JPS593814A - 透明導電膜の製造方法 - Google Patents
透明導電膜の製造方法Info
- Publication number
- JPS593814A JPS593814A JP11295582A JP11295582A JPS593814A JP S593814 A JPS593814 A JP S593814A JP 11295582 A JP11295582 A JP 11295582A JP 11295582 A JP11295582 A JP 11295582A JP S593814 A JPS593814 A JP S593814A
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- JP
- Japan
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- transparent conductive
- conductive film
- mixed gas
- oxygen
- resistivity
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- Pending
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- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、透明導電膜の製造方法の改良に関する。
従来、透明導電膜の製造方法としては、真空蒸着法やス
パッタ蒸着法等が広く用いられている。輿望蒸着法は、
ば化インジウム錫を電子ビーム加熱法によシ真空蒸着す
るか、或いはインジウム錫合金f:酸素雰囲気中で活性
蒸着する方法である。iだ、スパッタ陸着法は、酸化イ
ンジウム錫をターグットとしてグー9ツタリングするか
、或いはインジウム錫合金金ターダツトとじて酸素を含
むガス中で活性ス・Pツタリングする方法である。
パッタ蒸着法等が広く用いられている。輿望蒸着法は、
ば化インジウム錫を電子ビーム加熱法によシ真空蒸着す
るか、或いはインジウム錫合金f:酸素雰囲気中で活性
蒸着する方法である。iだ、スパッタ陸着法は、酸化イ
ンジウム錫をターグットとしてグー9ツタリングするか
、或いはインジウム錫合金金ターダツトとじて酸素を含
むガス中で活性ス・Pツタリングする方法である。
ところが、この柚の方法にあっては次のような問題があ
った。すなわち、真空蒸着法では一役に基板温度250
[°c ]以上で膜形成を行なっておシ、それ以下の
温度でり、抵抗率が10−r o−2〔Ω−副〕程度に
上昇する。また、スパッタリング法では膜形成中に基板
温度が200〜300ccJ程度に上昇してしまう。こ
のため、基板温度lOO〔°C〕以下で膜を形成すると
10−3〜i o−2(にト副〕の高抵抗率の透明導電
しか得られない。したがって、耐熱温度が低い基。
った。すなわち、真空蒸着法では一役に基板温度250
[°c ]以上で膜形成を行なっておシ、それ以下の
温度でり、抵抗率が10−r o−2〔Ω−副〕程度に
上昇する。また、スパッタリング法では膜形成中に基板
温度が200〜300ccJ程度に上昇してしまう。こ
のため、基板温度lOO〔°C〕以下で膜を形成すると
10−3〜i o−2(にト副〕の高抵抗率の透明導電
しか得られない。したがって、耐熱温度が低い基。
板材料、或いは高侶では特性が劣化する恐れのある基板
拐料には、透明導電性被膜を10−4〔Ω−の〕程度の
低抵抗率で形成することが困難であった。
拐料には、透明導電性被膜を10−4〔Ω−の〕程度の
低抵抗率で形成することが困難であった。
本発明の目的は、基板温度100(℃)以下で低抵抗率
(5X10 01以下)の透明導電性破膜を形成するこ
とができる透明導電膜の製造方法を提供することVCあ
る。
(5X10 01以下)の透明導電性破膜を形成するこ
とができる透明導電膜の製造方法を提供することVCあ
る。
マグネトロン直流スノ寄ツタリング装置は、蒸発源のタ
ーゲットに特殊な磁界をかけ、電子をその磁界の中に閉
じ込め、電離効率?上げてノ2ズマ密度を上げることに
より、基板の温度上昇を防ぎ、作業圧力を下げることが
でへるものである。
ーゲットに特殊な磁界をかけ、電子をその磁界の中に閉
じ込め、電離効率?上げてノ2ズマ密度を上げることに
より、基板の温度上昇を防ぎ、作業圧力を下げることが
でへるものである。
本発明者等は、このような装置を用い、種々の実験を重
ねた結果、活性ガスと1.て酸素とアルゴンとの混合ガ
スを使用し、この混合ガス中の酸素の割合を1〜5 [
mo1%」に規定することにより、低抵抗率の透明導電
性被膜が形成されるのを見出した。すなわち、ターゲツ
トとして酸化インゾウム錫と用い哨累とアルボ/との混
合ガスの圧力全lXl0 CTorrJ以−トに設定
し、混合ガス中の酸素の割合金上d己条件に設定するこ
とによシ、基板温度100しC〕以下で抵抗率5xto
−’tIΩ−rm]以下の透明導電性被膜が形成される
ことを見出した。
ねた結果、活性ガスと1.て酸素とアルゴンとの混合ガ
スを使用し、この混合ガス中の酸素の割合を1〜5 [
mo1%」に規定することにより、低抵抗率の透明導電
性被膜が形成されるのを見出した。すなわち、ターゲツ
トとして酸化インゾウム錫と用い哨累とアルボ/との混
合ガスの圧力全lXl0 CTorrJ以−トに設定
し、混合ガス中の酸素の割合金上d己条件に設定するこ
とによシ、基板温度100しC〕以下で抵抗率5xto
−’tIΩ−rm]以下の透明導電性被膜が形成される
ことを見出した。
本発明はこのような点に漸目し、マグネトロン直流ス・
