JPS594099Y2 - 粘着テ−プ付砂付ル−フイング - Google Patents
粘着テ−プ付砂付ル−フイングInfo
- Publication number
- JPS594099Y2 JPS594099Y2 JP9150779U JP9150779U JPS594099Y2 JP S594099 Y2 JPS594099 Y2 JP S594099Y2 JP 9150779 U JP9150779 U JP 9150779U JP 9150779 U JP9150779 U JP 9150779U JP S594099 Y2 JPS594099 Y2 JP S594099Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sand
- roofing
- asphalt
- adhesive tape
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、建造物屋上のアスファルト防水熱工法に用い
る砂付ルーフイングに於いて、加熱溶融アスファルトを
用いて貼着施工する際に、重ねしろ部分よりのアスファ
ルトのはみ出しを除去し、見苦しい外観を防ぐために有
効な粘着テープ付砂付ルーフイングに関するものである
。
る砂付ルーフイングに於いて、加熱溶融アスファルトを
用いて貼着施工する際に、重ねしろ部分よりのアスファ
ルトのはみ出しを除去し、見苦しい外観を防ぐために有
効な粘着テープ付砂付ルーフイングに関するものである
。
屋上防水層施工において、スラブの上に、又はアスファ
ルトルーフイング等の防水シートを積層した防水層の上
に、表装保護防水シートとして砂付ルーフイングを施工
する。
ルトルーフイング等の防水シートを積層した防水層の上
に、表装保護防水シートとして砂付ルーフイングを施工
する。
此の場合、通常加熱溶融アスファルトを用い、多量のア
スファルトを流し、その上にロール状砂付ルーフイング
を置き第3図に示す如く、重ねしろ3にそって押し拡げ
アスファルト5を押し乍ら全面貼着するのが通常の方法
である。
スファルトを流し、その上にロール状砂付ルーフイング
を置き第3図に示す如く、重ねしろ3にそって押し拡げ
アスファルト5を押し乍ら全面貼着するのが通常の方法
である。
この場合、溶融アスファルトは、ロール状の砂付ルーフ
イングに押し拡げられる際重ねしろ3より流れ出て、相
隣る砂付ルーフイングの砂面4まではみ出し6見苦しい
外観となる。
イングに押し拡げられる際重ねしろ3より流れ出て、相
隣る砂付ルーフイングの砂面4まではみ出し6見苦しい
外観となる。
アスファルト防水熱工法の場合、アスファルトは砂付ル
ーフイングの裏面および重ねしろ部分に十分行きわたり
、厚さ1mm程度の層状に介在して接着した積層構造が
要求されるので、アスファルトの量を少くしてはみ出し
を防ぐことは、本来の目的の防水性能のためによくない
。
ーフイングの裏面および重ねしろ部分に十分行きわたり
、厚さ1mm程度の層状に介在して接着した積層構造が
要求されるので、アスファルトの量を少くしてはみ出し
を防ぐことは、本来の目的の防水性能のためによくない
。
従来は、この外観上好しくないはみ出したアスファルト
を、毛ぼけて塗り広げたり、革切ナイフでけずり取った
り除去し易くするために予め砂面に水をつけておくなど
しているが、いづれも人手を多く要し然も、黒いアスフ
ァルトのあとが残り、美観上見苦しい欠点となっている
。
を、毛ぼけて塗り広げたり、革切ナイフでけずり取った
り除去し易くするために予め砂面に水をつけておくなど
しているが、いづれも人手を多く要し然も、黒いアスフ
ァルトのあとが残り、美観上見苦しい欠点となっている
。
又従来のマスキングテープを使用した場合、砂付ルーフ
イングの砂面は、砂を撤着しただけであるので、砂面に
マスキングテープを貼着すると、施工時にはみ出した溶
融アスファルトの熱により砂面に密着し、施工後マスキ
ングテープを除去する際、砂まで除去して見苦しくなる
欠点がある。
イングの砂面は、砂を撤着しただけであるので、砂面に
マスキングテープを貼着すると、施工時にはみ出した溶
