JPS5937256A - 内燃機関のインテ−クエアヒ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関に関し、特に缶体内に収容した熱媒中
に内燃機関を浸漬せしめ該内燃機関の運転時に発生する
排熱で加熱された該熱媒を各種の熱源として利用する熱
交換装置に用いる内燃機関の給排気部の改良に関する。

外気をそのまま燃焼用空気として取シ入れるような内燃
機関においては、外気が低くなると特に始動時の特性が
悪くなり、始動後も燃焼効率が低下する。

本発明は、上記の如き問題点に鑑み、空気取入れ口から
の吸入空気を内燃機関の排熱で加温できるようにして吸
入空気温度が低い時でも良好な燃焼効率を維持でき、構
造的にも簡単な内燃機関のインテークエアヒータを提供
することを目的とする。

本発明は、内燃機関の給気管と排気管とを同軸状に組合
わせたことを特徴とする。

以下１図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明を冷房・暖房給湯装置に適用した図であ
る。この装置は１缶体内に収容した熱媒中に内燃機関を
浸漬せしめ、この内燃機関により冷房用の冷媒圧縮機を
駆動すると共に、内燃機関の排熱を利用して缶体内の熱
媒を加熱し、この加熱された熱媒を利用して暖房あるい
は給湯を行なうものである。

第１図を参照して、水等の熱媒１を入れた缶体２と１缶
体２内の熱媒１中に浸漬させるように缶体２の上蓋１１
に取り付けられた内燃機関３と。

缶体２の上蓋１１を挿通して内燃機関３に取り付けられ
た給気管８．排気管９及び冷媒圧縮機１０と、熱媒１内
に浸漬され一方の口に上水道管１５が接続されると共に
他方の口に給湯管１６が接続された給湯用熱交換器５と
、熱媒１内に浸漬され外部暖房器（図示せず）への往き
管１７と該外部暖房器からの戻シ管１８が接続された暖
房用熱交換器６と、冷媒圧縮機１０を用いて形成された
冷凍回路１４とを有している。

内燃機関３ば、その排熱によって熱媒１を加熱すると共
に、冷媒圧縮機１０を駆動する。

冷媒圧縮機１０Ｆｉ、凝縮器２１と膨張弁２０と蒸発器
１９と共に、冷媒の循環による冷凍回路１４を構成して
いる。そして蒸発器１９による冷却作用を利用して室の
冷房を行なう。

また、冷凍回路１４中の凝縮器２１は２缶体２とは別の
缶体２５内に配置される。缶体２５中にも、水等の熱媒
２６が満たされている。熱媒２６中には、上述の凝縮器
２１と、暖房用熱交換器２２とが浸漬される。暖房用熱
交換器２２は、上述した暖房用熱交換器６と同様に、往
き管２３及以下余日 び戻り管２４を介して、外部暖房器及び循環ポンプ（共
に図示せず）に接続されて水循環回路を構成しており、
その循環水を加熱するためのものである。

次に運転例を説明する。

内燃機関３を始動することによシ冷媒圧縮機１０を駆動
して、凝縮器２１．膨張弁２０．蒸発器１９から々る冷
凍回路１４が運転される。蒸発器１９は周囲から熱をう
ばうので冷房を行なうことができる。凝縮器２１は、放
熱して熱媒２６を加熱する。一方９缶体２においては、
内燃機関３からの放熱により熱媒１が加熱される。加熱
された熱媒１により、給湯用交換器５内を通る上水道水
は加熱されて、給湯管１６から給湯することができる。

暖房用熱交換器６内を通る循環水も、加熱された熱媒１
により加熱されるので、冬期には外部暖房器（図示せず
）で暖房することができる。なお缶体２５においても、
加熱された熱媒２６により暖房用熱交換器２２内を通る
循環水が加熱されて上記とは別の外部暖房器で暖房する
ことができる。

第２図は本考案の要部を示す。

内燃機関３の給気口に接続された給気管８内に。

これよシ細めの径であって内燃機関３の排気口に接続さ
れた排気管９が同軸状に配設されている。

すなわち排気管９は、給気管８の根元部分で該給気管８
内に導入される。給気管８の先端には、リング状のエア
フィルタ８１を内設した吸気部８２が取９付けられてお
り、取入れ口８３からエアフィルタ８１を通して燃焼用
空気が取り込まれる。

排気管９は、給気管８より細くて長く、吸気部８２を貫
通して上方に突出している。そして排気管９の先端には
多数の穴が設けられ、この部分を覆うように消音機能を
有する排気部９１が取り付けられている。９２は排気口
である。また給気管付けられている。

このように給気管８と排気管９とを同軸状に組み合わせ
て一本の管体のように配設するという簡単な構造により
、電気ヒータ等の加熱手段を使用せずに排気ガスの排熱
で加温した燃焼用空気を供給することができ、燃焼効率
の向上化、省エネルギー化を図ることができる。また常
に加温された燃焼用空気が供給されるので、外気温度の
低い冬期においても燃焼効率は良好である。特に排気ガ
スは、内燃機関の始動後すぐに高温となるので。

熱媒１が冷えていても燃焼用空気温度が低下することは
なく、始動時の燃焼効率も定常運転時と同じにすること
ができる。加えて上蓋１１を貫通させるのは給気管８だ
けで良く１缶体２に対する内燃機関３の出し入れ作業は
、従来の如く上蓋１１に給気管用と排気管用の穴を設け
てそれぞれを挿通させる場合に比して簡単にカる。また
高温の排気管が直接上蓋に触れないので安全面でも有利
である。

なお本発明は、第１図に示したような冷房・暖房給湯装
置に限定されるものでなく、内燃機関が水等の熱媒に浸
漬されて用いられる場合全般に適用できる。

以下耘白

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用した冷房・暖房給湯装置の構造図
、第２図はその要部の構造図。 ｌは熱媒、２は缶体、３は内燃機関、８は給気管、９は
排気管、１１は上蓋、８１はエアフィルタ、８２は吸気
部、９１は排気部、９３はフィン。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　缶体内に収容した熱媒中に浸漬せしめた内燃機関
   の吸気管と排気管とを同軸状に配したことを特徴とする
   内燃機関のインテークエアヒータ。