JPS5939399A - 有機汚泥脱水剤 - Google Patents
有機汚泥脱水剤Info
- Publication number
- JPS5939399A JPS5939399A JP57151263A JP15126382A JPS5939399A JP S5939399 A JPS5939399 A JP S5939399A JP 57151263 A JP57151263 A JP 57151263A JP 15126382 A JP15126382 A JP 15126382A JP S5939399 A JPS5939399 A JP S5939399A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- sludge
- water
- organic sludge
- agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はポリN−ビニルカルボン酸アミドを加水分解し
て得られる重合体からなる有機汚泥脱水剤に関するもの
である。更に詳しくはN−ビニルカルボン酸アミドと水
溶性のアクリルモノマーの共1合体を加水分解して得ら
れる分子中にアミン基とカルボキシル基を有する高分子
量の水溶性重合体からなる有機汚泥脱水剤に関するもの
である。
て得られる重合体からなる有機汚泥脱水剤に関するもの
である。更に詳しくはN−ビニルカルボン酸アミドと水
溶性のアクリルモノマーの共1合体を加水分解して得ら
れる分子中にアミン基とカルボキシル基を有する高分子
量の水溶性重合体からなる有機汚泥脱水剤に関するもの
である。
近年、都市下水原尿処理及び工場排水などの活性汚泥処
理が広く行われているが、発生する有機汚泥は含水率が
高いので廃棄、焼却及び肥料化するために効率良く脱水
することが必要である。従来ジメチルアミノエチルメタ
クリレートの中和塩やダ級塩の重合体、ポリアクリルア
ミドのマンニッヒ反応物などを用いて有機汚泥を凝集し
たのち高速遠心機等を用いて脱水する方法が一般的であ
ったが、この場合これらの重合体は処理速度は速いが有
機汚泥の含水率を充分に低減することができなかった。
理が広く行われているが、発生する有機汚泥は含水率が
高いので廃棄、焼却及び肥料化するために効率良く脱水
することが必要である。従来ジメチルアミノエチルメタ
クリレートの中和塩やダ級塩の重合体、ポリアクリルア
ミドのマンニッヒ反応物などを用いて有機汚泥を凝集し
たのち高速遠心機等を用いて脱水する方法が一般的であ
ったが、この場合これらの重合体は処理速度は速いが有
機汚泥の含水率を充分に低減することができなかった。
一方、有機汚泥の含水率を充分に下げる目的のためにプ
レス脱水機が有利であるが高速遠心機に用いられる上述
の凝集剤を添加すると含水率の高い巨大な汚泥の凝集フ
ロックを形成するため含水率が充分低下しない上にプレ
ス脱水時に汚泥が側面からはみ出したりf布からの剥離
性が悪くなる場合がある。プレス脱水機は一般に重力e
過工程、加圧プレス工程及び汚泥の1布からの剥離工程
よりなるが有機汚泥の脱水剤は重力f過時のP水性を向
上し加圧プレス時の脱水速度が速く含水率を低下し、脱
水汚泥ケーキのf布からの剥離性を良くする効果を有す
ることが望まれているが、従来これらを満足する汚泥脱
水剤は得られていない。
レス脱水機が有利であるが高速遠心機に用いられる上述
の凝集剤を添加すると含水率の高い巨大な汚泥の凝集フ
ロックを形成するため含水率が充分低下しない上にプレ
ス脱水時に汚泥が側面からはみ出したりf布からの剥離
性が悪くなる場合がある。プレス脱水機は一般に重力e
過工程、加圧プレス工程及び汚泥の1布からの剥離工程
よりなるが有機汚泥の脱水剤は重力f過時のP水性を向
上し加圧プレス時の脱水速度が速く含水率を低下し、脱
水汚泥ケーキのf布からの剥離性を良くする効果を有す
ることが望まれているが、従来これらを満足する汚泥脱
水剤は得られていない。
本発明者らは有機汚泥の含水率を著しく低減できる有機
汚泥脱水剤について鋭意検討した結果、N−ビニルカル
