JPS5939371A - 木目化粧板の製造方法 - Google Patents

木目化粧板の製造方法

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JPS5939371A
JPS5939371A JP14969882A JP14969882A JPS5939371A JP S5939371 A JPS5939371 A JP S5939371A JP 14969882 A JP14969882 A JP 14969882A JP 14969882 A JP14969882 A JP 14969882A JP S5939371 A JPS5939371 A JP S5939371A
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ASAHI TOKUSHU GOHAN KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、着色によって表面に明確なコントラストの
木目模様をあられし高級な板材外観を早出せしめるもの
とした木目化粧板の製造方法に関する。
松材等において、木目のコントラストが良く疵のない銘
木と呼ばれるようなものはその量が極めて少なく、一般
には大なり小なり何らかの欠点部分を有し、木目のコン
トラストのはつきシしないものが多い。このため、従来
からこのような一般的な安価な材料を用いて、これに何
らかの加工を施すことにより、銘木に近似したものとす
る方法につき種々研究がなされている。
その代表的な方法の1つとして、従来、米松、米杉等の
比較的低級な針葉樹単板を用いて、その表面をブラッシ
ング加工等により研削し、相対的に軟質の春材部を凹部
、硬質の夏材部を凸部とする木目模様に従った凹凸面に
加工し、然る後この凹部を凸部より相対的に濃く着色塗
装することによって春材部と夏材部の色調が逆転した明
確な木目のコントラストを有する化粧板を得る所謂逆転
法と呼ばれる方法が知られている。ところがこの場合、
木材本来の春材部と夏材部との色調が逆転するために、
このことに起因して今1つ自然な外観をあられし得ない
という難点があった。即ち、本来木材は、夏材部の方が
春材部より幅の狭いものであるが、にも拘らず上記の逆
転により夏材部の方が春材部より広幅なものとなってし
まうため、結果に於て外観上不自然さを免かれ得ないも
のとなること、また、夏材部色の着色部分が全体に同じ
色調であられれるため、どうしても外観上単調なものと
なってしまうこと等の不可避な欠点があった。
また、従来、上記とは逆に表面を凹凸状に形成した単板
の凸部のみ、これに夏材部色の着色を施すことによって
、木目のコントラストを強調するようにする方法も知ら
れているが、この場合には、上記の単調さに加えて着色
部分と非着色の部分との境界がはっきりしすぎるため、
依然自然な木目の外観を表出することができず、更には
春材部に多い木材の理疵、色違いを隠蔽することができ
ないというような問題点があった。
この発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑み、こ
れを解決しようとするもので、春材部および夏材部の両
部をそれぞれ対応色に着色するものとしながら、木材の
生地を出来るだけ生かして木質感を失わないようにする
一方、夏材部に、天然木のそれが有する特有の繊維状模
様をあられしてよシ一層自然な木目の外観を早出せしめ
るものとした木目化粧板の製造方法を提示しようとする
ものである。
而して、この発明に係る木目化粧板の製造方法は、木目
を有する木質化粧原板の表面をブラッシング加工等によ
り春材部を凹部、夏材部を凸部とする凹凸状に形成し、
その少なくとも凹部に春材部色に着色した透明または半
透明の春材部色塗料を塗装する一方、前記凸部上に、夏
利部色に着色した透明または半透明の夏材部色下塗シ塗
料を塗装し、次いでこの夏材部色に塗装した凸部上に、
夏材部繊維色の印刷インキによりグラビア版を用いて多
数個のドツトからなる繊維状模様の印刷を施し、然る後
全面に着色または無着色の透明な表面保護塗膜を被覆形
成することを特徴とするものである。
以下、これを更に図示実施例について説明する。
使用する木質化粧原板(1)は、木目を有する木質板で
あればどのようなものでも良いが、軟かい春材部(2)
と堅い夏材部(3)との区別が明瞭で、相対的に密度差
の大なる樹種、例え・ば杉、栂、松等の針葉樹材を好適
に使用しうる。このような木質板は、その単体を板材あ
るいは棒状材として化粧原板(11に使用しても良いが
、最も一般的には第1図に示すように、厚さ02〜1.
