JPS5936965B2 - タンパク質rbf−pm - Google Patents
タンパク質rbf−pmInfo
- Publication number
- JPS5936965B2 JPS5936965B2 JP55088756A JP8875680A JPS5936965B2 JP S5936965 B2 JPS5936965 B2 JP S5936965B2 JP 55088756 A JP55088756 A JP 55088756A JP 8875680 A JP8875680 A JP 8875680A JP S5936965 B2 JPS5936965 B2 JP S5936965B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rbf
- protein
- rice
- ethanol
- insoluble
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はシスチン含量の少い新規なタンパク質に関し、
更に詳しくは米の表皮部を出発物としてある種の操作を
加えることにより得られる生理活性物質として有用な新
規タンパク質に関する。
更に詳しくは米の表皮部を出発物としてある種の操作を
加えることにより得られる生理活性物質として有用な新
規タンパク質に関する。
米ぬかを溶媒抽出することで生理活性をもつ物質RBA
が得られることが知られている(特開昭50−7751
8号公報参照)。この物質RBAはシステイン15〜2
0モル%、グリシン23〜26モル%を含む植物性蛋白
でpH7〜10の等電点をもつことが知られており、例
えば米ぬかを食塩水で抽出することにより得られる。一
方、穀粒などの種子の表層部から抗腫瘍活性物質が採取
できることは特開昭53−139713号公報により公
知である。
が得られることが知られている(特開昭50−7751
8号公報参照)。この物質RBAはシステイン15〜2
0モル%、グリシン23〜26モル%を含む植物性蛋白
でpH7〜10の等電点をもつことが知られており、例
えば米ぬかを食塩水で抽出することにより得られる。一
方、穀粒などの種子の表層部から抗腫瘍活性物質が採取
できることは特開昭53−139713号公報により公
知である。
この公報記載の発明では原料を加圧加熱処理してから熱
水抽出し、又は熱水可溶部を除去した後アルカリ水溶液
で抽出をおこなつている。実施例によれば米ぬかを原料
とするアルカリ抽出液は中和、濃縮後1.5倍量のエタ
ノールを加え、分離された沈澱はアルカリに再溶解、エ
タノール不溶分除去ののち、上澄液の透析で精製し、ア
セトン、メタノール不溶性の白色粉末としている。かか
る公報記載の発明で得られた活性物質は非蛋白系の高分
子物質で、高級脂肪酸乃至その近縁物質であると推測さ
れている。本発明者はこの発明をふまえて更に検討を加
え、米ぬかを原料とする塩基性水溶液抽出液を先行技術
と異なる方法で処理することにより、先行技術のものと
は性質の異なる抗腫瘍活性物質RBF−Pを得、既に特
許出願した(特願昭54−104683)。本発明者は
、さらにこのRBF−Pの活性成分を探究した結果、活
性成分の1つとして新物質を見出し本発明に到つた。即
ち本発明はシスチン含量0.1%未満、窒素含量12%
以上15%未満でpH3以上6未満の範囲に等電点をも
ち、希食塩水及び希酸に不溶、希アルカリに可溶なタン
パク質RBF−PMを提供するものである。タンパク質
の溶解度にもとづく分類法に従えば米の蛋白質はアルブ
ミン、グロブミン、プロラミン及びグルテリンの4種に
大別される。
水抽出し、又は熱水可溶部を除去した後アルカリ水溶液
で抽出をおこなつている。実施例によれば米ぬかを原料
とするアルカリ抽出液は中和、濃縮後1.5倍量のエタ
