JPS594017B2 - 家具へのヒンジハウジング装着具 - Google Patents

家具へのヒンジハウジング装着具

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JPS594017B2
JPS594017B2 JP54096648A JP9664879A JPS594017B2 JP S594017 B2 JPS594017 B2 JP S594017B2 JP 54096648 A JP54096648 A JP 54096648A JP 9664879 A JP9664879 A JP 9664879A JP S594017 B2 JPS594017 B2 JP S594017B2
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shaped
locking element
slot
furniture
hole
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マンフレツト・シユネルレ
マンフレツト・フオン・レ−デン
ビリ・ピツタシユ
ペ−タ−・ブツセ
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Fuiruma Rihiaruto Haintsue Unto Co KG GmbH
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Fuiruma Rihiaruto Haintsue Unto Co KG GmbH
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Publication date
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Publication of JPS594017B2 publication Critical patent/JPS594017B2/ja
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D5/00Construction of single parts, e.g. the parts for attachment
    • E05D5/02Parts for attachment, e.g. flaps
    • E05D5/08Parts for attachment, e.g. flaps of cylindrical shape
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/20Application of doors, windows, wings or fittings thereof for furniture, e.g. cabinets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hinges (AREA)
  • Furniture Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はヒンジ連結が必要な家具の一部にヒンジハウジ
ングを装着するためのヒンジハウジング装着具に関する
さらに詳しくは、ピンジノ1ウジングとロッキング要素
とからなり、ロッキング要素の回転によるヒンジ・・ウ
ジングの取付部材の横断面形状の増大によってヒンジハ
ウジングを固定しうるヒンジハウジング装着具に関する
家具用ヒンジのピンジノ・ウジングは数多くあるが、問
題を711)かえており、家具のドアの穴へ回転しない
ようにしっかりと取付けることのできるヒンジハウジン
グがとくに要求されている。
というのは、ドアの重さのために生ずるすべての力はヒ
ンジからヒンジハウジングに伝わり、ついで家具全体に
伝わるからである。
さらに、家具のドアに簡単に家具製遺業者がすでに所有
している製作手段(ルータまたは穿孔機)を用いて取付
けできる家具用ヒンジのヒンジハウジングが求められて
いる。
家具用ヒンジのヒンジハウジングを周壁に外側へ突出し
た数条のラチェット形または鉤形のリブを有するコツプ
形に成形し、家具のドアの内面に設けられた穴してヒン
ジハウジングを差込むとき、該鉤形リプが穴の壁へ横方
向に押込まれ、家具のドアの内表面に対して直角方向に
働く張力に対して効果を発、揮するように設計すること
によく行なわれていることである。
さらにヒンジハウジングを取付けるために、必要ならば
鉤形リプに加えて傾斜したネジを用いることも知られて
いる。
該ネジは、ヒンジハウジングの周囲に該ヒンジハウジン
グの軸とある角度をもって配設された側面に開口した穴
へねじ込まれ、ネジの表面の一部により家具のドア材へ
押しつげられるようになっている。
これら公知のヒンジハウジングは、そのものにしか使用
できない特別な道具によってのみ行なわれるのが普通で
ある。
また、家具のドアの穴へ突出しているコツプ形部材を有
するヒンジハウジングを、コツプ形部材に該コツプ形部
材の軸と平行な軸またはコツプ形部材の軸に対してわず
かに傾いている軸を中心として回転することができる少
なくとも1つのロッキング要素を有するように構成する
ことも知られている。
該ロッキング要素は、ロックされていない位置にあると
きには完全にコツプ形部材の外周面の内側に位置し、回
転することによりロックされる位置になったときのみ突
出する。
すなわち、ロッキング要素はその噛合面でコツプ形部材
の外周面から突出し、家具のドアの穴の壁へ押しつげら
れるようにされている。
またさらに、コツプ形部材の軸と平行な軸を中心として
回転するロッキング要素が直接IQj家具のドアに設け
られた穴の壁とは関連セず、ヒンジハウジングに設けら
れた特別のロッキング部と関連しており、ロッキング要
素が回転すると該ロッキング部が家具のドア材へ押込ま
れる型のヒンジハウジングも知られている。
もつとも簡単なばあい、ロッキング部はプラスチック與
のヒンジハウジングの中心から外へ向って拡張する部分
として形成されており、ロッキング要素は偏心器として
作用する接触面を有し、該接触面はロッキング要素のあ
る回転位置でロッキング部に接触し、ロッキング部を外