融アスファルトの熱により砂面に密着し、施工後マスキ
ングテープを除去する際、砂まで除去して見苦しくなる
欠点がある。
本考案は、前記のような欠点にかんがみなされたもので
あって、側縁部長手方向に、重ねしろ3として砂を付け
ない部分のある、アスファルト防水熱工法用砂付ルーフ
イングに於いて、重ねしろ、3と隣接した砂面の長手方
向に、施工後除去し得るように粘着剤をうずく塗布した
巾7〜15cmのしわ状の粘着テープ2を貼布してなる
砂付ルーフイングである。
あって、側縁部長手方向に、重ねしろ3として砂を付け
ない部分のある、アスファルト防水熱工法用砂付ルーフ
イングに於いて、重ねしろ、3と隣接した砂面の長手方
向に、施工後除去し得るように粘着剤をうずく塗布した
巾7〜15cmのしわ状の粘着テープ2を貼布してなる
砂付ルーフイングである。
粘着テープ付砂付ルーフイングは、ルーフイング原紙に
アスファルトを含浸、塗覆して、側縁部長手方向の重ね
しろ部分3を残して全面に砂を撤着し、ロール状に巻き
取る前に、巾7〜15 cmの粘着テープ2を第1図に
示す如く貼付して巻き取ったものである。
アスファルトを含浸、塗覆して、側縁部長手方向の重ね
しろ部分3を残して全面に砂を撤着し、ロール状に巻き
取る前に、巾7〜15 cmの粘着テープ2を第1図に
示す如く貼付して巻き取ったものである。
貼付の位置は、重ねしろ3に隣接した砂面1aの長手方
向である。
向である。
本考案に用いる粘着テープは、砂面に貼付して巻き取っ
ておき、施工中はみ出した溶融アスファルトの200〜
270℃の熱に加熱されても、砂面に密着せず、施工後
容易に除去し得るように、しわ状に形成したテープ紙を
用い、その片面の凸部にのみ粘着剤を砂面と剥離し易い
ように、薄く塗布した巾7〜15cnnのものを用いる
。
ておき、施工中はみ出した溶融アスファルトの200〜
270℃の熱に加熱されても、砂面に密着せず、施工後
容易に除去し得るように、しわ状に形成したテープ紙を
用い、その片面の凸部にのみ粘着剤を砂面と剥離し易い
ように、薄く塗布した巾7〜15cnnのものを用いる
。
巾が7cm以下では、はみ出すアスファルトを全部除去
するためには不十分であり、又15cm以上巾以上−必
要はない。
するためには不十分であり、又15cm以上巾以上−必
要はない。
クラフト紙の巾方向に、しわを施し、凹凸面とした市販
の通常しわ紙と称するものが好適に使用出来る。
の通常しわ紙と称するものが好適に使用出来る。
此のしわ紙の片面凸部に、通常の粘着剤を薄く塗布して
、粘着力が約200〜300g/巾インチとなるように
すると、施工後砂面になんら損傷を与えることなく容易
に除去し得ることが多くの実験の結果分った。
、粘着力が約200〜300g/巾インチとなるように
すると、施工後砂面になんら損傷を与えることなく容易
に除去し得ることが多くの実験の結果分った。
従来のマスキングテープは、JIS規格がなく Fed
−8pec−UUT−106Cの規格に準拠して作られ
ているのが一般であってその粘着力は397g/インチ
以上であるか又は同程度であるので、粘着力が強過ぎて
用いることが出来ない。
−8pec−UUT−106Cの規格に準拠して作られ
ているのが一般であってその粘着力は397g/インチ
以上であるか又は同程度であるので、粘着力が強過ぎて
用いることが出来ない。
又しわ紙を用いると弾力性が生じて砂付ルーフイングを
ロール状に巻き取る時、順応し易く好都合である。
ロール状に巻き取る時、順応し易く好都合である。
施工に当っては、屋上スラブ表面に、又はアスファルト
ルーフイング等の防水シートを積層した防水層の上に、
溶融アスファルトを柄杓等でかけ乍らその上にロール状
砂付ルーフイングを押し拡げてゆく、次の隣接する砂付
ルーフイングは、重ねしろ部分が重さなるように重複し
て敷き並べてゆく。
ルーフイング等の防水シートを積層した防水層の上に、
溶融アスファルトを柄杓等でかけ乍らその上にロール状
砂付ルーフイングを押し拡げてゆく、次の隣接する砂付
ルーフイングは、重ねしろ部分が重さなるように重複し
て敷き並べてゆく。
此の際、柄杓でスラブ面にかけた溶融アスファルトはロ
ール状砂付ルーフイングの押し拡げにより押し出され、
