JPS5940420Y2 - 乾式コ−クス消火設備におけるコ−クバケツト巻上装置 - Google Patents

乾式コ−クス消火設備におけるコ−クバケツト巻上装置

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Publication number
JPS5940420Y2
JPS5940420Y2 JP3279580U JP3279580U JPS5940420Y2 JP S5940420 Y2 JPS5940420 Y2 JP S5940420Y2 JP 3279580 U JP3279580 U JP 3279580U JP 3279580 U JP3279580 U JP 3279580U JP S5940420 Y2 JPS5940420 Y2 JP S5940420Y2
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JP
Japan
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coke
packet
hoisting device
frame
guide rail
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Expired
Application number
JP3279580U
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English (en)
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JPS56134350U (ja
Inventor
勝 坂場
克彦 佐々木
Original Assignee
日立造船株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は乾式コークス消火設備におけるコークパケット
巻上装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 乾式コークス消火設備では、コークス炉からガイド車を
介してコークパケットへ投入排出された赤熱コークスは
、コークパケット台車によって冷却塔近くまで搬送され
、ここで巻上装置によシ吊上げられた後、該巻上装置の
横行により冷却塔の上方へ移され、該冷却塔内へ投入せ
しめられる。
かかる乾式コークス消火設備においては、コークス炉が
多数−列状に配置され、そのコークス炉群の中央に対向
する箇所に少数の冷却塔が配置され、各コークス炉から
排出された赤熱コークスをコークパケット台車上のコー
クパケットに受は渡すためのガイド車がコークス炉群に
沿って移動自在に配設されている。
このため、巻上装置本体をその上部で支持している連室
も、ガイド車の通過を許す必要からその下部が切欠かれ
る。
このようなものにおいて巻上装置本体から垂設した吊上
フレームでコークパケットを吊上げた場合、コークパケ
ットが風圧等によって横振れするのを避けることができ
ない。
そこでかかる不都合を解消するため、従来では、前記吊
上フレームの昇降を案内するガイドレールを該フレーム
の昇降経路に沿って設備しているが、前記のように連成
下部が切欠かれているため、ガイドレールを設けるとし
ても連室の切欠部より上部位のみにしか設けることはで
きない。
したがって切欠部内においてはコークパケットの横振れ
を防止することはできない。
そこで第1図、第2図に示すごとく、連室1の切欠部2
よシ上部位に固定されたガイドレール3に昇降のみ自在
に支持された昇降枠4を設け、この昇降枠4にコークパ
ケット吊上フレーム5を昇降のみ自在に支持させること
により、切欠部2内での巻上中のコークパケット6の横
振れを防止することが試みられた。
なおTは巻上装置本体、8はコークパケット台車、9.
10はそれぞれ吊上フレーム5、昇降枠4に設けられた
吊上用ワイヤーの巻掛車である。
またガイド車(図示せず)の移動の際には吊上フレーム
5を上昇させてその吊上フレーム5にガイド車が衝突し
ないようにしである。
上記従来構造によれば昇降枠4の重量分だけ巻上装置本
体7の容量を大きくしなくてはならず、また確実にコー
クパケット6の横振れを防止するためには昇降枠4の高
さをある程度高くする必要があり、連室1の高さが高く
なってしまう。
考案の目的 本考案は上記従来の欠点を解消する乾式コークス消火設
備におけるコークパケット奏上装置を提供することを目
的とする。
考案の構成 上記目的を達成するため、本考案の乾式コークス消火設
備におけるコークパケット巻上装置は、下部が切欠かれ
、この切欠部にコークパケットガイド車の走行路を形成
された連室の上部にコークパケット巻上装置本体が配置
されてなる乾式コークス消火設備において、前記奏上装
置本体よりコークパケット吊上フレームを垂設し、前記
連室の切欠部より上部位にこの吊上フレームの昇降を変
向する固定ガイドレールを設け、前記走行路に対し交叉
する方向に沿って出退走行可能な可動枠を設け、上端が
固定ガイドレールに揺動自在に連結されると共に下端が
前記可動枠に支持された揺動レールを設けたものである
実施例と作用 以下、本考案の一実施例を第3図〜第8図に基づいて説
明する。
11は基礎、33は基礎11の下段に一列状に配置され
た多数のコークス炉、34は基礎11の上段のコークス
炉33の群の中央に対向する箇所に配置された少数の冷
却塔、12は連室の切欠部13の上方の冷却塔34に対
向する箇所に配置された固定ガイドレール、15は基礎
11の下段の固定ガイドレール12の直下に敷設された
コークパケット台車8のレール、35はコークス炉33
の横の受棚36上に敷設されたレール37に沿って移動
自在なガイド車であって、その赤熱コークス受入口35
Aは各コークス炉33の赤熱コークス排出口に接続され
るものであり、またその赤熱コークス受渡口35Bはコ
ークパケット台車8上のコークパケット31の上面開口
部に接近させられるものである。
16は固定ガイドレール12の直下においてレール15
とは直交する方向に敷設されたレール19上に移動自在
に配設された門型の可動枠であシ、その脚柱11の下端
に正逆走行車18を配設しである。
20は可動枠16が第3図実線に示すレール15を跨い
でいる状態において正逆走行車18の前部走行車18A
に係合する転倒防止金具、21は揺動ガイドレールであ
って、第3図、第4図並びに第6図から明らかなように
、その上端は前記固定ガイドレール12の下端にピン2
2を介して軸支されている。