側へ押出すよ5に構成されている。
この種のヒンジハウジングを取付けるには、特別な道具
を必要とする。
すなわち、ロッキング要素を直接家具のドアの壁に押込
み、家具のドアの穴にコツプ形部材を回転しないように
取付けるためのヒンジハウジング用の道具が必要とされ
る。
しかしこの種のヒンジハウジングには、ロッキング要素
をロックされていない位置から構成される装置へ回転さ
せると、ロッキング要素の接触面が家具のドアの穴の壁
と接するとほぼ同時にヒンジハウジングは家具のドアの
穴の中で回転する。
そのため、ヒンジハウジングを家具のドアへ正確な位置
で取付けることが非常に困難になっている。
本発明の目的は、特別な道具を使用せずにきわめて簡単
な操作でヒンジ連結が必要な家具の一部、たとえばドア
に設けられている穴にヒンジハウジングを装着すること
ができるヒンジハウジング装着具を提供することにある
かかる目的を達成しうる本発明のヒンジ−・ウジング装
着具は、 (a)前記穴に収容されうる大きさの取付部材を有する
ヒンジハウジングと (b) 板状部材を有しかつヒンジハウジングに回転可
能に連結されているロッキング要素 とからなり、該取付部材が家具の穴の底に向う方向に設
けられている少なくとも1つのスロット形の開口により
周壁部分と本体に区分されており、板状部材が取付部材
のスロット形の開口に挿入可能であってかつ該挿入によ
り取付部材の横断面形状を増大せしめる手段を有してお
り、かつ板状部材の挿入がロッキング要素のスロット形
の開口を横切るかまたは直交する回転軸を中心とする回
転により行なわれるように構成されてなることを要旨と
するものである。
このように本発明のヒンジハウジング装着具は、ヒンジ
ングの取付部材に設けられているスロット形の開口にロ
ッキング要素の回転により板状部材が挿入されることに
より、取付部材の横断面形状が増大し、その増大により
前記取付部材または板状部材を家具の穴の内壁に押しつ
げてヒンジハウジングを固定するものである。
取付部材の横断面形状の増大とは、横断面積の増大だけ
でなく取付部材の外周の長さの増大をも含む概念である
前者に含まれるスロット形の開口と板状部材との組合せ
としては、たとえば家具の穴の底部に向うにしたがって
狭くなっているスロット形の開口と平板状の板状部材と
の組合せや同じ幅のスロット形の開口または前記スロッ
ト形の開口とカム状まfci<さび形状の部分が形成さ
れている板状部材との組合せなどがあげられる。
これらの組合せのばあい、スロット形の開口に板状部材
が挿入されることによって該開口が拡張し、取付部材の
周壁部分が外側に押し拡げられ、取付部材の横断面積が
増大する。
取付部材の外周を増大せしめるためIlcハ、スロット
形の開口から家具の穴の周壁に向けて板状部材の一部が
突出するよ5に板状部材を構成すればよい。
そうした板状部材の好ましい例としては、たとえば先端
部にカッターの刃状の噛合端が設けられている板状部材
があげられる。
なお前者の横断面積を増大させる組合せと後者の外周を
増大させる組合せの両者を組合せて採用することも可能
である。
本発明の家具へのヒンジハウジング装着具でにヒンジハ
ウジングとロッキング要素が連結されており、ロッキン
グ要素のスロット形の開口を横切るかまたは直交する回
転軸を中7[?とする回転のみで取付部材の横断面形状
を増大せしあることができるため、ヒンジハウジングの
装着に特別な道具が必要とされず、しかも前記ロッキン
グ要素の回転は家具の穴の底に向う方向の回転であるた
め、ハウジングの位置にずれない。
また本発明の装着具は簡単かつ一体に作製することがで
きるので、製造工程の合理化ができ、さらに梱包や発送
が容易になる。
最近大きな家具店で売り出されている、いわゆる「持帰
の家具(carry away furniture
) Jが広く販売されている傾向にあり、本発明の家具
への装着具もこの流れに添うものである。
そのような家具は、容易に購入者が手で持帰ることがで
きる程度にバラバラに分解された家具部品が梱包され、
購入者が家庭で部品を組立てるようにしたものである。
家具の部品が損傷を受けないように、またできるだけ小
さな包みにしうるようにするために、少なくとも家具の
部品から突き出すような装着具は別の包にすることが望
まれる。
また通常購入者は熟達した者ではなく、したがって家具
の部品だけでになくそれに使用する装着具をも購入者が
特殊な技術、詳しい説明およびとくに特別な道具を必要
とせずに組立てられるように設計されなげればならない
本発明の家具への装着具に、これらの要求をすべて満足
するものである。
なお、以下ロッキング要素のロック操作における位置と
して「ロックされていない位置」および「ロックされる
位置」という表現を用いるが、前者は取付部材の横断面
形状が増大するまえのロッキング要素の位置、すなわち
ロッキング要素が家具の表面から突出ている状態(後述
の第3図の状態)を表わしており、後者は取付部材の横
断面形状が増大したときのロッキング要素の位置、すな
わちロッキング要素が家具の表面に平行になった状態(
後述の第5図の状態)を表わしている。
本発明の家具への装着具の好ましい実施例は、ブラケッ
ト形要素にそれぞれ連結されている2つのロッキング要
素を有し、ブラケット形要素を手で回転させるだけでロ
ッキング要素をロックされていない位置から構成される
装置へ動かしうるよ5[構成されている。
本発明の家具への装着具において、フツプ形またに円筒
形の部材を有するヒンジハウジングを、ロックされる位
置にあるばあいヒンジハウジングに形成されている突出
した張出し腕の溝内に位置するようなブラケット形要素
を有するように設計することもできる。
張出し腕はヒンジハウジングから横方向へ突出しており
、装着後ヒンジハウジングの外観の一部を形成する。
さらにブラケット形要素を、ロックされる位置にあると
きにヒンジハウジングから突出している張出し腕の少な
くとも一部をなす板状要素として設計することもできる
本発明の家具への装着具において、たとえばロッキング
要素の端などのような噛合面は平板状のレバーまたは板
形の要素として設計されており。
これらの端はロッキング要素がロックされる位置にある
ときに、たとえばドアなどの家具の部品の板材中に押込
