JPH0429765A - 空気清浄機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は主に室内の空気中の異物を除去し清浄にする空
気清浄機に関する。

従来の技術 近年、空気清浄機は建物の密閉化と健康衛生意識の高ま
りにつれて多（利用されている。

以下、従来の空気清浄機について説明する。第４図〜第
７図に示すように、空気清浄機本体の外殻倒壁に沿って
設けた吸気口１から吸込まれた空気中のタバコの煙やほ
こり等は、高電圧に印加された放電線や針状電極などか
らなる放電電極２と、アースされた対向電極３よりなる
予備荷電部においてイオン化された後、羽根４とモータ
５等よりなる送風装置の吸込側に配設された静電フィル
タ６で捕集され、またこの静電フィルタ６と一体に配設
された脱臭フィルタ７により空気中の悪臭成分が吸着除
去され、きれいな空気が前記送風装置により吹出し口１
２から室内にもどされる。

この時の高圧発生器１１からの出力は、放電電極２へ高
電圧出力を印加し、対向電極３ヘアース接続して予備荷
電部を形成する。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の従来の構成では、長期間の使用によ
って静電フィルタにはタバコの煙やほこり等が序々に堆
積するので静電フィルタの性能が著しく劣化し、静電フ
ィルタの交換が必要となるという問題点を有していた。

本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、長期間
の使用による静電フィルタの性能の劣化を低減し、フィ
ルタ寿命を長くした空気清浄機を提供することを目的と
する。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、吸込口と、予備荷
電部と、静電フィルタと、脱臭フィルタと、送風装置と
、吹出し口を備え、前記静電フィルタの近傍の通風路に
帯電電極と、前記静電フィルタを介して前記帯電電極の
反対側にアース電極を備えた構成を有している。

作　　　用 この構成によって、帯電電極とアース電極によってはさ
まれた位置に配設されている静電フィルタには、空気清
浄機の運転中は常に電荷が供給されることとなる。

実施例 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
する。

本発明の一実施例を示す第１図及び第２図では、従来例
と同一部品に同一番号を付して説明は省略する。

放電電極２と対向電極３よりなる予備荷電部と羽根４と
モータ５等よりなる送風装置との間に形成される通風路
８に、予備荷電部側から順次静電フィルタ６、脱臭フィ
ルタ７及びアース極板９が各々密着して配設する。アー
ス極板９に対向して通風路８の中に、高電圧に印加され
た放電線や針状電極等の帯電電極１０を静電フィルタ６
の面に平行に配設して、帯電部を形成する。

以上のように構成された空気清浄機について以下その動
作を説明する。

吸気口１から吸込まれた空気中のタバコの煙やほこり等
は、高電圧に印加された放電線や針状電極などの放電電
極２と、アースされた対向電極３よりなる予備荷電部に
おいてイオン化された後、羽根４とモータ５からなる送
風装置の吸込側に配設された静電フィルタ６で捕集され
、脱臭フィルタ７で悪臭成分が吸着除去され、きれいな
空気となって前記送風装置により吹出し口から室内にも
どされる。また、静電フィルタ６を挟んでアース極板９
とアース極板９に対向して設けられ、高電圧を印加し放
電線や針状電極などの帯電電極１０によって形成される
。通風路８の中の帯電部によって静電フィルタ６は常に
帯電状態が保持され、静電フィルタ６本来の性能を発揮
する。

以上のように本実施例によれば、静電フィルタ６の近傍
の通風路８に帯電電極１０と静電フィルタ６を介して帯
電電極１０の反対側にアース極板９を設けることにより
、静電フィルタ６は常に通風路８の中の帯電部によって
電荷が補充され、タバコの煙やほこり等が堆積しても補
充される電荷によって静電フィルタ６の初期性能の劣化
を低減させることができる。

第３図に静電フィルタの集じん性能を測定した結果とし
て、横軸に空気清浄機に吸込ませた煙のタバコの本数を
縦軸に空気清浄機の集じん効率（％）をとり、本発明の
一実施例と比較例としての従来の測定結果を示した。

測定結果によれば、本発明の一実施例と従来ともに初期
性能は集じん効率が８５％であったが、集じん効率は２
００本吸込時に従来の４２％が本発明で８０％に、４０
０本吸込時に従来の３３％が本発明で７４％に、６００
本吸込時に従来の２５％が本発明で７０％に、８００本
吸込時に従来の２０％が本発明で６８％に、１０００本
吸込時に従来の１８％が本発明で６５％にと向上し、本
発明の有効性が明確である。

なお、本発明の一実施例では帯電電極１０に加える高電
圧と放電電極２に加える高電圧を同一としたが、同一で
なくてもよいことは言うまでもない。

発明の効果 以上の実施例からも明らかなように、本発明は静電フィ
ルタの近傍の通風路に帯電電極と前記静電フィルタを介
して前記帯電電極の反対側にアース極板を設けることに
より、静電フィルタの性能の劣化を低減し、静電フィル
タの寿命を長くすることができる優れた空気清浄機を実
現できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の空気清浄機の構成を示す平
面断面図、第２図は同回路図、第３図は静電フィルタの
集じん性能を示すグラフ、第４図は従来の空気清浄機の
斜視図、第５図は同分解斜視図、第６図は同個性を示す
平面断面図、第７図は、同回路図である。 １・・・・・・吸気口、２・・・・・・放電電極、３・
・・・・・対向電極、４・・・・・・羽根、５・・・・
・・モータ、６・・・・・・静電フィルタ、７・・・・
・・脱臭フィルタ、８・・・・・・通風路、９・・・・
・・アース極板、１０・・・・・・帯電電極、１２・・
・・・・吹出し口。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　ほか１名■蚤、０ 族ｔ（格 灯船を成 ＄４１りイ尾タ アースふシふに 第 図 ダパ“コ本＆（狗 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　吸気口と集じん装置と送風装置と吹出し口を備え、前
   記集じん装置の静電フィルタの近傍の通風路に帯電電極
   と前記静電フィルタを介して前記帯電電極の反対側にア
   ース極板を備えた空気清浄機。