0 mm程度の薄板に加工し、これを合板、繊維板、集
成材等の適宜基材0〔に公知接着剤により貼着して用い
る。
そこで、先ずこの木質化粧原板(1)の表面を、第1図
に示すようにその春材部(2)を四部(4)、夏材部(
3)を凸部(5)とする凹凸状に加工する。この加工は
、化粧原板(1)の表面をロール状の金属ブラシ或いは
ナイロンブラシ等でブラッシング研削することにより最
も簡易に行いうるが、これに限られるものではなく、例
えば研削側を吹き付けるプラスト加工、或いは弾性体を
介して化粧原板(1)を圧縮し、軟かい春材部を陥没さ
せるプレス加工等に依って表面凹凸状に形成せしめるも
のとしても良い。四部(4)の深さは、こレヲ0.1〜
0.5 am程度に形成することによって良好に所期す
る効果を期待することができる。
次に、第2図に示すように、上記化粧原板(1)の凹凸
状表面の全体に、春材部色に着色した透明または半透明
の春材部色塗料(6)を塗装する。
この塗装手段は特に限定されるものではないが、例えば
ゴム硬度40〜50’程度のゴムロールを用い、ロール
コータ−で塗装するのが作業上有利である。もつともこ
の春材部色塗料(6)は、少なくとも凹部(4)に塗装
されれば良く、必ずしも凸部(5)上には塗装されるこ
とを要しない。従って、前記のように予め全面に塗装し
たのち、凸部(5)上の塗料を鉄ロール等゛をリバース
ロールとして用いて掻き取り、ないしは拭い取るものと
しても良い。この春材部色塗料(6)の塗布量は、全面
塗装を行う場合で35〜45 g/m’程度とするのが
好適である。
次に、夏材部(3)からなる凸部(5)上のみに、第2
図に示すように夏材部色に着色した透明または半透明の
夏材部色下塗シ塗料(刀の塗装を行う。
この下塗シ塗料(7)は必ずしもすべての凸部(5)に
塗布される必要はない。ブラッシング等にょシ表面を凹
凸状に加工した場合にも、その凸部は高いものや低いも
のができるので、その低いものには必ずしも下塗シ塗料
は塗布されなくても良い。一般的なその塗布量は10〜
12 g/lri程度である。このような塗布は、鉄ロ
ールや硬質ゴムロール等の硬度の高いロールを用いて行
うのが有利である。軟質のロールを用いて、高さの低い
凸部(5)にまで下塗り塗料を塗布しようとすると、高
さの高い凸部において該塗料が太く塗られることになり
、夏材部色の部分の太さが大となって外観上好ましいも
のにならない。
下塗り塗料(力の塗布乾燥後、続いて更にその上に、夏
材部繊維色の印刷インキにより繊維状模様(8)の印刷
を施す。この繊維状模様(8)は、連続状のインキの膜
として形成するのではなく、第3図に示すように多数個
のドツトからなるものとして構成し、そのドツトの間か
ら下地が透けて見えるようなものとすることが必要であ
る。
従って、この印刷はグラビア版を用いたグラビアオフセ
ット印刷機等によって行うものである。
この印刷インキの塗布量ないしは転写量は、0゜5〜1
. Og7’nf程度とするのが良い。
繊維状模様(8)の印刷インキを乾燥せしめた後、次い
で第4図に示すように化粧原板(1)の表面の全体に、
着色または無着色の透明な表面保護塗膜(9)を形成す
る。この保護塗膜(9)をどのようなものにするかは、
化粧板の用途によって適宜に選択されるものであシ、例
えば床材であれば、ある程度の平滑性、耐摩耗性、耐候
性が要求されることに鑑み、ポリエステル樹脂等で四部
をある程度充填して表面平滑ないしはそれに近い状態に
仕上げたり、あるいはシアクルフタレート等の透明化し
うる樹脂含浸7−トを熱圧成形して表面平滑に仕上げる
ものとする。また壁材として使用されるような場合には
、表面の平滑性は特に要求されないので、アミノアルキ
ッド或いはポリウレタン樹脂塗料等をフローコーター或
いはスプレー塗装法等により2〜3回塗装したものとし
ても良い。この場合の塗布量は60〜70 g/n?程
度とするのが普通である。
この発明による効果は次のとおシである。
先ず、化粧原板(1)の春材部(2)からなる四部(4
