JPS5940570Y2 - 油圧操作装置 - Google Patents

油圧操作装置

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JPS5940570Y2
JPS5940570Y2 JP11661278U JP11661278U JPS5940570Y2 JP S5940570 Y2 JPS5940570 Y2 JP S5940570Y2 JP 11661278 U JP11661278 U JP 11661278U JP 11661278 U JP11661278 U JP 11661278U JP S5940570 Y2 JPS5940570 Y2 JP S5940570Y2
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JP
Japan
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valve
throttle valve
sensing element
temperature sensing
flow path
Prior art date
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Application number
JP11661278U
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English (en)
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JPS5534064U (ja
Inventor
慶郎 辻
Original Assignee
株式会社クボタ
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、制御用バルブの開弁に伴うその上手側流路の
圧力上昇により開かれるリリーフ弁を設け、前記リリー
フ弁を閉じる単動シリンダを前記バルブの開弁に伴う圧
力上昇によって作動させるべく前記バルブ上手側流路に
絞り弁を介して連通させた油圧操作装置に関する。
上記の油圧操作装置によれば、制御用バルブの開弁操作
初期において、一部の圧油をリリーフする状態でそのリ
リーフ量を順次絞りながら、給油対象に除々に圧油を供
給する事ができ、その結果、圧油供給の立上り動作特性
を一定化させる事ができるもので、例えば、走行装置の
油圧式変速駆動部を対象にする場合、発進あるいは変速
をスムースに行なわせる事ができる。
しかし、寒暖の差による圧油温度の変化、あるいはギア
ミッションオイルを圧油に兼用するような場合の走行に
伴う圧油温度の上昇などによって、その圧油の粘性が変
化すると、絞り弁を通過する単位時間当りの油量が多く
なり、その為に、圧油供給の立上り動作特性が変化して
、急速発進や円滑性に欠ける変速の事態が生じるもので
あった。
本考案は、簡単な構造改良によって上記欠点を解消する
事を目的とし、官記した油圧操作装置において、前記絞
り弁を設けた付近の上流側流路に、その絞り弁を通過す
る油温の変化に伴って変形する感温素子を設けると共に
、この感温素子の変形作動を前記絞り弁の絞り量調節作
動に変換する連係機構を設けて、油温変化に拘らず前記
絞り弁の単位時間当りの油通過量を一定化させるべく構
成しである事を特徴とする。
即ち、供給すべき圧油そのものの温度を制御基準にする
絞り弁通過油量の制御によって、圧油の温度変化にかか
わらず圧油供給の立上り動作特性を一定化でき、例えば
走行装置において、その発進あるいは変速を常にスムー
スに行なわせる事ができるようになった。
次に、本考案の実施例を例示図について詳述する。
全輪駆動型の走行装置1を備える車体2にロータリージ
ヨイント3を介して旋回台4を取付け、この旋回台4に
、エンジン5とそれに連設の油圧ポンプ6及び操縦部7
を搭載すると共に、掘削作業用のバックホウ装置8を設
けて旋回型の作業車を構成しである。
前記走行装置1に対する変速用油圧操作装置9を構成す
るに、前記旋回台4に設けた制御バルブ10によって正
逆転並びに停止操作される油圧モーター11を人力軸1
2に連結して、この人力軸12と伝動軸13.13に対
する出力軸14とを車体2に付設のケース15に架設し
、この両軸12.12に常時咬合する4組のギア式変速
機構16を設けると共に、この内のギア16a・・・・
・・を人力軸12に固着し、かつギア16b・・・・・
・を相対回転のみ自在に出力軸14に遊嵌しそして油圧
