JPS5939195Y2 - 回転圧縮機の容量制御装置 - Google Patents
回転圧縮機の容量制御装置Info
- Publication number
- JPS5939195Y2 JPS5939195Y2 JP4981679U JP4981679U JPS5939195Y2 JP S5939195 Y2 JPS5939195 Y2 JP S5939195Y2 JP 4981679 U JP4981679 U JP 4981679U JP 4981679 U JP4981679 U JP 4981679U JP S5939195 Y2 JPS5939195 Y2 JP S5939195Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction pipe
- suction
- rotary compressor
- capacity control
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本案は回転圧縮機の容量制御装置に関する。
従来一般のこの種の回転圧縮機は例えば特開昭50−2
206号公報に開示されているように、圧縮すべき媒体
の吸入孔からロータの回転方向に向って吐出孔1での間
に前記吸入孔と連通する副吸入孔を設け、この副吸入孔
を圧縮室内に開口するとともに、前記吸入孔と前記副吸
入孔の間に開閉弁を設置して容量制御運転を行なうもの
が提案されていた。
206号公報に開示されているように、圧縮すべき媒体
の吸入孔からロータの回転方向に向って吐出孔1での間
に前記吸入孔と連通する副吸入孔を設け、この副吸入孔
を圧縮室内に開口するとともに、前記吸入孔と前記副吸
入孔の間に開閉弁を設置して容量制御運転を行なうもの
が提案されていた。
しかしながら、この回転圧縮機の容量制御装置は吸入孔
と副吸入孔との数で容量制御段数が決1つており、言い
換えると、容量制御段数の数だけ吸入孔と副吸入孔を穿
設しなければならず、加工作業が複雑になる欠点があっ
た。
と副吸入孔との数で容量制御段数が決1つており、言い
換えると、容量制御段数の数だけ吸入孔と副吸入孔を穿
設しなければならず、加工作業が複雑になる欠点があっ
た。
この考案の目的は吸入孔の数を増やすことなく、容量制
御段数を増やせるようにしたものである。
御段数を増やせるようにしたものである。
この考案の構成は回転圧縮要素を構成するシリンダーに
接続される吸入配管を、第1吸入管と第2吸入管とに分
岐させて回転方向に対して並列に設けると共に該両眼入
管に夫々電磁弁を設けたものである。
接続される吸入配管を、第1吸入管と第2吸入管とに分
岐させて回転方向に対して並列に設けると共に該両眼入
管に夫々電磁弁を設けたものである。
この構成をもつ回転圧縮機の容量制御装置は第1吸入管
と第2吸入管とに夫々設けられた電磁弁を開閉制御して
シリンダー内に吸入される冷媒量を変えて、容量制御運
転を行なうものである。
と第2吸入管とに夫々設けられた電磁弁を開閉制御して
シリンダー内に吸入される冷媒量を変えて、容量制御運
転を行なうものである。
以下この考案を図に示す実施例に基づいて説明する。
1は回転圧縮機で上部に電動要素2を下部に回転圧縮要
素3を密閉容器4に配置収納し、該両要素を回転軸5で
連結して構成している。
素3を密閉容器4に配置収納し、該両要素を回転軸5で
連結して構成している。
前記回転圧縮要素3はシリンダー6と、該シリンダー内
を回転軸5の偏心部7により偏心回転するローラ8と、
該ローラに常時圧接しシリンダー6に穿設した案内溝9
内を摺動し該シリンダー内を低圧室10と高圧室11と
に区画する摺動羽根12と、前記シリンダー6の開口部
を閉塞し回転軸5の軸受部13.14を有する上部枠体
15と下部枠体16とにより構成される。
を回転軸5の偏心部7により偏心回転するローラ8と、
該ローラに常時圧接しシリンダー6に穿設した案内溝9
内を摺動し該シリンダー内を低圧室10と高圧室11と
に区画する摺動羽根12と、前記シリンダー6の開口部
を閉塞し回転軸5の軸受部13.14を有する上部枠体
15と下部枠体16とにより構成される。
而して、17は図示しない外部冷却回路から回転圧縮機
1に接続させた吸入配管で、該配管から分岐させた第1
