JPS5938799Y2 - 可動磁石型カ−トリッジ - Google Patents
可動磁石型カ−トリッジInfo
- Publication number
- JPS5938799Y2 JPS5938799Y2 JP15714279U JP15714279U JPS5938799Y2 JP S5938799 Y2 JPS5938799 Y2 JP S5938799Y2 JP 15714279 U JP15714279 U JP 15714279U JP 15714279 U JP15714279 U JP 15714279U JP S5938799 Y2 JPS5938799 Y2 JP S5938799Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- pole
- type cartridge
- pickup coil
- magnet type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は可動磁石型（ＭＭ型）カートリッジに関する。
従来のＭＭ型カートリッジは、第１図に示すように、カ
ンチレバー６の根元に一体的に取付けた磁石５がピック
アップコイル３の巻回された磁性材料からなるポールピ
ース４中に例えば理想振動中心点Ａを中心に振動可能に
配置され、実線位置かう点線位置へのカンチレバー６の
振れに追動する磁石５の振れによるポールピース４の磁
気回路中の磁束変化によりピックアップコイル３から出
力信号をとり出すものであるが、かかる従来のものは信
号の再生回路中に磁性材料のポールピース４を含むため
、その再生特性が、この磁性材料のの磁気特性により大
きく影響される欠点を有している。
ンチレバー６の根元に一体的に取付けた磁石５がピック
アップコイル３の巻回された磁性材料からなるポールピ
ース４中に例えば理想振動中心点Ａを中心に振動可能に
配置され、実線位置かう点線位置へのカンチレバー６の
振れに追動する磁石５の振れによるポールピース４の磁
気回路中の磁束変化によりピックアップコイル３から出
力信号をとり出すものであるが、かかる従来のものは信
号の再生回路中に磁性材料のポールピース４を含むため
、その再生特性が、この磁性材料のの磁気特性により大
きく影響される欠点を有している。
本考案はかかる従来の欠点をとり除いたＭＭ型カー）
ＩＪツジを提供するもので以下図面に従って詳細に説明
する。
ＩＪツジを提供するもので以下図面に従って詳細に説明
する。
第２図は本考案に係るモノラル用のカートリッジの一実
施例を示し、一方の端面５１にＮ極を、また他方の端面
５□にＳ極を有する略円柱状の磁石５はカンチレバー６
の根元にその軸方向をカンチレバー６のそれと同じくし
て一体的に取付けられて、例えば理想振動中心点Ａを中
心に振動可能に配置されると共にピックアップコイル７
がこの磁石５に近接して固定配置されている。
施例を示し、一方の端面５１にＮ極を、また他方の端面
５□にＳ極を有する略円柱状の磁石５はカンチレバー６
の根元にその軸方向をカンチレバー６のそれと同じくし
て一体的に取付けられて、例えば理想振動中心点Ａを中
心に振動可能に配置されると共にピックアップコイル７
がこの磁石５に近接して固定配置されている。
ピックアップコイル７は、第３図ａに示すととく略同一
平面内で略方形形状に所要数巻回された扁平のコイルで
、例えば第３図すのように肉薄の基板７１に蒸着法によ
り形成される。
平面内で略方形形状に所要数巻回された扁平のコイルで
、例えば第３図すのように肉薄の基板７１に蒸着法によ
り形成される。
７２，７２は一対の引出し線を示す。
ピックアップコイル７は第４図に示すごとくコイル７の
対向する辺ａｄ及びｂｅを形成する一対の巻線部７３，
７４のうち一方の巻線部７３が磁石５のＮ極側に、また
他方の巻線部７４がＳ極側においてそれぞれ磁石の磁界
方向（矢印ｘ、ｘで小す）が、磁石５の軸方向と略直交
する位置でこの磁界方向ｘ、ｘと略直交するよう磁石５
に近接して固定配置される。
対向する辺ａｄ及びｂｅを形成する一対の巻線部７３，
７４のうち一方の巻線部７３が磁石５のＮ極側に、また
他方の巻線部７４がＳ極側においてそれぞれ磁石の磁界
方向（矢印ｘ、ｘで小す）が、磁石５の軸方向と略直交
する位置でこの磁界方向ｘ、ｘと略直交するよう磁石５
に近接して固定配置される。
従ってレコード盤の音溝８のトレースによるカンチレバ
ー６のｙ方向の振れによりピックアップコイル７の巻線
部７３，７４と鎖交する磁束量が一方にトいて増大し、
他方において減少するので巻線部７３，７４にはそれぞ
れ反対方向の電流が流れることになり、これが出力信号
として引出し線７゜、７２からとり出される。
ー６のｙ方向の振れによりピックアップコイル７の巻線
部７３，７４と鎖交する磁束量が一方にトいて増大し、
他方において減少するので巻線部７３，７４にはそれぞ
れ反対方向の電流が流れることになり、これが出力信号
として引出し線７゜、７２からとり出される。
また、本考案をステレオ用のカートリッジに適用すると
きは、第５図に示すごとく、カンチレバー９の先端部に
取付けた針１０の軸方向Ｚ−Ｚに関し４５°−４５°の
関係で左チャンネルのビックアツブコイル１１Ｌと右チ
ャンネルのピックアップ１１Ｒを磁石１２に対して固定
配置すれば良く、さらに各チャンネルに対し一対のコイ
ル１１Ｌと１１Ｌ、１１Ｒと１１Ｒを１８０の関係で対