)をそれ本来の春材部色塗料(6)で塗装するから、春
材部に多い欠点゛をある程度隠蔽しうると共に、多数の
製品の色揃えが可能となシ、色違いによるロット仕分け
、ロット販売の必要性がなくなる。かつ夏材部(3)は
、凸部(5)上に夏材部色の塗料(7)を塗装し、更に
その上に繊維状模様(8)の印刷を施すので、核部(3
)を春材部の色との相対関係を考慮した任意の濃色にす
ることができ、相互間のコントラストを高くして銘木高
級材に近い木目のはっきりした深みのある美麗な外観を
有するものとなすことができる。しかも、このように春
材部及び夏材部の両部をともに着色塗料で塗装するもの
でありながら、その塗料に透明または半透明のものが用
いられていることにより、水利の生地をある程度生かし
て木材の美しさである光沢、木質感を損われないものと
することができる。
また、本来、天然の木材の木目は極めて変化に富んだも
のであり、−見して一様に見えても仔細に見えば太くな
ったり細くなったり、ゆれを生じたものとなっており、
それに伴って色調も微妙に変化する一方、木材の繊維状
模様が混在したものとなっている。このような天然の木
目の態様に対応して、この発明においては、夏材部(3
)からなる凸部(5)に、夏材部色の下塗り塗料(力の
塗装と、更にその上に多数個の印刷インキドツトからな
る夏材部繊維色の繊維状模様(8)が印刷されたものと
なされているから、夏材部からなる各木目上に、繊維状
模様(8)の濃淡によって色が濃くなったり淡くなった
りする変化が現出されるのに加えて、微細な繊維状模様
(8)が混在して天然木材の木目外観に極めて近似した
外観を有するものとすることができる。殊に上記繊維状
模様(8)は、グラビア版による多数個のト:ノトによ
って構成されるものであるから、そのドツト間の間隙か
ら下地が見え、該下地もまた透明または半透明の下塗シ
塗料(7)の塗膜からなるものとされているので、木質
化粧原板(1)の肌がある程度透けて見え、結果的に愈
々天然木の生地の風合を生かしたものとしながら、その
疵やコントラストを補った美麗な外観を有する木目化粧
板を提供することができる。
実施例 年輪の不明瞭な米松からなる厚さ0.6 mmの柾目単
板を厚さ5.0 mmの合板に貼着し、該単板の表面を
、ロール状ナイロンブラシを用いて繊維方向と平行にブ
ラッシング研削し、春材部を凹部、夏材部を凸部とする
凹凸状に形成した。次いで、この単板の凹凸状表面に、
ゴム硬度45゜の軟質ゴムロールを用いて、下記配合の
透明な春材部色塗料を塗布量40μ譬の割合で全面均一
に塗布した。
〔春材部色塗料〕
ビニル系ウレタン主剤       100部硬化剤 
     11〃 /   ン  す  −              
       30 〃スティン着色剤・・・白   
      3〃・・・黄        02〃 スティン着色剤 赤       0.025部・・・
黒       0.O05〃 次いで、前記凸部上に、下記配合の透明な夏材部位下塗
り塗料を、ゴム硬度80°の硬質コ′ムロールコーター
によるナチュラル塗りで、塗布量11’ g/Tfの割
合にて塗布した。
〔夏材部位下塗り塗料〕
ウレタン系主剤          100部硬化剤 
     60〃 シ  ン  す  −               
      10 〃スティン着色剤・・・白    
     lO〃・・・赤         5〃 ・・・黒         2〃 パ  −  ル  金               
   4 〃次いで、上記下塗シ塗料を塗布した凸部上
に、下記配合の印刷インキにより、コ゛ム硬度80°の
矛フ七ソトロールを用いたグラビアオフセット印刷機を
使用して、繊維状模様を印刷した。このインキ塗布量は
約0.8 g7tyである。
〔印刷インキ〕
ラソカーメジュ〜ム        io。
ン  ン  す  −               
    75スティン着色剤川茶        65
・・・赤        25 ・・黒         5 上記繊維状模様のインキの乾燥後、化粧原の凹凸状表面
