JPS5939349A - 米の搗精方法と精米機 - Google Patents

米の搗精方法と精米機

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JPS5939349A
JPS5939349A JP15008082A JP15008082A JPS5939349A JP S5939349 A JPS5939349 A JP S5939349A JP 15008082 A JP15008082 A JP 15008082A JP 15008082 A JP15008082 A JP 15008082A JP S5939349 A JPS5939349 A JP S5939349A
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杉 晤夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、米の搗精方法と精米機に係り、搗精工程内
で摩擦度数を増大させて、米粒に働く摩擦力が小荷重で
搗精し得るようにして、砕粒の発生、歩留りの低F、品
質の劣化を防止し得るようにしたものである。
従来の摩擦精米は、主として加圧された状態−r:米粒
同志の摩擦、所謂粒粒摩擦によって搗精するもので、搗
精の圧力を上げるか、搗精室を構成する搗精ロール又は
除糠筒の構造を局部的に大きな摩擦力が働くようにして
搗精効果を」−げるものであった。
天産物である米の強変は一様ではなく、米粒−粒毎に差
異があって通常少量の小強度の米が混入する。
搗精に大きな摩擦力を作用させると米粒に働く荷重は必
然的に大きくなり、限度以上の荷重が働いた米粒は破壊
されて、ひび削れ、胴側れ、砕粒となり、砕粒が発生す
ると割れた米の破砕面の鋭角部分は崩壊しやすく、搗精
の摩擦力が作用すると、細い砕粒となり微粉化j7て歩
留りが低トするたけでなく、米粒同志の摩擦の接触面に
介在して、胴側j’t、 li’を繋i’7の発生の原
因となり、加速度的に歩留りを低下させるたけでなく、
砕粒の混入はl↑(に比例して食味と、外覗を低]:さ
せる。
又、通常の摩擦搗精の粒粒摩擦では、(殿粉層なって無
駄に費されるだけでなく、米の温度を上昇させ甚しい場
合は食味を甚しく低下させる。
発明者は、米の糠層を剥離除去する摩擦搗精で搗精が可
能なことに着目し、搗精には必ずしも大摩擦力を必要と
せず、米粒−粒毎に働く摩擦力の大きさを摩擦度数に置
替え小荷重の摩擦力で搗精が可能になるものと考察して
、米が供給させて搗精されて排出する一搗精工程内で摩
擦度数を増加させる方法として、搗精室内の米粒の公転
運動の回転力を自転運動の回転力に変えて自転運動の回
転を増加させることにより、小荷重の摩擦力で搗精する
発明に到達したものける運動の方向又は速度差によって
発生し、摩擦力は夫々の接触点の垂直力と摩擦系数によ
つ、て定まる。
又粒体群が堆積した状態では1粒毎の接触点は隣接する
米粒の配位数に等しく、搗精室内の米粒同志に於ても隣
接する米粒の多数の配位数で接触する。
搗精室内で米が搗精ロールの回転により一次的に与えら
れる公転回転は米粒全体が搗精ロールの回転と同一方向
であるから、この公転回転では米粒の摩擦は主として米
粒同志の接触点の速度差により発生するが二次的に与え
られる自転運動の回転では、公転運動の回転の方向とは
関係なく不規則な方向に回転して米粒同志の摩擦は、多
数の配位数の接触点の方向差を生じ、方向差の変13′
Lにより〜発生する摩擦度数は、自転回転により著しく
増加する。
この発明は上述のような搗精室内の摩1察機構を利用し
、搗精工程に於て米粒の摩擦度数を増加させるために、
自転回転を増加させることをその要旨とするもので、搗
精室内で垂直方向の上昇流となる、米を充填密度が異っ
た状態で水117一方向に公転運動の回転をさせ、米が
外周の除糠筒の内面で減速又は失速して浮力を喪失して
重力が働いて上昇速度と水平回転の周速度が搗精室内の
位置により偏差を生じて乱流となって攪拌され、一方搗
精ロールに短い非連続に設けた回転羽根、推進攪拌羽根
押圧攪拌羽根の複数組の組合せにより、搗精室内の米の
上昇流を公転運動の回転力を与えると同時に攪拌し、こ
れらの相!テ作用により自転回転を増加させてその目的
を達成したものである。
図面によってこの発明の詳細な説明する。
回転軸1に推進ロール2と円筒形の搗精ロール3を固定
ねじ12により固定して取付け、同軸回転させて給給「
113より米を供給する。
米は推進室 内に充満し推進ロール2の回転により搗精
ロール3と除糠筒5の間隙で構成する搗精室6内に上昇