ボン酸アミドと水溶性のアクリルモノマーを共重合する
ことにより非常に分子量の高い重合体が得られ、これを
加水分−解して得られる分子中にビニルアミン構造とカ
ルボキシル基を持つ水溶性の重合体が有機汚泥の脱水に
極めて有効であることを見い出し本発明に到達した。分
子中にビニルアミン構造とカルボキシル基を有するポリ
マーとしてはポリアクリルアミドのホフマン分解におい
て加水分解を伴う場合に得られるが本質的に構造が異な
る。
汚泥脱水剤について鋭意検討した結果、N−ビニルカル
ボン酸アミドと水溶性のアクリルモノマーを共重合する
ことにより非常に分子量の高い重合体が得られ、これを
加水分−解して得られる分子中にビニルアミン構造とカ
ルボキシル基を持つ水溶性の重合体が有機汚泥の脱水に
極めて有効であることを見い出し本発明に到達した。分
子中にビニルアミン構造とカルボキシル基を有するポリ
マーとしてはポリアクリルアミドのホフマン分解におい
て加水分解を伴う場合に得られるが本質的に構造が異な
る。
さらにホフマン分解により得られる重合体は、架橋反応
を生じない程度の分子量の低いポリアクリルアミドと次
亜ハロゲン酸塩及び力性ソーダの水溶液状の反応生成物
であるので、酸化剤の作用による重合体の激しい劣化を
伴い、有機本発明の要旨は、下記一般式CI)および〔
]〕で表わされる構造単位からなり、 +OH,−OHす・・・Φ・・壷〔I〕 A 〔式中、Aは−NH,■Xθ基(ここでX■は陰イオン
基を表わす)または−NHOORl 基(ここでR1は
水素原子またはメチル基を表わす)を表わす。但し、A
の3Sモルチ以上は−N Hs■xO基である。〕 −(−OH,−OR”す ・・・・・・・[lD〔式中
、Bは一000■M■基(ここでM■はプロトンまたは
陽イオンを表わす)、−ON基、−CON Ht基、
OOOOHt OHt OH基または一0OOOH*O
H(OH)OHM基を表わす。但し、Bのioモル係以
上は一〇〇〇〇M■基である。R゛は水素原子またはメ
チル基を表わす。〕 構造単位I’ll)を5〜30モル係含有するが、構あ
り、/規定食塩水中o、i El/eLl の溶液と
して2j℃で測定した還元粘度が2dye 以上である
水溶性重合体からなる有機汚泥脱水剤に存する。
を生じない程度の分子量の低いポリアクリルアミドと次
亜ハロゲン酸塩及び力性ソーダの水溶液状の反応生成物
であるので、酸化剤の作用による重合体の激しい劣化を
伴い、有機本発明の要旨は、下記一般式CI)および〔
]〕で表わされる構造単位からなり、 +OH,−OHす・・・Φ・・壷〔I〕 A 〔式中、Aは−NH,■Xθ基(ここでX■は陰イオン
基を表わす)または−NHOORl 基(ここでR1は
水素原子またはメチル基を表わす)を表わす。但し、A
の3Sモルチ以上は−N Hs■xO基である。〕 −(−OH,−OR”す ・・・・・・・[lD〔式中
、Bは一000■M■基(ここでM■はプロトンまたは
陽イオンを表わす)、−ON基、−CON Ht基、
OOOOHt OHt OH基または一0OOOH*O
H(OH)OHM基を表わす。但し、Bのioモル係以
上は一〇〇〇〇M■基である。R゛は水素原子またはメ
チル基を表わす。〕 構造単位I’ll)を5〜30モル係含有するが、構あ
り、/規定食塩水中o、i El/eLl の溶液と
して2j℃で測定した還元粘度が2dye 以上である
水溶性重合体からなる有機汚泥脱水剤に存する。
更に詳しく本発明を説明するに5本発明の有機汚泥脱水
剤はN−ビニルカルボン酸アミドと水溶性アクリルモノ
マーを共重合して得られる重合体を加水分解して得られ
る重合体分子Φにポリビニルアンモニウム構造とポリビ
ニルカルボニウム構造を有する高分子量の水溶性重合体
からなるものである。すなわち、N−ビニルカルボン酸
アミドと(メタ)アクリル酸塩とを共串 重合して得られるN−ビルカルボン酸アミド単位と(メ
タ)アクリル酸塩単位をqs:s〜7θ:30のモル比
で含有する共重合体を加水分解して得られるポリマーま
たはN−ビニルカルボン酸7 ミドと加水分解によりそ
の重合体からカルボキシル基を生ずる水溶性のビニルモ
