JPS5937681Y2 - 自動計測装置の接触感知センサ− - Google Patents

自動計測装置の接触感知センサ−

Info

Publication number
JPS5937681Y2
JPS5937681Y2 JP1977090538U JP9053877U JPS5937681Y2 JP S5937681 Y2 JPS5937681 Y2 JP S5937681Y2 JP 1977090538 U JP1977090538 U JP 1977090538U JP 9053877 U JP9053877 U JP 9053877U JP S5937681 Y2 JPS5937681 Y2 JP S5937681Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stylus
contact
contact pin
rod
engagement groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1977090538U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5417989U (ja
Inventor
保 山本
Original Assignee
株式会社池貝
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社池貝 filed Critical 株式会社池貝
Priority to JP1977090538U priority Critical patent/JPS5937681Y2/ja
Publication of JPS5417989U publication Critical patent/JPS5417989U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5937681Y2 publication Critical patent/JPS5937681Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Turning (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主として数値制御工作機械に使用される自動
計測装置の接触感知センサーに関するものである。
出願人は、先に昭和51年特許願第147386号にお
いて第1図に示すような自動計測装置を提案した。
すなわち、数値制御タレット旋盤のクロススライドC上
で回転割出可能なタレット刃物台1の任意の工具取付面
に触針ヘッド2が取付けられ、この触針ヘッド2の先端
には電気的絶縁物21を介して触針22が取付げられて
いる。
そしてこの触針22の電気的絶縁物21への取り付は端
の点Pがタレット刃物台10回転中心軸上に設けたスリ
ップリング3を介して接触感知回路4に接続されて(・
る。
なおこの接触感知回路4は旋盤主軸の先端のチャック5
に把持された被加工物6から触針22が離れた瞬間を検
知する機能を有している。
しかして、図示しな(・数値制御装置に入力された指令
情報にもとづいて駆動されるパルスモータ7.8により
タレット刃物台1を数値制御移動させて、被加工物6の
計測すべき加工孔の直径方向に対向するA、B2点に触
針22を交互に当接せしめる。
このときタレット刃物台1のX方向の移動量はクロスス
ライドCに平行して設けたディジタルリニアスケール9
により絶えず監視されており、触針22が被加工物6の
加工孔のX方向直径上の一方の点Aを離れる瞬間から他
方の点Bに接する瞬間までのタレット刃物台1の移動量
と触針229先端の直径とから目的とする被加工物6の
加工孔の直径が得られる。
上記の自動計測装置において、測定精度を高めるため、
触針22は導電性を有しかつ非磁性の材料例えばステン
レス材などでつくられ、密着部分の全くない、すなわち
摩擦機構のないコイルバネ状の形状であってその先端部
は外力によりX方向、Z方向およびX−Z平面に垂直な
Y方向に数朋程度の弾性変形が可能なものであり、かつ
外力が除去された時に初期位置への復元性の極めて良好
なものとして形成されている。
しかしながら以下に記述するように実用性の上で問題を
有していた。
すなわち、実際の切削力任では水溶性の切削剤が使用さ
れており、切削加工直後に被加工物の測定面に触針を当
接して測定を行なうと触針が被加工物から離れる瞬間に