吸入管18と第2吸入管19とはシリンダー6内の低圧
室10側に摺動羽根12から回転方向に対して並列に連
通させると共に前記両眼入管18.19に夫々電磁弁2
0.21を設けている。
1に接続させた吸入配管で、該配管から分岐させた第1
吸入管18と第2吸入管19とはシリンダー6内の低圧
室10側に摺動羽根12から回転方向に対して並列に連
通させると共に前記両眼入管18.19に夫々電磁弁2
0.21を設けている。
このように構成された回転圧縮機においテ、通常負荷時
は第1吸入管18の電磁弁20を閉塞し第2吸入管19
の電磁弁21を開放して吸入配管17からの吸入冷媒は
第2吸入管19よりシリンダー6内に吸入されローラ8
の偏心回転により前記第2吸入管19の開口部2?をロ
ーラ8が通過後に圧縮されて外部冷却回路に吐出され、
この場合の冷凍能力及び入力を夫々100%とする。
は第1吸入管18の電磁弁20を閉塞し第2吸入管19
の電磁弁21を開放して吸入配管17からの吸入冷媒は
第2吸入管19よりシリンダー6内に吸入されローラ8
の偏心回転により前記第2吸入管19の開口部2?をロ
ーラ8が通過後に圧縮されて外部冷却回路に吐出され、
この場合の冷凍能力及び入力を夫々100%とする。
高負荷時は第1吸入管18と第2吸入管19との電磁弁
20.21を開放して吸入配管17からの吸入冷媒は両
眼入管18・19よりシリンダー6内に吸入されローラ
8の偏心回転により圧縮される。
20.21を開放して吸入配管17からの吸入冷媒は両
眼入管18・19よりシリンダー6内に吸入されローラ
8の偏心回転により圧縮される。
吸込行程時にはシリンダー6内に両眼入管18゜19か
ら吸入冷媒が吸入されるので、吸入量が増加する。
ら吸入冷媒が吸入されるので、吸入量が増加する。
最終吸込行程からローラ8が第2吸入管19の開口部2
2を通過する壕での初期圧縮行程時にはシリンダー6内
の圧力がほとんど変化しないので、このシリンダー内の
容積が減少しても第2吸入管19をシリンダー6内に向
かって流れる吸入冷媒によりシリンダー6内から第2吸
入管19の開口部22を介してこのシリンダー内の容積
減少分の吸入冷媒が排出されないようになっている。
2を通過する壕での初期圧縮行程時にはシリンダー6内
の圧力がほとんど変化しないので、このシリンダー内の
容積が減少しても第2吸入管19をシリンダー6内に向
かって流れる吸入冷媒によりシリンダー6内から第2吸
入管19の開口部22を介してこのシリンダー内の容積
減少分の吸入冷媒が排出されないようになっている。
したがって、吐出側から排出される冷媒の排除容量が多
くなるため冷凍能力は105%に上昇するが、圧縮比率
が変わらないため入力は100%に維持烙れている。
くなるため冷凍能力は105%に上昇するが、圧縮比率
が変わらないため入力は100%に維持烙れている。
低負荷時は第1吸入管18の電磁弁20を開放し第2吸
入管19の電磁弁21を閉塞して吸入配管17からの吸
入冷媒は該第1吸入管よりシリンダー6内に吸入されロ
ーラ8により圧縮工程に入ると、前記第1吸入管18か
ら第2吸入管19を通過する渣でに圧縮された冷媒が前
記第2吸入管19の開口部22から電磁弁21捷での該
吸入管内に残され吸入工程時に低圧室10内に第2吸入
管19の開口部22が開放すると該第2吸入管内の圧縮
冷媒が低圧室10内に流入して該低圧室内の圧力を上昇
させ第1吸入管18からの吸入冷媒め流入を圧力が均一
になる昔で阻止し該第1吸入管からの吸入量を低減して
排除容量を少なくして冷凍能力を95%に低減させると
共に入力も初期吸入工程時に低圧室10内が第2吸入管
19内に残存した圧縮冷媒により圧力上昇し前記低圧室
10と高圧室11との圧力差が減少するため仕事率が減
少し95%に低減する。
入管19の電磁弁21を閉塞して吸入配管17からの吸
入冷媒は該第1吸入管よりシリンダー6内に吸入されロ
ーラ8により圧縮工程に入ると、前記第1吸入管18か
ら第2吸入管19を通過する渣でに圧縮された冷媒が前
記第2吸入管19の開口部22から電磁弁21捷での該
吸入管内に残され吸入工程時に低圧室10内に第2吸入
管19の開口部22が開放すると該第2吸入管内の圧縮
冷媒が低圧室10内に流入して該低圧室内の圧力を上昇
させ第1吸入管18からの吸入冷媒め流入を圧力が均一