ノマーとを共重合して得られるN−ビニルカルボン酸ア
ミド単位と該水溶性のビニルモノマ一単位を’is:5
−so:soのモル比で含有する共重合体を加水分解し
て得られる゛ポリマーである。
剤はN−ビニルカルボン酸アミドと水溶性アクリルモノ
マーを共重合して得られる重合体を加水分解して得られ
る重合体分子Φにポリビニルアンモニウム構造とポリビ
ニルカルボニウム構造を有する高分子量の水溶性重合体
からなるものである。すなわち、N−ビニルカルボン酸
アミドと(メタ)アクリル酸塩とを共串 重合して得られるN−ビルカルボン酸アミド単位と(メ
タ)アクリル酸塩単位をqs:s〜7θ:30のモル比
で含有する共重合体を加水分解して得られるポリマーま
たはN−ビニルカルボン酸7 ミドと加水分解によりそ
の重合体からカルボキシル基を生ずる水溶性のビニルモ
ノマーとを共重合して得られるN−ビニルカルボン酸ア
ミド単位と該水溶性のビニルモノマ一単位を’is:5
−so:soのモル比で含有する共重合体を加水分解し
て得られる゛ポリマーである。
従って一般式[11においてAが−NHmΦρ基である
式 %式% (ここでXθは陰イオンを表わす。)の構造単位ra、
N−ビニルカルボン酸アミドと水溶性アクリルモノマー
の共重合体分子中のN−ビニルカルボン酸アミド構造単
位の加水分解により得られ、一般式[I]においてAが
−NHOOR1基である式 %式% (R1は水素原子またはメチル基を表わす)の構造単位
は該共重合体分子中のN−ビニルカルボン酸アミド単位
の未加水分解部分である。一般式0)中Xθはハロゲン
イオン、硝酸イオン、カルボン酸イオン、スルホン酸イ
オンなどの陰イオンを表わすが特に塩素イオン、酢酸イ
オンが好ましい。一般式1n中RIは水素原子またはメ
チル基であるがメチル基が好ましい。
式 %式% (ここでXθは陰イオンを表わす。)の構造単位ra、
N−ビニルカルボン酸アミドと水溶性アクリルモノマー
の共重合体分子中のN−ビニルカルボン酸アミド構造単
位の加水分解により得られ、一般式[I]においてAが
−NHOOR1基である式 %式% (R1は水素原子またはメチル基を表わす)の構造単位
は該共重合体分子中のN−ビニルカルボン酸アミド単位
の未加水分解部分である。一般式0)中Xθはハロゲン
イオン、硝酸イオン、カルボン酸イオン、スルホン酸イ
オンなどの陰イオンを表わすが特に塩素イオン、酢酸イ
オンが好ましい。一般式1n中RIは水素原子またはメ
チル基であるがメチル基が好ましい。
次に一般式[11)においてBが−cooθMΦ基であ
る式 (ここでR1は水素原子またはメチル基、Meはプ日ト
ンまたば陽イオンを表わす。)の構造単位はN−ビニル
カルボン酸アミドと水溶性アクリルモノマーの共重合に
おいて水溶性のアクリルモノマーとして用いたアクリル
酸塩またはメタクリル酸塩に由来するか、アクリロニト
リル(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリル酸コー
ヒド算キシエチル、(メタ)アクリル酸−一ヒドロキシ
プロピルなどをコモノマーとじて用りた場合の共重合体
中のこれらのコモノマ一単位の加水分解物に由来する。
る式 (ここでR1は水素原子またはメチル基、Meはプ日ト
ンまたば陽イオンを表わす。)の構造単位はN−ビニル
カルボン酸アミドと水溶性アクリルモノマーの共重合に
おいて水溶性のアクリルモノマーとして用いたアクリル
酸塩またはメタクリル酸塩に由来するか、アクリロニト
リル(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリル酸コー
ヒド算キシエチル、(メタ)アクリル酸−一ヒドロキシ
プロピルなどをコモノマーとじて用りた場合の共重合体
中のこれらのコモノマ一単位の加水分解物に由来する。
一般式〔B〕においてBがaoqQβ基以外の基である
式%式% 0H(OH)OHsを表わす)の構造単位はその重合体
の加水分解によりカルボキシル基を生ずる前述の水溶性
ビニルモノマーに由来し、加水分解によりカルボキシル
基に変換されなかった未加水分解物である。
式%式% 0H(OH)OHsを表わす)の構造単位はその重合体