の全面に、下記配合のトノプクヤーを塗布量65シ譬の
割合でフローコータによシ全面均一に塗布し、表面保護
塗膜を形)した。
〔トップクリヤー〕
ウレタン系主剤          ioo舌硬  化
  剤                   50 
ノン  ン  す  −              
      1OAこれによって得られた化粧板は、凸
部の夏セ部が濃色に、凹部の春材部がそれより相対的に
淡色に着色されたくコントラストの明瞭な木目模様を有
し、しかも凸部に繊維状模様が混在し部  つつ該模様
部を透して夏材部位下塗シ塗料の色調が浮かび上った極
めて自然な木目模様を有すl  る疵のない自然の銘木
材に極めて近似した外観を呈するものであった。
“  4、図面の簡単な説明 板   図面はこの発明の実施例を工程順に示すものり
   で、第1図は化粧原板の表面を凹凸状に形成し−
   た状態の断面図、第2図は表面に春材部色塗料曳
   と夏材部色下塗り塗料を塗装した状態の断面図、
第3図は繊維状模様の印刷を施した状態の断面図、第4
図は表面保護塗膜を形成した製品の状B   態の断面
図である。
(1)・・・化粧原板、(2)・・・春材部、(3)・
・・夏材部、(4)・・・四部、(5)・・・凸部、(
6)・・・春材部色塗料、(7)・・・夏材部色下塗り
塗料、(8)・・・繊維状模様、(9)・・・表面保護
塗膜。            以 上手続補正書 特許庁長官若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和57年特 許 願第149698 ’i3、 補正
をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪市東区横堀5丁目7番地 8、補正の内容 明  細  書  (補正) 1、発明の名称 木目化粧板の製造り法 2、特許請求の範囲 (1) 木目を有Jる木質化粧原板の表面をブラッシン
グ加工等により春材部を四部、夏材部を凸部どする凹凸
状に形成し、ぞの少なくとも四部に春材部(!!塗料を
塗装Jる一方、前記凸部上に、淡い夏材部色に6色した
透明または半透明の夏材部邑下塗り塗料を塗装し、次い
でこの夏材部色に下塗り塗装した凸部上に、該下塗り塗
料と重なって本来のり材部色を呈づる色調に調整した印
刷イン1にJ、リグラビア版を用いC印刷を滴りことに
J、り微細な濶淡むらのある模様をあられし、然る後金
面に着色または無着色の透明な表面保護塗膜を被覆形成
づることを特徴とりる木[1化粧板の製造方法。
(2) 春材部色塗r1の塗装を、木質化粧原板の凹凸
状表面の全面に施づ特8′[請求の範囲第1項記載の木
目化粧板の製造方法。
(3)  m粒状模様の印刷をグラビアオフセット印刷
機を用いC行う特許請求の範囲第1項または第2項記載
の木目化粧板の製造方法。
3、発明の詳細な説明 この発明は、着色ににって表面に明確なコントラストの
木目模様をあられし高級な板材外観を早出せしめるもの
とした木目化粧板の製造方法に関づる。
松材等において、木目のフン1−ラス1〜が良く癖のな
い銘木と呼ばれるようなものはその川が極め°C少なく
、一般には大なり小なり何らかの欠点部分を有し、木目
のコントラストのはっきりしないしのが多い。このため
、従来がらこのような一般的な安価な材料を用いて、こ
れに何らかの加工を施1ことにより、銘木に近似したも
のと4る方法につき種々研究がなされている。
その代表的な方法の1つとして、従来、米松、米杉等の
比°較的低級な剣菓樹単板を用いて、その表面をブラッ
シング加工等ににり研削し、相対的に軟質の春材部を凹
部、硬質の夏材部を凸部とする木目模様に従った凹凸面
に加工し、然る後この四部を凸部より相対的に濃く着色
塗装することによって春材部と夏材部の色調が逆転した
明確な木目のコン1〜ラス)−を有する化粧板を得る所
謂逆転法と呼ばれる方法が知られている。ところがこの
場合、木材本来の春材部ど夏材部との色調が逆転するた