母ッータリング装置を用い、酸素ヶ含む油性ガス中で酸
化インゾウム錫のターケ゛ットに直流電圧全印加して透
明導畦性被1摸を形成するに際し、上記活性ガスとして
酸素とアルゴンとの混合ガスを使用すると共に混合ガス
中の酸素の割合を1〜5.[mot%]に設定し、かつ
混合ガ゛スの圧力全I X I OCTorr ”)以
下に設定するようにした方法でおる。
母ッータリング装置を用い、酸素ヶ含む油性ガス中で酸
化インゾウム錫のターケ゛ットに直流電圧全印加して透
明導畦性被1摸を形成するに際し、上記活性ガスとして
酸素とアルゴンとの混合ガスを使用すると共に混合ガス
中の酸素の割合を1〜5.[mot%]に設定し、かつ
混合ガ゛スの圧力全I X I OCTorr ”)以
下に設定するようにした方法でおる。
L発明の効果〕
本発明によれば、基板温度100LcJ以下で抵抗率5
XlO−4(Ω−一」以下の透明導電性破膜を形成する
ことができる。さらに、その透明率も十分大きくするこ
とができる。したがって、従来方法と比較すると、抵抗
率が1桁以上小さく、低温で低抵抗率の透明導電性被膜
を容易に形成することができ、その有用性は極めて大き
い。
XlO−4(Ω−一」以下の透明導電性破膜を形成する
ことができる。さらに、その透明率も十分大きくするこ
とができる。したがって、従来方法と比較すると、抵抗
率が1桁以上小さく、低温で低抵抗率の透明導電性被膜
を容易に形成することができ、その有用性は極めて大き
い。
第1図は本発明の一実施例に使用したブレーナ型マグネ
トロン直流ス・fツタリング装置を示す概略構成図であ
る。図中1は試料室で、この試料室1内には一対の平行
平板電極2.3が配設されている。上部電極2にはガラ
ス基板4が配置され、下部電極3にはターゲットとして
の酸化インゾウム錫5が配置される。そして、これら電
極2.3間には直流電源6による電圧が印加されるもの
となっている。なお、図中7は磁石、8i−11,シャ
ッタ、9は冷却水、10は試料室I内に活性ガスを導入
するためのリークパルプ、IIは試料室1内を排気する
ためのメインパルプを示しでいる。この装置では試料室
1内を十分真空に引いたのちリークバルブ10により試
料室1内にスバ、タリングガスを導入し試料室1内を所
定の圧力に設定する。次いCターケ゛ット5に所定の1
4圧全印加し、グリス/f ツタリングを行なった後、
シャッタ8を開いてス・ぞツタリングを行なうものとな
っている。
トロン直流ス・fツタリング装置を示す概略構成図であ
る。図中1は試料室で、この試料室1内には一対の平行
平板電極2.3が配設されている。上部電極2にはガラ
ス基板4が配置され、下部電極3にはターゲットとして
の酸化インゾウム錫5が配置される。そして、これら電
極2.3間には直流電源6による電圧が印加されるもの
となっている。なお、図中7は磁石、8i−11,シャ
ッタ、9は冷却水、10は試料室I内に活性ガスを導入
するためのリークパルプ、IIは試料室1内を排気する
ためのメインパルプを示しでいる。この装置では試料室
1内を十分真空に引いたのちリークバルブ10により試
料室1内にスバ、タリングガスを導入し試料室1内を所
定の圧力に設定する。次いCターケ゛ット5に所定の1
4圧全印加し、グリス/f ツタリングを行なった後、
シャッタ8を開いてス・ぞツタリングを行なうものとな
っている。
このような装置を使用し、まずガラス基板4をターゲッ
ト5との距離が5〔副〕となる様に試料室1内に配置し
た。上記ターケ゛ソト5は数〔チ〕の5n02 f含ん
だt2o5の焼結体である。試料室J内を3 X 6−
6[Torr 〕以下に排気した後、アルゴンと酸素と
の混合ガスをリークバルブ10によυ導入し、試11室
1内の圧力を6X10−’(Torr 〕に調整した。
ト5との距離が5〔副〕となる様に試料室1内に配置し
た。上記ターケ゛ソト5は数〔チ〕の5n02 f含ん
だt2o5の焼結体である。試料室J内を3 X 6−
6[Torr 〕以下に排気した後、アルゴンと酸素と
の混合ガスをリークバルブ10によυ導入し、試11室
1内の圧力を6X10−’(Torr 〕に調整した。
次いで、ターケ゛ッ)5t+こ300[V」の直流砥圧
金印加して、ス・9ツタリングヶ行なった。その結果得
られた透明4−1膜の特性は以]:の通りであった。ま
た基板温度は100(ICJ金越えな7D)った。
金印加して、ス・9ツタリングヶ行なった。その結果得
られた透明4−1膜の特性は以]:の通りであった。ま
た基板温度は100(ICJ金越えな7D)った。
(1)III II 2soo(X
)(2)面積)ル抗値 17[島4](
′3)抵抗率 4.4X10=[Ω−c
rn](4)通過率(at500nm) 85[I%
Jまた、上記実施例の条件において、アルゴンと酸系と
の組成比を変化させた場合の透明導電膜の抵抗率及び透
過率は第2図に示す如くなった。なお、図中○印は抵抗
率、Δ印は透過率を示している・この第2図から明らか
なように、低抵抗率(5X10 Ω−譚以下ンで高透
過率(80%以上)の透明導電膜を形成するためには、
混合ガス中のrR素の割合t−1〜5 (mol *
:)の範囲に設定しなければならないことが判明した。
)(2)面積)ル抗値 17[島4](
′3)抵抗率 4.4X10=[Ω−c
rn](4)通過率(at500nm) 85[I%
Jまた、上記実施例の条件において、アルゴンと酸系と
の組成比を変化させた場合の透明導電膜の抵抗率及び透
過率は第2図に示す如くなった。なお、図中○印は抵抗
率、Δ印は透過率を示している・この第2図から明らか
なように、低抵抗率(5X10 Ω−譚以下ンで高透
過率(80%以上)の透明導電膜を形成するためには、
混合ガス中のrR素の割合t−1〜5 (mol *