おいて、はんの僅かの間ではあるが、触針と被加工物の
測定面とが水溶性切削剤の表面張力の作用で電気的には
離れていない状態が生じ、そのため測定精度が低下する
また、切削加工直後の被加工物の測定面の状態は目に見
えない程度の細いひげ状の突起がある場合も多々ありそ
のためマイクロメータやシリンダケージのような測定器
で測った測定値と比較して僅かではあるが外径の場合は
大きめに、内径の場合は小さめな計測値となるm1Jl
i誤差が生じる。
また、被加工物の材質にもよるが、細かい切屑が触針に
付着して触針の復元精度が低下する。
また、被加工物が金属等の導電性を有したものでなげれ
ばMIJf対象とすることが出来ず、例えば合成樹脂等
の導電性を有しないものは測定対象にならない。
本考案は叙上の如き欠点を排除し、より実用的なセンサ
ーを提供することを目的としたものである。
本考案に係る接触感知センサーは、従来の触針と同様に
数値制御タレット旋盤のタレット刃物台又はクロススラ
イドの任意の取付面に取り付けられ、接触感知回路と電
気的に接続されており、数値制御装置に入力された指令
情報にもとづいてタレット刃物台を数値制御移動させて
測定対象としての被加工物即ち被損1淀物の測定すべき
2点間の距離を測定する際に被測定物212点に接離す
る瞬間を検知するものである。
以下本考案の実施例を第2図乃至第1図を参照して説明
する。
第2図、第3図において、ケース10は中空円筒状をな
し、このケース10の先端部内には棒状の触針ロッド1
1がその略中央位置で摩擦機構の少ないピン12により
X−2面内でlト角度に回動自在に枢支されている。
この触針ロッド11の先端部には被測定物と当接する両
端が球面をなす触針頭13がビス14により取り付けら
れ、後端部には接触ピン15が固着されている。
この触針頭13と接触ピン15とは前記ピン12を中心
としてほぼ同じ距離tに位置している。
前記ケース10内の接触ピン15の近傍位置には触針ロ
ッド11を両側より弾撥するコイルバネ等からなる1対
の保持部材16が配設されている。
この保持部材16はケース10に螺合した調整ボルト1
6′によりその弾撥力がそれぞれ調整されるようになっ
ており、触針ロッド11をその中心軸線Sがケース10
の中心軸線mと一致する位置すなわち中立位置に保持し
ている。
また前記ケース10の先端部には、先端開口部にキャッ
プ1Tを嵌着したカバー18が取り付げられて切屑が触
針ロッド11に直接巻きついたりしないように保護して
いる。
このカバー18の先端部には触針頭13が突出しかつ触
針頭13が変位する際に触れない程度の小さな孔19が
設けられている。
前記ケース10内の触針qラド11の枢支部附近にばO
リング等の軟質シール材20が配設され、ケース10内
へ切削液や細かい切屑等が混入するのを防止している。
以上のようにして第1触針部21が構成されている。
なお上記軟質シール材20は接触ピン15の復元性を阻
害するものと考えられるが、接触ピン15の復元性は後
述するようにかなり粗(・ものでもよく、また触針頭1
3のX方向の変位量はケース10の中心軸線mを境にし
て士両方向にたかだか1mm程度であり、そのときの軟
質シール材20が配設された位置における触針ロッド1
1のX方向の変位量はたかだか0.15mm程度である
ため、接触ピン15の復元性を大巾に阻害することはな
く、測定精度に悪影響を与えることはな(・。
一方前記ケース10の後端部内には絶縁ブツシュ22が
嵌合されている。
この絶縁ブツシュ22の先端部には密着部分の全くない
、すなわち摩擦機構のないコイルバネ状の弾性体23が
締付ボルト24により取り付けられている。
この弾性体23の自由端は、外力によりX方向、2方向
およびX−2平面に垂直なY方向に数ml程度の弾性変
形が可能で、かつ外力が除去された時に初期位置への復
元性の極めて良好なものとして形成され、そしてこの自
由端の先端面には第4図に示す如く接触ピン15の直径
D2より約1一度山の広い溝巾D1を有する係合溝部2
5が設けられて、この係合溝部25に接触ピン15が挿
入され間隙をもって係合している。
すなわち、前記触針ロッド11が両側の保持部材16に
より弾撥されて中立位置に保持されているとき、接触ピ
ン15は係合溝部25の一方の溝壁25aと他方の溝壁
25bとの中間に位置し係合溝部25とは接触していな
い。
以上のようにして第2触針部26が構成されている。
上記絶縁ブツシュ22は非導電性の合成樹脂等よりなり