まれる。
このようなばあいKは、噛合部分として用いられる端は
カッターの刃またにのこぎりの歯形の端として設計する
のがよい。
さらに本発明の家具への装着具において、ロッキング要
素をロックされていない位置から構成される装置へ回転
すると、家具の内に突出しているヒンジハウジングの取
付は部材の一部を外側に向けて押拡げ、家具の部品の穴
に家具への装着具を取付けることのできる拡張要素とし
て働くように設計することもできる。
本発明の家具への装着具が家具の部品の穴に差込まれう
る取付は部材を有するばあい、該取付は部材にその外周
面から横方向へ突出した張出し腕を有し、該張出し腕は
少なくとも1つの家具の部品中に差込まれるピンを有す
るように設計することもできる。
本実施例においてピンは本発明の装着具の一部をなし、
ピンにロッキング要素により家具の穴へ取付けられる。
装着具のコツプ形部材またにヒンジハウジングと繋がれ
ているロッキング要素はロッキング要素の噛合面を形成
し、ロッキング要素が回転するときに張出し腕に設けら
れているピンの軸方向へ移動しうる脚状突起を有してい
る。
ロッキング要素がロックされていない位置から構成され
る装置へ回転するとき、脚状突起は張出し腕にある拡張
用ピンを受は入れるために家具の部品に設けられた穴へ
と動き、ピンの断面ば家具の穴にピンを取付けるための
拡張を起す。
ピンの断面形状の拡張は、張出し腕に設けられたピンが
拡張用ビンでありロッキング要素の脚状突起が拡張用ビ
ンの長手方向へ差込まれうる拡張用ボルトまたは拡張用
びょうのような拡張用要素であることにより、またロッ
キング要素がロックされる位置へ回転すると、ロッキン
グ要素の脚状突起が張出し腕に設けられたピンの内周面
に沿って滑ることによってもえられ、さらに脚状突起を
ピンに突込むとピンの断面の拡張が起る(すなわち、張
出し腕に設けられた拡張用ビンおよびロッキング要素に
設けられた脚状突起の協同作用)。
後者のばあい、脚状突起はくさび形、すなわちその自由
端(ロッキング要素カムら離れた側の端)vc近づくに
したがって先細りのテーノ々−状となっている。
さらに、張出し腕に設けられているピンに脚状突起に対
する接触面を形成することもでき、該接触面はピンの軸
方向に伸びており、少なくとも部分的に接触面とピンの
軸との距離がピンの自由端(張出し腕から離れた側の端
)へ近づくにしたがって狭くなるような形をしている。
もちろん、両者を合わせた形にすることもできる。
またロッキング要素に張出し腕に設けられた拡張用ビン
と共に作用する脚状突起に加えて他の噛合面または噛合
部分を設けることもできる。
噛合面は直接に家具の部材にヒンジハウジング部分で噛
合うかまたは拡張により家具の部品にヒンジ・・ウジン
グを取付ける働きをする。
本発明の家具への装着具を図面に基づいて詳しく説明す
る。
第1図は本発明のコツプ形部材を有するヒンジハウジン
グおよびロッキング要素からなる家具への装着具の分解
斜視図、第2図は第1図のロッキング要素の斜視図、第
3図は第1図のロックされていない位置で取付けられた
ヒンジハウジングおよび家具のドアの穴の斜視図、第4
図は第1図のヒンジハウジングを第1図と逆方向からみ
た斜視図、第5図は第1図のヒンジ・・ウジイブを家具
のドアの穴に取付けた状態を示す斜視図、第6図は本発
明の家具への装着具の他の実施例の分解斜視図、第7図
は第6図のロッキング要素がロックされていない位置に
ある状態で取付けられたヒンジハウジングおよび家具の
ドアの穴の斜視図、第8図は第6図のヒンジハウジング
を家具のドアの穴に取付けた状態の斜視図、第9図は第
6図の実施例の部分断面図、第10図は第9図を手前方
向[90’回転させ家具のドアのみを断面とした部分断
面図、第11図は第9図の実施例を家具のドアに取付け
た状態の部分断面図、第12図は第11図を手前方向に
900回転させ家具のドアのみを断面とした部分断面図
、第13図は第11図のI−I線断面図、第14図は到
発明の家具への装着具のさらに他の実施例の斜視図、第
15図は第14図の実施例を家具のドアの穴へ差込みロ
ッキング要素を該スロット形の開口へ部分的に回転させ
た状態の胴視図、第16図は第14図の実施例のロッキ
ング要素がスロット形の開口へ差込まれた状態と差込ま
れていない状態の断面図、第11図は第16図の一点鎖
線で囲まれた部分の拡大断面図、第18図は本発明の家
具への装着具のさらに他の実施例の斜視図、第19図は
第18図のロッキング要素の斜視図、第20図は第18
図のヒンジハウジングを第18図とは別な方向からみた
斜視図である。
第1〜5図に、円筒形の外周面を有する取付は部材であ
るコツプ形部材2および該コツプ形部材2の一端に形成
され(好ましくは鋳込まれ)、該外周面方向に突出して
いる張出し腕3からなるヒンジハウジング1の形をした
家具への装着具が示されている。
コツプ形部材2は基本的に長方形の内室4を有している
核内室4Iri張出し腕3が設けられている側の面で開
口しており、かつ他端(底部)で少なくとも部分的に閉
じている。
ピンジノ1ウジング1は通常家具用ヒンジの家具のドア
に装着される軸支持具として用いられ、ピボット軸(図
示されていない)Kよってヒンジのピボットレバー(図
示されていない)がコツプ形部材2の内室4内で連結さ
れている。
孔5,6はピボット軸や支持するために設けられている
コツプ形部材2を家具のドア8の内壁に設けられている
穴1へ取付けるために、回転または旋回(以下、回転と
いう)可能なロッキング要素9がコツプ形部材2に取付
けられている。
本実施例でに、ロッキング要素は離れて設けられた2つ
の平行な板状部材である平板状のレバー10から構成さ
れていり。
各レバー10は一端にその上面と直角に設けられた軸受
は孔11を有し、かつ共にブラケット形要素であるU字
形ブラケット12と連結されている。
U字形ブラケットに互いに平行な腕12 および該腕1
2 を連結しているヨーク12 を有している。
本実施例でに、U字形ブラケット12に長方形の断面形
状を有しており、レバー10は腕12′の自由端部分で
腕12 と直角に取付けられている(第1図ではみえな
いが、第2図でみることができる)。
さらに第1図および第2図に示されているように、U字
形ブラケットの腕12 上に設けられた平板状のレバー