めに、このことに起因して今1つ自然な外観をあられし
l& ’、’xいという難点があった。即ち、本来木材
は、夏材部の方が春1部より幅の狭いものであるが、に
も拘らず上記の逆転により夏材部の方が春材部より広幅
なものとなってしまうため、結果に於いて外観上不自然
さを免かれ得ないものとなること、また、夏材部位の着
色部分が全体に同じ色調であられれるため、どうしても
外観上単調なものとなってしまうこと等の不可避な欠点
があった。
また、従来、上記とは逆に表面を凹凸状に形成した単板
の凸部のみ、これに夏月部色の着色を施ずことににつて
、木目のコン1〜ラストを強調するにうにする方法も知
られCいるが、この場合には、上記の単調さに加えC着
色部分と非着色の部分との境稈がはっきりしすぎるため
、依然自然な木目の外観を表出することができず、更に
は春材部に多い木材の暇疵、色違いを隠蔽することがで
きないというような問題点があった。
この発明は、上記のJ、うな従来技術の問題点に鑑み、
これを解決しJζうとするもので、春材部および夏材部
の両部をそれぞれ対応色に着色するものとしながら、木
材の生地を出′来るだけ生かして木質感を失わないよう
にする一方、夏材部に、天然木のそれが有する特有の微
細’KFkl淡むらのある外観をあられしてより一層自
然な木目の外観を早出せしめるものとした木目化粧板の
製造方法を提示しJ:うとJるものである。
而して、この発明に係る木目化粧板の製造方法は、木目
を右づる木質化粧原板の表面をブラッシング加工等によ
り春材部を凹部、夏材部を凸部と1−る凹凸状に形成し
、その少なくども凹部に春材部色に着色した春材部色塗
料を塗装置る一方、前記凸部上に、夏材部位に着色した
透明または半透明の夏材部色下塗り塗料を塗装し、次い
でこの夏材部乙に塗装した凸部上に、該下塗り塗料と重
なって本来の夏材部位を呈する色調に調製した印刷イン
キによりグラビア版を用いて印刷を施J゛ことににり微
細な淵淡むらのある模様をあられし、然る後全面に着色
または無着色の透明な表面保iit塗欣を被覆形成′り
ることを特徴とづるものである。
以下、これを更に図示実施例につい゛C説明する。
使用づる木質化粧原板(1)は、木目を有する木質板で
あればどのようなものでも良いが、軟かい春材部(2)
と堅い夏材部(3)との区別が明瞭で、相対的に密度差
の大なる樹種、例えば杉、栂、松等の輯菓樹材を好適に
使用しうる。このような木質板は、その44体を板材あ
るいは棒状材どし゛(化粧原板(1)に使用しても良い
が、最も一般的には第1図に承りように、厚さ0.2・
〜1.Omm稈度の薄板に加工し、これを合板、繊維板
、集成材等の適宜基材(1o)に公知接着剤により貼着
して用いる。
そこで、先ずこの木質化粧規板(1)の表面を、第1図
に承りようにその春材部(2)を四部(/I)、!!夏
材部3)を凸部(5)とする凹凸状に加1する。この加
]二は、化粧原板(1)の表面をロール状の金属ブラシ
或いはナイロンブラシ等でブラッシング&I削づること
にJ:り最も簡易に行いうるが、これに限られるもので
はなく、例えば研削材を吹き何Uるブラスト加工、或い
は弾性体を介して化粧原板(1)を圧縮し、軟かい春材
部を陥没さI81レス加工等に依っC表面凹凸状に形成
せしめるものとしても良い。
四部(4)の深さは、コレを0.1〜0.5IIIIl
I稈度に形成することにょっ゛C良好に所期づる効果を
期待Jることがでさる。
次に、第2図に示1ように、上記化粧原板(1)の凹凸
状表面の全体に、春材部色に着色した透明または半透明
の春材部色塗料(6)を塗装置゛る。この春材部色塗f
3+ (6)は、通常透明性顔料または染料等にて春材
部色に着色したものを用いるが、凹部(4)に材料原板
(1)の欠点が目立つ場合には、不透明顔料を適宜配合
して上記欠点をある程度隠蔽りるJ:うにしCち良い。
また木材に特有のテリのある外観を補うために、必要に
応じてパール顔料をも配合したものとしてもよい。上記
の塗装手段は特に限定されるものではないが、例えばゴ
ム硬1哀40〜501哀程瓜のゴムロールを用い、ロー
