JPS5939190B2 - 電気集塵機 - Google Patents
電気集塵機Info
- Publication number
- JPS5939190B2 JPS5939190B2 JP52044879A JP4487977A JPS5939190B2 JP S5939190 B2 JPS5939190 B2 JP S5939190B2 JP 52044879 A JP52044879 A JP 52044879A JP 4487977 A JP4487977 A JP 4487977A JP S5939190 B2 JPS5939190 B2 JP S5939190B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- air
- ventilation path
- passage
- discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electrostatic Separation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は塵埃を帯電し、これを電気的に吸着して集塵す
る電気集塵機の改良に係り、その目的とする所は放電線
、対向電極の塵付着を防止して、機器のメインテナンス
を良好にすることにある。
る電気集塵機の改良に係り、その目的とする所は放電線
、対向電極の塵付着を防止して、機器のメインテナンス
を良好にすることにある。
従来の電気集塵機の構造は第１図に示す如く、平行板電
極を用いており、放電線２００が含塵空気中にさらされ
ており、この放電線２００への塵埃付着により性能が低
下する問題があった。
極を用いており、放電線２００が含塵空気中にさらされ
ており、この放電線２００への塵埃付着により性能が低
下する問題があった。
すなわち、タバコの煙やラード、サラダオイルなどのオ
イルミストを吸い込んだ場合、放電線２００上にオイル
ややにが付着し、これにより放電線の放電が低下し、塵
埃の帯電能力が減少するため、集塵効率が極端に減少す
るという大きな問題が起こるのである。
イルミストを吸い込んだ場合、放電線２００上にオイル
ややにが付着し、これにより放電線の放電が低下し、塵
埃の帯電能力が減少するため、集塵効率が極端に減少す
るという大きな問題が起こるのである。
従来の集塵機においては、この問題の対策として放電線
を洗浄して付着塵埃の除去作業を一定期間毎に実施する
ようにしていたが、この作業も放電線を切断したり張り
をなくしてしまうことが多く、一般家庭の使用者では使
用困難になっていた。
を洗浄して付着塵埃の除去作業を一定期間毎に実施する
ようにしていたが、この作業も放電線を切断したり張り
をなくしてしまうことが多く、一般家庭の使用者では使
用困難になっていた。
そこで本願発明者らは上記の欠点を解消するために、第
２図に示す構成の集塵機を開発した。
２図に示す構成の集塵機を開発した。
これは吸気口１００から流入した含塵空気が通気路１０
１を通過する際に、上記通気路１０１に連通させて形成
した凹状のイオン発生部１０２でイオンを作り、このイ
オンを通気路１０１中に照射することによりここを通過
する塵埃を帯電し、この帯電した塵埃が誘電体フィルタ
１０３で集塵され、清浄空気は排気口１０４から排出さ
れるように構成したもので、放電線１０５、対向電極１
０６への塵付着を防止している。
１を通過する際に、上記通気路１０１に連通させて形成
した凹状のイオン発生部１０２でイオンを作り、このイ
オンを通気路１０１中に照射することによりここを通過
する塵埃を帯電し、この帯電した塵埃が誘電体フィルタ
１０３で集塵され、清浄空気は排気口１０４から排出さ
れるように構成したもので、放電線１０５、対向電極１
０６への塵付着を防止している。
しかしながらこのような構成においても含塵空気がわず
かにイオン発生部に回り込むため、長期間使用している
と放電線、対向電極に塵埃が付着し効率が低下するとい
う問題が懸念される。
かにイオン発生部に回り込むため、長期間使用している
と放電線、対向電極に塵埃が付着し効率が低下するとい
う問題が懸念される。
本発明は上記問題点を解消するもので、以下にその実施
例を第３図にもとすいて詳細に説明する。
例を第３図にもとすいて詳細に説明する。
図において、１は電極集塵機のケーシング、２はこのケ
ーシング１の吸気口で、含塵空気が吸入される。
ーシング１の吸気口で、含塵空気が吸入される。
３はケーシング１の排気口で、清浄化された空気がここ
から排出される。
から排出される。
４は上記吸気口２と排気口３との間に形成された通気路
で、ファン５によりこの通気路４内を空気が流通する。
で、ファン５によりこの通気路４内を空気が流通する。
６は上記通気路４に連通させて形成したイオン発生部で
、本実施例では通気路４に臨む凹部により構成されてい
る。
、本実施例では通気路４に臨む凹部により構成されてい
る。
Ｔは上記イオン発生部６内に配置した放電線で、正極の
電圧が印加されている。
電圧が印加されている。
８はこの放電線７に対し、上記イオン発生部６の前方を
流れる空気流に対し、略直角方向で、かつ通気路４の反
対側に設けた対向電極で、放電線７に対し接地されてい
る。
流れる空気流に対し、略直角方向で、かつ通気路４の反
対側に設けた対向電極で、放電線７に対し接地されてい
る。
９は通気路４において上記放電線７による放電の影響の
ない後方に設けた誘電体フィルターで、対向電極８と同
じく接地され、上記放電線７により荷電された塵埃がこ
の誘電体フィルター９によって吸着される。
ない後方に設けた誘電体フィルターで、対向電極８と同
じく接地され、上記放電線７により荷電された塵埃がこ
の誘電体フィルター９によって吸着される。
１０は排気口３の一部とイオン発生部６の前方のケーシ
ング１に設けた空気吐出孔１１とを結ぶ戻し通路で排気
の一部がこの戻し通路１０を通り、通気路４内のイオン