によって前記出力側ギア16bを選択的に出力軸14に
一体化させる変速駆動部17・・・・・・をギア16b
・・・・・・と前記出力軸14との間に設けると共に前
記変速ケース15を作動油タンクとしてそれに接続の油
圧ポンプ18を前記人力軸12に連結して、このポンプ
18の吐出油路に、前記変速駆動部17・・・・・・を
順次的に作動させる変速操作用バルブ19を介装し、も
って前記バルブ10によるモーター11の制御並びにバ
ルブ19による変速機構16の制御により、前後進4段
の変速を行なえるように構成しである前記変速操作用バ
ルブ19は、ポンプ18とタンクポートaを連通させる
状態から前記変速駆動部17・・・・・・を順次的に作
動させる押し引きあるいは回転操作型の制御用バルブ2
0と、前記変速駆動部17の立上り動作特性を一定化さ
せるモジュレーションバルブ21からなり、この内のモ
ジュレーションバルブ21を構成するに、第3図に示す
ように、前記制御用バルブ20の開弁に伴う圧力上昇に
よって開かれるリリーフ弁22を、ポンプポートbに連
なる流路Aに接続し、このリリーフ弁22をスプリング
23を介して閉じるための単動シリンダ24を、その受
圧面積をリリーフ弁体の受圧面積よりも犬に設定して設
けると共に、前記流路Aにおける圧力上昇によって前記
シリンダ24を作動させる流路Bを前記流路Aに連ねて
形成し、かつこの流路Bに、前記流路Aにおける圧カー
上昇時にシリンダ24に対して圧油を絞り供給すると共
に、流路Aの圧力低下時にスプリング25に抗して前記
スプリング23の付勢力によって絞り状態を解除する一
方向絞り弁26を設け、もって前記変速駆動部17を順
次作動させる制御用バルブ20の開弁により、その操作
初期において、ポンプ18と駆動部17とが連通ずると
共に圧油の一部がリリーフ弁22を通してポートCにリ
リーフされ、同時に絞り弁26を通して圧油がシリンダ
24に供給されて前記リリーフ弁22が受圧面積差によ
って除々に閉じられ、かつ駆動部17の切換え作動に際
しては、その切換え時にシリンダ24が急速にエンドに
達して作動部17に対する圧油供給が解除されると共に
、次の作動部17に対して前述と同様の圧油供給が行な
われるように構成しである。
前記絞り弁26を構成するに、第5図に示すように、ス
プリング25の付勢力に抗する移動によって絞り解除流
路eを形成する絞り弁座27を流路Bに設けると共に、
この弁座27に対して流路方向に位置変更自在に弁体2
9を設け、そして、前記弁座27を通過する圧油の温度
変化に基づいて変形し、油温が上昇するほど弁体29を
絞り作用増大方向に移動させるためのバイメタル等の感
温素子30を流路Aの壁部に固定するとともに、かつ、
この感温素子30と前記弁体29とを、感温素子30と
弁体29との対向面に夫々形成した噛合い構造から構成
される連係機構31によって連係して、圧油の温度変化
にかかられず、絞り弁26を通過する単位時間当りの油
量を設定通りに自動的に一定化させるべく構成しである
従って、油温の変化に拘らず変速駆動部17・・・・・
・に対する圧油供給の立上り動作特性を一定化させて、
単体2の発進並びに変速を寒暖の差による影響少なく円
滑に行なわせられるのである。
上記絞り弁26の作動状態を第7図に基いて説明する。
感温素子30が実線に示す状態であるとき、弁体29も
実線で示す位置にあり、この状態から油温か上昇すると
、感温素子30は矢印(イ)方向に変形して、仮想線に
示す状態となり、そのときの変形作動が、噛合い構造か
らなる連係機構31により絞り弁26の絞り量調節作動
に変換されて、つまり、弁体29を弁座27の開口部に
対して遠近移動させる運動に変換されて、弁体29も前
記感温素子30の変形方向と同方向に移動して仮想線に
示す状態となり、油温の上昇に伴って通油量が自動的に
絞られるのである。
第6図および第8図ならびに第9図は、絞り弁26の別
実施例を示す。
この実施例では、スプリング25によって付勢された弁
座27に、テーパー状に凹入するカム面27aを形成す
ると共に、流路方向に位置変更自在な弁体29をスプリ
ング32によって絞り解除方向に付勢し、そして弁体2
9の先端部に一体的に付設した当り部材29aと前記カ
ム面27aとの間に、熱膨張によって拡径する断面Cの
字状に形成された感温素子30(第9図参照)を設け、
さらに、この感温素子30の径方向での変形を前記弁体
29に伝えるための連係機構31を、前記カム面27a
と、前記当り部材29aと、弁体29を絞り解除方向に
付勢する前記スプリング32とで構成したものである。
上記別の実施例にお・ける絞り弁26の作動状態を第8
