JPS5937688Y2 - 移動物体の位置検出装置 - Google Patents

移動物体の位置検出装置

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JPS5937688Y2
JPS5937688Y2 JP7780478U JP7780478U JPS5937688Y2 JP S5937688 Y2 JPS5937688 Y2 JP S5937688Y2 JP 7780478 U JP7780478 U JP 7780478U JP 7780478 U JP7780478 U JP 7780478U JP S5937688 Y2 JPS5937688 Y2 JP S5937688Y2
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moving object
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JP7780478U
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JPS54178542U (ja
Inventor
太信 岩村
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横河電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、移動物体の移動位置を光を用いて自動的に検
出する位置検出装置に関するものである。
本考案の位置検出装置は移動物体の中心を光学的に検出
することにより、移動物体のダイナミックな移動位置を
極めて高精度で検出することができるようにしたもので
ある。
第1図は本考案に係る位置検出装置の一実施例を示す構
成説明図である。
第1図において、10Id 光学機構で、光源11、フ
ォトトランジスタのような光検出器12、−・−フミラ
ー13、集光レンズ14からなっている。
20は光学機構10に対向して配置された被検出物体で
ある。
被検出物体20において、21はその上面が白色の平板
状固定物体、22はその断面が円柱体(又は円筒体)で
構成された黒色の移動物体である。
移動物体22はこれに与えられる外力により固定物体2
1上を矢印Y方向に移動する。
光学機構10におけるハーフ□う13により反射された
光源からの光は集光レンズ14で集光され、スポットと
して固定物体21上に投射される。
このような構成の検出装置の動作を説明すると次の如く
なる。
集光レンズ14によって得られる光のスポットに対して
移動物体22が第2図Aの位置にあるようなときには光
は固定物体21にのみ投射され、この光は反射されて投
射光路を戻り、第1図に示すハーフミラ13を介して検
出器12で検出される。
この場合固定物体21の上面は白色であるので光の反射
率は高く、このため検出器12の出力は第3図のA部分
で示す如く最大となる。
移動物体22が固定物体21に対して平行に矢印Y方向
に移動して第2図のRの位置1で来ると、移動物体22
は固定物体21からの反射光を遮り始めると共に集光レ
ンズ14からの光のスポットは移動物体22に投射し始
曾る。
しかしこの場合、移動物体22は円柱体(又は円筒体)
で構成されているので投射される光は球面反射されるた
め、この反射光は検出器12で検出されない。
このため、検出器12の出力は第3図のB部分で示され
る如く最低となる。
移動物体22が更にY方向に移動して第2図のCに示す
如く光路の真下に位置すると、レンズ14からの光のス
ポットは移動物体22に投射される。
移動物体毀は黒色であるが、黒色といっても完全に無反
射ではなく、これに光が投射さ゛れるとわずかではある
が反射する。
このため、移動物体22の中心が光のスポットの中心位
置に来た場合に限り、移動物体220反射光は第1図に
示す・・−フミン13を通って光検出器12によって検
出される。
このため、光検出器12の出力は第3図のCに示す如く
増大する。
更に移動物体22が移動して第2図のDに示す如くなる
と、その反射光は第2図のBと同様に検出器12には達
せず、このため光検出器12の出力は第3図のDに示す
如く低下する。
そして、第2図のEの如く移動物体22がスポットから
完全に離れると、検出器12の出力は第3図のEで示す
如く再び増大する。
以上の動作説明から明らかなように、本考案の装置にお
いては第3図のC部分で示される検出器12の出力を処
理するようにすれば、移動物体22のダイナミックな移
動位置の中心を検出することができる。
移動物体の移動位置を光の反射を利用して検出するよう
にした装置は公知である。
しかし、従来のこの種の装置は移動物体の幅全体を検出