し、搗精室6内に充満し分銅7で所定の圧力に加圧され
た状態となり、圧力板8を押」二げて排穀1]9より溢
流し排穀樋14を経て排出するように設ける。
搗精ロール3に搗精ロール3の回転により搗精室6内の
米に水平回転の回転運動を与える軸に平行な短い突起の
回転羽根10を夫々半回転した位置に複数組設ける。(
図面は3組のものを示す)回転羽根10より夫々純回転
した位置にリード角が推進ロール2と逆方向の短い突起
の押圧攪拌羽根11Aと、リード角が推進ロール2と同
方向で抑圧攪拌羽根11Aと同形の推進攪拌羽根11B
(図面では背面になり点線で示す)を複数組設ける。攪
拌羽根11は共に米の充填密度を変え、攪拌を主目的と
するものでリード角が小さく、短い形状で、局部的に大
きな摩擦力が働かない構造に設ける。
除糠筒5は、4隅を丸くした角筒形で、糠を篩分除去す
る金属網よりなる。
搗精室6内に上昇流となって押上げられた米は搗精ロー
ルの回転羽根10の回転により水平回転の公転回転の運
動が与えられ浮力と遠心力を生じ除糠筒5の内面に接す
る米粒は減速され、隅の部分では1部は失速する。
搗精室6内は回転羽根10および押圧攪拌羽根11A推
進攪拌11Bの回転により充填密度は常に差異がある状
態で米は回転していて、搗精室6内で公転回転する米は
除糠筒5内面で減速又は失速して浮力を失い重力が働き
、」ユ昇流が乱流となり、1対の回転羽根10は充填密
度が変動しながら水平回転させるが回転羽根10近くと
、除糠筒5内面近くでは速度差を生じ、抑圧攪拌羽根1
1A、推進攪拌羽根11Bにより、搗精ロール1回転毎
に逆方向に攪拌され、且これらの羽根は非連続で複数段
で複数回の攪拌がされるので搗精室6内は極めて大きな
自転の回転運動が与えられ、前述するように、工程内で
摩擦度数を著しく増大させることができる。
搗精室6内の米は、給気管15より供給された空気が搗
精ロール3に多数設けた噴気孔16より噴出し、摩擦に
より発生した糠は水平回転の遠心力と共に空気の気流に
より除去され、糠室17を経て排気管18を通じ機外に
4ノ1出される。
な摩擦力を働かせて搗精する場合と同様な効果を生じさ
せる精米方法と精米機であって、米に/JliT、棒刀
を大度数働かせて搗精するもので、搗精工程に於て、米
には大きな荷1Fが働くことなく搗精し得られるので、
ひび割れ、胴割れ、砕発明者の特許出願昭和54・隼特
許願第05 t! 327号等l連の長工程で摩擦搗精
して不淘洗加工する精米方法には特に顕著な効果がある
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施態様を示すもので、第1図は1部
を破砕して断面で示す側面図、第2図は、除糠筒の横断
面図である。 2・・・推進ロール、  8・・・搗io−ル 5・・
・除糠筒 6・・・搗精室 lO・・・回転羽根 11
A・・・押圧攪拌羽根 11B・・・推進攪拌羽根 特許出願人 杉   語 夫 7)1  図 +2rr 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 栃木県下部賀郡野木町大字友沼5925査地6、
補正の対象 奉許瀬禽者σ特許請求の範囲Z 補正の内
容 ≠特許請求の範囲を別紙の通り補正する2、特許請求の
範囲 (リ 竪型精米機で、下方に設けた推進ロールの回転に
より、搗精ロールと除糠筒の間隙で構成する搗精室内に
上昇流となって押上げられた米が搗精ロールの回転によ
り、充填密度が異った状態の水平回転の公転運動が与え
られて、除糠筒の内面で減速又は失速して、搗精室内で
米の上昇速度と回転速度が位置により速度差を生じて乱
流となって攪拌されて、水平回転の公転運動の回転力の
一部が米粒の自転運動の回転力となって、米粒同志の摩
擦度数を増加させることを特徴とする米の搗精方法 (2)竪型精米機で、搗精ロールと除糠筒の間隙で構成
する搗精室内に回転して下方より米を押上げて上昇流と
する推進ロールを設け、搗精室内で米を充填密度が異っ
た状態で水平回転の回転力を与えて、米粒同志の摩擦度
数を増加させる搗精ロールを設けることを特徴とする精
米機 (3)竪型摩擦精米機で、推進ロールの回転により搗精
ロールと除糠筒の間隙で構成する搗精室内に上昇流とな
って押上げられる米に、水平回転の公転運動を与え、充
填密度差を生じさせる回転羽根と、推進ロールとリード
角が逆で米の上昇流を押下げる抑圧攪拌羽根、推進ロー
ルとリード角が同方向で米の上昇流を推進させる推進攪
拌羽根を夫々を非連続に組合せて設けることを特徴とす
る特許請求の範囲第2項記載の精米機 (4)除糠筒を四角筒形又はその類似形としたことを特
徴とする特許請求の範囲第2項記載の精米機

