JPS5938920Y2 - 椅子の座板取付装置 - Google Patents
椅子の座板取付装置Info
- Publication number
- JPS5938920Y2 JPS5938920Y2 JP2464679U JP2464679U JPS5938920Y2 JP S5938920 Y2 JPS5938920 Y2 JP S5938920Y2 JP 2464679 U JP2464679 U JP 2464679U JP 2464679 U JP2464679 U JP 2464679U JP S5938920 Y2 JPS5938920 Y2 JP S5938920Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stay
- seat plate
- mounting piece
- mounting
- chair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Special Chairs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は椅子の座板取付装置に関するものである。
組立式椅子等において左右一対脚体間に座板を強固に取
付けるには、座板の下面に予め補強用ステーを沿設し、
このステ一部と各脚体とを固定するか、左右一対の脚体
間にまずステーを装架して、これに座板を固定する方法
が採られている。
付けるには、座板の下面に予め補強用ステーを沿設し、
このステ一部と各脚体とを固定するか、左右一対の脚体
間にまずステーを装架して、これに座板を固定する方法
が採られている。
前者の場合、一方の脚体と座板下面のステ一部材とを固
定した後、他方の脚体と座板下面のステ一部材とを固定
することになるから、脚体どうしの位置関係を設定する
手段がなく、その位置の関係の設定は組立者の勘に頼ら
ざるを得ず、両脚体が互いにいびつになって歪んだ状態
で組み立てられるような不都合があった。
定した後、他方の脚体と座板下面のステ一部材とを固定
することになるから、脚体どうしの位置関係を設定する
手段がなく、その位置の関係の設定は組立者の勘に頼ら
ざるを得ず、両脚体が互いにいびつになって歪んだ状態
で組み立てられるような不都合があった。
これに対し、後者の場合は両脚体どうしを予めステーで
連結するから両脚体は正しい位置関係に設定でき、前者
の不都合は解消できる。
連結するから両脚体は正しい位置関係に設定でき、前者
の不都合は解消できる。
このようなものの例としては、例えば実公昭48−36
94号公報に記載された考案がある−が、このものは、
左右脚体内面に突出した取付片間にステ一部材をねじ止
めして脚としての枠体を形成し、それから前記取付片に
座板を別個ねじ止めするようにしている。
94号公報に記載された考案がある−が、このものは、
左右脚体内面に突出した取付片間にステ一部材をねじ止
めして脚としての枠体を形成し、それから前記取付片に
座板を別個ねじ止めするようにしている。
従ってこの公報のようにすると、ステ一部材を固定する
ねじと座板を固定するねじとが別々にいるから、ねじの
本数が多くなり組立の作業性が悪化すると共に、ステ一
部材と取付片、取付片と座板とがそれぞれ独立に固着さ
れで三者が一体的な関係にないから、椅子を強固に組み
立でるには前記ステ一部材と取付片、取付片と座板との
それぞれの取付部におけるねじの本数を多くして強固に
締結せねばならないという新たな問題を生じるのであっ
た。
ねじと座板を固定するねじとが別々にいるから、ねじの
本数が多くなり組立の作業性が悪化すると共に、ステ一
部材と取付片、取付片と座板とがそれぞれ独立に固着さ
れで三者が一体的な関係にないから、椅子を強固に組み
立でるには前記ステ一部材と取付片、取付片と座板との
それぞれの取付部におけるねじの本数を多くして強固に
締結せねばならないという新たな問題を生じるのであっ
た。
本考案は、このように左右両脚体内面に突設した取付片
にステーを介して座板を取付けるにおいて、取付片を挟
んで上部に座板、下板にステーをそれぞれ一体的に重ね
合わせ、1本のねじで取付片とステーとを固着し、他の
ねじで三者を一体的に結合するように−して締結用ねじ
の使用本数を減少せしめると同時に、ステーを断面U字
状に形成して取付片に下方から被嵌し、三者を一体的に
締結したとき当該ステー上端面と座板下面との間に適宜
隙間が形成されるようにして少い本数のねじであるにも
拘わらず三者が強固に固着するようにし、以って前記従
来の−ものの問題を解消したものである。
にステーを介して座板を取付けるにおいて、取付片を挟
んで上部に座板、下板にステーをそれぞれ一体的に重ね
合わせ、1本のねじで取付片とステーとを固着し、他の
ねじで三者を一体的に結合するように−して締結用ねじ
の使用本数を減少せしめると同時に、ステーを断面U字
状に形成して取付片に下方から被嵌し、三者を一体的に
締結したとき当該ステー上端面と座板下面との間に適宜
隙間が形成されるようにして少い本数のねじであるにも
拘わらず三者が強固に固着するようにし、以って前記従
来の−ものの問題を解消したものである。
次に本考案を実施例に基づき説明すると、図において、