するようにしたもので、移動物体の幅が大きい場合には
検出精度が低下する。
これに対して、移動物体の中心より反射する反射光を受
光するように構成した本考案の装置においては、移動物
体22が光のスポット全体を遮っている時間を第3図に
示す如くT2とし、移動物体220反射光を検出してい
る時間をT1 とすると、T2対T1の比をほぼ7:1
にすることができた。
この比は移動物体22の形状にもよるが、移動物体の中
心位置を検出する場合には移動物体の幅全体を検出する
場合に比較して測定精度をほぼ7〜10倍に上げること
ができることになる。
なお、上述の実施例では移動物体220色を黒と説明し
たが、赤等であっても良く、更に移動物体22を白とし
て固定物体21を黒或いは赤等にしても検出器22の出
力特性が第3図とは逆の第6図の如くなるだけで移動物
体の中心位置を検出できることに変りはない。
要するに固定物体と移動物体の色は光の反射率の異なる
ものであれば良い。
又、移動物体22の形状は楕円であっても良い0 上記のように移動物体のダイナミックな移動位置を高精
度で測定できるようにした本考案の装置は種々の用途が
考えられるが、例えば指示電気計器における移動物体で
ある指針と固定物体であるスケール板とは一般に光の反
射率が異なり、かつ円筒状で又幅があるので、このよう
な指示電気計器における可動部の応答速度の測定或いは
固有振動数(周期)の測定に本考案の装置を用いて極め
て好適である。
第4図は第1図に示す光検出器12の出力電圧である第
3図のC部分で示される極大点を検出するのに用いて好
適なコンパレータの一実施例を示す電気的接続図である
第4図において、Aは差動増幅器、Diはダイオード、
C1はコンデンサ、Riは抵抗、OUT vよ出力端子
、INは入力端子で、この入力端子は第1図の光検出器
12の出力端に接続される。
入力端子INは差動増幅器Aの反転(へ)入力端に接続
されると共に、ダイオードDiのカンード電極に接続さ
れ、Diのアノード電極は差動増幅器Aの非反転(ト)
入力端に接続されている。
コンデンサCi と抵抗Riの一端はそれぞれ差動増幅
器Aの非反転(ト)入力端に接続され、Ci とRiの
他端はそれぞれコモン接続されている。
このような構成のコンパレータの動作を第5図を用いて
説明する。
なお、第5図のイは第1図に示す検出器12の出力電圧
を示すものである。
このような波形の電圧が入力電圧e、として入力端子I
Nに印加される。
この入力電圧e、は差動増幅器Aの反転(へ)入力端に
直接印加される。
一方、電圧eiはダイオードDi とコンデンサCiと
で構成される最小値保持回路に入力され、コンデンサC
iの端子電圧は第5図イの点線X部分で示す如く入力電
圧e、に追従して低下し、コンデンサCiは入力電圧e
、の最低値を保持する。
この場合、ダイオードDiの順方向電圧降下のために、
コンデンサCiの端子電圧はe、よりDiO順方向電圧
降下ぶんだげ高い値となる。
コンデンサCiの保持電圧は抵抗Riを介して放電され
、第5図イの点線2部分で示す如く時間tの経過と共に
上昇し、所定時間経過後初期状態に復帰する。
このよう々第5図イの点線で示す電圧が差動増幅器Aの
非反転(ト)入力端に印加される。
この非反転←)入力端に印加される電圧をC8とする。
第5図に示す如く、時間t1に到る筐での間は差動増幅
器Aの反転(へ)入力端に印加される電圧ei より非
反転(ト)入力端に印加される電圧e8はダイオードD
iの順方向電圧降下ぶんだげ大きく、このため差動増幅
器Aの出力e。
はこの間tt 1 nレベルとなっている。
時間t1においてe、がe8を越えて大きくなると差動
増幅器Aの出力e。
は反転し、tt Oppレベルとなる。
同様に時間t3tt4においてe、はe8をよぎるが、
その際のe、と08の大小関係により差動増幅器Aの出
力レベルは反転し、Aの出力は結局第5図の口の如くな
る。
このように、第4図に示すコンパレータは、コンパレー
トされるアナログ入力電圧e、自身から基準レベルe
が作られ、そしてダイオードDiの順方内型圧降下によ
って初期状態にkげろ増幅器Aの出力が一意的に決定さ
れるようになっている。
第5図の口に示す差動増幅器Aの出力e。
はこの出力波形の最初の立下がりのみで変化するフリッ
プ・フロップ(図示せず)に加えられ、第5図の八に示
すパルスとなる。
この第5図のハに示すパルスはその立下がりで一定時間
のパルスを発生するモノマルチ(図示せず)等に加えら
れ、このモノマルチはその立下がりが第5図の二に示す
如く第5図イの極太点Cに合致させるための微調整を行
なうことができるようになっている。
このため、第5図の二に示すパルスの立下がりをとらえ
た第5図のホに示すパルスの時刻は入力電圧eiの極大
点Cに一致している。
したがって、このパルスを用いて、例えばカウンタの出
力を瞬時にラッチするようにすれば、第1図に示す移動
物体22の移動位置を極めて高精度でディジタルで表示
させることができる。
第1図に示す光検出器12は普通フォトトランジスタが
用いられるが、フォトトランジスタの出力レベルは周囲
温度によって大きく変動する。
このようなフォトトランジスタの出力の極大値をコンパ
レータを用いて正確に検出することは通常の方法では困
難で、自動的にその出力を一定に保つ回路(AGC)を
必要とし、或いは手動でコンパレータの出力を調整しな
がら測定する必要があった。
これに対して、第4図に示すコンパレータにおいては、
基準レベルをコンパレートされるアナログ入力電圧自体
から作り、そしてその基準レベルは入力のアナログ量に
追従するようになっているので、光検出器12を構成す
るフォトトランジスタの出力が温度によって変化しても
出力は影響されず、このため広い温度範囲にわたって安
定な動作を行なわせることができる。
なお、第4図の回路は第3図の如く示される入力電圧e
iの極太点を検出するコンパレータであるが、第6図の
如く入力電圧eiが極小点C′をもつような場合にはそ
の極小点は第1図の構成のコンパレータで検出される。
第7図において第4図と相違する点はダイオードDiの
方向を逆にし、このダイオードDi とコンデンサCi
により最大値保持回路を構成した点である。
なおまた、実施例では第4図、第7図の回路で第3図、
第6図の如くの入力電圧e、の極太点及び極小点を取出
す場合について説明したが、第4図のコンパレータは第
8図の、また第7図のコンパレータは第9図の如くそれ
ぞれ極太点又は極小点が1つの場合のような入力電圧e
iでもその極太点又は極/ト点を正確に検出することが
できる。
第8図、第9図において、e、は入力のアナログ電圧、
e8はこのアナログ入力電圧によって作られた基準レベ
ルeoは出力電圧である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の検出装置の一実施例を示す構成説明図
、第2図は第1図装置の動作を説明するための図、第3
図は第1図装置に用いられる検出器の出力電圧の波形図
、第4図は第3図波形の極太点を検出するコンパレータ
の回路図、第5図は第4図回路の動作を説明するための
波形図、第6図は極小点を有する入力電圧の一例の波形
図、第1図は第6図波形の極小点を検出するコンパレー
タの回路図、第8図及び第9図は極太点及び極小点を有
する波形例である。 11・・・・・・光源、12・・・・・・光検出器、2
1・・・・・・固定物体、22・・・・・・移動物体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平板状の固定物体、光の反射率が前記固定物体の上面に
    おける反射率と相違しかつこの固定物体の上面を平行移
    動する円形状又は惰円形状の移動物体、前記固定物体の
    上の1点を照射する光のスポット、前記固定物体に照射
    される光のスポットが前記移動物体により遮り初め又は
    終るときの光出力と移動物体が光のスポットの真下に移
    動してきたときにこの移動物体により反射する反射光と
    を検出する光検出器、及びこの光検出器の出力とダイオ
    ード又はキャパシタよりなる最大又は最小値保持回路を
    介して得られる前記光検出器の出力とを比較するコンパ
    レータを具備し、このコンパレータの出力より前記移動
    物体の位置を検出するようにしたことを特徴とする移動
    物体の位置検出装置。
JP7780478U 1978-06-07 1978-06-07 移動物体の位置検出装置 Expired JPS5937688Y2 (ja)

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JP7780478U JPS5937688Y2 (ja) 1978-06-07 1978-06-07 移動物体の位置検出装置

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JP7780478U JPS5937688Y2 (ja) 1978-06-07 1978-06-07 移動物体の位置検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS54178542U JPS54178542U (ja) 1979-12-17
JPS5937688Y2 true JPS5937688Y2 (ja) 1984-10-19

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