向配置すればより大きな出力信号をとり出すことができ
る。
きは、第５図に示すごとく、カンチレバー９の先端部に
取付けた針１０の軸方向Ｚ−Ｚに関し４５°−４５°の
関係で左チャンネルのビックアツブコイル１１Ｌと右チ
ャンネルのピックアップ１１Ｒを磁石１２に対して固定
配置すれば良く、さらに各チャンネルに対し一対のコイ
ル１１Ｌと１１Ｌ、１１Ｒと１１Ｒを１８０の関係で対
向配置すればより大きな出力信号をとり出すことができ
る。
なお、上述の実施例においてはピックアップコイルは一
層であるが、蒸着法により多層に形成してもきわめて薄
い扁平のものを得ることができ、これを用いればより大
きな出力信号をとり出すことが可能である。
層であるが、蒸着法により多層に形成してもきわめて薄
い扁平のものを得ることができ、これを用いればより大
きな出力信号をとり出すことが可能である。
また上述の円柱状の磁石は円板状の磁石を含んで用いら
れているものである。
れているものである。
以上の本考案によれば、ＭＭＭカー） ＩＪツジにむい
て従来不可欠とされていたポールピースを再生回路中か
ら除去できるので良好な再生特性をもつカートリッジの
設計が可能となり、オたカートリッジの軽量小型化が図
れる。
て従来不可欠とされていたポールピースを再生回路中か
ら除去できるので良好な再生特性をもつカートリッジの
設計が可能となり、オたカートリッジの軽量小型化が図
れる。
第１図は従来のＭＭ型刃カートリツジ要部上面図、第２
図は本考案に係るモノラル用カートリッジの一実施例を
示し、ａはその正面図、ｂばその上面図、第３図はピッ
クアップコイルの説明に供する図、第４図は第２図のカ
ー） ＩＪツジの説明に供する図、及び第５図は本考案
に係るステレオ用カートリッジの説明に供するその正面
図をそれぞれ示す。 ５．１２・・・磁石、５０，５２・・・端面、６，９・
・・カンチレバー、７．１１・・・ピックアップコイル
、７３．７４・・・巻線部。
図は本考案に係るモノラル用カートリッジの一実施例を
示し、ａはその正面図、ｂばその上面図、第３図はピッ
クアップコイルの説明に供する図、第４図は第２図のカ
ー） ＩＪツジの説明に供する図、及び第５図は本考案
に係るステレオ用カートリッジの説明に供するその正面
図をそれぞれ示す。 ５．１２・・・磁石、５０，５２・・・端面、６，９・
・・カンチレバー、７．１１・・・ピックアップコイル
、７３．７４・・・巻線部。
Claims (1)
- 一方の端面にＮ極を、また他方の端面にＳ極を有し、且
つ軸方向を同じくして一体とされたカンチレバーと共に
振動可能に配置された略円柱状の磁石と、略方形形状に
巻回された扁平のピックアップコイルとからなり、該ピ
ックアップコイルはその対向する辺を形成する一対の巻
線部のうち、一方の巻線部を前記Ｎ極側に、また他方の
巻線部を前記Ｓ極側においてそれぞれ前記磁石の磁界方
向が該磁石の軸方向と略直交する位置で該磁界方向と略
直交するよう該磁石の近傍に固定配置してなることを特
徴とする可動磁石型カートリッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15714279U JPS5938799Y2 (ja) | 1979-11-13 | 1979-11-13 | 可動磁石型カ−トリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15714279U JPS5938799Y2 (ja) | 1979-11-13 | 1979-11-13 | 可動磁石型カ−トリッジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5674600U JPS5674600U (ja) | 1981-06-18 |
| JPS5938799Y2 true JPS5938799Y2 (ja) | 1984-10-29 |
Family
ID=29668472
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15714279U Expired JPS5938799Y2 (ja) | 1979-11-13 | 1979-11-13 | 可動磁石型カ−トリッジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5938799Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018125650A (ja) * | 2017-01-31 | 2018-08-09 | 有限会社トップウイング | コイル固定型可カートリッジ |
-
1979
- 1979-11-13 JP JP15714279U patent/JPS5938799Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018125650A (ja) * | 2017-01-31 | 2018-08-09 | 有限会社トップウイング | コイル固定型可カートリッジ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5674600U (ja) | 1981-06-18 |
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