10においては、軸受は孔11が設けられた側のレバー
10の端が腕12 の自由端を超えて突き出しており、
さらに第2図に示されているように、レバー10のすべ
ての部分がブラケット12の下面から横方向に突き出し
ている。
本実施例では、ロッキング要素9がロックされていない
状態でヒンジハウジングIK取付けられているはあい(
第3図)、U字形ブラケット12の下面とコツプ形部材
2を穴7に差込んだのちにもみることのできる張出し腕
3の上面とがなす角度が90°より小さくなっている。
ロッキング要素9を回転してロックされる位置にしたば
あい(第5図)、U字形ブラケットの下面は張出し腕3
の上面と平行になるかまたは家具のドア8の内表面と平
行になる。
もちろん、ロッキング要素9がロックされていない位置
にあるばあい、平板状のレバー10が取付けられている
U字形ブラケット12の下面と張出し腕3の上面とがな
す角度が90°以上であってもよい。
第1図および第2図に示されているように、レバー10
Vcぼ該レバー10に切込んで設けられ、かつレバー1
0を支持している腕12 の自由端方向IC開いている
開口13が設けられている。
この開口13のため、各レバー10はぼぼC字形に曲り
た形をしている。
このC字形をしたレバー10の一端[[軸受は孔11が
配設されており、他端にはレバー10とU字形ブラケッ
トの腕12′との連結部分が配設されている。
レバー10に、U字形ブラケット12と一体につくられ
ていることが好ましい。
さらに第1図および第2図に示されているように、レバ
ー10の大部分にレバー10の前記C字形の形状に沿っ
てU字形ブラケット12に連結した部分から軸受は孔1
1までの間にあり、軸受は孔11は該レバー100大部
分よりかもU字形ブラケット12の下面に近いところに
位置している。
レバー10はカム14、噛合端15、突出部分16およ
び外端11を有し、それらの噛合面がヒンジハウジング
1の家具のドア8の穴7への取付けを保償している。
本実施例では、U字形ブラケット12の下面と直角に突
出しているカム14が噛合面の1つを形成している。
カム14は各レバー10の側面に配設されており、その
高さは腕12 から離れた側の端からレバー10の中央
に向うにしたがって増加している。
このばあい、カム14にレバー10の軸受は孔11から
離れた側の端にあり、レバー10とU字形ブラケット1
2との間の連結部分の近くで腕12 の下方に配設され
ている。
軸受は孔11のまわりにも、もう1つ他の噛合面が設け
られている。
それは、突出部分16を少なくとも部分的に切断してで
きた形をした噛合端により形成されている。
突出部分16は、U字形ブラケットの方向へレバー10
の軸受は孔11を超えて突出している。
このばあい噛合端15は、軸受は孔11が設けられてい
る側の端と腕12′から離れている側のレバーの中央部
分10 との間の部分においてレバー10の外周端を形
成している。
その配置は、噛合15と軸受孔11との距離が、軸受は
孔11が設けられている側の端から中央部分10 側の
端へ向5にしたがって増加するようにされている。
もう1つの噛合面に、U字形ブラケットと連結されてい
るレバー10の外端17によって形成されている。
本実施例では外端11は腕12 とは?ffl[角とな
っているが、わずかに湾曲した噛合面とすることもでき
る。
さらに、この外端17をカッター〇刃の形にすることも
できる。
コツプ形部材2vcH1その2つの対向する部分、すな
わち180°置き換えた部分VC2つのスロット形の開
口18が設けられている。
該スロット形の開口18はコツプ形部材2の上下両端面
と直角をなし、コツプ形部材20円筒形の周壁を弦を形
成するように横切っている。
第4図で示されているように、スロット形の開口18は
周壁の相対向する面で共に開口しており、同様にコツプ
形部材2の底面においても開口している。
したがって、各スロット形の開口18Vcより周壁部分
19が形成されている。
該周壁部分19にその外周面でコツプ形部材2の外周面
にしたがって湾曲して円弧を描き、また張出し腕3が設
けられているコツプ形部材2の上端面で該張出し腕3と
連結されている。
さらに各スロット形の開口18はコツプ形部材2の上端
面でスロット20を介して開口している。
スロット形の開口18はヒンジハウジング1の内室4と
壁によって仕切られている。
ロッキング要素9を支持するためVC2個の回転軸21
が用いられる。
該回転軸21は、周壁部分19および内室4とスロット
形開口18とを仕切る壁に設けられている軸受は孔22
.23で保持される。
本実施例では、スロット形の開口18は長方形の内室4
の長手方向の壁と平行に設けられている。
軸受は孔22,23Uコツプ形部材2の上端面に近い位
置に配設されており、ロッキング要素9が取付げられる
とき回転軸21がロッキング要素9の軸受は孔11を貫
通し、スロット形の開口18部分の真下に位置しうるよ
うに配設されている。
ロッキング要素9の取付は方は、つぎのとおりである。
ロッキング要素9のレバー10を矢印A方向へ突出部分
16でスロツ)20に沿ってスロット形の開口18へ押
込む。
スロット形の開口18の幅はレバー10の幅に対応して
いる。
ついで、必要ならば軸受は孔22,23がレバー10の
軸受は孔11と一直線になるまで、ロッキング要素9を
ヒンジハウジング1に対して押込むが、またに押込み回
転させてもよい。
そこで回転軸21を側面(第1図の矢印B方向)から軸
受は孔IL22,23に押込むと、各レバー10がスロ
ット形の開口18内で保持され、コツプ形部材2の周壁
と直交する軸を中心として回転可能となる。
このばあい、回転軸21はコツプ形部材2の下面(底面
)よりコツプ形部材2の上端面の近くに位置している。
ヒンジハウジング1を家具のドア8に取付けるため、ロ
ッキング要素9を、まず第3図に示されているようVC
U字形ブラケットを位置させるために、回転軸21のま
わりに回転させる。
第3図に示されている位置とは、U字形ブラケット12
の腕12 か張出し腕3の上面とある角度をもつ位置に
あり、その状態ではレバー10は開口13の部分でスロ
ット20の回転軸21に近い側の端を囲んでおり、レバ
ー10のカム14および外端17が設けられている部分
