JPS5937561Y2 - ガス機器の点火操作装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回動軸の操作力を除くと自動的に点火動作が停
止される機能を大変簡単な構成で達成したガス機器の点
火操作装置に関すら 従来のこの種点火操作装置にあっては、ガスコックを押
回し式とし、抑圧動作と連動して点火スイッチを開閉し
ていた。

しかし、この構成であれば押廻し式ガスコックにしか応
用できず、また点火完了まで軸を押圧し続けておく必要
があるのでわずられしい操作となる欠点があった。

本考案はこのような従来の欠点を除去したもので、以下
その実施例を添附図面とともに説明する。

図において、１はガス通路の開閉体を内蔵する本体、２
はその開閉体を駆動する回動軸、３は本体カバーである
。

また上記回動軸２は周面の一部が切欠いである。

４は上記回動軸２ＶＣ一定角度の遊びθをおいて連動す
るスイッチ作動体にして、反対方向にのびる第１アーム
５および第２アーム６を有する。

そして一方の第２アーム６は途中が上方へ屈曲してあり
、先端には抑圧用折曲片部「が形成しである。

７はスイッチ作動体４の軸方向の動きを阻止する板ばね
、８はばねカバー、９はスイッチ作動体４０円弧状切欠
き１０に臨みその回動範囲を決定するストッパー、１１
は第１７−ム５の回動範囲に位置して本体カバー３に取
付けたコイルばねで、その一端が第１アーム５の先端と
当るようになっている。

１２は第１アーム５０回動範囲に設けた電気制御回路の
電源開閉用スイッチで、開閉子１２′を押圧すれば開成
するもの、１３は第２７−ム６における折曲片部σの回
動範囲に設けた点火回路のスイッチで、開閉子１３′の
抑圧で閉成するものである。

上記の構成において、第３図ａ、ｂは燃焼停止状態を示
し、スイッチ１２はその開閉子１２′が第１アーム５で
押圧されて開成しており、またスイッチ１３はその開閉
子１ｇが自由状態にあって開成している。

これよりガス通路を開くべく回動軸２を反時計方向に回
動すると、まず第１アーム５による押圧子１２′の押圧
が解消されてスイッチ１２が閉成し、さらに同方向への
回動を続けると第２アーム６の折曲片部ぎが開閉子１３
′を押圧してスイッチ１３を閉じ、同時に第１アーム５
の先端はコイルばね１１の一端と弾圧する（第４図）。

しかるに点火器が働いてバーナは燃焼を開始する。

そして点火が完了した時点右向動軸２の力を抜くと、コ
イルばね１１によりスイッチ作動体４は遊び角θだけ逆
回転し、これにより、第２アーム６の折曲片部「が開閉
子１３′より離れて、スイッチ１３が開く。

このように本考案によれば、回転式ガスコックにも応用
できるため、大変都合がよ＜、マたスイッチ作動板と弾
性体との係当は点火動作終期に行われるので、全体の操
作労力が軽減でき、また操作しやすくなるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の実施例を示す点火操作装置の側断面図
、第２図はスイッチ作動体部の斜視図、第３図ａ＋ｂ、
第４図ａ ＋ ｂは動作説明図である。 ２・・・回動軸、４・・・スイッチ作動体、５・・・第
１アーム、６・・・第２アーム、１１・・・弾性体（コ
イルばね）、θ・・・遊び。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ガス通路開閉体を駆動する自動軸と、との回動軸に、回
   動力向に遊びをおいて連係されるとともに、電気制御回
   路を開閉する第１アームおよび点火回路を開閉する第２
   アームを有するスイッチ作動体と、点火動作終期に上記
   スイッチ作動体と連係し、このスイッチ作動体を上記遊
   び分により一定角度逆転させる弾性体とからなり、点火
   動作終期に前記スイッチ作動体の第２アームで点火回路
   を閉とし、弾性体で一定角度逆転すると前記第２アーム
   による前記点火回路の閉を開に切替る構成としたガス機
   器の点火操作装置。