JPH11149945A - 電池用通電治具 - Google Patents
電池用通電治具Info
- Publication number
- JPH11149945A JPH11149945A JP9369886A JP36988697A JPH11149945A JP H11149945 A JPH11149945 A JP H11149945A JP 9369886 A JP9369886 A JP 9369886A JP 36988697 A JP36988697 A JP 36988697A JP H11149945 A JPH11149945 A JP H11149945A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- current
- pin
- charged
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Measuring Leads Or Probes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】密閉形二次電池の初充電、活性化処理および検
査において、通電装置の異常や誤動作により、電池が高
電圧や大電流で充電され、あるいは、電池の容量を大き
く越えて充電あるいは放電され、電池の温度が異常に上
昇した場合、電池の通電を遮断することにによって、爆
発や火災を確実に回避し、電池製造の安全性を高める。 【構成】電流ピンと電圧ピンからなる同軸ピンおよび電
流ピンに直列に接続された温度ヒューズから構成された
端子を、電池の正極および／または負極に当接される端
子に使用する。
査において、通電装置の異常や誤動作により、電池が高
電圧や大電流で充電され、あるいは、電池の容量を大き
く越えて充電あるいは放電され、電池の温度が異常に上
昇した場合、電池の通電を遮断することにによって、爆
発や火災を確実に回避し、電池製造の安全性を高める。 【構成】電流ピンと電圧ピンからなる同軸ピンおよび電
流ピンに直列に接続された温度ヒューズから構成された
端子を、電池の正極および／または負極に当接される端
子に使用する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】携帯機器の普及に伴い、ニッケル
カドミウム電池、ニッケル水素電池およびリチウムイオ
ン電池など、密閉形二次電池の需要が増大している。こ
れらの電池は放電状態の活物質を用いて電極を作製し電
池を組立てる場合が多く、出荷前に電池を充電したり、
充放電を繰り返す活性化処理を施したり、あるいは充放
電を行い電圧や容量を検査したりすることが必要であ
る。本発明はこれら電池の充放電を行う際に使用され
る、通電治具に係わる発明である。
カドミウム電池、ニッケル水素電池およびリチウムイオ
ン電池など、密閉形二次電池の需要が増大している。こ
れらの電池は放電状態の活物質を用いて電極を作製し電
池を組立てる場合が多く、出荷前に電池を充電したり、
充放電を繰り返す活性化処理を施したり、あるいは充放
電を行い電圧や容量を検査したりすることが必要であ
る。本発明はこれら電池の充放電を行う際に使用され
る、通電治具に係わる発明である。
【０００２】
【従来の技術】リチウムイオン電池の充電および各種電
池の容量検査など電圧測定が必要な通電治具の端子に
は、電池の脱着が容易で、電圧の測定が確実に行なえる
ことから、電流ピンと電圧ピンからなり、スプリングに
より電池の端子を押圧できる同軸ピンの使用が一般的で
ある。
池の容量検査など電圧測定が必要な通電治具の端子に
は、電池の脱着が容易で、電圧の測定が確実に行なえる
ことから、電流ピンと電圧ピンからなり、スプリングに
より電池の端子を押圧できる同軸ピンの使用が一般的で
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】密閉形二次電池は高電
圧や大電流で充電された場合、または電池の容量を大き
く越えて充電あるいは放電された場合にガスが発生し、
電池の内圧や温度が上昇する。また、密閉形二次電池に
は安全弁が取り付けられており、電池内圧が所定の作動
圧を超えて上昇すると弁が作動し、ガスを外部に放出す
る。この時、ガスの発生が非常に急激に起こると、電池
容器が破裂したり電解液が飛散する場合がある。発生す
るガスは酸素と水素の混合気体であり、また、飛散する
電解液はアルカリ電解液や有機溶媒であることから、爆
発や火災などの被害を起こす恐れがあり、非常に危険で
ある。ところが、電池の充電や活性化処理に使用されて
いる電源装置において、多くは通電を自動制御している
ものの、装置の故障やノイズの影響による誤動作が皆無
ではなく、電池は高電圧や大電流で充電されたり、電池
の容量を大きく越えて充電あるいは放電される可能性が
ある。そこで、通電装置が誤動作しても、電池が高電圧
