JPS5940972A - 自動車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自動車の改良に関する。

一般に、自動車の車体は、フロント・ウィンド、リア・
ウィンド、ドア・ウィンドなどの複数の窓を備え、その
窓には、その窓を閉塞する複数のウィンド・ガラスがそ
れぞれ配置されてきている。

そのウィンド・ガラスは、その車体側にウェザ−・スト
リップを介して固定される固定型のものと、ウィンド・
レギュレータによって往復動され、その窓を開閉し得る
可動型のものとに大別される。

例えば、乗用車やトラックにおいて、フロントおよびリ
ア・ウィンド・ガラスは固定型のものとして構成され、
ドア・ウィンド・ガラスは可動型のものとして構成され
てきている。

殊に、そのトラックのうち、パン、パネル・パン、ライ
ト・パンなどにおいては、フロント・つインド・ガラス
が固定型のものとして、リア・ウィンド・ガラスおよび
ドア・ウィンド・ガラスが可動型のものとして構成され
てきている。

また、通常、自動車には、雨天の走行時、ウィンド・ガ
ラスの外側面を拭き取り、走行時の視界を確保する目的
をもってワイパが取り付けられるが、従来、そのワイパ
は上述した固定型ウィンド・ガラスのみのために設けら
れてきている。

すなわち、そのワイ・ぐは、本来、固定型のみならず、
可動型ウィンド・ガラスにも適用され、雨天走行時の視
界を確保することが望ましいが、そのワイノクのブレー
ドはアーム・スプリングを介してウィンド・ガラスの外
側面に押し付けられているため、可動型ウィンド・ガラ
スに適用した場合に、そのウィンド・ガラスが開放され
ると、そのブレードが窓の内側に押し込められ、さらに
、そのウィンド・ガラスが閉じられると、そのブレード
がそのウィンド・ガラスの閉塞動作に干渉する傾向にあ
り、従って、そのワイパをその可動型ウィンド・ガラス
に適用することは困難であった。

捷だ、そのワイパをその可動型ウィンド・ガラスに適用
した場合において、そのワイノＥを使用するときには、
そのウィンド・ガラスは常に閉じられていなければなら
ず、万一、そのワイノＲの使用時、そのウィンド・ガラ
スが開放されていると、そのワイ・母の動作時にブレー
ドが窓の内側に入シ、そのブレードの往復動に支障を来
たす虞れがあった。

この発明の目的は、固定型ウィンｒ・ガラスのみならず
、可動型ウィンド・ガラスにもワイノＰを使用して、雨
天走行時の視界を確保し、しかも、そのウィンド・ガラ
スの閉塞時のみ、そのワイパの駆動を可能にするところ
の自動車の提供にある。

それらを課題として、この発明の自動車は、インナおよ
びアウタ・パネルよシなシ、車体の一部を構成するｉｅ
ネル・アセンブリと、そのｉ４ネル・アセンブリ付近で
、その車体側に形成された窓と、その窓を閉塞し得る大
きさをもって、その・母ネル・アセンブリに往復動可能
に保持されたウィンド・ガラスと、そのパネル・アセン
ブリに配置され、その窓を開閉するように、そのウィン
ド・ガラスを往復動させるウィンド・レギュレータと、
そのウィンド・ガラスの外側面を拭き取るように、その
パネル・アセンブリに配置されたワイパと、そのウィン
ド・ガラスが閉じられているときに付勢され、かつ、そ
のウィンド・ガラスが開放されているときに消勢される
ように、その車体側に取シ付けられ、しかも、そのワイ
パの電気回路でワイパ・スイッチに直列接続されたリミ
ット・スイッチとを備えて構成している。