の加水分解によりカルボキシル基を生ずる前述の水溶性
ビニルモノマーに由来し、加水分解によりカルボキシル
基に変換されなかった未加水分解物である。
本発明の有機汚泥脱水剤は分子中に一般式mの構造単位
を30〜9sモル係、一般式〔「〕の構造単位を5−S
Oモル係金含有るポリマーが用いられる。一般式?:【
]中Aが−NH,(h’lρである式 (ここでxOは陰イオンを表わす)の構造単位は、構造
単位Aのうち35モル係以上を占める。
を30〜9sモル係、一般式〔「〕の構造単位を5−S
Oモル係金含有るポリマーが用いられる。一般式?:【
]中Aが−NH,(h’lρである式 (ここでxOは陰イオンを表わす)の構造単位は、構造
単位Aのうち35モル係以上を占める。
これより少ないと有・機汚泥に対する凝集力が低下する
。
。
一般式[1?〕中Bが一0000M■基である式OH*
OR”− aooQβ (ここでR1は水素原子またはメチル基、Meはプロト
ンまたは陽イオンを表わす。)の構造単位は、構造単位
Bのうち10モル係以上を占める。これより少ないと有
機汚泥のP水効果が低下する。そしてこの構造単位はま
たポリマー全体に対しては30モル係以下であり、これ
より多いと含水率を低下する効果が低下する。
OR”− aooQβ (ここでR1は水素原子またはメチル基、Meはプロト
ンまたは陽イオンを表わす。)の構造単位は、構造単位
Bのうち10モル係以上を占める。これより少ないと有
機汚泥のP水効果が低下する。そしてこの構造単位はま
たポリマー全体に対しては30モル係以下であり、これ
より多いと含水率を低下する効果が低下する。
本発明の有機汚泥脱水剤は/規定食塩水中0、/ i/
eLllの濃度に溶解し、コ5℃で測定した還元粘度が
コ(l 1711以上のものが用いられ、還元粘度がJ
dll/11 以上であるとその効果は更に著しい。
eLllの濃度に溶解し、コ5℃で測定した還元粘度が
コ(l 1711以上のものが用いられ、還元粘度がJ
dll/11 以上であるとその効果は更に著しい。
本発明の有機汚泥脱水剤は0./〜S重Ikチの水溶液
として有機汚泥C添加され、ボリアクリルアミドのホ7
7壺分解により得られるポリビニルアミン構造を有する
重合体と異なり水溶液状で極めて安定で分子量やカチオ
ン性の低下が′起こらない。脱水剤の使用量は有機汚泥
スラリーに対し/ 0−!r 000 ppm好ましく
はso〜!500 ppmの範囲である。
として有機汚泥C添加され、ボリアクリルアミドのホ7
7壺分解により得られるポリビニルアミン構造を有する
重合体と異なり水溶液状で極めて安定で分子量やカチオ
ン性の低下が′起こらない。脱水剤の使用量は有機汚泥
スラリーに対し/ 0−!r 000 ppm好ましく
はso〜!500 ppmの範囲である。
本発明の有機汚泥脱水剤はその製造方法に制約されない
が高分子量であることが望ましいので還元粘度2aA’
/II以上の重合体を得るために次の方法が好ましい。
が高分子量であることが望ましいので還元粘度2aA’
/II以上の重合体を得るために次の方法が好ましい。
N−ビニルカルボン酸ト水溶性アクリルモノマーの混合
物の20〜60重量%Ω水溶液をpHA〜ioの範囲に
調節し、ラジカル重合開始剤を用いて実質的に酸素の存
在しない条件下、aO〜go℃の温度で重合して得られ
る共重合体を加水分解することにより得られる。ラジカ
ル重合開始剤は通常の水溶性ビニルモノマーの重合に用
いられる一般的な重合開始剤を用いることができるが、
収率良く高分子量の重合体を得るためには水溶性のアゾ
化合物が好ましい。好ましいラジカル重合開始剤として
はコ21−アゾビスーコーアミジノプロパンの塩酸塩や
酢酸塩、+、lI’−アゾビスーグーシアノ吉草酸のナ
トリウム塩やカリウム塩、アゾビス−N、 N/−ジメ
チレンイソブチルアミジンの塩酸塩、硫酸塩及び酢酸塩
などであり、通常単量体に対し/ 00〜/ 0000
、ppmの重量の範囲で用いるのが良い。加水分解反
応は塩基性、酸性のいずれでも良いが酸性加水分解が好
ましい。好ましい加水分解方法は重合体の3〜10重量
