JPS5941259B2 - 回路遮断器 - Google Patents
回路遮断器Info
- Publication number
- JPS5941259B2 JPS5941259B2 JP2789576A JP2789576A JPS5941259B2 JP S5941259 B2 JPS5941259 B2 JP S5941259B2 JP 2789576 A JP2789576 A JP 2789576A JP 2789576 A JP2789576 A JP 2789576A JP S5941259 B2 JPS5941259 B2 JP S5941259B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- tripping
- movable contact
- plunger
- circuit breaker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Breakers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は回路遮断器に関する。
従来、この種の回路遮断器においては絶縁体ケーシング
内に開閉動作機構、熱動用外し部、接触部並びに消弧装
置と共に一応短絡時に動作する電磁引外し部が内装され
ているが、前記電磁引外し部は短絡電流が流れたとき連
係部材を介して接触部を開離するため動作に僅かの遅れ
が生じ、瞬時開離動作する装置が望まれていた。
内に開閉動作機構、熱動用外し部、接触部並びに消弧装
置と共に一応短絡時に動作する電磁引外し部が内装され
ているが、前記電磁引外し部は短絡電流が流れたとき連
係部材を介して接触部を開離するため動作に僅かの遅れ
が生じ、瞬時開離動作する装置が望まれていた。
本発明は上記の点に鑑み、短絡電流が流れたとき、上記
電磁引外し部の作動と同時に強制的に接触部を開成する
回路遮断器を提供することを目的とする。
電磁引外し部の作動と同時に強制的に接触部を開成する
回路遮断器を提供することを目的とする。
次に図面について本発明を説明する。
第1図乃至第3図において1は絶縁体のケーシングで、
基台2およびカバー3からなり、開閉動作機構4、熱動
用外し部5、接触部6および電磁引外し部7が略カバー
3側に収納され、且つ消弧装置8が略基台2側に収容さ
れている。
基台2およびカバー3からなり、開閉動作機構4、熱動
用外し部5、接触部6および電磁引外し部7が略カバー
3側に収納され、且つ消弧装置8が略基台2側に収容さ
れている。
9は前記カバー3に適宜固定された開閉動作機構4のフ
レームで、カバ−3上面から揺動可能に突出せしめられ
たハンドル10が枢支されている。
レームで、カバ−3上面から揺動可能に突出せしめられ
たハンドル10が枢支されている。
前記ハンドル10は1組のリンクアーム11゜12を介
して可動接触子保持アーム13に連結されており、前記
可動接触子保持アーム13自体は長穴14を介してフレ
ーム4のピン15に枢支され、基台2側に延びる可動接
触子16が固設せしめられている。
して可動接触子保持アーム13に連結されており、前記
可動接触子保持アーム13自体は長穴14を介してフレ
ーム4のピン15に枢支され、基台2側に延びる可動接
触子16が固設せしめられている。
17は前記リンクアーム11.12の枢支ピン18が遊
挿される長穴19を有したラッチアームで、フレーム9
下端部のピン20に枢支された引外しレバー21の係止
片22と通常は係止状態に置かれている。
挿される長穴19を有したラッチアームで、フレーム9
下端部のピン20に枢支された引外しレバー21の係止
片22と通常は係止状態に置かれている。
23は実質的に熱動用外し部5をなすバイメタルで、ケ
ーシング1外面に露出する端子24と接続されており、
過電流により引外しレバー21側に彎曲し、引外しレバ
ー21を回動してラッチアーム17との係市を外す。
ーシング1外面に露出する端子24と接続されており、
過電流により引外しレバー21側に彎曲し、引外しレバ
ー21を回動してラッチアーム17との係市を外す。
なお、フレーム9と可動接触子16の上端部との間には
圧接バネ37が、またハンドル10の軸部にはハンドル
10をOFF方向に付勢する復帰バネ38が、更に、引
外しレバー21には引外しレバー21を反時計方向に回
転させる復帰バネ39が夫夫付設されている。
圧接バネ37が、またハンドル10の軸部にはハンドル
10をOFF方向に付勢する復帰バネ38が、更に、引
外しレバー21には引外しレバー21を反時計方向に回
転させる復帰バネ39が夫夫付設されている。
25は電磁引外し部7のプランジャで、可動接触子16
を貫通して引外しレバー21の下部に接合する作動ロッ
ド26が一体化されており、コイル27が巻装され、ヨ
ーク28を具備する鉄心29に短絡時に吸着せしめられ
る。
を貫通して引外しレバー21の下部に接合する作動ロッ
ド26が一体化されており、コイル27が巻装され、ヨ
ーク28を具備する鉄心29に短絡時に吸着せしめられ
る。