にスロット形の開口18の外へ出ている。
一方、噛合端15が設けられている突出部分16はスロ
ット形の開口18内にあり、回転軸21のほぼ真下あた
りに位置している。
ロッキング要奏9がこの位置にあるとき、ヒンジハウジ
ング1を第3図に示されている矢印C方向へコツプ形部
材2により家具のドア8の穴7KM込み、ついで0字形
ブラケット12を回転させて、第5図に示されているよ
うに張出し腕3の上面に設けられているU字形の溝24
中に位置させる。
このロッキング要素9の回転軸21のまわりの回転によ
り、各レバー10のカム14および外端17が設けられ
ている部分が組合わされているスロット形の開口18中
に入り、同時に各レバー10の噛合端15が設けられて
いる突出部分16がコツプ形部材2の周壁を超えてスロ
ット形の開口18の回転軸21VC近い側の開いた部分
に現われ、該突出部分16は家具のドア8まり一穴7の
壁の中へ押込まれる。
詳しくは第6〜13図に示されている。
ロッキング要素9を第3図に示されている位置から第5
図に示されている位置へ回転させる際に、各周壁部分1
9は噛合面またはカム14によるくさび作用により中心
から外へ向って押出される。
この作用に、スロット形の開口18の幅がレバー10の
厚さと同じかまたにわずかに広いばあいに生ずる。
周壁部分19の中心から外へ向う押出しによって、周壁
部分19の外面に設けられている鉤作用を有する鉤形リ
ブ25が穴7の場所で家具のドア8中に押込まれる。
さらに軸受は孔11,22.23の配置と同様レバー1
0の長さに、ロッキング要素9が張出し腕3上に回転し
たばあい(第5図)、レバー10の外端17uスロツト
形の開口18の回転軸21から離れた側の開口部分に突
出し、またコツプ形部材2の外周面からもわずかに突出
する。
したがってこれらの外端17もまた家具のドア8の穴7
の壁中へ押込まれるか、または少なくとも穴Iの壁と接
触する。
また軸受は孔11,22,23の配置と同様にレバー1
0の長さをヒンジハウジング1が取付けられたときに、
レバー10の外端11が噛合面としての効果を有さない
ように、またはスロット形の開口18内でコツプ形部材
2の外周面から突出しないようにも設計できる。
しかし外端11が穴1の壁と孔合うことは、家具のドア
8の内表面と平行に働くセん断力から広い範囲で回転軸
21を解放するという利点がある。
この種のせん断力からの回転軸21の解放は、ヒンジハ
ウジング1が取付けられたばあいvc[7字形ブラケッ
ト12がU字形の溝24内におさまるという特徴によっ
て達成される。
ヒンジハウジング1を容易に取付けられている家具のド
ア8から再度取りはずしうるようにするために、U字形
の溝24Vc細長い開口26が設けられており、該開口
26Kfcとえばねじ回しなどの適当な道具をヨーク1
2“の下へ差込み、溝24からU字形ブラケット12を
起すことができるようにされている。
U字形ブラケット12は張出し腕3を形どっており、ヒ
ンジハウジング1が取付けられたときにU字形ブラケッ
ト12は殆んどみえなくなり装飾的な働きをするだけに
なるように形づくられている。
第6〜13図には本発明の家具への装着具の他の実施例
が示されている。
本実施例は第1〜5図のヒンジハウジング1を変化させ
たものであり、一部に第1〜5図に使用されている符号
が使用されている。
ヒンジハウジング111C設けられているロッキング要
素9′は横方向に開いている開口28を有する平板状ブ
ラケット27からなっている。
そのため本実施例においてブラケット形要素として用い
られる平板状ブラケット27は、2本の腕27′とこれ
らを連結しているヨーク27〃により馬蹄形をしている
腕27 およびヨーク27“は板材であり、腕21′の
下面(第6図でにみえない)の自由端に近い部分にロッ
キング要素9′の板状部材である2つの平板状のレバー
10が形成されている。
これらレバー10は互いに平行であり、かつ平板状ブラ
ケット27または腕27 の表面と直角である。
平板状ブラケット21の下面(第6図ではみえない)K
、該下面から直角に突出したエツジ29が設けられてお
り、該エツジ29は腕27 およびヨーク27 の下面
にあまねく突出している。
ヒンジハウジング1 のコツプ形部材2の上端面に、第
4図中の張出し腕3vc対応した横方向に突出した張出
し腕30が形成されている。
しかし該張出し腕30は張出し腕3I/c比べて意識的
に短く細<すれており、ビンジノ1ウジノグ1 か取付
けられたときに張出し腕30がヨーク21 の下ででエ
ツジ29の中に隠れるように設計されている。
本実施例では、張出し腕30は主にコツプ形部材2が家
具のドア8の穴7に深くはまり込まないようにするため
のものである。
もしコツプ形部材2が穴1中に深くはまり込みすぎると
、コツプ形部材2を取付けるかロックするためにロッキ
ング要素9′をロックされていない位置(第7図) 7
)sらロックされる位置(第8図)I/c回転さセる際
、エツジ29を有する平板状ブラケット27は家具の内
表面と接触することができなくなる。
第6図に示されているように、互いに平行であり、かつ
スロット形の開口18の内側の面と同一平面上にある側
端30 か張出し腕30の幅方向の境界を形成している
本実施例では、コツプ形部材2の上端面に閉じているス
ロット20の代りに一方が開口しているスロット31が
設けられており、該スロット31は張出し腕30へ面し
ている側で開口しているスロット形の開口18と繋って
いる。
このようにすればロッキング要素9 を取付ける際に、
レバー10を矢印り方向へスロット形の開口18内に側
面から押込むことができる。
また第6〜13図に示されている本実施例では、ロッキ
ング要素9 の回転および保持は、さらに回転軸21の
助けによって完成する。
該回転軸21triレバー10の軸受は孔11を通り、
周壁部分19を貫通し、スロット形の開口18を通り内
室4の仕切壁、とくに部材ウェブ18 の下あたりへ入
る。
該部材ウェブ18 (/′s、コツプ形部材2の残りの
部分により周壁部分19を連結しておシ、コツプ形部材
2の上端面においてスロット形の開口18を部分的に閉
じている。
ロッキング要素9 がロックされていない位置にある状
態が第1図、第9図および第10図に示されている。