になる昔で阻止し該第1吸入管からの吸入量を低減して
排除容量を少なくして冷凍能力を95%に低減させると
共に入力も初期吸入工程時に低圧室10内が第2吸入管
19内に残存した圧縮冷媒により圧力上昇し前記低圧室
10と高圧室11との圧力差が減少するため仕事率が減
少し95%に低減する。
これらは冷房、暖房及び昼夜とにより任意に切換えるこ
とにより効率的な運転が行なえる。
とにより効率的な運転が行なえる。
以上の如く本案は電動要素と回転圧縮要素とを密閉容器
内に配置収納し、該両要素を回転軸で連結してなる回転
圧縮機において、前記回転圧縮要素を構成するシリンダ
ーに接続される吸入配管を第1吸入管と第2吸入管に分
岐させて回転方向に対して並列に設けると共に該両眼入
管に夫々電磁弁を設けてなるものであるから、前記電磁
弁を任意に開閉して吸入配管からの吸入冷媒のシリンダ
ー内への流入量を調整して冷凍能力の容量制御を簡単な
構成で行うことが出来る。
内に配置収納し、該両要素を回転軸で連結してなる回転
圧縮機において、前記回転圧縮要素を構成するシリンダ
ーに接続される吸入配管を第1吸入管と第2吸入管に分
岐させて回転方向に対して並列に設けると共に該両眼入
管に夫々電磁弁を設けてなるものであるから、前記電磁
弁を任意に開閉して吸入配管からの吸入冷媒のシリンダ
ー内への流入量を調整して冷凍能力の容量制御を簡単な
構成で行うことが出来る。
第1図は本案の一実施例を示す回転圧縮機の縦断面図、
第2図は第1図のIf−[’線方向に切断した断面図で
ある。 2・・・電動要素、3・・・回転圧縮要素、4・・・密
閉容器、5・・・回転軸、6・・・シリンダー 17・
・・吸入配管、18・・・第1吸入管、19・・・第2
吸入管、20゜21・・・電磁弁。
第2図は第1図のIf−[’線方向に切断した断面図で
ある。 2・・・電動要素、3・・・回転圧縮要素、4・・・密
閉容器、5・・・回転軸、6・・・シリンダー 17・
・・吸入配管、18・・・第1吸入管、19・・・第2
吸入管、20゜21・・・電磁弁。
Claims (1)
- 電動要素と回転圧縮要素とを密閉容器内に配置収納し、
該両要素を回転軸で連結してなる回転圧縮機において、
前記回転圧縮要素を構成するシリンダーに接続される吸
入配管を、第1吸入管と第2吸入管とに分岐させて回転
方向に対して、[91Jに設けると共に該両眼入管に夫
々電磁弁を設けたことを特徴とする回転圧縮機の容量制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4981679U JPS5939195Y2 (ja) | 1979-04-13 | 1979-04-13 | 回転圧縮機の容量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4981679U JPS5939195Y2 (ja) | 1979-04-13 | 1979-04-13 | 回転圧縮機の容量制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55149592U JPS55149592U (ja) | 1980-10-28 |
JPS5939195Y2 true JPS5939195Y2 (ja) | 1984-10-31 |
Family
ID=28936112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4981679U Expired JPS5939195Y2 (ja) | 1979-04-13 | 1979-04-13 | 回転圧縮機の容量制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5939195Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-04-13 JP JP4981679U patent/JPS5939195Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55149592U (ja) | 1980-10-28 |
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