また、前記プランジャ25は、その一端が鉄心29に吸
着されたときにヨーク28から突出した他端が可動接触
子16を押圧するように形成されている。
着されたときにヨーク28から突出した他端が可動接触
子16を押圧するように形成されている。
加えて前記コイル27の一端30はケーシング1の外面
に露出する電源端子31に接続され、他端32は基台2
の底壁から可動接触子16に対峙して延びるような固定
接触子33に接続されている。
に露出する電源端子31に接続され、他端32は基台2
の底壁から可動接触子16に対峙して延びるような固定
接触子33に接続されている。
34はデアイオングリッドで、前記作動ロッド26とリ
ード線35を介して接続されるアーク走行板36と前記
固定接触子33間に配列せしめられる。
ード線35を介して接続されるアーク走行板36と前記
固定接触子33間に配列せしめられる。
ここで、リード線35は可動接触子16に溶接部35a
にてスポット溶接され、作動ロッド26上を経てパイメ
チル23に接続されている。
にてスポット溶接され、作動ロッド26上を経てパイメ
チル23に接続されている。
更に本発明の動作を詳述する。
いま第1図並びに第2図の状態からハンドル10を矢印
方向に回動すると、リンクアーム11を介してリンクア
ーム12が変位せしめられ、可動接触子16が引張られ
て、第3図の如く、固定接触子33から可動接触子16
が離間され、開成状態となる。
方向に回動すると、リンクアーム11を介してリンクア
ーム12が変位せしめられ、可動接触子16が引張られ
て、第3図の如く、固定接触子33から可動接触子16
が離間され、開成状態となる。
またハンドル10を逆方向に回動すれば開閉動作機構4
が逆動作し、閉成状態となる。
が逆動作し、閉成状態となる。
一方、装置に過電流が流れるとバイメタル23が第1図
中、右方向へ彎曲して引外しレバー21に当接し、引外
しレバー21はピン20を中心として時計方向へ回転す
る。
中、右方向へ彎曲して引外しレバー21に当接し、引外
しレバー21はピン20を中心として時計方向へ回転す
る。
そして、係止片22とラッチアーム17にて形成される
ラッチ保合部が外れ、ラッチアーム17は接圧バネ37
により反時計方向へ回転するため、接触子16はそれに
つれて開極する。
ラッチ保合部が外れ、ラッチアーム17は接圧バネ37
により反時計方向へ回転するため、接触子16はそれに
つれて開極する。
なお、電源端子31と端子24間の電流経路は第1図中
の破線で示すとおりである。
の破線で示すとおりである。
また、短絡等の大電流時には、コイル27を流れる電流
によりプランジャ25が鉄心29に吸着されるため、作
動ロッド26の先端が引外しレバー21の下端部に当接
して引外しレバー21を時計方向に回転させるためラッ
チ係合部が外れとトリップ動作となる。
によりプランジャ25が鉄心29に吸着されるため、作
動ロッド26の先端が引外しレバー21の下端部に当接
して引外しレバー21を時計方向に回転させるためラッ
チ係合部が外れとトリップ動作となる。
同時に、ヨーク28から突出したプランジャ25の端部
が可動接触子16を押圧し、ラッチアーム17の開放と
相まって可動接触子16と固定接触子33とが強制的に
開離せしめられる。
が可動接触子16を押圧し、ラッチアーム17の開放と
相まって可動接触子16と固定接触子33とが強制的に
開離せしめられる。
トリップ後、引外しレバー21は復帰バネ39によって
初期の位置に戻り、またハンドル10は復帰バネ38に
よって第1図中、A方向に回転する。
初期の位置に戻り、またハンドル10は復帰バネ38に
よって第1図中、A方向に回転する。
この回転により枢支ピン18は上方に移動し、ラッチア
ーム17は長穴19に沿って時計方向に回転し、再び係
止片22とラッチ保合部を形成してリセットを完了する
。
ーム17は長穴19に沿って時計方向に回転し、再び係
止片22とラッチ保合部を形成してリセットを完了する
。
上述のように構成された本発明の回路遮断器によれば、
短絡電流が流れたとき、電磁引外し部の作動と同時に、
プランジャの抑圧動作によって強制的かつ瞬時に接触部
を開成することができる効果がるる。
短絡電流が流れたとき、電磁引外し部の作動と同時に、
プランジャの抑圧動作によって強制的かつ瞬時に接触部
を開成することができる効果がるる。
第1図は本発明の回路遮断器の簡略説明図、第2図およ
び第3図は同動作説明図である。 1・・・ケーシング、2・・・基台、3・・・カバー、
4・・・開閉動作機構、5・・・熱動例外し部、6・・
・接触部、7・・・電磁引外し部、8・・・消弧装置、
9・・・フレーム、10・・・ハンドル、11,12・
・・リンクアーム、13・・・可動接触子保持アーム、
14・・・長穴、15・・・ピン、16・・・可動接触
子、17・・・ラッチアーム、18・・・枢支ピン、1
9・・・長穴、20・・・ピン、21・・・引外しレバ
ー、22・・・係止片、23・・・バイメタル、24・
・・端子、25・・・プランジャ、26・・・作動ロッ
ド、27・・・コイル、28・・・ヨーク、29・・・