や大電流で充電されたり、電池の容量を大きく越えて充
電あるいは放電されることがないように、装置の改善が
要望されていた。
圧や大電流で充電された場合、または電池の容量を大き
く越えて充電あるいは放電された場合にガスが発生し、
電池の内圧や温度が上昇する。また、密閉形二次電池に
は安全弁が取り付けられており、電池内圧が所定の作動
圧を超えて上昇すると弁が作動し、ガスを外部に放出す
る。この時、ガスの発生が非常に急激に起こると、電池
容器が破裂したり電解液が飛散する場合がある。発生す
るガスは酸素と水素の混合気体であり、また、飛散する
電解液はアルカリ電解液や有機溶媒であることから、爆
発や火災などの被害を起こす恐れがあり、非常に危険で
ある。ところが、電池の充電や活性化処理に使用されて
いる電源装置において、多くは通電を自動制御している
ものの、装置の故障やノイズの影響による誤動作が皆無
ではなく、電池は高電圧や大電流で充電されたり、電池
の容量を大きく越えて充電あるいは放電される可能性が
ある。そこで、通電装置が誤動作しても、電池が高電圧
や大電流で充電されたり、電池の容量を大きく越えて充
電あるいは放電されることがないように、装置の改善が
要望されていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】 発明者は、通電装置改
善のための手段として、電池の充放電を行うために使用
される通電治具、更に詳しくは、その通電治具に使用さ
れる端子に着目した。すなわち、電流ピンと電圧ピンか
らなる同軸ピンおよび電流ピンに直列に接続された温度
ヒューズから構成された端子を、電池の正極および／ま
たは負極に当接される端子に使用したことを特徴とす
る。
善のための手段として、電池の充放電を行うために使用
される通電治具、更に詳しくは、その通電治具に使用さ
れる端子に着目した。すなわち、電流ピンと電圧ピンか
らなる同軸ピンおよび電流ピンに直列に接続された温度
ヒューズから構成された端子を、電池の正極および／ま
たは負極に当接される端子に使用したことを特徴とす
る。
【０００５】
【作用】電池が高電圧や大電流で充電されたり、あるい
は、電池の容量を大きく越えて充電あるいは放電される
と電池の温度が上昇し、それによって端子に使用された
同軸ピンの電流ピンに直列に接続された温度ヒューズの
感温体が溶融し電流回路が遮断される。その後、電池が
高電圧や大電流で充電されたり、電池の容量を大きく越
えて充電あるいは放電されることはなくなり、ガスの発
生が停止し、電池内圧および電池温度の上昇も停止す
る。従って、通電装置が誤動作した場合の爆発や火災を
確実に回避することができ、電池製造の安全性を高める
ことができる。尚、感温体の融点は、電池の種類や通電
条件によって適宜選択することができ、それによってよ
り確実に安全性を高めることができる。
は、電池の容量を大きく越えて充電あるいは放電される
と電池の温度が上昇し、それによって端子に使用された
同軸ピンの電流ピンに直列に接続された温度ヒューズの
感温体が溶融し電流回路が遮断される。その後、電池が
高電圧や大電流で充電されたり、電池の容量を大きく越
えて充電あるいは放電されることはなくなり、ガスの発
生が停止し、電池内圧および電池温度の上昇も停止す
る。従って、通電装置が誤動作した場合の爆発や火災を
確実に回避することができ、電池製造の安全性を高める
ことができる。尚、感温体の融点は、電池の種類や通電
条件によって適宜選択することができ、それによってよ
り確実に安全性を高めることができる。
【０００６】
【実施例】図１は本発明による通電治具の構成を示す模
式図である。図１において、ａは電池の正極に当接され
る端子、ｂは負極に当接される端子、ｃは通電される電
池である。正極に当接される端子ａは同軸ピン１と温度
ヒューズ２から構成され、温度ヒューズ２は端子ａの電
流ピン３にハンダ付けされている。
式図である。図１において、ａは電池の正極に当接され
る端子、ｂは負極に当接される端子、ｃは通電される電
池である。正極に当接される端子ａは同軸ピン１と温度
ヒューズ２から構成され、温度ヒューズ２は端子ａの電
流ピン３にハンダ付けされている。
【０００７】実施例として、図１の通電治具を用い、ま
た、比較例として、温度ヒューズを使用していない従来
の通電治具を用い、これらの通電治具に、市販の１８６
５０型リチウムイオン電池を各１０個装着し、１．２Ａ
で２時間充電する過充電試験を実施し、安全弁の作動状
況を観察した。結果を表１に示す。
た、比較例として、温度ヒューズを使用していない従来
の通電治具を用い、これらの通電治具に、市販の１８６
５０型リチウムイオン電池を各１０個装着し、１．２Ａ
で２時間充電する過充電試験を実施し、安全弁の作動状
況を観察した。結果を表１に示す。
【０００８】実施例は、全て１時間から１時間３０分ま
での間に温度ヒューズが作動し、電流が遮断され、安全