ルコータ−で塗装づるのが作業上右利である。もつとも
この春材部色塗料(6)は、少なくとも凹部(4)に塗
装されれば良く、必り”しも凸部(5)上には塗装され
ることを敢しない1.従って、前記のJ:うに予め全面
に!f8装したのら、凸部(5)上の塗料を鉄1コール
等をリバースロールとして用いて掻ぎ取るとか、または
軟かいゴムロールを用いて凸部(5)上の塗料を四部〈
4)に移動させるようにしてもまい。この春材部色塗料
(6)の塗布量は、全面塗装を行う場合で35〜45g
/、(程度とづ゛るのが好適である。
次に、夏材部(3)からなる凸部(5)上のみに、第2
図に示1ように透明性顔料または染料等にて夏材部位に
@邑した透明または半透明の夏材部位下塗り塗料(7)
の塗装を行う。このF塗り塗お1(7〉は必ずしも1べ
ての凸部(5)に塗布される必要はない。ブラッシング
等により表面を凹凸状に加工した場合にも、その凸一部
は高いものや低いものができるので、その低いものには
必ずしも下塗り塗料は塗布されなくても良い。一般的な
その塗布量は、10〜12g、/Td程度ぐある。この
にうな塗布は、鉄[1−ルや硬質ゴム1」−ル笠の硬度
の高いロールを用いて行うのが右利である。軟質のロー
ルを用いC1高さの低い凸部(5)にまで下塗り塗料を
塗布しようとすると、高さの高い凸部においで該塗料が
太く塗られることになり、夏材部位の部分の太さが犬と
なって外観上好ましいものにならない。なJ3、この夏
材部位下塗り塗料も、前記と同じ理由でこれに適宜パー
ル顔料を配合したものとしてもよい。
下塗り塗料(7)の塗布乾燥後、続いて更にその上に、
前記春材部色下塗り塗料とMなっ°CC未来夏材部位を
呈するような色調に調製された好ましくは透明J:たは
半透明の印刷インキににす、しかもグラビア版を用いた
印刷機、殊にグラビアΔフセッ1へ印刷機を用い−C印
刷を施′!t。
このグラビア版による印刷により、凸部(5)上には、
印刷時において前記インキによる多数のドラ1へが形成
され、これによって結果的に微細な澗淡むらのある模様
(8)が形成される。
図示において番よ、この模様(8)が分かり易いJ:う
に多数個の相互に独立したインキドラ1〜からなるもの
として示されているが、実際には上記模様(8)は、イ
ンキの流れともlli俟ってインキ層の厚さの部分的な
変化どしてあられれ、その厚い部分が濃色に、薄い部分
が淡色になって淵淡むらをあられずものと考えられる。
このような瀧淡むらのある模様(8)は、グラビア版に
Jζる[’tJ刷によっCはじめてコニ業的に容易に形
成Jることがひきるものであり、ロールコータ−等によ
る通常の塗布手段ににるときは、同l!i!度の満足な
結果を到底得ることができない、なお、上記インキの塗
布量ないしは転写量は、0.5〜1.oJ/TItfl
!i1度と覆るのが良く、これが少なずぎるS合は、木
目のコン1−ラストの充分なものを1ullい。逆に多
Jぎるときは、良好な前記のよう仕濶淡むらのある模様
(8)を1qることが困難になる。
前記模様(8)を印刷した印刷インキを乾燥せしめた後
、次いで第4図に示t J、うに化粧原板(1)の表面
の全体に、着色または無着色の透明な表面保護塗膜(9
〉を形成づる。この保護塗膜(9)をどのようなものに
づるがは、化粧板の用途によって適宜に選択されるもの
であり、例えば床材であれば、ある程度の平滑性、耐W
J口′L、耐候性が要求されることに鑑み、ポリエステ
ル樹脂等で四部をある程度充填しC表面平滑ないしはそ
れに近い状態に仕上げたり、あるいはジアリルフタレー
ト等の透明化しうる樹脂含浸シー1〜を熱圧成形して表
面平滑にイ」上げるものとする。また壁材どして使用さ
れるような場合には、表面の平滑性は特に要求されない
ので、アミノアルキッド或いはポリウレタン樹脂塗利笠
をフローコーター或いはスプレー塗装法等にJ:す2〜
3回塗装したものとしても良い。この場合の塗布用は6
0〜70y/rd稈度とづるのが酋通である。
この発明による効果は次のとおりである。