:)の範囲に設定しなければならないことが判明した。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施す
ることができる0例えば、前記透明導電性被膜が形成さ
れる基板はガラス基板に限るものではなく、各糧の基板
を選択すればよい。ま九、ターダットに印加する直流電
圧の大きさ等も、仕様に応じて適宜定めればよいのは勿
論のことである。
く、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施す
ることができる0例えば、前記透明導電性被膜が形成さ
れる基板はガラス基板に限るものではなく、各糧の基板
を選択すればよい。ま九、ターダットに印加する直流電
圧の大きさ等も、仕様に応じて適宜定めればよいのは勿
論のことである。
第1図は本発明の一実施例に使用した直流マグネトロン
ス・々ツタリング装置を示す概略構成図、第2図はスノ
ソツタリング条件と透明導電性被膜の抵抗率及び透過率
との関係を示す特性図である。 1・・・試料室、2,3・・・電極、4・・・ガラス基
板、5・°°ターダット、6・・・直流電源、7・・・
磁石、8・°・シャッタ、9・・・冷却水、10・・・
リークパルプ、11・・・メインバルブ。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦−透迭牢〔7
゜〕 −才区才に手 [Q−Cm]
ス・々ツタリング装置を示す概略構成図、第2図はスノ
ソツタリング条件と透明導電性被膜の抵抗率及び透過率
との関係を示す特性図である。 1・・・試料室、2,3・・・電極、4・・・ガラス基
板、5・°°ターダット、6・・・直流電源、7・・・
磁石、8・°・シャッタ、9・・・冷却水、10・・・
リークパルプ、11・・・メインバルブ。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦−透迭牢〔7
゜〕 −才区才に手 [Q−Cm]
Claims (1)
- マグネトロン直流スパッタリング装置を用い、酸素を含
む活性ガス中で酸化インジウム錫のターグットに直流電
圧を印加して透明導電性被膜を形成するに際し、上記活
性ガスとして酸素とアルゴンとの混合ガスを使用すると
共に混合ガス中の酸素の割合を1〜5 (matチ〕に
設定し、かつ混合ガスの圧力をI X 10−2[To
rr )以下に設定したことを特徴とする透明導電膜の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11295582A JPS593814A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 透明導電膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11295582A JPS593814A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 透明導電膜の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS593814A true JPS593814A (ja) | 1984-01-10 |
Family
ID=14599708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11295582A Pending JPS593814A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 透明導電膜の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS593814A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61206117A (ja) * | 1985-03-11 | 1986-09-12 | ダイセル化学工業株式会社 | 連続蒸着法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56129383A (en) * | 1980-03-14 | 1981-10-09 | Fuji Xerox Co Ltd | Manufacture of light receipt element of thin film type |
JPS58209009A (ja) * | 1982-05-28 | 1983-12-05 | 株式会社日立製作所 | 透明導電膜の形成方法 |
-
1982
- 1982-06-30 JP JP11295582A patent/JPS593814A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56129383A (en) * | 1980-03-14 | 1981-10-09 | Fuji Xerox Co Ltd | Manufacture of light receipt element of thin film type |
JPS58209009A (ja) * | 1982-05-28 | 1983-12-05 | 株式会社日立製作所 | 透明導電膜の形成方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61206117A (ja) * | 1985-03-11 | 1986-09-12 | ダイセル化学工業株式会社 | 連続蒸着法 |
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