、他の部材は全て導電性の金属よりなるため、前記第1
触針部21の接触ピン15が触針ロッド11の回動に伴
なって上記第2触針部26の係合溝部25と接触しない
かぎり第1触針部21と第2触針部26とは電気的に絶
縁されている。
前記ケース10と締付ボルト24はそれぞれ独立してリ
ード線27,28により接触感知回路29に電気的に接
続されている。
次にこの接触感知回路29を第6図および第7図を参照
して説明する。
上記リード線2Tと28との間に抵抗30と電源31と
が直列に接続されており、該抵抗30の一端とリード線
28との接続点Hは、前記接触ピン15と係合溝部25
とが接触したとき、すなわちリード線21と28とが短
絡したときにはOvとなり、逆に前記接触ピン15と係
合溝部25とが離間してリード線27と28とが絶縁し
ているときには電源31の電圧例えば5Vとなる。
この接触ピン15と係合溝部25との接離の際の信号伝
達状況を第1図のタイムチャートを参照して説明すると
、時間軸32において、tlおよびt3の時点を接触ピ
ン15と係合溝部25とが接触する瞬間とし、t2およ
びt4の時点を接触ピン15と係合溝部25とが離間す
る瞬間とすると、H点の状態はタイムチャート33に示
すように、tl、t2゜t3およびt4の各時点におい
て接離の瞬間の直后数10m5ecの間は通常の電気接
点と同様にチャタリング現象を起しその後、接触した場
合にはOvに、離間した場合には5vに安定する。
チャタリング除去回路34はH点の上記タイムチャート
33に示す信号を入力しこのチャタリングを含んだ信号
を整形し第7図のタイムチャート35に示すような矩形
波信号を出力する。
ゲート信号回路36は上記チャタリング除去回路34の
出力信号を入力して、該チャタリング除去回路34の矩
形波出力がOvかも5vに変化する瞬間毎にその出力を
反転するもので、第7図に示すタイムチャート37の信
号を出力する。
すなわち、時間t2直后に5vとなり、時間t4までこ
の状態を維持し、時間t4直后にOVとなる。
なお、接触ピン15が係合溝部25に接触する直前に絶
縁破壊による放電で両者の接触面が損傷され、そのため
に測定精度が低下することが考えられるが、ここで必要
とする電流は電源31と抵抗30とにより決まるが、数
10mA程度で充分であり、本出願人が開示した実用新
案登録第993833号に記載したように、400 m
A以下の電流であれば放電による接触面の損傷はなく測
定精度を低下させる惧れはない。
次に接触感知センサーの動作を第5図を参照して説明す
る。
接触感知センサーは、従来のものと同様に、例えば数値
制御旋盤のタレット刃物台の任意の工具取付面に装着さ
れており、その触針頭13がクロススライドの数値制御
移動に伴なって被加工物6の計測すべき加工孔のX方向
直径上の対向する2点A、Bに交互に当接せしめる。
まず第5図aに示すように、触針頭13が測定すべき被
加工物6の被測定個所に当接せず接触ピン15が係合溝
部25と接触していない状態から同図すに示すように触
針頭13を被加工物6の孔の対向する2点A、Bの一方
の点Aに当接せしめる。
すると触針ロッド11がピン12を支点として保持部材
160弾撥力に抗し反時計方向にわずかに回動し、接触
ピン15が係合溝部25の一方の溝壁25aに接触する
これによって第1触針部21と第2触針部26とが電気
的に接続され、接触感知回路29の接続点Hにおける電
位がOvとなり接触ピン15が溝壁25aと接触する瞬
間(第7図に示す時間軸32のtlの時点)が検知され
る。
次に触針頭13を被加工物6の一方の点Aから離間させ
て同図Cに示すように他方の点Bに当接せしめる。
すると触針ロッド11がピン12を支点として保持部材
16に抗し上記とは逆に時計方向にわずかに回動され、
接触ピン15が保合溝部25の他方の溝壁25bに接触
する。
これによって第1触針部21と第2触針部26とが電気
的に接続され、接触感知回路29の接続点Hにおける電
位がOvとなり、接触ピン15が他方の溝壁25bに接
触した瞬間(第7図に示す時間軸32のt3の時点)が
検知される。
その接触針頭13を被加工物6の他方の点Bから離間さ
せて再び同図aに示す最初の状態に戻す。
ここで、第5図すから同図Cへ移行する際、すなわち同
図dに示す状態において、触針類13は被加工物6の一
方の点Aに保持部材160弾撥力により1o01fi’
乃至2001程度の当接力で当接しており、このdに示