係の水溶液に塩酸等の鉱酸を原料の単量体に対してθ、
ll〜10倍モル、好ましくは1〜S倍モル添加して6
0〜/θO℃に加熱することにより達せられる。加水分
解率は酸の使用量、温度、反応時間により適宜調節する
ことができる。
物の20〜60重量%Ω水溶液をpHA〜ioの範囲に
調節し、ラジカル重合開始剤を用いて実質的に酸素の存
在しない条件下、aO〜go℃の温度で重合して得られ
る共重合体を加水分解することにより得られる。ラジカ
ル重合開始剤は通常の水溶性ビニルモノマーの重合に用
いられる一般的な重合開始剤を用いることができるが、
収率良く高分子量の重合体を得るためには水溶性のアゾ
化合物が好ましい。好ましいラジカル重合開始剤として
はコ21−アゾビスーコーアミジノプロパンの塩酸塩や
酢酸塩、+、lI’−アゾビスーグーシアノ吉草酸のナ
トリウム塩やカリウム塩、アゾビス−N、 N/−ジメ
チレンイソブチルアミジンの塩酸塩、硫酸塩及び酢酸塩
などであり、通常単量体に対し/ 00〜/ 0000
、ppmの重量の範囲で用いるのが良い。加水分解反
応は塩基性、酸性のいずれでも良いが酸性加水分解が好
ましい。好ましい加水分解方法は重合体の3〜10重量
係の水溶液に塩酸等の鉱酸を原料の単量体に対してθ、
ll〜10倍モル、好ましくは1〜S倍モル添加して6
0〜/θO℃に加熱することにより達せられる。加水分
解率は酸の使用量、温度、反応時間により適宜調節する
ことができる。
かくして得られる本発明の有機汚泥の脱水剤は有機汚泥
に対して例えば従来用いられているジメチルアミンエチ
ルメタクリレートのり級化物や中和塩の重合体などのカ
チオン凝集剤と同様の方法で用いることができる。その
効果は少量の添加で強固な凝集フロックを形成し、しか
るのち脱水濾過や遠心分離を施すことにより著しく汚泥
の含水率を低下できる。またその効果はプレス脱水処理
を施すことにより特に顕著に現われる。プレス脱水機の
重力濾過工程における濾過速度が重合体中のカチオンと
アニオン基の相乗作用により著しく速い上に含水率が著
しく低下し、沢布からの剥離性が極めて良゛い。脱水さ
れた汚泥は粘着性が少なく含水率が低いので取扱いやす
く、また焼却したり肥料化するための燃料や費用を著し
く低減することができ−る。
に対して例えば従来用いられているジメチルアミンエチ
ルメタクリレートのり級化物や中和塩の重合体などのカ
チオン凝集剤と同様の方法で用いることができる。その
効果は少量の添加で強固な凝集フロックを形成し、しか
るのち脱水濾過や遠心分離を施すことにより著しく汚泥
の含水率を低下できる。またその効果はプレス脱水処理
を施すことにより特に顕著に現われる。プレス脱水機の
重力濾過工程における濾過速度が重合体中のカチオンと
アニオン基の相乗作用により著しく速い上に含水率が著
しく低下し、沢布からの剥離性が極めて良゛い。脱水さ
れた汚泥は粘着性が少なく含水率が低いので取扱いやす
く、また焼却したり肥料化するための燃料や費用を著し
く低減することができ−る。
脱水処理の対象となる有機汚泥としては下梁処理におけ
る初沈生汚泥、活性汚泥処理における余剰汚泥およびこ
れらの混合物、凍原の活性汚泥処理における余剰汚泥、
消化汚泥、各種の有機物含有排水の活性汚泥により発生
する余剰汚泥などが挙げられる。
る初沈生汚泥、活性汚泥処理における余剰汚泥およびこ
れらの混合物、凍原の活性汚泥処理における余剰汚泥、
消化汚泥、各種の有機物含有排水の活性汚泥により発生
する余剰汚泥などが挙げられる。
以下、本発明を実施例によりさらに説明するが、本発明
は、その要旨を超えない限り、実施例に限定されるもの
ではない。
は、その要旨を超えない限り、実施例に限定されるもの
ではない。
重合体の製造例
3− i表に示す原料モノマーの混合物iogを管及び
冷却管を備えfcs omiのりッロフラスコに導入し
た。窒素ガス気流下攪拌しつつ60℃に昇温したのち1
0重量%の2.2′−アゾピスーコーアミジノプロパン
の塩酸塩水溶液なO,コダI添加し60℃で6時間重合
した。含水固体状の生成物6gをi、y4Iiの水に溶
解したのち6コmlの濃塩酸を水冷下添加した。