以下、この発明に係る自動車の望ましい具体例について
、図面を参照して説明する。

第１ないし３図は、・ぐネル・パン型トラックとして具
体化されたこの発明の自動車１０を示している。

そのｉ９ネル・パン型トラック１０は、インナおよびア
ウタ・パネル１３，１４よシなシ、車体１１におけるバ
ック・ドアを構成するパネル・アセンブリ１２と、その
ｉｅネル・アセンブリ１２の上方に相当する位置で、そ
の車体１１側に形成さく５） れたバック・ウィンドとしての窓１５と、その窓を閉塞
し得る大きさをもって、その・母ネル・アセンブリ１２
、すなわち、そのインナおよびアウタ・メソネル１３．
１４間に往復動可能に保持されたウィンド・ガラス１６
と、そのノやネル・アセンブリ１２内に配置され、その
窓１５を開閉するように、そのウィンド・ガラス１６を
上下方向に往復動させる電動型ウィンド・レギュレータ
（図示せず）と、そのウィンド・ガラス１６の外側面を
拭き取るように、そのパネル・アセンブリ１２に配置さ
れたワイパ１７と、そのワイパ１７の不使用状態におい
て、そのウィンド・ガラス１６がそのパネル・アセンブ
リ１２内に引っ込められるとき、そのウィンド・ガラス
１６の上方部分をそのノ＋ネル・アセンブリ１２の上端
よりも僅かに突出させるように、そのウィンド・ガラス
１６の引っ込みを規制し、そのワイノ′Ｌ′１７のブレ
ード１９とそのウィンド・ガラス１６の外側面との接触
状態を維持するストツノ８２０．２１と、そのウィンド
・ガラス１６がそのパネル・アセンブリ１２内に引っ込
め（６） られた状態において、そのツクネル・アセンブリ１２の
上端よりも突出されたりインド・ガラス１６の上方部分
を陰蔽するように、そのインナ・パネル１３の上端に固
定されたガラス・カバー２２と、そのウィンド・ガラス
１６が閉じられているときに付勢され、かつ、そのウィ
ンド・ガラス１６が開放されているときに消勢されるよ
うに、その車体１１側、すなわち、その窓１５の上方部
分に配置され、しかも、そのワイパ１７におけるワイパ
・モータ２５の電気回路２６で、ワイｉ４・スイッチ２
７に直列接続されたリミット・スイッチ２８とを備えて
構成している。

パネル・アセンブリ１ｚは、そのパネル・パン型トラッ
ク１０のバック・ドアを構成するもので、インナおよび
アウタ・ノやネル１３．１４よシなシ、下端においてヒ
ンジ（図示せず）を介してその車体１１に回転可能に取
シ付けられている。

勿論、そのインナおよびアウタ・・母ネル１３゜１４は
、後述するウィンド・ガラス１６を内側に収め、かつ、
上方部分をそのウィンド・ガラス１６の引き出し口とし
てスリット状に開口するように、上端縁を除く周囲を互
いに重ね合わせ、スポット溶接されている。

また、そのツクネル・アセンブリ１２、および、その車
体１１においてそのパネル・アセンブリ１２の両側に向
い合う位置には、その・やネル・アセンブリ１２、すな
わち、バック・ドアを閉塞状態に維持するロック装置（
図示せず）が設けられていることは勿論である。

窓１５は、そのパネル・アセンブリ１２の上方に相当す
る位置において、リア・ウィンドとしてその車体１１の
後方に形成されている。

勿論、その車体１１の後方におけるその窓１５の周囲に
は、後述するウィンド・ガラス１６をガイドし、密閉性
を保持するガラス・ラン（図示せず）が配置されている
。

ウィンド・ガラス１６は、その窓１５を閉塞し得る大き
さをもって、そのノＲネル・アセンブリ１２、すなわち
、そのインナおよびアウタ・ノぐネル１３．１４間に上
下方向に往復動可能に保持されている。

電動型ウィンド・レギュレータ（図示せず）は、いわゆ
る、ノクワー・ウィンド・レギュレータで、そのツクネ
ル・アセンブリ１２内において、一端をそのツクネル・
アセンブリ１２に、他端をそのウィンド・ガラス１６の
下端縁側にそれぞれ回転可能に連結したリンク、そのリ
ンクを駆動するレギュレータ・モータなどよシなり、そ
のレギュレータ・モータの駆動に応じてそのウィンド・
ガラス１６を上下方向に往復動させ、その窓１５を開閉
するように構成されている。

勿論、そのノやネル・アセンブリ１２におけるアウタ・
パネル１４には、レギュレータ・スイッチ（図示せず）
が設けられ、そのレギュレータ・スイッチはそのレギュ
レータ・モータの電気回路に接続されている。

また、そのパネル・パン型トラック１０の運転席付近に
は、リモート・レギュレータ・スイッチ（図示せず）が
設けられ、そのリモート・レギュレータ・スイッチは、
そのレギュレータ・モータ（９） の電気回路において、上述したレギュレータ・スイッチ
に並列接続され、その運転席側でのそのウィンド・ガラ
ス１６の開閉操作を可能にしている。