す状態から触針類13が被加工物6の一方の点Aから離
間すると、触針ロッド11が反時計方向に回動した状態
からピン12を支点として保持部材160弾撥力により
中立位置に復帰し、接触ピン15が係合溝部25の一方
の溝壁25aから離れる。
これによって第1触針部21と第2触針部26との電気
的接続が断たれ接触感知回路29の接続点Hにおける電
位が5vとなり、接触ピン15が一方の溝壁25aから
離れた瞬間(第7図に示す時間軸32のt2の時点)が
検知される。
また、第5図Cから同図aへ移行する際、すなわち同図
eに示す状態において、触針類13は被加工物6の他方
の点Bに保持部材16の弾撥力により100f乃至20
0f程度の当接力で当接しており、とのeに示す状態か
ら触針類13が被加工物6の他方の点Bより離間すると
、触針ロッド11が時計方向に回動した状態からピン1
2を支点として保持部材160弾撥力により中立位置に
復帰し、接触ピン15が係合溝部25の他方の溝壁25
bより離れる。
これによって第1触針部21と第2触針部26との電気
的接続が断たれ、接触感知回路29の接続点Hにおける
電位が5Vとなり、接触ピン15が他方の溝壁25bが
ら離れた瞬間(第7図に示す時間軸32のt4の時点)
が検知される。
以上のように触針類13を被加工物6の測定すべき加工
孔のX方向直径上の対向する2点A、Bに交互に当接す
ることによって、接触ピン15と係合溝部25との接離
した瞬間が接触感知回路29により検知され、該接触感
知回路29のゲート信号回路36からの出力信号により
接触ピン15が係合溝部25の一方の溝壁25aから離
れた瞬間t2から他方の溝壁25bに接触し再び離れた
瞬間t4までの時間が分かる。
この時間におけるクロススライドの移動量は従来と同様
にディジタルリニアスケールにより絶えず監視されてお
り、上記接触感知回路29の働きにより触針類13が被
測定物6のA点を離れてからB点を離れるまでのクロス
スライドの移動量が前記リニアスケールによりディジタ
ルに計数される。
このようにして得られたクロススライドの移動量と接触
頭13の長さDsと、係合溝部25の溝巾D1と接触ピ
ン15の直径D2との差D1−D2とを関連づけること
により被力旺物6の測定すべき加工孔の内径Dwを求め
ることが出来る。
次に第1触針部21の触針ロッド11および第2触針部
26の弾性体23の各々の中立位置への復元精度につい
て述べると、まず、触針ロッド11の復元精度について
は、ピン12で多少とも摩擦機構をもち、しかも軟質シ
ール材20も阻害要因となっているため、あまり高い復
元精度を望めないが、触針ロッド11が中立位置に復帰
したとき接触ピン15が係合溝部25の溝壁25 a
、25 bより離れていさえすればよい。
すなわち、係合溝部25の溝巾D1と接触ピンの直径D
2との差D1−D2が一定であればよいので、低い復元
精度、例えば0・3rrr!fL以下で充分である。
一方弁性体23の復元精度については、前述した如く全
く摩擦機構を持たないコイルバネ状に形成されているた
め復元精度は1μm以下で極めて高く、通常の場合例等
精度上の問題は生じない。
このようにして、高い測定精度を得ることができること
は、触針ロッド11がいわゆる剛体とされ、かつ係合溝
部25が弾性体23によって弾性的に支持されるといっ
たことの組合わせに基づ(ものである。
すなわち、触針ロッド11が剛体であることにより、呵
動接点としての接触ピン15が触針ロッド11の中間部
の定められた1点を中心として確かに変位し、かつその
変位量が被測定物に接離する触針ロッド11の触針類1
3の動きとl対lの一定した関係をもち、一方、係合溝
部25が弾性的に支持されていることにより、その固定
接点としての係合溝部25から可動接点としての接触ピ
ン15が離れる瞬間、つまり検出すべき瞬間において、
その固定接点としての係合溝部25が精度良く中立位置
に復帰するといったことが、検出すべき瞬間における触
針類13と係合溝部25との位置関係、つまり可動接点
と固定接点との位置関係を正確に定めることになって、
測定精度の向上につながるのである。
また、このように回動する触針ロッド11についてはそ
の復帰精度が低くてもよく、固定接点としての係合溝部
25の復帰精度については簡単に高くすることができる
といったことは、測定精度の高いこの種の接触感知セン
サーを簡単に成す上においてきわめて有利である。
以上説明したように本考案の接触感知センサーによれば