ノールを加え、分離された沈澱はアルカリに再溶解、エ
タノール不溶分除去ののち、上澄液の透析で精製し、ア
セトン、メタノール不溶性の白色粉末としている。かか
る公報記載の発明で得られた活性物質は非蛋白系の高分
子物質で、高級脂肪酸乃至その近縁物質であると推測さ
れている。本発明者はこの発明をふまえて更に検討を加
え、米ぬかを原料とする塩基性水溶液抽出液を先行技術
と異なる方法で処理することにより、先行技術のものと
は性質の異なる抗腫瘍活性物質RBF−Pを得、既に特
許出願した(特願昭54−104683)。本発明者は
、さらにこのRBF−Pの活性成分を探究した結果、活
性成分の1つとして新物質を見出し本発明に到つた。即
ち本発明はシスチン含量0.1%未満、窒素含量12%
以上15%未満でpH3以上6未満の範囲に等電点をも
ち、希食塩水及び希酸に不溶、希アルカリに可溶なタン
パク質RBF−PMを提供するものである。タンパク質
の溶解度にもとづく分類法に従えば米の蛋白質はアルブ
ミン、グロブミン、プロラミン及びグルテリンの4種に
大別される。
普通米の赤ぬ力沖の含量としてそれぞれ3.87%、3
.74%、0.58%及び2.39%というような値が
知られている(堀越、森田:米の蛋白質、植物酵素蛋白
質研究法P451、共立出版昭51)。アルブミンは純
水に可溶であり、グロブリンは純水に不溶であるが、い
ずれも希塩類溶液に可溶である。
.74%、0.58%及び2.39%というような値が
知られている(堀越、森田:米の蛋白質、植物酵素蛋白
質研究法P451、共立出版昭51)。アルブミンは純
水に可溶であり、グロブリンは純水に不溶であるが、い
ずれも希塩類溶液に可溶である。
プロラミンとグルテリンは、希塩類溶液に不溶な点で上
記2種と異なり共に希酸、希アルカリ可溶性であり純ア
ルコールには溶けないがプロラミンは60〜90%アル
コールに溶解する。グルテリンとプロラミンは共にグル
タミン酸とプロリンが多いが、プロラミンは特にプロリ
ン含量が高い。米に含まれるグルテリンのアミノ酸組成
の例は前記堀越氏らの文献に示されているがグルタミン
酸が特に多くついでアスパラギン酸、アルギニンが多い
。
記2種と異なり共に希酸、希アルカリ可溶性であり純ア
ルコールには溶けないがプロラミンは60〜90%アル
コールに溶解する。グルテリンとプロラミンは共にグル
タミン酸とプロリンが多いが、プロラミンは特にプロリ
ン含量が高い。米に含まれるグルテリンのアミノ酸組成
の例は前記堀越氏らの文献に示されているがグルタミン
酸が特に多くついでアスパラギン酸、アルギニンが多い
。
シスチンは1〜2%含まれている。他の例として脱脂ぬ
かをアルカリ抽出し酸を加えて、沈澱させた米ぬかタン
パク標品のアミノ酸組成が知られている(満田他、栄養
と食糧23,82)。この場合も特に多いアミン酸はグ
ルタミン酸で、シスチン含量は約2%である。本発明の
タンパク質RBF−PMは純水、希塩類溶液、アルコー
ル(100%、70%)のいずれにも不溶であり、希ア
ルカリに可溶であるから溶解性からするとグルテリンに
近いが希酸は不溶である点で異なる。
かをアルカリ抽出し酸を加えて、沈澱させた米ぬかタン
パク標品のアミノ酸組成が知られている(満田他、栄養
と食糧23,82)。この場合も特に多いアミン酸はグ
ルタミン酸で、シスチン含量は約2%である。本発明の
タンパク質RBF−PMは純水、希塩類溶液、アルコー
ル(100%、70%)のいずれにも不溶であり、希ア
ルカリに可溶であるから溶解性からするとグルテリンに
近いが希酸は不溶である点で異なる。
アミノ酸組成としては、シスチンが極度に少くきわめて
特異である。またしばしば少量の糖を含む。また先に挙
げた米ぬかから抽出される生理活性タンパク質のRBA
とは溶解性(食塩水など)、アミノ酸組成(シスチン含