さらに、その車体１１において、そのノｆネル・アセン
ブリ１２付近の位置には、その・母ネル・アセンブリ１
２が閉じられているときに付勢され、また、開放されて
いるときに消勢されるセーフティ・スイッチ（図示せず
）が設けられ、そのセーフティ・スイッチは、そのレギ
ュレータ・モータの電気回路において、そのレギュレー
タ・スイッチおよびリモート・レギュレータ・スイッチ
に直列接続されている。

ワイノぐ１７は、そのウィンド・ガラス１６の閉塞時、
そのウィンド・ガラス１６の外側面を拭き取るように、
そのｉＥネル・アセンブリ１２に配置されている。

そのワイノぐ１７は、そのアウタ・ノやネル１４の内側
に配置されたワイパ・モータ２５と、一端をそのワイパ
・モータ２５のドライブ・シャフト側に連結したり／り
機構（図示せず）と、そのリン（１０） り機構の他端に連結され、そのアウタ・パネル１４の一
方の側の部分を貫通して配置されたシャフト（図示せず
）、そのアウタ・パネル１４の外側で、そのシャフトに
連結されたアーム１８と、そのアーム１８の先端に取シ
付けられたブレード１９と、そのブレード１９をそのウ
ィンド・ガラス１６の外側面に押し付けるように一端を
そのアーム１８に他端をそのシャフト側にそれぞれ連結
したアーム・スプリング（図示せず）とより構成されて
いる。

ストッパ２０．２１は、そのパネル・アセンブリ１２内
、す々わち、そのインナおよびアウタ・パネル１３．１
４間で下方の位置の両側にそれぞれ配置されている。

すなわち、そのストン／”２０１２１は、合成樹脂、合
成ゴムなどよりなり、そのワイ・ぐ１７の不使用状態に
おいて、そのウィンド・ガラス１６がそのパネル・アセ
ンブリ１２内に引っ込められるとき、そのウィンド・ガ
ラス１６の上方部分をそのノやネル・アセンブリ１２の
上端縁よりも僅かに突出させるように、そのパネル・ア
センブリ１２内で下方の位置の両側にそれぞれ配置され
ている。

従って、そのストッパ２０．２１は、そのウィンド・ガ
ラス１６がそのパネル・アセンブリ１２内に引っ込めら
れるとき、そのウィンド・ガラス１６の下端に接触して
、そのウィンド・ガラス１６の引っ込みを規制し、その
ワイ・ぐ１７のグレード１９とそのウィンド・ガラス１
６の外側面との接触状態を常に維持している。

ガラス・カバー２２は、そのウィンド・ガラス１６がそ
のパネル・アセンブリ１２内に引っ込められた状態にお
いて、そのパネル・アセンブリ１２の上端よジも突出さ
れたウィンド・ガラス１６の上方部分を陰蔽するように
、鋼板、合成樹脂、合成ゴムなどよシ形成され、そのイ
ンナ・パネル１３の上端にねじ止めされている。

そのガラス・カバー２２は、既存のパネル・パン型トラ
ックに適用する場合には、上述のようにそのインナ・ｉ
ｅネル１３の上端にねじ止めされるが、そのインナ・パ
ネル１３の上端を上方に伸長し、そのガラス・カバー２
２をそのインナ・パネル１３に一体的に形成することも
可能である。

リミット・スイッチ２８はその窓１５の上方において、
その車体１１側に設けられている。

そのリミット・スイッチ２８は、そのウィンド・ガラス
１６が閉じられているときに付勢され、かつ、そのウィ
ンド・ガラス１６が開放されているときに消勢されるよ
うに構成され、上述のワイパ１７におけるワイパ・モー
タ２５の電気回路２６で、ワイノｆ・スイッチ２７に直
列接続されている。

勿論、そのワイパ・モータ２５の電気回路２６は、バッ
テリー２９に接続されている。

また、上述のパネル・アセンブリ１２の上端縁において
、そのイ／すおよびアウタ・パネル１３゜１４には、ウ
ェザ−ストリップ２３．２４がそれぞれ配置され、その
ウィンド・ガラス１６の内側および外側を密閉している
ことは勿論である。

そのパネル・パン型トラックｌＯにおいて、上述した以
外の構成は、既存の・ぐネル・パン型トラックと同様に
構成されるため、それらの構成につ（１３） いての説明を省略する。

次に、上述のパネル・パン型トラック１０におけるワイ
パ１７の駆動およびウィンド・ガラス１６の開閉動作に
ついて説明する。

先ず、ウィンド・ガラス１６が閉じられている場合、リ
ミット・スイッチｚ８は付勢されている。

そのような状態で雨天走行時、ワイｉｅ・スイッチ２７
を付勢すると、ワイ・ぞ・モータ２５が駆動して、ワイ
パ・アーム１８が往復動し、ブレード１９によってその
ウィンド・ガラス１６の外側面が拭き取られる。

