ステーブ、８・・・詰め物、９・・・ボ
ルト、１０・・・ナツト、１１・・・止め部材、１２・
・・ストッパ、１３・・・シールボックス、１４・・−
袋ナツト、１５・・・パツキン特許出願人 川崎製鉄
株式会社 第５図 １ ”′ 温度 第７０ （ａ） （ａ） ＼ １゜ １ （ｂ） 翼９図 Δ 第１０図 。 ひ′ ） ５ 〜１３
示す部分断面側面図、第２図は本発明で用いる冷却板の
側面断面図、第３図は第２図の１−１方向に見た端面図
、第４図は本発明の冷却板取付構造を示す側面断面図、
第５図は冷却板とステーブとの間の詰め物に要求される
特性を示すグラフ、第６図は冷却板と鉄皮の取付例を示
す線図的部分断面図、第７ａおよび７ｂ図はそれぞれ冷
却板と鉄皮の固定に用いるボルトの側面図および第７ａ
図の■−■方向に見た側面図、第８ａおよび８ｂ図はそ
れぞれ冷却板と鉄皮との他の取付例を示す側面断面図お
よび第８ａ図の■−■方向に見た側面図、第９図および
第１０図は冷却板と鉄皮のボルト締結部のシール構造を
示す断面図である。 符号の説明 １・・・冷却板、２・・・鉄フランジ、３・・・耐火物
、４・・・鉄皮、５・・・根元フランジ、６・・・給排
水管、７・・・ステーブ、８・・・詰め物、９・・・ボ
ルト、１０・・・ナツト、１１・・・止め部材、１２・
・・ストッパ、１３・・・シールボックス、１４・・−
袋ナツト、１５・・・パツキン特許出願人 川崎製鉄
株式会社 第５図 １ ”′ 温度 第７０ （ａ） （ａ） ＼ １゜ １ （ｂ） 翼９図 Δ 第１０図 。 ひ′ ） ５ 〜１３
Claims (1)
- 上下方向に隣接するステーブ間に冷却板を挿入して炉壁
れんがを支持せしめる冷却板・ステーブ併用高炉におい
て、前記冷却板の基端部に根元フランジを設け、この根
元フランジを炉体鉄皮内面に当接すると共に前記根元フ
ランジと前記炉体鉄皮とをボルトで結合する一方、前記
冷却板の給排水管を前記炉体鉄皮に溶接固定し、かつ前
記冷却板とステーブとの間の隙間に詰め物を充填して炉
壁れんがの熱膨張力を吸収支持するよう構成したことを
特徴とする冷却板・ステーブ併用高炉における冷却板支
持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15309182A JPS5941404A (ja) | 1982-09-02 | 1982-09-02 | 冷却板・ステ−ブ併用高炉における冷却板支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15309182A JPS5941404A (ja) | 1982-09-02 | 1982-09-02 | 冷却板・ステ−ブ併用高炉における冷却板支持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5941404A true JPS5941404A (ja) | 1984-03-07 |
Family
ID=15554767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15309182A Pending JPS5941404A (ja) | 1982-09-02 | 1982-09-02 | 冷却板・ステ−ブ併用高炉における冷却板支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5941404A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006040394A1 (en) * | 2004-10-14 | 2006-04-20 | Outokumpu Technology Oyj | Metallurgical furnace |
| KR101461813B1 (ko) * | 2013-07-25 | 2014-11-13 | 주식회사 포스코 | 보조냉각반 설치마킹판 및 이를 이용한 보조냉각반 설치방법 |
| CN107560433A (zh) * | 2016-07-01 | 2018-01-09 | 中国瑞林工程技术有限公司 | 闪速炉反应塔 |
-
1982
- 1982-09-02 JP JP15309182A patent/JPS5941404A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006040394A1 (en) * | 2004-10-14 | 2006-04-20 | Outokumpu Technology Oyj | Metallurgical furnace |
| EA011189B1 (ru) * | 2004-10-14 | 2009-02-27 | Ототек Оюй | Металлургическая печь |
| KR101461813B1 (ko) * | 2013-07-25 | 2014-11-13 | 주식회사 포스코 | 보조냉각반 설치마킹판 및 이를 이용한 보조냉각반 설치방법 |
| CN107560433A (zh) * | 2016-07-01 | 2018-01-09 | 中国瑞林工程技术有限公司 | 闪速炉反应塔 |
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