量など)が著るしく異なる。
特異である。またしばしば少量の糖を含む。また先に挙
げた米ぬかから抽出される生理活性タンパク質のRBA
とは溶解性(食塩水など)、アミノ酸組成(シスチン含
量など)が著るしく異なる。
次に本発明のタンパク質の製法の詳細を説明する。
タンパク質RBF−PMを含むRBF−Pは、米の表皮
部から塩基を用いて抽出した水溶液を有機溶媒と混和し
不溶分除去後、酸で沈澱させることにより得られる。
部から塩基を用いて抽出した水溶液を有機溶媒と混和し
不溶分除去後、酸で沈澱させることにより得られる。
米の表皮部は通常玄米から白米を得た残りの米ぬかとし
て得られるが、玄米など表皮部のついたま\の米自体や
米ぬか油を抽出した残渣のf)!き他の有用成分取得の
目的に使用されたあとの米ぬかであつても使用可能であ
る。
て得られるが、玄米など表皮部のついたま\の米自体や
米ぬか油を抽出した残渣のf)!き他の有用成分取得の
目的に使用されたあとの米ぬかであつても使用可能であ
る。
米はもちとうるち、ジヤポニカ種とインデイカ種などに
分れ、更に多数の品種に分れるが特に種類は問わない。
本発明は入手の最も容易なジヤポニカ種うるち米のぬか
を主として使用した。米ぬかは熱水可溶部中にも抗腫瘍
活性物質を含むが(特開昭53−139713号公報参
照)、本発明に係るRBF−Pは熱水不溶部中から得ら
れるので、通常まず加熱水で処理して熱水可溶分(主と
して澱粉などの多糖類)を除去する。
分れ、更に多数の品種に分れるが特に種類は問わない。
本発明は入手の最も容易なジヤポニカ種うるち米のぬか
を主として使用した。米ぬかは熱水可溶部中にも抗腫瘍
活性物質を含むが(特開昭53−139713号公報参
照)、本発明に係るRBF−Pは熱水不溶部中から得ら
れるので、通常まず加熱水で処理して熱水可溶分(主と
して澱粉などの多糖類)を除去する。
熱水可溶分除去は米ぬかを5〜20倍量(重量)の熱水
と共に蒸煮する方法でおこなうことができる。特開昭5
3−139713号公報で示された加圧加熱処理をこの
工程で併用することもできる。熱水可溶分を除去した米
ぬかは例えば1〜10(重量)%カセイソーダ水溶液の
如き塩基性水溶液で抽出される。炭酸ソーダ、カセイカ
リ、アンモニアなど他の塩基の水溶液を用いることもで
きる。水酸化カルシウムは不溶性の不純物をつくるので
好ましくない。塩基の量はカセイソーダの場合米ぬかに
対して0.1倍量(重量)程度を用いれば足りる。塩基
性水溶液の濃度、抽出温度、時間はRBF−Pの得量や
活性に影響がある。
と共に蒸煮する方法でおこなうことができる。特開昭5
3−139713号公報で示された加圧加熱処理をこの
工程で併用することもできる。熱水可溶分を除去した米
ぬかは例えば1〜10(重量)%カセイソーダ水溶液の
如き塩基性水溶液で抽出される。炭酸ソーダ、カセイカ
リ、アンモニアなど他の塩基の水溶液を用いることもで
きる。水酸化カルシウムは不溶性の不純物をつくるので
好ましくない。塩基の量はカセイソーダの場合米ぬかに
対して0.1倍量(重量)程度を用いれば足りる。塩基
性水溶液の濃度、抽出温度、時間はRBF−Pの得量や
活性に影響がある。
5%カセイソーダ水溶液を用い50℃で抽出するとき、
抽出時間5時間程度ではRBF−Pの得量は多いが活性
が十分でない。
抽出時間5時間程度ではRBF−Pの得量は多いが活性
が十分でない。
10時間とか20時間とかの抽出時間では活性のすぐれ
たRBF−Pが得られる。
たRBF−Pが得られる。
しかし、50℃で30時間以上になると収量、活性共に
激減する。活性のすぐれたRBF−Pを得るには抽出温
度に応じて適当な抽出時間があり、例えば30℃では1
00時間程度の長時間がよい。10℃未満とか、90℃
以上というような極端な温度は活性のよいRBF−Pを