先ず、化粧原板(1)の春材部(2)からなる四部(/
I)をそれ本来の春材部位塗料(6)ぐ塗装づるから、
春材部に多い欠点をある程度隠蔽しうると共に、多数の
製品の色揃えが可11トとなり、色違いににるロツ1へ
仕分り、ロツ]〜販売の必要性がなくなる。かつ夏材部
(3)は、凸部(5)上に夏材部位の下塗り塗料(7)
を塗装し、更にその−にに前記下塗り塗11’3+ (
7)と重なつ(本来の濶い夏材部色を呈づる印刷インキ
にJ:り濶淡むらのある模様(8)の印刷を施すので、
核部(3)を春材部の色との相対関係を考慮した任意の
濃色にJることができ、相互間の」ン(−ラス(〜を高
クシ(銘木島級祠に近い木目のはっきりした深みのある
美Rな外観を右するものとなづことができる。しがも、
このように春材部及び夏材部の両部をともに着色塗料で
塗装するものでありながら、その塗料の透明1!1ある
いは塗布量との関係で木材の生地をある稈麻生かして木
材の美しさである光沢、木質感を損われないものと覆る
ことができる。
また、本来、天然の木材の木目は極めて変化に富んだも
のであり、−見して一様に見えて−し仔細に見えば太(
なったり細くなっI、:す、ゆれを生じたものと八つ−
(おり、イれに伴って色調も微妙に変化づる一方、殊に
夏材部においては木材の濃色のm紐の存在によって微妙
に夏材部位の濃淡が変化したむらのある微MUな模様が
あられれIC″bのとなっている。このJ:つな天然の
木目の態様に対応して、この発明においては、夏材部(
3)から41:る凸部(5)に、夏材部色の下塗り塗1
31 (7)の塗装と、更にぞの上に上記下塗り塗料と
手なってはじめてfiIi色の本来のMjtA部色を部
位るJ、うな印刷インキににす、しかもそれが多数個の
ドツトとし°C転写されるグラビア版を用いて印刷が施
されるので、夏材部からなる木目上に、微妙に色が淵く
なったり淡くなったりする濃淡変化のある木材繊維から
くる外観に極めて近似した模様(8)が現出され、天然
木材の木目外観に極め−C近似した外観を有するものど
りることができる。殊に上記模様(E3)は、グラビア
版による多数個のインキドラ1への転写によつ−C構成
されるものであるところから、そのドラ1−間の間隙な
いしはインキ層の薄い淡色部分を透しCi15る桿度そ
の下地が見え、該下地もまた透明または半透明の下塗り
塗$1 (7)の塗膜かうなるものとされ−Cいるので
、木質化粧原板(1)の肌がある程度透【ノ゛で見え、
結果的に愈々天然木の生地の風合を牛かし/、: t)
のとしながら、その疵や−lントラス1−を補った美麗
な外観を有りる木目化ill板を提供することができる
実施例 年輪の不明瞭な米松からなる厚さ0.6mmの柾[J甲
板を厚さ5.0mmの合板に貼着し、該単板の表面を、
ロール状ナイ[Jンブラシを用いて繊維方向ど平行にブ
ラッシング研削し、春材部を四部、夏材部を凸部どする
凹凸状に形成した。
次いで、この単板の凹凸状表面に、ゴム硬度45度の軟
質ゴム[J−ルを用い゛(、下記配合の透明な春材部色
塗料を塗布量4C1/mの割合で全面均一に塗布した。
〔春材部色塗料〕
ビニル系ウレタン系主剤    100部硬  化  
剤                  11 部シ 
 ン  プ   −                
 30部スティン着色剤・・・白        3部
スティン着色剤・・・黄      0.2部スティン
着色剤・・・赤    0.025部スティン着色剤・
・・黒    0.005部次いC1前記凸部上に、下
記配合の透明な夏材部位下塗り塗1′+1を、ゴム硬度
80亀の硬質ゴムロールコータ−によるナチュラル塗り
で、塗布fi11y/mの配合に°C塗布した。
〔夏材部色下塗り塗料〕
ウレタン系主剤        100部硬  化  
材                  60部シ  
ン  す  −                 1
0部スティン着色剤・・・白       10部ステ
ィン着色剤・・・赤        5部スティン着色