弁の作動は全く無かった。比較例は、電流が遮断される
ことはなく、１時間３０分を超えた時点において、全て
のセルで安全弁が作動し、電池の正極端子部より、ガス
と電解液が飛び散る様子が観察された。
での間に温度ヒューズが作動し、電流が遮断され、安全
弁の作動は全く無かった。比較例は、電流が遮断される
ことはなく、１時間３０分を超えた時点において、全て
のセルで安全弁が作動し、電池の正極端子部より、ガス
と電解液が飛び散る様子が観察された。
【０００９】
【発明の効果】本発明による通電治具を密閉形二次電池
の初充電や活性化処理に用いることにより、通電装置の
異常などで電池温度が異常に上昇した場合に、温度ヒュ
ーズが作動し通電を遮断することができる。従って、通
電装置が誤動作した場合の爆発や火災を確実にしかも効
果的に回避することができ、電池製造の安全性を極めて
高めることができる。
の初充電や活性化処理に用いることにより、通電装置の
異常などで電池温度が異常に上昇した場合に、温度ヒュ
ーズが作動し通電を遮断することができる。従って、通
電装置が誤動作した場合の爆発や火災を確実にしかも効
果的に回避することができ、電池製造の安全性を極めて
高めることができる。
【図１】本発明に係わる通電治具の正面図
ａ 電池の正極に当接される端子 ｂ 電池の負極に当接される端子 ｃ 電池 １ 同軸ピン ２ 温度ヒューズ ３ 電流ピン ４ 電圧ピン
Claims (1)
- 【請求項１】電池の充放電に使用される通電治具におい
て、電流ピンと電圧ピンからなる同軸ピンおよび電流ピ
ンに直列に接続された温度ヒューズから構成された端子
を、電池の正極および／または負極に当接される端子に
使用したことを特徴とする電池用通電治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9369886A JPH11149945A (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | 電池用通電治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9369886A JPH11149945A (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | 電池用通電治具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11149945A true JPH11149945A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18495560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9369886A Pending JPH11149945A (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | 電池用通電治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11149945A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1300892C (zh) * | 2001-04-25 | 2007-02-14 | 艾立可能源有限公司 | 锂聚合物电池的充、放电用夹具 |
| KR101082292B1 (ko) | 2010-06-16 | 2011-11-09 | 삼성에스디아이 주식회사 | 충방전용 이차전지 셀 고정장치 및 그를 구비한 지그 |
| WO2012031458A1 (zh) * | 2010-09-10 | 2012-03-15 | Zhuang Sen | 多动力电池并联充电装置 |
-
1997
- 1997-11-18 JP JP9369886A patent/JPH11149945A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1300892C (zh) * | 2001-04-25 | 2007-02-14 | 艾立可能源有限公司 | 锂聚合物电池的充、放电用夹具 |
| CN1300891C (zh) * | 2001-04-25 | 2007-02-14 | 艾立可能源有限公司 | 锂聚合物电池的充、放电用夹具 |
| KR101082292B1 (ko) | 2010-06-16 | 2011-11-09 | 삼성에스디아이 주식회사 | 충방전용 이차전지 셀 고정장치 및 그를 구비한 지그 |
| WO2012031458A1 (zh) * | 2010-09-10 | 2012-03-15 | Zhuang Sen | 多动力电池并联充电装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |