JPS5937739Y2 - 信号積分装置 - Google Patents

信号積分装置

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JPS5937739Y2
JPS5937739Y2 JP11720976U JP11720976U JPS5937739Y2 JP S5937739 Y2 JPS5937739 Y2 JP S5937739Y2 JP 11720976 U JP11720976 U JP 11720976U JP 11720976 U JP11720976 U JP 11720976U JP S5937739 Y2 JPS5937739 Y2 JP S5937739Y2
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JP
Japan
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signal
input
input signal
output
constant
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JP11720976U
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JPS5337375U (ja
Inventor
富雄 神子
Original Assignee
株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えばレーダ信号処理装置に用いられる信号
積分装置の改良に関する。
測定ばレーダビデオの如くレーダトリガに同期して限ら
れたヒツト数の信号が雑音に重畳して得られるような場
合、雑音に重畳した信号を有効に検出する手段として信
号積分装置が用いられている。
これは雑音がランダムであるのに対して信号はトリガに
同期しており、従ってトリガ毎に得られる信号に相関が
あるという特徴に着目し、信号の累積演算を行ない信号
のみを増強する技術である。
ところで従来の信号積分装置は第1図に示すように構成
されていた。
即ちトリガに同期しN周期連続して発生する入力信号は
加算器11の一方入力となり、この加算器11の出力信
号は遅延装置12により1周期だけ遅延され、この遅延
出力信号は帰還係数設定用演舞回路13により一定数倍
されたのち、前記加算器11の他方入力となり次の周期
の入力信号と加算される。
この信号処理過程の繰り返しにより周期的信号が増強さ
れる。
したがって第2図aに示すような入力信号の場合、積分
装置の出力信号は第2jJbに示すようになる。
即ち入力は指数函数的に増強されて出力され、帰還係数
をKとすれば入力信号のN回目にば)二貰ゞ倍1で増加
し、入力がなくなると出力は指数函数的に減少する。
しかしながらこの従来方式の信号積分においては、信号
の最大振陥そのものは増強されるが、出力が入力に比べ
て時間的に遅れ、また出力の信号幅も広くなってし1う
欠点があった。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、入力信号
に対する出力信号の時間的ずれ、信号幅の広がりを少な
くし得る信号積分装置を提供するものである。
以下図面を参照して本考案の一実施例を詳細に説明する
第3図に示す信号積分装置は第1図を参照して前述した
従来の信号積分装置に比べて帰還制御回路31を付加し
、この回路31により演算回路33の定数を信号の状況
に応じて制御する点が異なり、その他は同じであるから
第3図中第1図と同一部分は同一符号を付してその説明
を省略する。
上記帰還制御回路31は、第4図a[示すような入力信
号の信号レベルを比較回路32によりある基準値と比較
する。
そして入力信号レベル≧基準値と判定したとき比較回路
32は例えば第4図bに示すようなパルスを発生し、演
算回路33の帰還係数Kが第4図Cに示すようにに2に
なるように可変制御する。
これに対して入力信号レベル〈基準値と判定したとき比
較回路32はパルスを発生せず、このとき前記KがKl
となるように制御する。
この場合、K1 (K2 の関係にある。したがって
入力信号≧基準値の場合、即ち第5図aに示すよウニ周
期性を有する入力信号が導かれて累積される過程では、
Kは大きい値に2に設定されているので、第5図すに示
すように積分出力の立上りが急峻である。
なお前記信号積分装置はKを大きくすると出力の立上り
が急峻になり、且つ立下りは緩やかになり、Kを小さく
すると出力の立下りは早くなり且つ積分効果は低下する
ようになる。
上記のような急峻な立上りで出力が積分されたのち入力
カ撫くなり入力信号〈基準値になると、Kは小さい値に
、[設定されるので出力の立下りは早くなる。
したがって出力信号は立上り、立下りが急eYcなり、
入力信号に対する時間的ずれ、信号幅の広がりは少なく
なる。
なお、基準値の設定はある一定値に固定してもよいが、
入力信号のレベル変化に応じてアダプティブに制御する
こともできる。
また帰還係数にの制御も入力信号と基準値の1回のみの
比較でなく、数周期にわたる比較を行い、所謂スライデ
ィングウィンド処理を行い、この処理結果により制御し
てもよい。
また第6図は帰還制御回路61における比較回路32の
基準値として遅延回路12の出力信号を定数回路62に
より定数に倍した信号を用いる例を示す。
この場合、入力信号≧基準値であると、帰還ループでの
信号減少分以上の大きな入力があって出力信号の立上り
過程であると判定してに−に2となるように制御し、入
力信号〈基準値の場合は出力信号の立下り過程であると
判定してに−に1となるように制御する。
なお第6図中、第3図および第1図と同一部分は同一符
号を付してその説明を省略する。
上述したように本考案は、入力信号に対する出力信号の
時間的ずれ、信号幅の広がりを少なくし得る信号積分装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の信号積分装置を示すブロックダイヤプラ
ム、第2図a、bは第1図の動作を説明するために示す
図、第3図は本考案に係る信号積分装置の一実施例を示
すブロックダイヤグラム、第4図a乃至Cおよび第5図
a、bは第3図の動作を説明するために示す図、第6図
は本考案の他の実症例を示すブロックダイヤグラムであ
る。 11−・・・・加算器、12−・−・・遅延装置、31
・・・・・・帰還制御回路、33・・・・・・演算回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一定周期で繰返す入力信号が一方入力として導入される
    加算器と、この加算器の出力信号が導入され一周期遅延
    させる遅延装置と、この遅延装置の出力信号が導かれ定
    数倍して前記加算器の他方入力として出力する演算回路
    と、前記入力信号が供給され入力信号レバルが基準レベ
    ルより大きい場合は前記演算回路の定数を第1の定数に
    設定し前記演算回路の定数を前記第1の定数より小さい
    第2の定数に設定する制御回路とを具備することを特徴
    とする信号積分装置。
JP11720976U 1976-09-01 1976-09-01 信号積分装置 Expired JPS5937739Y2 (ja)

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JPS5337375U JPS5337375U (ja) 1978-04-01
JPS5937739Y2 true JPS5937739Y2 (ja) 1984-10-19

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