JPS5938486B2

JPS5938486B2 - 熱風循環式オ−ブンレンジ

Info

Publication number: JPS5938486B2
Application number: JP178580A
Authority: JP
Inventors: 和文松島
Original assignee: Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1980-01-11
Filing date: 1980-01-11
Publication date: 1984-09-17
Also published as: JPS56100241A

Description

【発明の詳細な説明】この発明は牙−ブンの側壁に熱風の吹出口を設けた熱風
循環式オーブンレンジに関する。

従来の熱風循環式オーブンレンジにおいては、第１図に
示すようにオーブンａの背壁の中央部には多数のパンチ
ングホールｂからなる吸込口Ｃが形成され、この吸込口
Ｃの両側には同じく多数のパンチングホールｂからなる
吹出口ｄ、ｄが形成されている。

そして、オーブンａの背壁の外側にはファンケーシング
ｅが設けられていて、このファンケーシングｅの内部に
はファンｆが設ケラれている。

上記ファンｆを囲繞してコイル状のヒータｇが設けられ
ていて、吸込口Ｃから吸込んだ空気を加熱したのち、ふ
たたび、両側（つ吹出口ｄ。

ｄから熱風として吹出し、オーブンａ内に装入さ６れた
食品載置皿りに載置された食品ｉを加熱するようになっ
ている。

ところで、この食品載置皿りはＡ−ブンレンジの使用者
が任意に装入するものであるから、食品載置皿りの位置
はその都度変化し、オーブン内の熱風の流れは大きく変
動することとなり食品ｉに焼むらを生ずる原因の−とな
っていた。

また、吹出口ｄ、ｄから吹出される熱風は矢印ＡＶＣ示
すように牙−ブンａの両側壁ｊ、ｊに沿１て直進するの
で、側壁Ｊ、ｊの近傍は中央部よりも高温となり食品ｉ
に焼むらが生ずることになる。

この発明は上記の事情を考慮してなされたもので、そｉ
目的とするところは、熱風をオーブン内に均一に導入す
るとともに食品載置皿に対するストッパとなる風向体を
吹出口の近傍に設けることにより食品載置皿の位置決め
を容易に［７、かつ、オーブン内部の温度分布を均一に
する熱風循環式オーブンレンジを提供しようとするもの
である。

以下この発明の一実施例を添付図面を参照して説明する
。

第２図中１は本体で、この本体１の内部にはオーブン２
が設けられている。

また、本体１の前面には扉体３が設けられていて、上記
ｙｒ−ブン２の開口部２ａを閉塞するようになっている
。

オーブン２の背壁外側にはファンケーシング４が設けら
れていて、このファンケーシング４の内部にはファン５
が設けられている。

ファンケーシング４の外側にはファンモータ６が設けら
れていて、上記ファン５を駆動するようになっている。

そして、上記ファン５を囲繞してコイル状のヒータ７が
設けられている。

オーブン２の背壁には中央部に多数のパンチングホール
８・・・からなる吸込口９が設けられている。

この吸込口９０両側には同じように多数のパンチングホ
ール８・・・からなる吹出口１０．１０が設けられてい
る。

これら吹出口１０．１０の所傍には風向体ｉｉ、１ｉが
設けられている。

風向体１１．１１には対称に形成された案内面１１ａが
上下刃向に設けられていて、上記吹出口１０．１０から
吹出される空気を封−ブン２の中央部に導入するように
なっている。

また、風向体１１．１１の前面がオーブン２内に装入さ
れる食品載置皿１２を位置決めするストッパの役目を果
たすようになっている。

対−ブン２の天井面および底面にはヒータ１３および１
４が設けられている。

また、討−ダン２内には図示しないマグネトロンによっ
てマイクロ波が供給されるようになっている。

したがって、食品載置皿１２に載置された食品１５はフ
ァンケーシング４から吹出される熱風により加熱調理さ
れるとともに、ヒータ１３，１４によるヒータ加熱とマ
グネトロンによるマイクロ波加熱されるようになってい
る。

つぎに、オーブン２の天井面には多数のパンチングホー
ル８からなる排気口１６が設けられている。

この排気口１６にはダンパ１７が枢軸１８に枢支されて
いる。

ダンパ１７には操作環１９が設けられている。

この操作環１９の先端は本体１の前面の操作盤１ａに突
出し、操作釦２０が取付けられていて、この操作釦２０
を押せばダンパ１７が排気口１６を閉塞するようになっ
ている。

また、排気口１６からの排気は本体１の背壁に設けられ
た排気口２１からオーブン２の外に排出されるようにな
っている。

上記実施例のように討−ブンの天井面にダンパな有する
排気口を設け、本体前面から必要に応じてダンパを操作
して排気することとしたのでオーブンの熱効率を向上さ
せることができる。

つぎに、第２図の同一部分に同一符号を付けた第５図は
この発明の他の実施例を示すもので、オーブン２の背壁
の外側からオーブン２の側壁外側にわたりファンケーシ
ング４が設けられている。

このファンケーシング４の内部にはファン５が設けられ
ていて、ファンケーシング４の外側に設けられたファン
モータ６により駆動されるようになっている。

また、ファン５を囲繞してコイル状のヒータ７が設けら
れている。

オーブン２の背壁にハ多数のパンチングホール８・・・
からなる吸込口９が設けられている。

また、オーブン２の側壁には多数のパンチングホール８
・・・からなる吹出口１０が設けられている。

そして、牙−ブン２の隅部にはストッパ１６が設けられ
ていて、食品載置皿１２をオーブン２内に装入する場合
に位置決めを容易にするようになっている。

上記実施例のように吹出口１０を牙−ブン２の側壁に設
けたので、ファンケーシング４から吹出される熱風−矢
印Ｂに示されるようにオーブン２の中心に向って流れ、
オーブン２内の湿度分布が。

均一となり食品１５に焼きむらが生じない。

なお、上記風向体は耐熱性が優れ、かつ、マイクロ波に
対して安定した材質たとえば耐熱ガラスまたはセラミッ
クスにすることが望ましい。

また、風向体を着脱自在にし、また、上下刃向に断面形
状を変化させることも有効である。

以下説明したように、オーブン内部に吹出口に近接した
風向体を設けたのでオーブン内の温度分布を均一にする
とともに、上記風向体によって食品載置皿を常に定位置
に装入することができ焼゛らを防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の熱風循環式Ａ−ブンレンジの横断平面図
、第２図はこの発明の一実施例の横断平面図、第３図は
同じくこの縦断側面図、第４図は同じくこの正面図、第
５図はこの発明の他の実施例の横断平面図である。１・・・・・＊体、２・・・・・・オーブン、４・・・
・・・ファンケーシング、５・・・・・・ファン、７・
・・・・叱−タ、９・・・・・・吸込口、１０・・・・
・・吹出口、１１・・・・・・風向体。

Claims

【特許請求の範囲】１本体と、この本体の内部に設けられた附−プンと、
このオーブン側壁の外側に設けられたファンケーシング
と、このファンケーシングの内部に設ケられたファンと
、このファンを囲繞スるヒータと、上記オーブンの側壁
に設けられた吸込口および吹出口と、この吹出口の近傍
に位置する。１−ブン内に設けられオーブン内に収納される載置皿を
位置決めするとともに吹出口からの熱風を案内する風向
体とを具備したことを特徴とする熱風循環式オーブンレ
ンジ。