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 fl+  竪型精米機で、下方4に設けた推進ロールの
    回転により、搗精ロールと除糠筒の間隙で構成する搗精
    室内に゛」−昇流となって押上げられ−、搗精ロールの
    回転により所定の圧力で加圧され、充填密度が異った状
    態の水平回転の公転運動が与えられた米が、除糠筒の内
    面で減速又は失速して浮力を喪失し、搗精室内で米粒の
    」二昇速度と回転速度が位置により速度差を生じて乱流
    となって攪拌されて、水平回転の公転運動の回転力の一
    部が米粒の自転運動の回転力となって、自転運動を増大
    させることを特徴とする米の搗精方法 (2)竪型精米機で、下方に設けた推進ロールの回転に
    より、搗精ロールと除糠筒の間隙で構成する搗¥11i
    室内に上昇流となって押」二げられる米に、搗精室内で
    所定の圧力で加圧し、搗精ロールの回転により、充填密
    度が異った状態で水平回転の回転力を与えて、米粒同志
    が一粒毎に接する夫々の配位数の多数の接触点が公転自
    転の回転運動の速度と方向の差異により変位する米粒同
    志の動摩擦が働く摩擦度数を増加させることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の方法で搗精する精米機。 (3)  竪型摩擦精米機で、推進ロールの回転により
    搗精ロールと除糠筒の間隙で構成する搗精室内に上昇流
    となって押−Fげられる米に、水平回転の公転運動を与
    え、充填密度差(失、じさせる回転羽根と、推進ロール
    とり−)γ撃(。 逆で米の上昇流を押上げる押圧攪拌羽根1≧抱進ロール
    とリード角が同方向で米の上昇流を推進させる推進攪拌
    羽根を夫々を非連続に組合せて設けることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の方法で搗精する精米機。 (4)竪型摩擦精米機で、除糠筒を四角筒形又はその類
    似形として、推進ロールの回転により搗精ロールと除糠
    筒との間隙で構成する搗精室内に」−4流となって押」
    −げられ、搗精室内で所定の圧力で加圧して、搗精ロー
    ルの回転により充填密度が異った状態で水平回転の公転
    運動する米が、除糠筒の四隅で失速又は減速して、除糠
    筒の四辺の中央と四隅で水平回転の大きな速度差を生し
    させることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方
    法で搗精する精米機。
JP15008082A 1982-08-31 1982-08-31 米の搗精方法と精米機 Granted JPS5939349A (ja)

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JPS6411337B2 JPS6411337B2 (ja) 1989-02-23

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS644258A (en) * 1987-06-24 1989-01-09 Satake Eng Co Ltd Grain refining apparatus
JPH01301455A (ja) * 1988-05-30 1989-12-05 Chigusa Sakudo Kk 単軌条運搬車の停止ブレーキ取付構造

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