コツプ形部材2をロックされていない状態のまま、第7
図の矢印C方向へ家具のドア8の穴1に差込み、ついで
ロッキング要素9 を回転軸21のまわりに第9図の矢
印E方向へ回転させると、最初家具のドア8の内表面と
ある角度をもっていた平板状ブラケット27ぼ該ドアの
内表面と平行となる。
このようにして第8図、第11図、第12図および第1
3図に示されているロックされる位置にいたる。
ロッキング要素9 がロックされていない位置(第9図
)にあるばあい、カム14および外端17の噛合面は家
具のドア8の内表面の外側にあり、かつスロット形の開
口18の外側に出ており、また噛合端15にスロット形
の開口18内にあり、かつコツプ形部材2の外周面から
突出していない。
ロッキング要素9 を矢印方向へ回転させると、カム1
4および外端11の噛合面はスロット形の開口18の中
へ入り込み、一方噛合端15はロッキング要素9につい
て述べたようにコツプ形部材2の外周面を超えて横方向
へ突き出す。
第11〜13図にはロッキング要素9 かロックされる
位置にある状態が示されている。
噛合端15および外端11の噛合面が家具のドア材中へ
押込まれ、周壁部分19の中心から外方向への拡張がカ
ム14により起る。
これによりコツプ形部材2の穴7への取付けを保償し、
コツプ形部材2の回転が穴7に押込まれた噛合端15お
よび外端17の噛合面により妨げられたとき、家具のド
ア8の内表面に対して直角方向に働く張力および穴1の
軸のまわりに働くねじれ力を効果的に吸収することがで
きる。
また第13図に示されているようにロッキング要素9
かロックされている位置にあるばあい、レバー10の回
転軸21から離れた側にある外端11をスロット形の開
口18内にあるように、すなわち外端17が噛合面とし
て働くことのないようにレバー10を設計することもで
きる。
しかしそのばあいに/l−1、コツプ形部材2は張出し
腕30の下あたりの周壁またはそこに設けられた鉤形リ
プ25によって穴7の壁に押つけられるであろう。
第9図および第11図に示されているように、カム14
から回転軸21までの距離に噛合端15から回転軸21
までの距離より大きくなっている。
そのように配置することにより、コツプ形部材2に家具
のドア8の内表面に対して直角方向に働く張力が大きい
ばあいで、ロッキング要素9 の望まない回転のために
生ずる取付けのゆるみは起らない。
第6〜13図に示されてし・るヒンジハウジング1 ば
ロッキング要素9 と共に、装飾上の要請によって変化
させることもできる。
したがって平板状ブラケット21を輝く金属部品とし、
一方コツプ形部材2に一白色またに黒色のプラスチック
材を使用することもできる。
第14〜11図にヒンジハウジング1 の形をした本発
明の家具への装着具の他の実施例が示されている。
ヒンジハウジング1 は取付は部材であるコツプ形部材
2 からなっており、該コツプ形部材2 ばその上端面
に外側に突出した張出し腕32および円筒形の外周面を
有している。
張出し腕32にコツプ形部材2 と一体に形成されてお
り、コツプ形部材2 の周壁から突出している。
コツプ形部材2 から離れた側にある張出し腕32の延
長端に、ロッキング要素34のブラケット形要素である
板状要素33が設けられている。
プラスチックでつくられているものについては、板状要
素33はコツプ形部材2 または張出し腕32と一体ニ
形成されている。
ロッキング要素34または板状要素33はコツプ形部材
2 に対して矢印F方向へ回転することができる。
前記のように一体に形成されているばあいvci、回転
軸ぽ好ましくは薄くなっている部分である柔軟な部材3
5によって形成されている。
該柔軟な部材35は張出し腕32の外側のコツプ形部材
2 から離れた方の端と板状要素33とを連結しており
、コツプ形部材2 と直角であり、家具のドア8の内表
面と平行になっている。
本実施例でブラケットとして用いられる板状要素33は
、該板状要素33の柔軟な部材35から離れた側の端で
開いている開口36を有している。
したがって開口36により、柔軟部材35に直角で互い
に平行な2本の腕33 およびこれらを連結し、力・つ
柔軟な部材35に平行なヨーク33“が形成されており
、これら腕33 およびヨーク33“により板状要素3
3は馬蹄形となっている。
各腕33 の1つの面に板状部材である壁状部材37が
形成されており、該壁状部材37はその上面が板状要素
33またに腕33 の上表面と直角となるように設けら
れている。
ロッキング要素34を矢印F方向へ折りたたむと、各壁
状部材37に旋回しながら第1〜13図で示されている
実施例におけるスロット形の開口18と似せてコツプ形
部材2′の壁に設けられたスロット形の開口38中へ入
る。
該2つのスロット形の開口18はコツプ形部材2 の1
80°相対向した部分に設けられており、コツプ形部材
2 の軸と平行となっている。
スロット形の開口38はコツプ形部材2 の外周面方向
では周壁部分39により仕切られ、コツプ形部材2 の
内室4方向では壁部分によって仕切られている。
さらにスロット形の開口38は、第14図ではみること
ができないが、コツプ形部材2 の下端面へ向って開口
している。
周壁部分39は、コツプ形部材2 の軸方向に延びた切
込み40vcよって分けられ、またコツプ形部材2 の
残りの部分から横方向に分けられている。
したがって周壁部分39はコツプ形部材2′と、第14
図でみることのできるコツプ形部材2 の上端面とのみ
連結している。
第16図に示されているように、スロット形の開口38
の幅はコツプ形部材の上端面からその下端面へいくにし
たがって細くなっている。
すなわち、その方向の周壁部分の厚さは次第に厚くなっ
ている。
このようにスロット形の開口38を設計することにより
、スロット形の開口38へ入り込む壁状部材37が周壁
部分39を中心から外方向へ拡張し、ヒンジハウジング
1 をコツプ形部材2 で家具のドア8の穴7内へ取付
ける。
この取付けのために、周壁部分39の少なくとも1つの
外面に複数の鉤形リプ25が設けられている。
壁状部材31の側面に第1〜5図において述べたカム1
4を設けることも可能である。
もしヒンジハウジング1 がプラスチック材により一体
につくられるばあい、形どったのち各部分が第14図に
