JPS5939221A - 培養土 - Google Patents

培養土

Info

Publication number
JPS5939221A
JPS5939221A JP57151421A JP15142182A JPS5939221A JP S5939221 A JPS5939221 A JP S5939221A JP 57151421 A JP57151421 A JP 57151421A JP 15142182 A JP15142182 A JP 15142182A JP S5939221 A JPS5939221 A JP S5939221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soil
fly ash
binder
clay
culture soil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP57151421A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6222570B2 (ja
Inventor
天池 龍
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP57151421A priority Critical patent/JPS5939221A/ja
Publication of JPS5939221A publication Critical patent/JPS5939221A/ja
Publication of JPS6222570B2 publication Critical patent/JPS6222570B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は主として食用植物を栽培するのに使用する培養
土に関するものである。
この種培養土としては従来よシ種々の提案がなされてい
るが、いずれも原料供給量が限られているため安定供給
上問題がある。一方、各地に散在する火力発電所の燃焼
ボイラーから多針に排出されるフライアッシュは平均粒
径がU<<μ以下の微粉であるため、その処理は極めて
大きな社会問題となってお7フ、このフライアッシュの
有効利用が電力業界における重大な課題とされている。
本発明はこのような現状に鑑みて開発された培養土に関
するもので、フライアッシュを適量の粘結剤とともに小
粒状に造粒したうえ加熱乾燥してなるものである。
本発明において主原料とされるフライアッシュは、産出
される火力発電所によってその性質を若干異にするがい
ずれにしても平均粒径がII<<μ以下という極めて微
細な球状粉末であるうえに水が加えられると沈澱するの
で通気性が殆んどなく、そのまま培養土として使用でき
ないことは勿論のこ・と粘性も殆んどないので埋土等に
も利用できないものであるが、その化学組成はT電力発
電所の燃焼廃ガスの集塵装置より回収されたものの場合
で8j02J II−j A % 、AJ203/ 2
〜3 / % 、Fe2O3II〜/jl、Mg0.2
〜よj%、CaO3〜2 / %、アルカリ分/、!;
−+、Jコ、so30.3〜7.9係、灼熱減量3%以
下の外微社のホウ素等を含み、そのPHは72〜g程度
とアルカリ性を呈する。このようなフライアッシュは前
記したように粘性がないのでそのまま造粒することはで
きず、このため造粒時には必ず適量の粘結剤を混和して
小粒状に造粒する必要がある。また、前記したようにフ
ライアッシュはアルカリ性であって、中性或いは弱酸性
の土壊を好む植物は忌避反応を起すので、造粒前剤を加
えてよく混和してpHを好ましくは7〜よとしたうえ小
粒状に造粒し、これを加熱乾燥して製品とする。なお、
フライアッシュに造粒できる粘度をもたせるために使用
される粘結剤としては、ポリビニルアルコール水溶液や
酢酸ビニル樹脂エマルジヲンのような有機質の粘結剤で
あっても粘土類のような無機質のものでもよいが、ポリ
ビニルアルコール水溶液は造粒後熱風炉その他ざO′C
以上に加熱された加熱炉中を通過させることにより強制
的に加熱乾燥すると、再び水中に長時間浸漬しても小粒
状を保持するばかりか発芽促進作用を有するので好まし
く、また、粘土類を使用すると団粒強度を高めることが
できるうえに保肥性も付与されるので、ポリビニルアル
コール水溶液と粘土類を併用するのが最も好ましい。な
お、ここでいう粘土類とは天然の未利用粘土、酸性白土
、ベントナイトは勿論のこと山砂利採掘の際に排出され
る汚泥粘土、宅地造成の際に排出される雑粘土、陶石、
砕石等を採掘する際やトンネルさく岩の際の廃捨汚泥粘
土、上下水道や製紙、浚渫のヘドロも有効に活用される
ものであり、また、pH調整、剤としての酸類とは燐酸
、硫酸、硝酸、塩酸の外に蓚酸、酢酸その他の数多くの
酬が適用されるもので、燐酸で一調整すればフライアッ
シュ中のアルカリ分と反応して燐酸肥料が、硝酸でpH