鉄心、30・・・一端、31・・・電源端子、32・・
・他端、33・・・固定接触子、34・・・デアイオン
グリッド、35・・・リード線、36・・・アーク走行
板、35a・・・溶接部、37・・・接圧バネ、38,
39・・・復帰バネ。
び第3図は同動作説明図である。 1・・・ケーシング、2・・・基台、3・・・カバー、
4・・・開閉動作機構、5・・・熱動例外し部、6・・
・接触部、7・・・電磁引外し部、8・・・消弧装置、
9・・・フレーム、10・・・ハンドル、11,12・
・・リンクアーム、13・・・可動接触子保持アーム、
14・・・長穴、15・・・ピン、16・・・可動接触
子、17・・・ラッチアーム、18・・・枢支ピン、1
9・・・長穴、20・・・ピン、21・・・引外しレバ
ー、22・・・係止片、23・・・バイメタル、24・
・・端子、25・・・プランジャ、26・・・作動ロッ
ド、27・・・コイル、28・・・ヨーク、29・・・
鉄心、30・・・一端、31・・・電源端子、32・・
・他端、33・・・固定接触子、34・・・デアイオン
グリッド、35・・・リード線、36・・・アーク走行
板、35a・・・溶接部、37・・・接圧バネ、38,
39・・・復帰バネ。
Claims (1)
- 1 ケーシング内に開閉動作機構、熱動用外し部、接触
部、消弧装置および電磁引外し部が収容された回路遮断
器において、前記開閉動作機構の・・ンドルに従動する
リンクアームな介して固定接触子に接離可能な可動接触
子を前記接触部に設け、前記熱動用外し部を構成するバ
イメタルに上端部が係止されて従動する引外しレバーを
形成し、この引外しレバーの係止片と係合する回動可能
なラッチアームを設けると共に、このラッチアームにリ
ンクアームを介して前記可動接触子を従動可能に配設し
、前記電磁引外し部のコイル中央に配設されたプランジ
ャ端部の段部を、前記可動接触子に当接可能に構成し、
かつ、前記プランジャの端部に、前記可動接触子を貫通
して先端部が前記引外しレバーの下端部に係合する作動
ロッドな同軸状に付設してなり、前記コイルに短絡電流
が流れた際に前記プランジャを駆動して前記段部な介し
前記可動接触子を前記固定接触子から開離せしめると共
に、前記プランジャに従動する紡記作動ロンドの先端部
により前記引外しレバーの下端部を押圧して前記ラッチ
アームと前記引外しレバーとの係合を解除し、トリップ
動作を行なわせるように構成したことを特徴とする回路
遮断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2789576A JPS5941259B2 (ja) | 1976-03-15 | 1976-03-15 | 回路遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2789576A JPS5941259B2 (ja) | 1976-03-15 | 1976-03-15 | 回路遮断器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52110477A JPS52110477A (en) | 1977-09-16 |
JPS5941259B2 true JPS5941259B2 (ja) | 1984-10-05 |
Family
ID=12233611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2789576A Expired JPS5941259B2 (ja) | 1976-03-15 | 1976-03-15 | 回路遮断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5941259B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0120295Y2 (ja) * | 1984-06-07 | 1989-06-15 | ||
JPH0256163U (ja) * | 1988-10-19 | 1990-04-24 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4569263B2 (ja) * | 2004-11-04 | 2010-10-27 | 富士電機機器制御株式会社 | 回路遮断器の瞬時形過電流引外し装置 |
-
1976
- 1976-03-15 JP JP2789576A patent/JPS5941259B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0120295Y2 (ja) * | 1984-06-07 | 1989-06-15 | ||
JPH0256163U (ja) * | 1988-10-19 | 1990-04-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52110477A (en) | 1977-09-16 |
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