冷却管を備えfcs omiのりッロフラスコに導入し
た。窒素ガス気流下攪拌しつつ60℃に昇温したのち1
0重量%の2.2′−アゾピスーコーアミジノプロパン
の塩酸塩水溶液なO,コダI添加し60℃で6時間重合
した。含水固体状の生成物6gをi、y4Iiの水に溶
解したのち6コmlの濃塩酸を水冷下添加した。
17表に示す加水分解時間、反応液を加熱還流した。生
成物をイングロパノールで彎水後真空乾燥した。
成物をイングロパノールで彎水後真空乾燥した。
重合体を7規定の食塩水に0. / 11/eLllの
濃度に溶解し、オストワルドの粘度計(to=3o、x
a秒ンを用いて−s ’Cで測定した値(を秒〕より還
元粘度を求め牙1表に示した。
濃度に溶解し、オストワルドの粘度計(to=3o、x
a秒ンを用いて−s ’Cで測定した値(を秒〕より還
元粘度を求め牙1表に示した。
還元粘度ηe p/c:=仲)ρ、/(dll/9)t
。
。
カチオン基含有量をl/ダOO規定のポリビニル硫酸カ
リウム水溶液を用いpH3の条件下トルイジンブルーを
指示薬として用いたコロイド滴定より求めた。さらにア
ニオン基含有蓋を元素分析値のO,N、(J値より算出
した。重合体組成を1−7表に示した。
リウム水溶液を用いpH3の条件下トルイジンブルーを
指示薬として用いたコロイド滴定より求めた。さらにア
ニオン基含有蓋を元素分析値のO,N、(J値より算出
した。重合体組成を1−7表に示した。
実施例/〜3および比較例/ −&
汚泥200m1をroomlのビーカーに入れ、次いで
12表に示すポリカチオンのO,! 3 %水溶液を所
定紫添加した。先端に直径S間長さ、20闘の丸棒を3
本付した撹拌棒を用いてioo。
12表に示すポリカチオンのO,! 3 %水溶液を所
定紫添加した。先端に直径S間長さ、20闘の丸棒を3
本付した撹拌棒を用いてioo。
r、p、mで10秒間攪拌した。凝集汚泥を重力濾過に
よりAOメツシュのナイロンr布で1過しf液量が10
0 mlに達する濾過時間を牙7表に示した。重力濾過
後の汚泥を30cm角のポリエステル製モノフィラメン
トP布(日本フィルコン製0Lh−c )二枚にはさみ
更にこれを水ぬけ溝を有するポリ塩化ビニル板にはiみ
ピストン径、ioHの油圧プレスによりピストン圧s
o kg/cil型分の重量から脱水汚泥の含水比を求
め12表に示した。
よりAOメツシュのナイロンr布で1過しf液量が10
0 mlに達する濾過時間を牙7表に示した。重力濾過
後の汚泥を30cm角のポリエステル製モノフィラメン
トP布(日本フィルコン製0Lh−c )二枚にはさみ
更にこれを水ぬけ溝を有するポリ塩化ビニル板にはiみ
ピストン径、ioHの油圧プレスによりピストン圧s
o kg/cil型分の重量から脱水汚泥の含水比を求
め12表に示した。
含水比=脱水汚泥中の含有水分の重:iIt/汚泥固型
分の重量 添加量は汚泥スラリーの容量、に対する重量で示した。
分の重量 添加量は汚泥スラリーの容量、に対する重量で示した。
また、電合体0.Dおよび工について、汚泥を重力濾過
した際の重合体添加量とP液量100m1に達する濾過
時間の関係、汚泥をプレス脱水した際の重合体添加址と
脱水汚泥の含水比の関係をそれぞれ、1′/図および1
2図に示した。
した際の重合体添加量とP液量100m1に達する濾過
時間の関係、汚泥をプレス脱水した際の重合体添加址と
脱水汚泥の含水比の関係をそれぞれ、1′/図および1
2図に示した。
M社活性汚泥処理設備の余剰汚泥(固型分/、に1%)
100mlを200m1のビーカーに入れ次いで矛3表
に示すポリカチオンの0.1%水溶液を10m1’添加
した。実施例/と同様の条件で攪拌し5重力濾過により
汚泥な濾過した。直径j −A Cm s深さ5crr
Lの底面に目皿な有するアルミ製円筒容器に直径3.3
傭の60メツシユナイロンf布を入れこの上に重力を通
抜の汚泥を入れ遠心分離機を用いてコ000 r、p、
mで30秒間保持、した。脱水汚泥の重量を測定したの
ち120℃で3時間乾燥し、その重量から脱水汚泥の含
水比を求め牙3表に示した。
100mlを200m1のビーカーに入れ次いで矛3表