椅子1における左右一対の脚体2,2′は金属製パイプ
を側面視下向きU字状に折曲形成して戊り、その各脚体
2,2′ の前後脚注3,4の中途高さ位置間には補強
用の連結部材5,5′を固設する一方、各脚体2,2′
の上端上面には肘掛6,6′ をそれぞれ沿設する。
椅子1における左右一対の脚体2,2′は金属製パイプ
を側面視下向きU字状に折曲形成して戊り、その各脚体
2,2′ の前後脚注3,4の中途高さ位置間には補強
用の連結部材5,5′を固設する一方、各脚体2,2′
の上端上面には肘掛6,6′ をそれぞれ沿設する。
前記各連結部材5,5′ には左右相対峙するように二
対の断面U字状の取付片7. 7’、 7. 7’を
突設し、前記左右一対の脚体2,2′ を左右両取付
片7,7′箇所でステー9,9′ を介して連結する
にあたり、該各ステー9,9′ を各取付片7.7′
の下面側から被嵌できるように断面U字状に形成し、
該各ステー9,9′の端部を前記各取付片7,7′ 箇
所にお・いて各1本の短かいねじ8により締結する。
対の断面U字状の取付片7. 7’、 7. 7’を
突設し、前記左右一対の脚体2,2′ を左右両取付
片7,7′箇所でステー9,9′ を介して連結する
にあたり、該各ステー9,9′ を各取付片7.7′
の下面側から被嵌できるように断面U字状に形成し、
該各ステー9,9′の端部を前記各取付片7,7′ 箇
所にお・いて各1本の短かいねじ8により締結する。
さらに座板10の下面の座芯材11にはねじ管座12を
埋設し、この座芯材11下面を前記各取付片7゜7′及
び各ステー9,9′の上面に載置させ、各取付材7,7
′ の孔13に、長いねじ14を各ステー9.9′下面
から挿通させ、座板10にお・ける座芯材11と各ステ
ー9,9′ との間に各取付片7,7を挟着した状態
にして、座芯材11どステー9,9′とを螺着固定する
のである。
埋設し、この座芯材11下面を前記各取付片7゜7′及
び各ステー9,9′の上面に載置させ、各取付材7,7
′ の孔13に、長いねじ14を各ステー9.9′下面
から挿通させ、座板10にお・ける座芯材11と各ステ
ー9,9′ との間に各取付片7,7を挟着した状態
にして、座芯材11どステー9,9′とを螺着固定する
のである。
この際、座板10下面の座芯板11とステー9,9′
との間に微妙な隙間りが形成されるように構成する。
との間に微妙な隙間りが形成されるように構成する。
なお・、15は背板16、16.16.16は脚体後部
上方に突設したブラケツI・、17はねじである。
上方に突設したブラケツI・、17はねじである。
この構成の椅子を組立てる(ごは、まず右の脚板2′に
お・ける前後の取付片7’、 7’の下面からのステ
ー9,9′の右端を嵌め込めば、各取付片7′。
お・ける前後の取付片7’、 7’の下面からのステ
ー9,9′の右端を嵌め込めば、各取付片7′。
7′に対し各ステー9,9′ を平行に位置させるこ
とができ、各取付片7’、7’箇所で各一体の短かいね
じ8で締結し、その後部ステーの他端を左脚体2にお・
ける各脚体片7,7箇所下面に接当するよう嵌め込み前
記と同様ねじ8締着すれば、左右両脚体2,2′ は平
行に歪みなく自立させることができる。
とができ、各取付片7’、7’箇所で各一体の短かいね
じ8で締結し、その後部ステーの他端を左脚体2にお・
ける各脚体片7,7箇所下面に接当するよう嵌め込み前
記と同様ねじ8締着すれば、左右両脚体2,2′ は平
行に歪みなく自立させることができる。
次いで前記各取付片7.7.7’、 7’箇所において
各一本の長いねじ14により座板10と各ステー9,9
′と間に各取付片7,7′、乙7′ を挟着して締結す
ると座板と、ステーと取付片とを三者一体間に強固に取
付固定できる。
各一本の長いねじ14により座板10と各ステー9,9
′と間に各取付片7,7′、乙7′ を挟着して締結す
ると座板と、ステーと取付片とを三者一体間に強固に取
付固定できる。
このように、ステー9,9′を断面U字状に形成して取
付片7,7′に被嵌するようにしたから、水平方向の外
力に対する抵抗力が増大すると共に、ステー9,9′上
面と座芯材11下面との間に隙間りが形成されているか
ら、座板10と両取付片7,7′、両取付片7,7′
とステー9,9′ とはそれぞれ互に密着腰三者が
互に密着して強固に締結されることになる。
付片7,7′に被嵌するようにしたから、水平方向の外
力に対する抵抗力が増大すると共に、ステー9,9′上
面と座芯材11下面との間に隙間りが形成されているか
ら、座板10と両取付片7,7′、両取付片7,7′
とステー9,9′ とはそれぞれ互に密着腰三者が
互に密着して強固に締結されることになる。
また背板15はその背面をブラヶッ1−16.16.1
6゜16箇所に接当させ、ねじ17締着すれば良い。
6゜16箇所に接当させ、ねじ17締着すれば良い。
このように本考案に従えば、左右脚体間に装架するステ
ーを各脚体内側に突設する各取付片箇所にお・いて最小
眼部2本のねじで結合べき、そのうち各1本は予めステ
ーと取付片部とを締結して左右脚体の組立及び位置決め
を容易にでき、さらに各取付片部のもう1本のねじによ
り取付片及びステーの上面に載置する座板と、ステーと