調整すれば窒素肥料ができ、さらに、フラ・fアッシュ
に粘結剤を加えて造粒する際前記pH調整剤の外に木質
粉、発泡スチロール樹脂細粉、軽石細粒、パーライト細
粒などを添加して保水性、通気性を高めたり市販の肥料
分を添加することは差支えないこのように構成されたも
のは、在来の培養土と同様に使用した場1合、主原料と
なるフライアッシュが極めて微細な粘性のない球状粉末
であるにも拘らず適にの粘結剤とともに小粒状に造粒し
て加熱乾燥されたものであるので、病菌害虫などの生息
のおそれがないつえに水分を吸収しても崩壊することな
く小粒状を保持することとなって長期間にわたシ植物生
育に必要な適度の通気性と保水性を発揮する。しかも、
フライアッシュは各地に散在する火力発電所から多量に
排出されてその処理に費用がかかつているものであって
、原料供給量の制限がないうえ原料費も安く、安価に1
産ができるうえに廃棄物公害防止上の効果も極めて大き
い。
実施例1 T火力発電所から排出されたフライアッシュ(pH//
、2’)7!;重量部に粘結剤として適量のポリビニル
アルコールの2%水溶液と山砂利採掘時の汚泥より採取
された精製粘土粉末25重量部を添加するとともにpa
l調整剤として濃硫酸と燐酸と硝酸の混合液を少量添加
してよく攪拌混和し、これを8メツシユ篩をもって小粒
状に造粒したうえ130″Cの熱風炉を通過さゼること
によシ加熱乾燥してpHl、、gの培養土を、得た。こ
の培養土と市販の赤玉土とを各別の7°ラスチック製床
箱に入れてこれにダ月下旬水稲を播種した比較実験によ
れば、73日後における生育状況は赤玉土で平−q 6
. !; cmなのに対し、本発明′による前記培養土
では平均7jmであった。なお、この培養土のカサ比重
はθSII、鳩気率は、26.乙であった。
実施例コ T火力発電所から排出されたフライアッシュ(pHl 
/、 、2.) /、 J Kgに粘結剤として適量の
ポリビニルアルコールの2%水溶液とpH1iN整剤と
して稀硫酸少量を添加してよく攪拌し、これを実施例/
と同様の造粒、乾燥手段によシ小粒状に造粒したうえ用
してピーマンの生育実験を行った実験結果は下表のとお
りであった。
実施例3 に火力発電所から排出されたフライアッシュ(pH/2
./)100重散部に粘結剤として適量のポリビニルア
ルコールの2襲水溶液と宅地造成地より得た赤粘土の乾
燥粉末50重量部を添加するとともにpH調整剤として
硝酸と燐酸を少量添加してよく攪拌混和し、これを前記
実施例/と同様の造粒、乾燥手段によシ小粒状に造粒し
たうえ加熱乾燥ころ、75日後の生育状況は両者共約3
cmであった。また、春菊の生育実験を行ったところ、
2j日後の生育状況で前者が70本平均でj;cmであ
ったのに対し、後者は/、53であった。なお、本実施
例における培養土のカサ比重は07/、通気率2t%、
保水率、23.7%であった。
実施例t T火力発電所より排出されたフライアラツユ/、 JK
9に対し、粘結剤として適量のポリビニルアルコールの
、2チ水溶液/20Qccとキラ粘土の乾燥粉末/、 
2 K9を添加するとともにpH調整剤として97悌濃
硫酸’G’、 g et%8j悌燐酸I1.g et 
、乙/襲硝酸1、17 ccを添加してよく攪拌混和し
、乙メツシュ篩をもって小粒状に造粒後前記実施例/と
同様の乾燥手段によシ加熱乾燥してpH乙tの培養土を
得た。この培養土をプラスチック製鉢の下から80%入
れ、その上にキラ培土を薄く敷いて播種した場合と、カ
オリン粘土を小粒状に造粒した無肥料の培土とにそれぞ
れ各種の種子を播種して生育実験を行ったところ、発芽
は両者共同時であったが1g日後の生育状況は下表のと
おシであった。下表の結果は各種酸を加えることによっ
て肥料分が生成されていることが推測される。
実施例j K火力発電所より排出されるフライアッシュ/jO重量
部に粘結剤として適量のポリビニルアルコールの2%水
溶液とキラ粘土の乾燥物730重量部を添加するととも
にpH調整剤として硫酸アルミニウム粉末3.6重量部
を添加してよく攪拌混和し、これを実施例/と同様の手
段で小粒状に造粒したうえ加熱乾燥して得た培養土と市
販の赤玉土を各別に使用してかんらん種子を播種し、1
0日後に生育状況を比較したところ、前者がIl、j[
であったのに対し後者はt、Oαで本実施例の場合も赤
玉土以上の生育結果が得られた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フライアッシュを適量の粘結剤とともに小粒状に造粒し
    たうえ加熱乾燥してなる培養土。
JP57151421A 1982-08-31 1982-08-31 培養土 Granted JPS5939221A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57151421A JPS5939221A (ja) 1982-08-31 1982-08-31 培養土