、一端に触針類を他端に接触ピンを設げた回動自在の触
針ロッド及びこの触針ロッドを中立位置に保持する保持
部材を有する第1触針部と、上記接触ピンと間隙をもっ
て係合する係合溝部を設けた弾性体及び絶縁ブツシュを
有する第2触針部とに分離して、触針類が直接被測定物
に接離する瞬間を検知する代わりに密閉されたケース内
に収納された接触ピンが係合溝部に接離する瞬間を検知
するように構成したので、触針類が被測定物から離れた
瞬間において両者が切削剤の膜を介して電気的接続状態
にあっても第1触針部と第2触針部とがすでに電気的絶
縁状態となっているため測定精度が低下する惧れはない
また被測定面に切削剤の膜や切削加工により生じた細か
いひげ状の突起があっても、接触ピンが係合溝部から離
れる瞬間には、末だ触針類は被測定面に100Pr〜2
00S’r程度の接触圧をもって接触しているので、油
膜やひげ状の突起の影響を受けず測定誤差が生じる惧れ
かない。
また、被加工物は導電性でなくてもよく例えば合成樹脂
材等でもよい。
また、可動接点としての接触ピンを有する触針ロッドを
いわゆる剛体とし、かつ固定接点としての係合溝部を弾
性体によって弾性的に支持するといったことの組み合わ
せによって、測定精度の向上を図ることができる。
すなわち、触針ロッドがいわゆる剛体であることにより
、可動接点としての接触ピンが触針ロッドの中間部の定
められた1点を中心として確かに変位し、かつその変位
量が被測定物に接離する触針ロッドの触針類の動きと一
定した関係をもち、一方、係合溝部が弾性的に支持され
ていることにより、その固定接点としての係合溝部から
可動接点としての接触ピンが離れる瞬間、つまり検出す
べき瞬間において、その固定接点としての係合溝部が精
度良く中立位置に復帰するといったことが、検出すべき
瞬間における触針類と係合溝部との位置関係、つまり可
動接点と固定接点との位置関係を正確に定めることにな
って、測定精度を向上させる。
また、回動する触針ロッドについてはその復帰精度が低
くてもよく、固定接点としての係合溝部の復帰精度につ
いては簡単に高くすることができるといったことは、測
定精度の高いこの種の接触感知センサーを簡単に戊す上
においてきわめて有効である。
なお実施例で示したように、第1触針部と第2触針部と
共にカバーにより保護するようにすれば、切削剤、切屑
、ゴ□等より保護され高い精度を永続的に維持出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は数値制御旋盤に適用した従来の自動計測装置の
ブロック線図、第2図は本考案の接触感知センサーの中
心軸における横断平面図、第3図は同縦断面図、第4図
は接触ピンと係合溝部との係合関係を示す説明図、第5
図は本考案の接触感知センサーのX−Z平面における動
作を示す説明図、第6図は接触感知回路のブロック線図
、第7図は接触感知回路における信号伝達のタイムチャ
ートである。 11・・・・・・触針ロッド、13・・・・・・触針類
、15・・・・・・接触ピン、25・・・・・・係合溝
部、21・・・・・・第1触針部、26・・・・・・第
2触針部、22・・・・・・絶縁ブツシュ 23・・・
・・骨性体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被測定物に接離して測定開始および測定終了を検知する
    ように構成した自動計測装置の接触感知センサーにおい
    て、筒状のケース内に、その長さ方向に沿う剛性の触針
    ロッドの中間部が回動可能に支持され、その触針ロッド
    の一端に触針部が他端に接触ピンが設けられ、かつ前記
    ケース内に、前記触針ロッドを回動の中立位置に弾性保
    持する保持部材が設けられてなる第1の触針部と、前記
    ケース内に、先端を前記接触ピンに対向させた弾性体が
    絶縁ブツシュを介して取付けられ、かつこの弾性体の先
    端に、前記接触ピンと所定の隙間をもって係合する係合
    溝部が設けられてなる第2の触針部とを具備し、前記触
    針部が被測定物に当接したとき、前記触針ロッドが前記
    保持部材に抗して回動し前記接触ピンが前記係合溝部に
    接触して前記第1触針部と第2触針部とが電気的に接続
    され、前記触針部が被測定物より離れたとき、前記触針
    ロッドが前記保持部材により中立位置に復帰し前記接触
    ピンが前記係合溝部から離れて前記第1触針部と前記第
