JPS5939640Y2 - ガス燃焼機器等の燃焼安定化装置 - Google Patents
ガス燃焼機器等の燃焼安定化装置Info
- Publication number
- JPS5939640Y2 JPS5939640Y2 JP17334778U JP17334778U JPS5939640Y2 JP S5939640 Y2 JPS5939640 Y2 JP S5939640Y2 JP 17334778 U JP17334778 U JP 17334778U JP 17334778 U JP17334778 U JP 17334778U JP S5939640 Y2 JPS5939640 Y2 JP S5939640Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion
- stabilized zirconia
- cylindrical
- lead wire
- insulator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はガス燃焼機器等のバーナのノズル近傍で燃焼室
壁面に取付けることにより燃焼の安定化を図るガス燃焼
器等の燃焼安定化装置に関するもので、その目的とする
ところは、ガス燃焼機器等の不完全燃焼および炎の消滅
に対処するために設けられる金属電極を形成した安定化
ジルコニアを保護し、金属電極の14<離又は蒸発を防
止すると共に信頼性の高い絶縁及びリード線接続機構を
得ることのできる装置を得ようとするものである。
壁面に取付けることにより燃焼の安定化を図るガス燃焼
器等の燃焼安定化装置に関するもので、その目的とする
ところは、ガス燃焼機器等の不完全燃焼および炎の消滅
に対処するために設けられる金属電極を形成した安定化
ジルコニアを保護し、金属電極の14<離又は蒸発を防
止すると共に信頼性の高い絶縁及びリード線接続機構を
得ることのできる装置を得ようとするものである。
以下、本考案の一実施例として示した図面に従ってその
構成を説明する。
構成を説明する。
1は円筒状の安定化ジルコニア、2(d安定化ジルコニ
ア1の内周面及び外周面に白金を溶射して形成した金属
電極で、内周側の金属電極2の一方端は円筒状安定化ジ
ルコニア1の一方端縁を経て外周側へ引き出され、外周
側より半田処理が容易に行なえるように形成されている
。
ア1の内周面及び外周面に白金を溶射して形成した金属
電極で、内周側の金属電極2の一方端は円筒状安定化ジ
ルコニア1の一方端縁を経て外周側へ引き出され、外周
側より半田処理が容易に行なえるように形成されている
。
3は耐熱性のシリコン編組線を用いたリード線で、絶縁
物被覆前に、半田によって安定化ジルコニア1の外周側
へ引き出された内周側金属電極2又は外周側金属電極2
にそれぞれ接続されている。
物被覆前に、半田によって安定化ジルコニア1の外周側
へ引き出された内周側金属電極2又は外周側金属電極2
にそれぞれ接続されている。
5は耐熱性の無機物で、安定化ジルコニア1の金属電極
面をリード線3接続部のみ除いて被覆している。
面をリード線3接続部のみ除いて被覆している。
この無機物5は不完全燃焼検知に際し、バーナの炎付近
の雰囲気が直接、安定化ジルコニアと電極との界面に接
触するように多孔性層の耐熱性無機物が用いられている
。
の雰囲気が直接、安定化ジルコニアと電極との界面に接
触するように多孔性層の耐熱性無機物が用いられている
。
6は絶縁物7を介在してリード線3接続部の外周を被覆
した碍子管である。
した碍子管である。
金属電極は白金に限らず他の金属であっても良く、溶射
、焼付は等任意の手段で形成することができる。
、焼付は等任意の手段で形成することができる。
またリード線もシリコン編組線に限られるものではない
。
。
上記のように構成した本考案装置は安定化ジルコニアと
その内外周面の金属電極がバーナの炎近辺の雰囲気によ
り、酸素濃淡電池として機能し、内周電極と外周電極近
傍の酸素濃度差に応じた起電力が発生することにより、
ガス燃焼機器等の不完全燃焼を検知することができる。
その内外周面の金属電極がバーナの炎近辺の雰囲気によ
り、酸素濃淡電池として機能し、内周電極と外周電極近
傍の酸素濃度差に応じた起電力が発生することにより、
ガス燃焼機器等の不完全燃焼を検知することができる。
さらに、安定化ジルコニアとその内外周面の金属電極は
NTCサー□スタとしても機能するため、バーナの炎近
辺の温度を検知でき、ガス燃焼機器等の炎の消滅を検知
することができる。
NTCサー□スタとしても機能するため、バーナの炎近
辺の温度を検知でき、ガス燃焼機器等の炎の消滅を検知
することができる。
本考案は上記のように金属電極の表面は耐熱性の無機物
で被覆されているので800℃程度の高温下、とくに還
元性雰囲気中での金属電極の(はく離および蒸発などの
劣化を防止でき、金属電極の寿命が大幅に改善される。
で被覆されているので800℃程度の高温下、とくに還
元性雰囲気中での金属電極の(はく離および蒸発などの
劣化を防止でき、金属電極の寿命が大幅に改善される。
また、内外側金属電極が円筒状の安定化ジルコニアの外
側からリード線の半田付けができるので、作業が容易で
あると共に安価で信頼性の高い接続が得られる。
側からリード線の半田付けができるので、作業が容易で
あると共に安価で信頼性の高い接続が得られる。
さらにリード線接続部を碍子管および絶縁物により保護
しているので絶縁が確実で機械的強度も向上すると共に
安価である等の実用的効果を有する。
しているので絶縁が確実で機械的強度も向上すると共に
安価である等の実用的効果を有する。
図面ば本考案によるガス燃焼機器等の燃焼安定化装置の
一実施例を示した要部を断面した側面図である。 1・・・安定化ジルコニア、2・・・金属電極、3・・
・リード線、4・・・半田、5・・・無機物、6・・・
碍子管、7・・・絶縁物。
一実施例を示した要部を断面した側面図である。 1・・・安定化ジルコニア、2・・・金属電極、3・・
・リード線、4・・・半田、5・・・無機物、6・・・
碍子管、7・・・絶縁物。
Claims (1)
- 円筒状の安定化ジルコニアの内外両面に焼きつけ又は溶
射等により金属電極を形成し、かつ内周側金属電極は安
定化ジルコニアの一方端縁を経て外周側へ引き出して成
る円筒状素子を耐熱性を有する多孔性無機物で被覆し、
前記円筒状素子の前記内外両面の電極とリード線とを、
それぞれ前記円筒状素子の外周面側にて半田付けし、前
記リード線半田付は部に碍子管を挿入し、前記リード線
半田付は部と前記碍子管との間の空隙を絶縁物にて充填
接着したことを特徴とするガス燃焼機器等の燃焼安定化
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17334778U JPS5939640Y2 (ja) | 1978-12-14 | 1978-12-14 | ガス燃焼機器等の燃焼安定化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17334778U JPS5939640Y2 (ja) | 1978-12-14 | 1978-12-14 | ガス燃焼機器等の燃焼安定化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5588157U JPS5588157U (ja) | 1980-06-18 |
JPS5939640Y2 true JPS5939640Y2 (ja) | 1984-11-06 |
Family
ID=29178943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17334778U Expired JPS5939640Y2 (ja) | 1978-12-14 | 1978-12-14 | ガス燃焼機器等の燃焼安定化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5939640Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-12-14 JP JP17334778U patent/JPS5939640Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5588157U (ja) | 1980-06-18 |
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