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57151421A JPS5939221A (ja) 1982-08-31 1982-08-31 培養土

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5939221A true JPS5939221A (ja) 1984-03-03
JPS6222570B2 JPS6222570B2 (ja) 1987-05-19

Family

ID=15518248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57151421A Granted JPS5939221A (ja) 1982-08-31 1982-08-31 培養土

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5939221A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61209530A (ja) * 1985-03-13 1986-09-17 大成建設株式会社 植生基盤材の製造方法
JP2013150573A (ja) * 2012-01-25 2013-08-08 Shikoku Res Inst Inc 緑化資材、緑化装置および緑化方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5247409A (en) * 1975-10-08 1977-04-15 Japan Metals & Chem Co Ltd Hiling soil for growing of rice seedling
JPS5475314A (en) * 1977-11-22 1979-06-16 Tatsu Amaike Preparation of nursery plant growing soil for nursery plant for rice transplanter

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5247409A (en) * 1975-10-08 1977-04-15 Japan Metals & Chem Co Ltd Hiling soil for growing of rice seedling
JPS5475314A (en) * 1977-11-22 1979-06-16 Tatsu Amaike Preparation of nursery plant growing soil for nursery plant for rice transplanter

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61209530A (ja) * 1985-03-13 1986-09-17 大成建設株式会社 植生基盤材の製造方法
JP2013150573A (ja) * 2012-01-25 2013-08-08 Shikoku Res Inst Inc 緑化資材、緑化装置および緑化方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6222570B2 (ja) 1987-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101715714B (zh) 保湿型草本花卉育苗营养土及其制备方法
CN104119169B (zh) 麦饭石尾矿压缩营养土的生产方法
CN104119172B (zh) 高岭土尾矿压缩营养土的生产方法
CN104119182B (zh) 蛇纹石尾矿压缩营养土的生产方法
JPH0279910A (ja) 粒状天然ゼオライトを主成分とする混合園芸培土
CN104119175B (zh) 火山灰压缩营养土的生产方法
CN104119177B (zh) 页岩压缩营养土的生产方法
WO2014023988A1 (en) . product and process for the intensification of plant cultivation and increase plant fertillity
CN104119188B (zh) 黄土压缩营养土的生产方法
CN104945175A (zh) 粉煤灰炭化营养土的生产方法
CN104119165B (zh) 叶腊石尾矿压缩营养土的生产方法
JPH04104736A (ja) フライアッシュ含有植物用培地材
US20060117655A1 (en) Agglomerated volcanic ash
JP2009213446A (ja) 人工ゼオライトを含む培養土改良材及び培養土
CN104119171B (zh) 石墨尾矿压缩营养土的生产方法
CN104119187A (zh) 海泡石尾矿压缩营养土的生产方法
CN104119157B (zh) 硅灰石尾矿压缩营养土的生产方法
JPS5939221A (ja) 培養土
KR101448799B1 (ko) 분뇨를 태운 재를 이용한 유기질 비료 및 그 제조 방법
JPH06166585A (ja) 多孔質炭化物及びその製造方法
CN104109034B (zh) 菱镁矿尾矿压缩营养土的生产方法
JP3895961B2 (ja) 水中脱リン材、それを用いた脱リン方法及び肥料の製造方法
JP4649361B2 (ja) 産業廃液を活用した複合材料、産業廃液の固液分離方法、並びに産業廃液の保存方法
JPH02135027A (ja) 高ミネラル米の栽培法
CN104119174B (zh) 焦宝石尾矿压缩营养土的生产方法