に示すポリカチオンの0.1%水溶液を10m1’添加
した。実施例/と同様の条件で攪拌し5重力濾過により
汚泥な濾過した。直径j −A Cm s深さ5crr
Lの底面に目皿な有するアルミ製円筒容器に直径3.3
傭の60メツシユナイロンf布を入れこの上に重力を通
抜の汚泥を入れ遠心分離機を用いてコ000 r、p、
mで30秒間保持、した。脱水汚泥の重量を測定したの
ち120℃で3時間乾燥し、その重量から脱水汚泥の含
水比を求め牙3表に示した。
牙3表
量とP液量tootntに達する沢過時間の関係を示す
グラフである。 12図は重合体0.?及びGを用いて実施例/の方法に
より汚泥をプレス脱水した際の重合体の添加量と脱水汚
泥の含水比の関係を示すグラフである。 特許出願人 三菱化成工業株式会社 ほか7名 葛 1 図 皇4トイ本のシトカロ量
グラフである。 12図は重合体0.?及びGを用いて実施例/の方法に
より汚泥をプレス脱水した際の重合体の添加量と脱水汚
泥の含水比の関係を示すグラフである。 特許出願人 三菱化成工業株式会社 ほか7名 葛 1 図 皇4トイ本のシトカロ量
Claims (1)
- (1) 下記一般式[1)および〔ll)で表わされ
る構造単位からなり、 〔式中、Aは−Nus■Xθ基(ここでXθは陰イオン
基を表わす)または−NHOORl 基(ことでR1
は水素原子またはメチル基を表わす)を表わす。但し、
Aの3Sモル係以上は−NH8■X■基である。〕 〔式中、Bは一000■MΦ基(ここでM■はプロトン
または陽イオンを表わす)、−OH基、−OON H,
基、−0000H,OH,OH基または一0OOOH,
0H(OH) OR,基を表わす。但し、Bのlθモル
優以上は一〇〇〇〇M■基である。R1は水素原子また
はメチル基を表わす。〕構造単位〔II〕を3〜Sθモ
ル係含有するが、以下であり、/規定食塩水中θ、/V
dl の溶液としてコ、1− ℃で測定した還元粘度
が2dl11以上である水溶性重合体からなる有機汚泥
脱水剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57151263A JPS5939399A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 有機汚泥脱水剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57151263A JPS5939399A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 有機汚泥脱水剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5939399A true JPS5939399A (ja) | 1984-03-03 |
JPH0364200B2 JPH0364200B2 (ja) | 1991-10-04 |
Family
ID=15514834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57151263A Granted JPS5939399A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 有機汚泥脱水剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5939399A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07178400A (ja) * | 1993-12-24 | 1995-07-18 | Otsuka Chem Co Ltd | 汚泥脱水剤及びそれを用いた汚泥処理方法 |
JPH1128499A (ja) * | 1997-05-16 | 1999-02-02 | Hymo Corp | 汚泥の脱水方法 |