剤・・・黒        2部パール顔オ′11  
         4部次いで、−1−記下塗り塗料を
塗イ11シた凸部上に、下記配合の印刷インキにより、
ゴム硬度80度のオフセラl−II−ルを用いたグラビ
アAフレット印刷機を使用し”C,繊維状模様を印刷し
た。
このインキ塗布量は約0.8g/Tdである。1〔印刷
インキ〕 ラッカーメジコーム      100部シ  ン  
す  −                 75 部
スティン首色剤・・・茶       65部スティン
着色剤・・・赤       25部スティン着色剤・
・・黒        5部上記m維状模様のインキの
乾燥後、化粧原板の凹凸状表面の全面に、下記配合の1
ヘツプコート用クリA7−を塗布量65g/TI1.の
割合でノロ−コーターにより全面均一に塗布し、表面保
護塗膜を形成した。
〔1〜ツブコート用クリヤー〕 ウレタン系主剤        100部硬  化  
剤                   50部シ 
 ン  す  −                 
10部これににつ゛(得られた化粧板は、凸部の夏材部
がfi1色に、凹部の春材部がそれJ:り相対的に淡色
に着色されIこ、」ン1〜ラス1〜の明瞭な木目模様を
有し、しかも凸部に微細な濃淡変化のある模様が混合し
つつ該模様部を透して夏材部色F塗り塗料の色調が浮か
び上った極めて自然な木目模様な右づる疵のない自然の
銘木材に極めC′Ii似した外観を呈するものCあった
4、図面の簡単な説明 図面はこの発明の実施例を工程順に示づもので、第1図
は化粧原板の表面を凹凸状に形成した状態の断面図、第
2図は表面に春材部色塗料と夏材部色下塗り塗料を塗装
した状態の断面図、lIS図は印刷インキによるグラビ
ア印刷を施した状態の断面図、第4図は表面保護塗膜を
H5成した製品の状態の断面図である。
(1)・・・化粧原板、(2)・・・春材部、(3)・
・・夏材部。(4)・・・凹部、(5)・・・01部、
(6)・・・春材部色塗料、(7)・・・夏材部色下塗
り塗$+1、(8)・・・模様、(9)・・・表面保護
塗膜。
以上

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)木目を有する木質化粧原板の表面をプラノ/フグ
    加工等により春材部を凹部、夏材部を凸部とする凹凸状
    に形成し、その少なくとも凹部に春材部色に着色した透
    明または半透明の春材部色塗料を塗装する一方、前記凸
    部上に、夏材部色に着色した透明または半透明の夏材部
    色下塗り塗料を塗装し、次いでこの夏利部色に塗装した
    凸部上に、夏材部繊維色の印刷インキによりグラビア版
    を用いて多数個のドツトからなる繊維状模様の印刷を施
    し、然る後全面に着色または無着色の透明な表面保護塗
    膜を被覆形成することを特徴とする木目化粧板の製造方
    法。
  2. (2)春月部色塗料の塗装を、木質化粧原板の凹凸状表
    面の全面に施す特許請求の範囲第1項記載の木目化粧板
    の製造方法。
  3. (3)繊維状模様の印刷をグラビアオフナツト印刷機を
    用いて行う特許請求の範囲第1項または第2項記載の木
    目化粧板の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007030226A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Matsushita Electric Works Ltd 木材の処理方法
JP2015016601A (ja) * 2013-07-10 2015-01-29 パナソニック株式会社 木質化粧板の製造方法
JP2020011397A (ja) * 2018-07-13 2020-01-23 旭コンステック株式会社 木目調シート付き化粧板及びその製造方法

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