勿論、そのウィンド・ガラス１６が開放されている場合
には、そのリミット・スイッチ２８が消勢されているた
め、そのワイパ・スイッチ２７を付勢してもそのワイパ
・モータ２５は駆動しない。

また、そのワイパ１７の不使用時、そのウィンド・ガラ
ス１６を開放する場合には、そのアウタ・ノ母ネル１４
に設けられたレギュレータ・スイッチ若しくは運転席側
に設けられたリモート・レギュレータ・スイッチを付勢
する。

（１４） それらのスイッチの何れかが付勢されると、レギュレー
タ・モータが駆動し、ウィンド・ガラス１６が下げられ
る。

そのようにしてウィンド・ガラス１６が下げられ、所定
の位置に達すると、そのウィンド・ガラス１６の下端が
ストッパ２０．２１に接触し、そのウィンド・ガラス１
６の下降が停止する。

すなわち、そのウィンド・ガラス１６の上方部分がその
パネル・アセンブリ１２の上端よ如も突出し、その突出
された部分の外側面にそのブレード１９が接触している
。

従って、そのブレード１９が窓１５の内側に押し込まれ
ることなく、そのブレード１９によるそのウィンド・ガ
ラス１６へ開閉動作の干渉が少なくなる。

如上のこの発明によれば、インナおよびアウタ・・ぐネ
ルよシなシ、車体の一部を構成するパネル・アセンブリ
と、そのパネル・アセンブリ付近で、その車体側に形成
された窓と、その窓を閉塞し得る大きさをもって、その
ノやネル・アセンブリに往復動可能に保持されたウィン
ド・ガラスと、そのパネル−アセンブリに配置され、そ
の窓を開閉するように、そのウィンド・ガラスを往復動
させるウィンド・レギュレータと、そのウィンド・ガラ
スの外側面を拭き取るように、そのパネル・アセンブリ
に配置されたワイパと、そのウィンド・ガラスが閉じら
れているときに付勢され、がっ、そのウィンド・ガラス
が開放されているときに消勢されるように、その車体側
に取シ付けられ、しかも、そのワイパの電気回路で、ワ
イパ・スイッチに直列接続されたリミット・スイッチと
を備えて構成しているので、固定型ウィンド・ガラスの
み々らず、可動型ウィンド・ガラスにもワイ・フカ適用
されて、雨天走行時の視界が確保され、しかも、そのウ
ィンド・ガラスの閉塞時のみ、そのワイパの駆動が可能
になシ、安全性が向上し、極めて実用的になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は・ぐネル・パン型トラックとして具体化された
この発明の自動車を示す斜視図、第２図は第１図に示さ
れたパネル・パン型トラックの後方部分を示す部分縦断
面図、および、第３図は第１図のパネル・パン型トラッ
クにおけるワイパの電気回路を示す概説図である。 ｌＯ・・・パネル・パン型トラック、１１・・・車体、
１２・・・パネル・アセンブリ、１３・・・インナ・ツ
クネル、１４・・・アウタ・パネル、１５・・・窓、１
６・・・ウィンド・ガラス、１７・・・ワイパ、１９・
・・ブレード、２５・・・ワイパ・モータ、２６・・・
電気回路、２７・・・’７　イｉＲ・スイッチ、２８・
・・リミット・スイッチ。 （１７） 纂１図 策３　図 ０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 インナおよびアウタ・パネルよシなシ、車体の一部を構
   成するツクネル・アセンブリと、そのパネル・アセンブ
   リ付近で、その車体側に形成された窓と、 その窓を閉塞し得る大きさをもって、そのパネル・アセ
   ンブリに往復動可能に保持されたウィンド・ガラスと、 そのｉ？ネル・アセンブリに配置され、その窓を開閉す
   るように、そのウィンド・ガラスを往復動させるウィン
   ド・レギュレータと、 そのウィンド・ガラスの外側面を拭き取るように、その
   パネル・アセンブリに配置されたワイＡと、 そのウィンド・ガラスが閉じられているときに付勢され
   、かつ、そのウィンド・ガラスが開放されているときに
   消勢されるように、その車体側に取シ付けられ、しかも
   、そのワイ・七の電気回路で、ワイノや・スイッチに直
   列接続されたリミット・スイッチ とを備える自動車。