図に基いて説明すると、感温素子30はカム面27aと
当り部材29aとの間に弾性的に保持された状態である
ので、実線に示す状態から油温が上昇してその径が矢印
口方向に拡がると、カム面27aがその感温素子を30
案内しながら、矢印ハ方向へも感温素子30を移動させ
て仮想線に示す状態に位置させ、このときの、感温素子
30の変形作動がスプリング32に抗して当り部材29
aを矢印ハ方向へ移行させる作用として働くことにより
、弁体29が仮想線に示す状態となって、油温の上昇に
より通油量が自動的に絞られるのである。
尚、感温素子の変形作動に基いて絞り弁の絞り量を調節
するための具体構造としては、上記の各実施例の構造の
みに限らず、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形
して用いることは自由である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る油圧操作装置の実施例を示し、第1
図は作業車の全体側面図、第2図は変速装置の概略説間
図、第3図は変速操作用バルブの一部破新正面図、第4
図は油圧系統図、第5図は絞り弁の詳細断面図、第6図
は絞り弁の別の実施例を示す断面図、第7図は、第5図
における絞り弁の作動状態を示す説明図、第8図は、第
6図における絞り弁の作動状態を示す説明図、第9図は
、第6図および第8図の絞り弁構造に用いられる感温素
子の斜視図である。 20・・・・・・制御用バルブ、22・・・・・・リリ
ーフ弁、24・・・・・・単動シリンダ、26・・・・
・・絞り弁、30・・・・・・感温素子、31・・・・
・・連係機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 制御用バルブ20の開弁に伴うその上手側流路の圧力上
    昇により開かれるリリーフ弁22を設け、前記リリーフ
    弁22を閉じる単動シリンダ124を前記バルブ20の
    開弁に伴う圧力上昇によって作動させるべく前記バルブ
    上手側流路に絞り弁26を介して連通させた油圧操作装
    置において、前記絞り弁26を設けた付近の上流側流路
    に、その絞り弁26を通過する油温の変化に伴って変形
    する感温素子30を設けると共に、この感温素子30の
    変形作動を前記絞り弁26の絞り量調節作動に変換する
    連係機構31を設けて、油温変化に拘らず前記絞り弁2
    6の単位時間当りの油通過量を一定化させるべく構成し
    である事を特徴とする油圧操作装置。
JP11661278U 1978-08-24 1978-08-24 油圧操作装置 Expired JPS5940570Y2 (ja)

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JP11661278U JPS5940570Y2 (ja) 1978-08-24 1978-08-24 油圧操作装置

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JP11661278U JPS5940570Y2 (ja) 1978-08-24 1978-08-24 油圧操作装置

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Publication Number Publication Date
JPS5534064U JPS5534064U (ja) 1980-03-05
JPS5940570Y2 true JPS5940570Y2 (ja) 1984-11-19

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JP11661278U Expired JPS5940570Y2 (ja) 1978-08-24 1978-08-24 油圧操作装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2920615B2 (ja) * 1996-06-14 1999-07-19 株式会社ユタックス 複数個の着脱具をテープに同時に多段に縫着する方法およびその縫着に用いるミシン

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JPS5534064U (ja) 1980-03-05

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