を、該両者間に取付片を挟んだ状態で三者を強固に取付
できるのであり、合わせて椅子の組立作業が容易とる。
ーを各脚体内側に突設する各取付片箇所にお・いて最小
眼部2本のねじで結合べき、そのうち各1本は予めステ
ーと取付片部とを締結して左右脚体の組立及び位置決め
を容易にでき、さらに各取付片部のもう1本のねじによ
り取付片及びステーの上面に載置する座板と、ステーと
を、該両者間に取付片を挟んだ状態で三者を強固に取付
できるのであり、合わせて椅子の組立作業が容易とる。
しかも、ステーを断面U字状に形成し、これが取付片に
下方から嵌るようにしたから、左右両脚体の平行度等の
位置決めがより容易にできると共に、ねじれ等に対する
剛性が高く強度を向上できる。
下方から嵌るようにしたから、左右両脚体の平行度等の
位置決めがより容易にできると共に、ねじれ等に対する
剛性が高く強度を向上できる。
更に、座板下面の座芯板とステー上端面との間に隙間が
あるように形成したから、王者が完全に密着して一体的
に固着され、各取付部にわしか2本のねじを配設するの
みであっても三者を強固に締結できる効果を有する。
あるように形成したから、王者が完全に密着して一体的
に固着され、各取付部にわしか2本のねじを配設するの
みであっても三者を強固に締結できる効果を有する。
また椅子の左右にお・ける各前後脚柱の上端間を一体的
もしくは別体の連結部材で継ぎ、該各連結部材に前後2
対の取付片を突設し、これに前記と同様にしてステーと
座板を取付けことにより肘掛は部のない椅子を提供する
ことができる。
もしくは別体の連結部材で継ぎ、該各連結部材に前後2
対の取付片を突設し、これに前記と同様にしてステーと
座板を取付けことにより肘掛は部のない椅子を提供する
ことができる。
図面は本考案の一実施例を示し第1図は椅子の各部の斜
視図、第2図は第1図の■−打線視における組立状態拡
大断面図、第3図は第2図の■−■線視線面断面図る。 1・・・・・・椅子、2,2′ ・・・・・・脚フレー
ム、3,4・・・・・・前後脚柱、5,5・・・・・・
連結部材、乙7′・・・・・・取付片、9.9′・・・
・・・ステー、10・・・・・・座板、11・・・・・
・座芯材、8、 14. 17・・・・・・ねじ。
視図、第2図は第1図の■−打線視における組立状態拡
大断面図、第3図は第2図の■−■線視線面断面図る。 1・・・・・・椅子、2,2′ ・・・・・・脚フレー
ム、3,4・・・・・・前後脚柱、5,5・・・・・・
連結部材、乙7′・・・・・・取付片、9.9′・・・
・・・ステー、10・・・・・・座板、11・・・・・
・座芯材、8、 14. 17・・・・・・ねじ。
Claims (1)
- 椅子にお・ける左右一対の脚体の内側面ち、取付片を突
設し、該両歌付片下部には、当該取付片に下方から被嵌
する断面略U字状のステ一部材を装架し、該ステ一部材
の両端部と前記両歌付片とを2本のねずで結合するにお
いて、前記2本のねじのうち一方のねじによって各取付
片とステーとを締結する一方、各取付片を挿通する他方
のねじにより、ステー及び取付片の上面に載置される座
板とステーとを、その間に位置する取付片を挟むように
締結しかつ、前記ステ一部材上端面と座板下面との間に
は適宜隙間を形成して戊る椅子の座板取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2464679U JPS5938920Y2 (ja) | 1979-02-26 | 1979-02-26 | 椅子の座板取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2464679U JPS5938920Y2 (ja) | 1979-02-26 | 1979-02-26 | 椅子の座板取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55125153U JPS55125153U (ja) | 1980-09-04 |
JPS5938920Y2 true JPS5938920Y2 (ja) | 1984-10-30 |
Family
ID=28863521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2464679U Expired JPS5938920Y2 (ja) | 1979-02-26 | 1979-02-26 | 椅子の座板取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5938920Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6997936B2 (ja) * | 2017-09-29 | 2022-01-18 | コクヨ株式会社 | 椅子 |
-
1979
- 1979-02-26 JP JP2464679U patent/JPS5938920Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55125153U (ja) | 1980-09-04 |
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