24は揺動ガイドレール21の下端に固着された係合部
材24であって、揺動ガイドレール21の長手方向に沿
う係合溝23を有する。
25は可動枠16の軸受26に支軸27を介して回動自
在に支持されると共に上記係合溝23内に嵌入させられ
た支持部材、28は該支持部材25の側面に配設される
と共に係合溝23の内周面に当接させられたローラ、2
9は固定ガイドレール12および揺動ガイドレール21
に沿って昇降自在な吊上フレームであって、連室上部に
固定ガイドレール12の上方から冷却塔34の上方まで
横行可能に支持された巻上装置本体(図示せず)からワ
イヤーロープ等を介して直接垂設される。
吊上フレーム29の側部に前記揺動ガイドレール21ま
たは固定ガイドレール12に対し係脱可能なガイドロー
ラ装置30が設けられている。
以下、上記構成における作用について説明する。
まず適当なコークス炉33にガイド車35の赤熱コーク
ス受入口35Aを接続し、そのガイド車35の赤熱コー
クス受渡口35Bの直下にコークパケット台車8上のコ
ークパケット31をもたらす(第3図状態)。
次にエークス炉33内の赤熱コークスをガイド車35を
介してコークパケット31内に投入する。
次にコークパケット台車8を走行させて赤熱コークス入
りのコークパケット31を可動枠16内にもたらす。
次に吊上フレーム29を降下させ、そのフックをコーク
パケット31のトラニオンに係合させる(第3図仮想線
状態)。
次に吊上フレーム29を上昇させ、コークパケット31
を持ち上げる。
このとき吊上フレーム29は上下端が固定ガイドレール
12と可動枠16とに支持されている揺動レール21に
案内されながら上昇するので、風圧等で揺動させられる
ことはない。
次に吊上フレーム29が最上昇させられたならば、吊上
フレーム29を支持する巻上装置本体を横行させ、コー
クパケット31を冷却塔34の上方にもたらす。
次にこのコークパケット31を回動させるなどして、そ
の中の赤熱コークスを冷却塔34内に投入すればよい。
また前記ガイド車35が固定ガイドレール12の直下を
通過するときには、可動枠16を横行させて第3図仮想
線状態にし、これによってガイド車35が可動枠16に
衝突しないようにする。
考案の効果 以上の説明から明らかなように、本考案によればコーク
パケットの上昇時において、吊上フレームが固定ガイド
レールと可動枠とに上下端を支持された揺動ガイドレー
ルにより支持されているので、風圧等によるコークパケ
ットの横振れを確実に防止することができる。
また、従来のように昇降枠等を介して吊上フレームを巻
上装置本体から垂設する必要はなく、吊上フレームを直
接巻上装置本体から垂設すればよいので連室の高さを低
くすることができると共に連室並びに巻上装置の荷重条
件も良くなる。
さらに、従来の昇降枠を用いたものではコークパケット
吊上時に毎回昇降枠を昇降させる必要があるが、本考案
のものではガイド車の通過頻度に等しい頻度で可動枠並
びに揺動ガイドレールを運転させるだけで足りるので、
その運転顛末の低い分だけ故障要因が少なくなり、信頼
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来例を示し、第1図は一部切欠正面
図、第2図は一部切欠側面図である。 第3図〜第8図は本考案の一実施例を示し、第3図は側
面図、第4図は要部の正面図、第5図は要部の平面図、
第6図は第4図における要部を拡大した断面図、第7図
は第6図におけるA−A断面矢袂図、第8図は第3図に
おける要部を拡大した断面図である。 8・・・・・・コークパケット台車、16・・・可動枠
、21・・・・・・揺動ガイドレール、31・・・・・
・コークパケット、33・・・・・・コークス炉、34
・・・・・・冷却搭、35・・・・・・ガイド車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部が切欠かれ、この切欠部にコークパケットガイド車
    の走行路を形成された連室の上部にコークパケット奏上
    装置本体が配置されてなる乾式コークス消火設備におい
    て、前記巻上装置本体よりコークパケット吊上フレーム
    を垂設し、前記連室の切欠部より上部位にこの吊上フレ
    ームの昇降を案内する固定ガイドレールを設け、前記走
    行路に対し交叉する方向に沿って出退走行可能な可動枠
    を設け、上端が固定ガイドレールに揺動自在に連結され
    ると共に下端が前記可動枠に支持された揺動レールを設
    けたことを特徴とする乾式コークス消火設備におけるコ
    ークパケット巻上装置。
JP3279580U 1980-03-12 1980-03-12 乾式コ−クス消火設備におけるコ−クバケツト巻上装置 Expired JPS5940420Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3279580U JPS5940420Y2 (ja) 1980-03-12 1980-03-12 乾式コ−クス消火設備におけるコ−クバケツト巻上装置

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JP3279580U JPS5940420Y2 (ja) 1980-03-12 1980-03-12 乾式コ−クス消火設備におけるコ−クバケツト巻上装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56134350U JPS56134350U (ja) 1981-10-12
JPS5940420Y2 true JPS5940420Y2 (ja) 1984-11-16

Family

ID=29628537

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3279580U Expired JPS5940420Y2 (ja) 1980-03-12 1980-03-12 乾式コ−クス消火設備におけるコ−クバケツト巻上装置

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JPS60122348U (ja) * 1984-01-24 1985-08-17 石川島播磨重工業株式会社 移動台車

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JPS56134350U (ja) 1981-10-12

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