発生部６に近い前方の部分に排出される。
ング１に設けた空気吐出孔１１とを結ぶ戻し通路で排気
の一部がこの戻し通路１０を通り、通気路４内のイオン
発生部６に近い前方の部分に排出される。
上記構成において、放電線１と対向電極８との間に電圧
を印加すると、放電線７から対向電極８の反対側に向っ
て発散電界が形成され、放電線７の近傍で発生したイオ
ンはこの電界に沿って移動し、通気路内中にイオンがシ
ャワーのように照射することになる。
を印加すると、放電線７から対向電極８の反対側に向っ
て発散電界が形成され、放電線７の近傍で発生したイオ
ンはこの電界に沿って移動し、通気路内中にイオンがシ
ャワーのように照射することになる。
従って通気路４を流通する汚染空気中の塵埃は上記イオ
ンのシャワーをあびて荷電され、この荷電された塵埃は
誘電体フィルター９に捕獲され、清浄は空気がファン５
を通って排気口３から排出される。
ンのシャワーをあびて荷電され、この荷電された塵埃は
誘電体フィルター９に捕獲され、清浄は空気がファン５
を通って排気口３から排出される。
そして、戻し通路１０を通った清浄空気が、空気吐出孔
１１から通気路４に排出されるため、イオン発生部６に
回り込む空気は大部分が清浄空気となり、含塵空気の侵
入はほとんど防止でき、したがって放電線７、対向電極
８は塵埃の付着からまぬがれることができる。
１１から通気路４に排出されるため、イオン発生部６に
回り込む空気は大部分が清浄空気となり、含塵空気の侵
入はほとんど防止でき、したがって放電線７、対向電極
８は塵埃の付着からまぬがれることができる。
なお、上記戻し通路１０の途中に送風機を設けることに
より通気路を長くしたり、又風量を増加することも可能
である。
より通気路を長くしたり、又風量を増加することも可能
である。
このように本発明によれば、イオン発生部の近傍の通気
路の壁に設けた空気吐出孔から浄化された排気の一部を
排出することにより放電線、対向電極は塵埃の付着から
逃ることかでき、タバコのやにやオイルの付着による放
電能力の減少、ならびに集塵効率の低下をきたすことが
ないとともに放電線の洗浄、取り替えなどのメインテナ
ンスを大巾に削減できる効果を奏し、さらにはオイルミ
ストの多い台所などにも設置できるからその適用範囲を
大きく拡大できる利点を有し、その工業的価値は犬であ
る。
路の壁に設けた空気吐出孔から浄化された排気の一部を
排出することにより放電線、対向電極は塵埃の付着から
逃ることかでき、タバコのやにやオイルの付着による放
電能力の減少、ならびに集塵効率の低下をきたすことが
ないとともに放電線の洗浄、取り替えなどのメインテナ
ンスを大巾に削減できる効果を奏し、さらにはオイルミ
ストの多い台所などにも設置できるからその適用範囲を
大きく拡大できる利点を有し、その工業的価値は犬であ
る。
第１〜２図は従来例の構成説明図、第３図は本発明の一
実施例における電気集塵機の構成説明図である。 ２・・・・・・吸気口、３・・・・・・排気口、４・・
・・・・通気路、６・・・・・・イオン発生部、９・・
・・・・集塵部〔誘電体フィルター〕、１０・・・・−
・戻し通路、１１・・・・・・空気吐出孔。
実施例における電気集塵機の構成説明図である。 ２・・・・・・吸気口、３・・・・・・排気口、４・・
・・・・通気路、６・・・・・・イオン発生部、９・・
・・・・集塵部〔誘電体フィルター〕、１０・・・・−
・戻し通路、１１・・・・・・空気吐出孔。
Claims (1)
- １ 吸気口と排気口とを結ぶ通気路と、この通気路外に
位置し、同通気路に臨む四部で包囲したイオン発生部と
、上気通気路中で、上記イオン発生部の後方に位置して
、荷電塵埃を吸着する集塵部とを有し、上記通気路には
、イオン発生部の近傍で、かつ前方に位置して空気吐出
孔を設け、この空気吐出孔は通気路の集塵部より下流側
の一部に戻し通路を介して連通した電気集塵機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52044879A JPS5939190B2 (ja) | 1977-04-18 | 1977-04-18 | 電気集塵機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52044879A JPS5939190B2 (ja) | 1977-04-18 | 1977-04-18 | 電気集塵機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53129384A JPS53129384A (en) | 1978-11-11 |
| JPS5939190B2 true JPS5939190B2 (ja) | 1984-09-21 |
Family
ID=12703767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52044879A Expired JPS5939190B2 (ja) | 1977-04-18 | 1977-04-18 | 電気集塵機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5939190B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4911933B2 (ja) | 2005-08-31 | 2012-04-04 | サーパス工業株式会社 | 圧力計および圧力計組立体 |
-
1977
- 1977-04-18 JP JP52044879A patent/JPS5939190B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53129384A (en) | 1978-11-11 |
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