示されているように互いに関連をもって位置している形
に設計されるのが好ましい。
すなわち柔軟な部材35によってコツプ形部材2′と連
結されているロッキング要素34が、張出し腕32の表
面と平行な上表面を有する板状要素33を有するように
設計する。
このように設計すれば、とくに簡単な形をした製品がえ
られる。
ヒンジハウジング1 を取付けるために、まずロッキン
グ要素34を矢印F方向へコツプ形部材2 vc向って
回転させると、板状要素33または腕33 の壁状部材
31が設けられている表面が張出し腕32の表面とある
角度をなし、張出し腕32の表面を急角度で囲み、壁状
部材31ぽわずかにスロット形の開口38中に入り込む
(第15図)。
この状態でヒンジハウジング1 をコツプ形部材2 の
部分で家具のドア8の穴7中へ差込む。
最終的にコツプ形部材2 を穴1中へ取付けるために壁
状部材37をスロット形の開口38中へ完全に押込むと
、前述したように周壁部分39ぽ中7[、%から外へ向
って拡張する。
この周壁部分39が拡張した状態は第16図の右側部分
に示されている。
ヒンジハウジング1 が取付は位置からゆるまないよう
に、またはロッキング要素34が矢印Fの逆方向へ動く
のを防ぐために、ロッキング要素34をロックされる位
置に保持するラチェット要素が設けられている。
該ラチェット要素は、もつとも簡単なばあいは周壁部分
39の内面に設けられている1つまたは数個の突起41
からなっている。
該突起41はスロット形の開口38の内部へ突出し、ヒ
ンジ−・ウジング1 か取付けられたばあいVcは、壁
状部材37Vc設けられた対応する溝または凹部42に
噛み込む(第11図)。
第18〜20図に、第1〜5図の実施例に関連した他の
ヒンジハウジング1の実施例が示されている。
本実施例の各部分の設計および配置は、第1〜5図の実
施例とほぼ一致しており、一致する、部分には第1〜5
図と同び符号が付されている。
第18〜20図に示されている実施例は、つぎのように
第1〜5図の実施例と異なっている。
U字形ブラケット12のヨーク12 の両端に、すなわ
ちヨーク12 と腕12 との間の曲部に。
U字形ブラケット12の下面に対して直角で、互いに軸
が平行である脚状突起122が一体に設けられており、
ロッキング要素9の回転軸21およびロッキング要素9
の回転軌道の法線方向と垂直かまたは横切る方向に伸び
ている。
また該脚状突起122はボルトまたはびょうの形をして
いるか。
または脚状突起122の自由端に向うにしたがって先細
りのテーパー状のボルト、びょうまたはくさび形をして
いる。
さらに張出し腕3の下面に2つの拡張用ピン123が一
体に設けられており、該拡張用ピン123の軸は互いに
ほぼ平行であり、張出し腕3の下面から垂直に伸びてい
る。
また各拡張用ピン123はコツプ形部材2の周壁に開口
しているスロット形の開口18部分に隣接しており、各
拡張用ピン123の軸はそれと隣接したスロット形の開
口18とほぼ同一平面にある。
各拡張用ピン123は脚状突起122と接触する内周面
を形成するために、拡張用ピン123の長手方向に伸び
ている接触面を有する拡張用孔124を有している。
該拡張用孔124は拡張用ピン123の長手方向に伸び
ておシ、張出し腕3の上面に設けられたU字形の溝24
に達している。
該U字形の溝24は、第1〜5図の実施例の説明におい
て述べたように、ロッキング要素9がロックされる位置
にあるときにU字形ブラケット12を収容するためのも
のである。
脚状突起122K。より拡張用ピン123を拡げるため
に、拡張用孔124は少なくとも一部が、好ましくは拡
張用ピン123の自由端に向うにしたがって、またに張
出し腕3から離れるにしたがって次第に小さくなる断面
形状を有している。
すなわち、拡張用孔124の接触面の少なくとも一部が
、拡張用ピン123の軸から接触面が離される距離が拡
張用ピン123の自由端に向うにしたがって大きくなる
ような先細りのテーパー状とされている。
拡張用ピン123ばその長手方向へ伸びているスロット
125を有しており、さらにその周壁に長手方向べ申び
ている突出リプ126が設けられている。
拡張用ピン123を収容するために、家具のドア8は穴
?VC77oえて2個の小穴121を有している。
該小穴121に家具のドア8に、小穴121および穴1
の軸がほぼ正三角形の各頂点をなすように設けられがい
る。
他の点においては、第18〜20図のヒンジ−・ウジン
グ1に第1〜5図のヒンジハウジング1にほぼ一致して
いる。
たとえば、コツプ形部材2およびロッキング要素9の形
に関して、およびロッキング要素9の第1〜5図のヒン
ジハウジング1のコツプ形部材2への取付は方について
にとくに似ている。
第18〜20図におけるヒンジハウジング1は、第1〜
5図の実施例において説明されている方法と同様に取付
けられる。
すなわちコツプ形部材2をロッキング要素9がロックさ
れていない位置にある状態で穴1中へ矢印C方向へ押込
むと、拡張用ピン123は小穴127に入る。
ロッキング要素9がロックされていない位置にある状態
では、脚状突起122は拡張用ヒラ123の拡張用孔1
24の外側にある。
ヒンジハウジング1を取付けるためにロッキング要素9
をロックされる位置へ動かすと、各部分は第5図に示さ
れている位置を占める。
すなわちコツプ形部材2は前述のようにカム14、噛合
端15、突出部分16および外端11の噛合面を介して
穴Iへ取付けられる。
ロッキング要素9がロックされる位置へ動かされると、
脚状突起122は拡張用ビン123の拡張用孔124中
へ浸入し、拡張用孔124を拡張してヒンジハウジング
1を小穴127の壁にしっかりとロックする。
コツプ形部材2の軸と垂直に伸びている戻りとして働く
鉤形リブ25をコツプ形部材2に設けることによって、
および拡張用ビン123の軸方向およびコツプ形部材2
の軸方向に伸びている突出リプ126を拡張用ビン12
3に設けることによって、ヒンジハウジング1の家具の
ドア8への安全で動くことのない取付けができる。
このように取付けると、家具を長期間使用しても取付は
状態が変わることはない。
第18〜20図に示されている実施例は、もちろん第1
〜5図の実施例を変化させたものである。
レバー10の長さおよび回転軸21用の軸受は孔の配置