重ねしろ部3よりはみ出し6の状態となる。
ール状砂付ルーフイングの押し拡げにより押し出され、
重ねしろ部3よりはみ出し6の状態となる。
本考案では、重ねしろ部3に隣接して粘着剤を薄く塗布
したしわ状の粘着テープ2が貼付しであるので、はみ出
したアスファルト6は砂面1aを汚すことなく粘着テー
プの表面を汚すことになる。
したしわ状の粘着テープ2が貼付しであるので、はみ出
したアスファルト6は砂面1aを汚すことなく粘着テー
プの表面を汚すことになる。
砂付ルーフイング施工後に粘着テープを除去すると、ア
スファルトのはみ出し部分6は粘着テープ2と共に取り
除かれ、又粘着テープは施工後容易に除去し得るように
、しわ状のテープを用い、粘着剤を薄く塗布したので、
砂面と剥離し易く、砂が一緒に除去されて見苦しくなる
ことなく、又砂面に粘着剤が残留しないで容易に除去出
来るので外観上野しい砂付表面仕上げにすることが出来
る。
スファルトのはみ出し部分6は粘着テープ2と共に取り
除かれ、又粘着テープは施工後容易に除去し得るように
、しわ状のテープを用い、粘着剤を薄く塗布したので、
砂面と剥離し易く、砂が一緒に除去されて見苦しくなる
ことなく、又砂面に粘着剤が残留しないで容易に除去出
来るので外観上野しい砂付表面仕上げにすることが出来
る。
次に、本考案に用いる粘着テープの施工後容易に除去し
得る剥離性状につき、実験データを表−1に示す。
得る剥離性状につき、実験データを表−1に示す。
第1図は、本考案の斜視図、第2図は、第1図A=A’
線断面図、第3図は、砂付ルーフイング施工状態の上面
図である。 a:粘着テープ付砂付ルーフイング、1:砂、2:粘着
テープ、3:重ねしろ、4:砂面、5:溶融アスファル
ト、6:はみ出し部分。
線断面図、第3図は、砂付ルーフイング施工状態の上面
図である。 a:粘着テープ付砂付ルーフイング、1:砂、2:粘着
テープ、3:重ねしろ、4:砂面、5:溶融アスファル
ト、6:はみ出し部分。
Claims (1)
- 側縁部長手方向に、重ねしろ3として砂を付けない部分
のある、アスファルト防水熱工法用砂付ルーフイングに
於いて、重ねしろ3と隣接した砂面の長手方向に、施工
後除去し得るように粘着剤をうずく塗布した巾7〜15
cmのしわ状の粘着テープを貼付してなる砂付ルーフイ
ング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9150779U JPS594099Y2 (ja) | 1979-07-03 | 1979-07-03 | 粘着テ−プ付砂付ル−フイング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9150779U JPS594099Y2 (ja) | 1979-07-03 | 1979-07-03 | 粘着テ−プ付砂付ル−フイング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS568730U JPS568730U (ja) | 1981-01-26 |
JPS594099Y2 true JPS594099Y2 (ja) | 1984-02-06 |
Family
ID=29324567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9150779U Expired JPS594099Y2 (ja) | 1979-07-03 | 1979-07-03 | 粘着テ−プ付砂付ル−フイング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS594099Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-07-03 JP JP9150779U patent/JPS594099Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS568730U (ja) | 1981-01-26 |
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