JPS5937654B2 - 充電制御装置 - Google Patents
充電制御装置Info
- Publication number
- JPS5937654B2 JPS5937654B2 JP51102892A JP10289276A JPS5937654B2 JP S5937654 B2 JPS5937654 B2 JP S5937654B2 JP 51102892 A JP51102892 A JP 51102892A JP 10289276 A JP10289276 A JP 10289276A JP S5937654 B2 JPS5937654 B2 JP S5937654B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- charging
- storage
- output voltage
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は蓄電池の充電制御装置、特に密閉型ニッケル・
カドミウム蓄電池の急速充電器の充電制御装置に関する
ものである。
カドミウム蓄電池の急速充電器の充電制御装置に関する
ものである。
従来密閉型ニッケル・カドミウム蓄電池で急速充電をお
こなつた場合、充電終末を検出する方法に有効な手段が
とぼしく、そのため急速充電器の必要性は大きくても、
実用上十分な機能を有する急速充電器の製作はなかなか
因難であつた。
こなつた場合、充電終末を検出する方法に有効な手段が
とぼしく、そのため急速充電器の必要性は大きくても、
実用上十分な機能を有する急速充電器の製作はなかなか
因難であつた。
本発明の目的は、急速充電をおこなつた場合にも有効に
密閉型ニッケル・カドミウム蓄電池の充電終末を検出す
る、充電制御装置を得ることにある。前記の目的を達成
するための本発明の要旨とするところは次の通りである
。
密閉型ニッケル・カドミウム蓄電池の充電終末を検出す
る、充電制御装置を得ることにある。前記の目的を達成
するための本発明の要旨とするところは次の通りである
。
電池電圧を検出する電圧検出装置の出力電圧と、記憶部
の記憶電圧を比較器により比較し、前記出力電圧が記憶
電圧より大のときのみ、記憶電圧を前記出力電圧まで上
昇せしめ、前記出力電圧が低下してきても記憶電圧は、
前記出力電圧の最高値を保持するように回路を構成し、
前記出力電圧が記憶電圧よりー定電圧以上低下すると充
電電流を制御、または充電を終了させることを特徴とし
た充電制御装置である。
の記憶電圧を比較器により比較し、前記出力電圧が記憶
電圧より大のときのみ、記憶電圧を前記出力電圧まで上
昇せしめ、前記出力電圧が低下してきても記憶電圧は、
前記出力電圧の最高値を保持するように回路を構成し、
前記出力電圧が記憶電圧よりー定電圧以上低下すると充
電電流を制御、または充電を終了させることを特徴とし
た充電制御装置である。
つぎに図面に例示した実施例についてこの発明を具体的
に説明する。
に説明する。
第１図は密閉型ニッケル・カドミウム蓄電池の通常の充
電特性を示した図である。
電特性を示した図である。
密閉型ニッケル・カドミウム蓄電池では、充電終末に正
極から発生した酸素ガスを負極に吸収させ、水に変えて
電解液にもどすので、負極における水素過電圧がなく、
そのため、他種蓄電池にくらべて充電終末における電池
電圧の立あがりが小さい。また電池温度が高くなるにつ
れて、充電終末での電圧の立あがりが小さくなる。本発
明の充電制御装置は、これらの充電特性を利用するもの
で、第２図は急速充電をおこなつた時の密閉型ニッケル
・カドミウム蓄電池の充電特性を示す図である。同図で
充電終末において電池電圧が低下しているが、これは充
電の初中期で電極の充電に費やされた電気エネルギーが
、充電終末では電解液の電解に消費され電池内部の温度
をたかめるために発生する現象である。本発明の充電制
御装置は、この電池電圧の立さがりを検出して充電終末
を検知する。第３図は本発明の一実施例の電気回路図で
ある。
極から発生した酸素ガスを負極に吸収させ、水に変えて
電解液にもどすので、負極における水素過電圧がなく、
そのため、他種蓄電池にくらべて充電終末における電池
電圧の立あがりが小さい。また電池温度が高くなるにつ
れて、充電終末での電圧の立あがりが小さくなる。本発
明の充電制御装置は、これらの充電特性を利用するもの
で、第２図は急速充電をおこなつた時の密閉型ニッケル
・カドミウム蓄電池の充電特性を示す図である。同図で
充電終末において電池電圧が低下しているが、これは充
電の初中期で電極の充電に費やされた電気エネルギーが
、充電終末では電解液の電解に消費され電池内部の温度
をたかめるために発生する現象である。本発明の充電制
御装置は、この電池電圧の立さがりを検出して充電終末
を検知する。第３図は本発明の一実施例の電気回路図で
ある。
１は電源２は蓄電池、３は電圧検出装置、４は比較器、
５は記憶部、６は制御部である。
５は記憶部、６は制御部である。
７は充電制御用のリレーの励磁コイル、８，８′，８″