    2触針部とが電気的に絶縁されるように構成したことを
    特徴とする自動計測装置の接触感知センサー。
JP1977090538U 1977-07-08 1977-07-08 自動計測装置の接触感知センサ− Expired JPS5937681Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977090538U JPS5937681Y2 (ja) 1977-07-08 1977-07-08 自動計測装置の接触感知センサ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977090538U JPS5937681Y2 (ja) 1977-07-08 1977-07-08 自動計測装置の接触感知センサ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5417989U JPS5417989U (ja) 1979-02-05
JPS5937681Y2 true JPS5937681Y2 (ja) 1984-10-19

Family

ID=29018960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977090538U Expired JPS5937681Y2 (ja) 1977-07-08 1977-07-08 自動計測装置の接触感知センサ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5937681Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58169001A (ja) * 1982-03-31 1983-10-05 Mitsutoyo Mfg Co Ltd 2方向タツチセンサ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5225176Y2 (ja) * 1973-10-13 1977-06-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5417989U (ja) 1979-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4451987A (en) Touch probe
JPS5920642Y2 (ja) タツチ信号プロ−ブ
US5315259A (en) Omnidirectional capacitive probe for gauge of having a sensing tip formed as a substantially complete sphere
US4561190A (en) Two-directional touch sensor
US4798004A (en) Displacement detecting apparatus
US4503616A (en) Parallel motion displacement transducers
JP2003207330A (ja) トリガプローブおよびトリガプローブの組立て方法
JPS5937681Y2 (ja) 自動計測装置の接触感知センサ−
JPS63305202A (ja) 検出ヘッド
US5212452A (en) Rotatable capacitance sensor
JP2548012B2 (ja) タツチセンサ
US4571839A (en) Bore gauges
JP3348392B2 (ja) 工具グリッパの寿命検出装置
JPS5866801A (ja) 接触式センサ
US4843722A (en) Self-centering bore hole gage
US5594995A (en) Touch sensor
JPH0213721B2 (ja)
SU1599646A1 (ru) Головка дл допускового контрол размеров
JPH023442B2 (ja)
JPS6350751Y2 (ja)
JPH0228402Y2 (ja)
SU493300A1 (ru) Динамометрическа резцедержка
JPH0329696Y2 (ja)
SU1633259A2 (ru) Электроконтактный датчик
JPH0131921Y2 (ja)