US9671367B2 (en) | 2003-05-15 | 2017-06-06 | Applied Biosystems, Llc | Poly and copoly(N-vinylamide)s and their use in capillary electrophoresis |
-
1982
- 1982-08-31 JP JP57151263A patent/JPS5939399A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07178400A (ja) * | 1993-12-24 | 1995-07-18 | Otsuka Chem Co Ltd | 汚泥脱水剤及びそれを用いた汚泥処理方法 |
JPH1128499A (ja) * | 1997-05-16 | 1999-02-02 | Hymo Corp | 汚泥の脱水方法 |
US9671367B2 (en) | 2003-05-15 | 2017-06-06 | Applied Biosystems, Llc | Poly and copoly(N-vinylamide)s and their use in capillary electrophoresis |
US10551345B2 (en) | 2003-05-15 | 2020-02-04 | Applied Biosystems, Llc | Poly and copoly(N-vinylamide)s and their use in capillary electrophoresis |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0364200B2 (ja) | 1991-10-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU592535B2 (en) | Water soluble cationic polymer flocculating agent | |
JPS6310609A (ja) | ビニルアミン共重合体およびその製法 | |
JP2624089B2 (ja) | カチオン性高分子凝集剤 | |
EP0377313B1 (en) | Cationic acrylamide polymers, a process for manufacturing them, and their uses | |
JPS639523B2 (ja) | ||
KR20030001427A (ko) | 저분자량 양이온성 분산 중합체를 이용한 물 정화방법 | |
JP3314431B2 (ja) | 汚泥脱水剤 | |
AU2013247051A1 (en) | New cationic polymers | |
US5776362A (en) | Sludge dehydrating agent | |
JP4868127B2 (ja) | 有機性汚泥の脱水方法 | |
JP5649279B2 (ja) | 下水消化汚泥の脱水方法 | |
KR100876116B1 (ko) | 조성물, 양성 고분자 응집제 및 이들의 용도 | |
JP4743205B2 (ja) | 水溶性重合体の製造方法及びその用途 | |
JP3314432B2 (ja) | 汚泥脱水剤 | |
JPS5939399A (ja) | 有機汚泥脱水剤 | |
JP5038587B2 (ja) | 下水消化汚泥の脱水方法 | |
JP4161559B2 (ja) | 組成物、両性高分子凝集剤及び汚泥の脱水方法 | |
JPH0665329A (ja) | ビニルアミン共重合体からなる凝集剤 | |
JPH08299999A (ja) | 汚泥の脱水方法 | |
JPH042320B2 (ja) | ||
JPH06238300A (ja) | 汚泥脱水方法 | |
JP2860554B2 (ja) | カチオン性アクリルアミド系重合体の製造方法およびその用途 | |
JP4058621B2 (ja) | 組成物、高分子凝集剤及び汚泥の脱水方法 | |
JP2798736B2 (ja) | カチオン性高分子凝集剤 | |
JP2019037962A (ja) | 有機性廃棄物の改質方法 |