はリレー７の各接点、９は電圧を記憶する電気化学素子
、１０は急速充電開始用の押ボタン・スイツチである。
はリレー７の各接点、９は電圧を記憶する電気化学素子
、１０は急速充電開始用の押ボタン・スイツチである。
電圧検出装置３の出力電圧をＥａｌ記憶部５の記憶電圧
をＥｂｌ制御部６の演算増幅器１１の出力電圧をＥｃと
する。今、急速充電開始用の押ボタン・スイツチ１０を
おすと、リレー７が動作し、各接点８および８″が閉じ
て急速充電を開始し、かつ電圧検出装置３の入力端子に
蓄電池電圧が印加される。
をＥｂｌ制御部６の演算増幅器１１の出力電圧をＥｃと
する。今、急速充電開始用の押ボタン・スイツチ１０を
おすと、リレー７が動作し、各接点８および８″が閉じ
て急速充電を開始し、かつ電圧検出装置３の入力端子に
蓄電池電圧が印加される。
同時に接点ｒがひらいて電気化学素子９は、短絡状態か
ら開放される。この時、Ｅｂは０Ｖ，．Ｅａは正の電圧
となるので、Ｅｃは負の電圧となり、トランジスタ１７
は導通状態になる。したがつて押ボタンスイツチ１０を
押すと、リレー７はトランジスタ１７の導通によつて自
己保持状態となる。比較器４は、ＥａとＥｂの両電圧を
比較し、Ｅａ＞Ｅｂの時その出力電圧は高電圧となりダ
イオード１２、抵抗１３を通して電気化学素子９を充電
する。電気化学素子９は、セレン化銀とリン酸銀の混晶
でつくられた２つの電極と過塩素酸銀の水溶液の電解液
からなる一種の電流積分記憶素子であり、電気的には、
もれ電流が大変少ない数フアラツドの大容量コンデンサ
ーとほぼ等価である。記憶部５は、この電気化学素子９
と、その両端の電圧を増幅する演算増幅器１４とで構成
されている。電気化学素子９が充電されてＥｂが上昇し
、Ｅａ＝Ｅｂとなると９の充電は停止される。蓄電池の
急速充電が進み、充電電流が電解液の電解に多く消費さ
れるようになり、電池内部の温度が上昇しはじめると、
蓄電池電圧は低下しはじめるので、Ｅａも低下する。比
較器４の出力電圧はＥａ＜Ｅｂとなると低電圧となるが
、ダイオード１２があるため、電気化学素子９が抵抗１
３を通して放電されることはない。したがつてＥａが低
下しても、ＥｂはＥａの最高電圧を記憶、保持している
。Ｅａの低下が大きくなりＥｂ−Ｅａの電圧が一定値以
上になると、Ｅｃは正の高電圧になり、トランジスタ１
７は不導通となつてリレー７の自己保持状態は解除され
る。リレー７がＩ田こ復すると急速充電は終了し、電圧
検出装置の入力端子は蓄電池端子からきりはなされ、電
気化学素子９は抵抗１５を通して放電して記憶電圧Ｅｂ
は０Ｖとなる。演算増幅器１１は、抵抗１６によつてわ
ずかに正電位にバイヤスされているので、リレー７は０
ＦＦした後、自動的に再投入されることはない。以上の
ように、本発明の充電制御装置は、充電中の蓄電池電圧
が、その最高の電圧から一定電圧以上低下すると、充電
電流を制御、または充電を終了するように構成されてい
る。
ら開放される。この時、Ｅｂは０Ｖ，．Ｅａは正の電圧
となるので、Ｅｃは負の電圧となり、トランジスタ１７
は導通状態になる。したがつて押ボタンスイツチ１０を
押すと、リレー７はトランジスタ１７の導通によつて自
己保持状態となる。比較器４は、ＥａとＥｂの両電圧を
比較し、Ｅａ＞Ｅｂの時その出力電圧は高電圧となりダ
イオード１２、抵抗１３を通して電気化学素子９を充電
する。電気化学素子９は、セレン化銀とリン酸銀の混晶
でつくられた２つの電極と過塩素酸銀の水溶液の電解液
からなる一種の電流積分記憶素子であり、電気的には、
もれ電流が大変少ない数フアラツドの大容量コンデンサ
ーとほぼ等価である。記憶部５は、この電気化学素子９
と、その両端の電圧を増幅する演算増幅器１４とで構成
されている。電気化学素子９が充電されてＥｂが上昇し
、Ｅａ＝Ｅｂとなると９の充電は停止される。蓄電池の
急速充電が進み、充電電流が電解液の電解に多く消費さ
れるようになり、電池内部の温度が上昇しはじめると、
蓄電池電圧は低下しはじめるので、Ｅａも低下する。比
較器４の出力電圧はＥａ＜Ｅｂとなると低電圧となるが
、ダイオード１２があるため、電気化学素子９が抵抗１
３を通して放電されることはない。したがつてＥａが低
下しても、ＥｂはＥａの最高電圧を記憶、保持している
。Ｅａの低下が大きくなりＥｂ−Ｅａの電圧が一定値以
上になると、Ｅｃは正の高電圧になり、トランジスタ１
７は不導通となつてリレー７の自己保持状態は解除され
る。リレー７がＩ田こ復すると急速充電は終了し、電圧
検出装置の入力端子は蓄電池端子からきりはなされ、電
気化学素子９は抵抗１５を通して放電して記憶電圧Ｅｂ
は０Ｖとなる。演算増幅器１１は、抵抗１６によつてわ
ずかに正電位にバイヤスされているので、リレー７は０
ＦＦした後、自動的に再投入されることはない。以上の
ように、本発明の充電制御装置は、充電中の蓄電池電圧
が、その最高の電圧から一定電圧以上低下すると、充電
電流を制御、または充電を終了するように構成されてい
る。
本発明は以上に説明した構成を有するものであり、次の
ような効果を得ることができる。
ような効果を得ることができる。
