JPS5940184Y2 - 基板装置 - Google Patents

基板装置

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Publication number
JPS5940184Y2
JPS5940184Y2 JP6470279U JP6470279U JPS5940184Y2 JP S5940184 Y2 JPS5940184 Y2 JP S5940184Y2 JP 6470279 U JP6470279 U JP 6470279U JP 6470279 U JP6470279 U JP 6470279U JP S5940184 Y2 JPS5940184 Y2 JP S5940184Y2
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JP
Japan
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wedge
hole
metal substrate
position fixing
fixing hole
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Expired
Application number
JP6470279U
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JPS55163117U (ja
Inventor
義彦 泉
Original Assignee
パイオニア株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は金属基板に比較的長い樹脂ブロックを精度よく
一体に結合構成した基板装置に関する。
従来のこの種、基板装置は、第1図及び第2図で示すよ
うに、金属基板Aに2個の孔Bl 、B2を離間して穿
設し、との両孔B1.B2に跨って金属基板A上に、比
較的長い樹脂ブロックCを樹脂成型により形成するので
あるが、該樹脂ブロックCは孔B1tB2を通って、金
属基板Aの裏面に樹脂成型された孔B1 、B2より大
径な係止部DI 、D2によって金属基板Aに取り付け
られる。
而して、上記の樹脂ブロックCは、該ブロックCと係止
部Di tD2との間で生ずる樹脂固化時の熱収縮によ
って、金属基板A上に強固に固定されるのであるが、第
2図で示すように、一定に離間した両孔B1とB2間の
樹脂部分は、熱収縮すると、金属基板Aが反ったり、樹
脂ブロックCが変形したりするために、金属基板Aや樹
脂ブロックCの寸法精度が低下するという大きな欠点が
あった。
そこで、本考案は上記の欠点を解決すべき、金属基板に
位置固定用孔と、楔形孔とを設け、との両孔を通して金
属基板に樹脂ブロックを成型、固定するようにして、精
度の高い基板装置を提供するものにして、以下、その実
施例を図面に基づいて説明する。
先ず、第3図乃至第5図は本考案の一実施例であって、
図中、1は金属基板で、該金属基板1には位置固定用孔
2と、所定の長さLの楔形孔3とを、tだけ離間して穿
設する。
こ\で、位置固定用孔2と、楔形孔3との離間間隔tは
、金属基板1上に形成する樹脂ブロック4の熱収縮を最
小とするために、できるだけ小さくすることが必要であ
る。
又、楔形孔3は位置固定用孔2側の端部3aを小中aと
し、他方の端部3bを大巾すとし、その間の対向する孔
縁3c * 3dの間隔を端部3bに向って次第に拡大
するように形成しである。
そして、上記の楔形孔3の小中すとの比率は、樹脂ブロ
ック4の長さと収縮率とによって決定し、又、楔形孔3
の大巾すの端部3bから樹脂ブロック4の1側面4al
での間隔nは、樹脂ブロック4の収縮後に、1側面4a
から楔形孔3の端部3bが見えない程度の長さに設定す
る。
而して、樹脂ブロック4は、樹脂成型によって金属基板
1の位置固定用孔2と、楔形孔2との上に、比較的長い
形状として形成するが、その成型時に該樹脂ブロック4
は位置固定用孔2と、楔形孔3とを通り、金属基板1の
裏面で合一した係止部4bと一体となって金属基板1に
結合固定される。
そこで、上記のように金属基板1上に樹脂成型により樹
脂ブロック4を形成し、その樹脂材の固化時の熱収縮は
、位置固定用孔2を収縮中心として、該中心に向って楔
形孔3内だけで行れるが、該楔形孔3は位置固定用孔2
側に向って対向する孔縁3c、3dの間隔が、次第に狭
く形成されているので、楔形孔3内の樹脂は、該楔形孔
3の対向する孔縁3c、3dと隙間を生ずることなく、
又、孔縁3c、3dに無理な力を加えることなく収縮す
ることによって、楔形孔3に対する樹脂ブロック4のガ
タッキが無く、又、金属基板1が反ったり、樹脂ブロッ
ク4の上端部のみが変形することなく、位置固定用孔2
に向って平行に僅かに収縮するだけである。
更に位置固定用孔2と、楔形孔3の端部3aとの間隔t
は非常に小さいので、この部分の熱収縮が非常に小さく
、従って位置固定用孔2付近を基準位置とすることがで
きる。
第6図は本考案の他実施例を示す金属基板の平面図であ
って、短冊形状の位置固定用孔2は、その巾が楔形孔3
の小山aより大きいと共に、該小山aは端部3aと連通
状態となっており、その他については前記の実施例と同
様であり、付記番号についても同一部分を示しである。
本考案は叙上のように、金属基板1に位置固定用孔2と
、該固定用孔2から離間し、又は連続して形成した楔形
孔3とを設けると共に、楔形孔30対向する孔縁3 c
t 3 dの間隔を位置固定用孔2から離れるに従っ
て次第に拡大するように形成し、上記の位置固定用孔2
と楔形孔3を通して金属基板1に樹脂ブロック4をその
成型時に一体に結合、固定するようにしたものである。
上記のように樹脂ブロック4の位置固定用孔2附近は、
熱収縮が非常に小さいので、この附近を基準位置に設定
することが可能となる。
又、樹脂ブロック4は位置固定用孔2を収縮中心とし、
これに向って楔形孔3内で熱収縮が行われるので、樹脂
ブロック3のガタッキが無くなるし、樹脂ブロック4の
収縮力によって金属基板1が反ったり、樹脂ブロック4
が変形するようなことがなくなるため、寸法精度の高い
基板の成型体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の基板装置を示す平面図で、第2図は第
1図の■−■線断面図、第3図は本考案に係る基板装置
を示す平面図で、第4図は第3図の…−m部分断面図、
第5図は第3図のIV−IV線断面図、第6図は本考案
の他実施例を示す金属基板の平面図である。 1・・・金属基板、2・・粒量固定用孔、3・・・楔形
孔、3 c t 3 d・・・孔縁、4・・・樹脂ブロ
ック。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属基板に位置固定用孔と、該固定用孔から離間し、又
    は連続して形成した楔形孔とを設けると共に、楔形孔は
    楔形孔の対向する位置固定用孔から離れるに従って次第
    に拡大するように形成し、上記の位置固定用孔と、楔形
    孔を通して金属基板に樹脂ブロックをその成型時に一体
    に結合固定するようにした基板装置。
JP6470279U 1979-05-14 1979-05-14 基板装置 Expired JPS5940184Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6470279U JPS5940184Y2 (ja) 1979-05-14 1979-05-14 基板装置

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JP6470279U JPS5940184Y2 (ja) 1979-05-14 1979-05-14 基板装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55163117U JPS55163117U (ja) 1980-11-22
JPS5940184Y2 true JPS5940184Y2 (ja) 1984-11-13

Family

ID=29298723

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JP6470279U Expired JPS5940184Y2 (ja) 1979-05-14 1979-05-14 基板装置

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