に、ヒンジハウジング1が取付けられたとき、レバー1
0の外端17は噛合面としての効果を発揮しないように
、すなわちスロット形の開口18内にありコツプ形部材
2の外周部分から出ないようにされている。
したがってヒンジハウジング1の取付けは、カム14の
噛合面、噛合端15および脚状突起122と合いまって
働く拡張用ビン123によって効果を発揮する。
しかしU字形ブラケット12がロックされる位置に移動
したとき外端11が穴7の壁に押しつけられるようにす
ることにより、たとえレバー10の他端にある噛合端1
5が穴1の壁に押しつけられているとしても、さらにレ
バー10の外端17が穴7の壁に押しつけられるため、
回転軸21およびそれが差込まれている軸受は孔のせん
断応力を軽減させることもできる。
この回転軸21および軸受は孔のせん断力の軽減に、ロ
ッキング要素9がロックされていない位置にあり脚状突
起122が完全に拡張用孔124の外にあるばあい、ま
たぽロッキング要素9がロックされる位置へ動き始めた
比較的初めの段階で脚状突起122が拡張用孔124に
入り始めたときにとくに効果を発揮する。
もし回転軸21がセん断応力から解放されなかったなら
ば、コツプ形部材2に用いられている材質の自然な弾性
のためにロッキング要素9が少しに取って代わりうるが
、しかし脚状突起122を拡張用孔124へ押込むrF
−は光分とにいえず困難を伴なう。
以上1本発明を実施例により説明をしてきたが、本発明
の思想を超えることなく種々の変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のコツプ形部材を有するヒンジハウジン
グおよびロッキング要素からなる家具への装着具の分解
斜視図、第2図は第1図のロッキング要素の斜視図、第
3図は第1図のロッキング要素がロックされていない位
置で取付けられたヒンジハウジングおよび家具のドアの
穴の斜視図、第4図は第1図のヒンジハウジングを第1
図と逆方向からみた斜視図、第5図に第1図のヒンジハ
ウジングを家具のドアの穴に取付けた状態を示す斜視図
、第6図に本発明の家具への装着具の他の実施例の分解
斜視図、第7図は第6図のロッキング要素がロックされ
ていない位置にある状態で取付けられたヒンジハウジン
グおよび家具のドアの穴の斜視図、第8図に第6図のビ
ンジノ・ウジングを家具のドアの穴に取付けた状態の斜
視図、第9図は第6図の実施例の部分断面図、第10図
は第9図を手前方向に90°回転させ家具のドアのみを
断面とした部分断面図、第11図に第9図の実施例を家
具のドアに取付けた状態の部分断面図、第12図は第1
1図を手前方向に90°回転させ家具のドアのみを断面
とした部分断面図、第13図は第11図のI−I線断面
図、第14図は本発明の家具への装着具のさらに他の実
施例の斜視図、第15図は第14図の実施例を家具のド
アの穴へ差込みロッキング要素を該実施例のスロット形
の開口へ部分的に回転させた状態の斜視図、第16図に
第14図の実施例のロッキング要素がスロット形の開口
へ差込まれた状態と差込まれていない状態の断面図、第
17図に第16図の一点鎖線で囲まれた部分の拡大断面
図、第18図は本発明の家具への装着具のさらに他の実
施例の斜視図、第19図は第18図のロッキング要素の
斜視図、第20図は第18図のヒンジハウジングを第1
8図とは別の方向からみた斜視図である。 (図面の主要符号)、i 、i’ 、1”:ヒンジハウ
ジング、2:コツプ形部材、3,30.32:張出し腕
、1:穴、9,9.34:ロッキング要素、10ニレバ
ー、11:軸受は孔、12:U字形ブラケット、15:
噛合端、17:外端、18.38ニスロツト形の開口、
19,39:周壁部分、21:回転軸、24:U字形の
溝、27:平板形ブラケット、33:板状要素、35:
柔軟な部材、37:壁状部材、122:脚状突起、12
3:拡張用ピン、124:拡張用孔、125ニスロツト
、127:小穴。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ヒンジ連結が必要な家具の一部に設けられている穴
    に装着されるヒンジハウジング装着具であって、 (a) 前記穴に収容されうる大きさの取付部材を有す
    るヒンジハウジングと (b)板状部材を有しかつヒンジハウジングに回転可能
    に連結されているロッキング要素 とからなり、該取付部材が家具の穴の底に向う方向に設
    けられている少なくとも1つのスロット形の開口により
    周壁部分と本体に区分されており、板状部材が取付部材
    のスロット形の開口に挿入可能であってかつ該挿入によ
    り取付部材の横断面形状を増大せしめる手段を有してお
    り、かつ板状部材の挿入がロッキング要素のスロット形
    の開口を横切るかまたは直交する回転軸を中心とする回
    転により行なわれるように構成されてなる家具へのヒン
    ジハウジング装着具。 2 前記ロッキング要素の回転軸がスロット形の開口の
    内部に設けられている特許請求の範囲第1項記載の装着
    具。 3 前記ロッキング要素の回転軸がスロット形の開口の
    外部に設けられている特許請求の範囲第1項記載の装着
    具。 4 前記スロット形の開口および板状部材がそれぞれ2
    つ設けられている特許請求の範囲第1項、第2項または
    第3項記載の装着具。 5 前記取付部材の横断面形状を増大せしめる手段が板
    状部材に設けられているカム状またにくさび形状部材で
    ある特許請求の範囲第1項または第4項記載の装着具。 6 前記取付部材の横断面形状を増大せしめる手段が平
    板状の板状部材であり、かつスロット形の開口が家具の
    穴の底部に向うにしたがって狭くなっている特許請求の
    範囲第1項または第4項記載の装着具。 7 前記取付部材の横断面形状を増大させる手段が、板
    状部材の先端部に形成されておりかつ板状部材のスロッ
    ト形の開口への挿入完了時に取付部材の周壁を超えて外
    側に突出するカッターの刃状の噛合端である特許請求の
    範囲第1項または第4項記載の装着具。
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