従来実現が困難であつた、密閉型ニツケル・カドミウム
蓄電池の急速充電時の、充電終末の検知を簡単な回路で
容易におこなうことができるようになつた。
蓄電池の急速充電時の、充電終末の検知を簡単な回路で
容易におこなうことができるようになつた。
その工業的価値は大変大きい。
第１図は密閉型ニツケル・カドミウム蓄電池の通常の充
電特性である。 第２図は、同じ蓄電池を急速充電した時の充電特性であ
る。第３図は本発明の一実施例の電気回路図である。１
は電源、２は蓄電池、３は電圧検出装置、４は比較器、
５は記憶部、６は制御部である。 ７は充電制御用のリレーの励磁コイル、８，８″，ｒは
リレー７の各接点、９は電圧を記憶する電気化学素子、
１０は急速充電開始用の押ボタン・スイツチである。
電特性である。 第２図は、同じ蓄電池を急速充電した時の充電特性であ
る。第３図は本発明の一実施例の電気回路図である。１
は電源、２は蓄電池、３は電圧検出装置、４は比較器、
５は記憶部、６は制御部である。 ７は充電制御用のリレーの励磁コイル、８，８″，ｒは
リレー７の各接点、９は電圧を記憶する電気化学素子、
１０は急速充電開始用の押ボタン・スイツチである。
Claims (1)
- １ 電池電圧を検出する電圧検出装置の出力電圧と、記
憶部の記憶電圧を比較器により比較し、前記出力電圧が
記憶電圧より大のときのみ記憶電圧を前記出力電圧まで
上昇せしめ、前記出力電圧が低下してきても記憶電圧は
、前記出力電圧の最高値を保持するように回路を構成し
、前記出力電圧が記憶電圧より一定電圧以上低下すると
充電電流を制御、または充電を終了させることを特徴と
した充電制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51102892A JPS5937654B2 (ja) | 1976-08-27 | 1976-08-27 | 充電制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51102892A JPS5937654B2 (ja) | 1976-08-27 | 1976-08-27 | 充電制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5328246A JPS5328246A (en) | 1978-03-16 |
| JPS5937654B2 true JPS5937654B2 (ja) | 1984-09-11 |
Family
ID=14339501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51102892A Expired JPS5937654B2 (ja) | 1976-08-27 | 1976-08-27 | 充電制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5937654B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56148146A (en) * | 1980-04-18 | 1981-11-17 | Sanyo Electric Co | Charger for battery |
| JPS5886833A (ja) * | 1981-11-14 | 1983-05-24 | 松下電工株式会社 | 急速充電回路 |
| JPS59127535A (ja) * | 1982-12-31 | 1984-07-23 | 浅見 軍四郎 | 急速充電装置 |
| JPS60255902A (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-17 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 金属被覆粉末の製造方法 |
| JPH0686666B2 (ja) * | 1988-01-12 | 1994-11-02 | 清 岡林 | 化学メッキ用増感活性剤 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4915935A (en) * | 1972-06-08 | 1974-02-12 | Sony Corp | Battery charging device |
-
1976
- 1976-08-27 JP JP51102892A patent/JPS5937654B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4915935A (en) * | 1972-06-08 | 1974-02-12 | Sony Corp | Battery charging device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5328246A (en) | 1978-03-16 |
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