得るのに適していない。
激減する。活性のすぐれたRBF−Pを得るには抽出温
度に応じて適当な抽出時間があり、例えば30℃では1
00時間程度の長時間がよい。10℃未満とか、90℃
以上というような極端な温度は活性のよいRBF−Pを
得るのに適していない。
塩基濃度についても、極端でない1〜10%がよい。米
の表皮部から塩基を用いて抽出した水溶液から抗腫瘍活
性物質を得る手段として先行技術では中和にはじまり、
濃縮、エタノール添加、遠心分離、再溶解、再エタノー
ル添加を経て結局は透析により精製していた(特開昭5
3−139713号公報実施例1)。これに対して本発
明では抽出液に塩基性の状態のまま有機溶媒を混和して
不溶分を除去し、しかるのち酸を加えて沈澱させるきわ
めて簡単な方法で別の活性物質RBF−Pが得られる。
の表皮部から塩基を用いて抽出した水溶液から抗腫瘍活
性物質を得る手段として先行技術では中和にはじまり、
濃縮、エタノール添加、遠心分離、再溶解、再エタノー
ル添加を経て結局は透析により精製していた(特開昭5
3−139713号公報実施例1)。これに対して本発
明では抽出液に塩基性の状態のまま有機溶媒を混和して
不溶分を除去し、しかるのち酸を加えて沈澱させるきわ
めて簡単な方法で別の活性物質RBF−Pが得られる。
塩基による抽出液にまずエタノール、メタノール、アセ
トン等の水と混合できる有機溶媒を加えると不溶分が沈
澱してくる。
トン等の水と混合できる有機溶媒を加えると不溶分が沈
澱してくる。
この沈澱は有害な成分であり例えばエタノール濃度を4
0q1)容量以上とすることで十分に沈澱できる。この
沈澱は遠心分離あるいは淵過により除去することができ
る。塩基による抽出水溶液と混和する有機溶媒は水と相
溶し混和するものであればよいが、酸性のものは塩基を
中和してしまうので不都合である。タンパク質の分画に
普通に用いられるエタノールやアセトンを用いることが
できるが、その他メタノール、n−プロパノール、イソ
プロパノールのような低級アルコール類、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、グリセリンのような多
価アルコール類、エトキシエタノール、ブトキシエタノ
ールなどのグリコールエーテル類が一般に使用できる。
また、ジオキサン、テトラヒドロフラン、メチルエチル
ケトンなどのエーテルやケトンも水混和性である限り用
いることができる。普通は上記のような含酸素有機溶媒
を用いるが場合によつてはアセトニトリルの如きその他
の水混和性溶媒を用いてもよい。有機溶媒の使用量は溶
媒の種類によつても異なるが水溶液に対して通常一容以
上が好ましい。
0q1)容量以上とすることで十分に沈澱できる。この
沈澱は遠心分離あるいは淵過により除去することができ
る。塩基による抽出水溶液と混和する有機溶媒は水と相
溶し混和するものであればよいが、酸性のものは塩基を
中和してしまうので不都合である。タンパク質の分画に
普通に用いられるエタノールやアセトンを用いることが
できるが、その他メタノール、n−プロパノール、イソ
プロパノールのような低級アルコール類、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、グリセリンのような多
価アルコール類、エトキシエタノール、ブトキシエタノ
ールなどのグリコールエーテル類が一般に使用できる。
また、ジオキサン、テトラヒドロフラン、メチルエチル
ケトンなどのエーテルやケトンも水混和性である限り用
いることができる。普通は上記のような含酸素有機溶媒
を用いるが場合によつてはアセトニトリルの如きその他
の水混和性溶媒を用いてもよい。有機溶媒の使用量は溶
媒の種類によつても異なるが水溶液に対して通常一容以
上が好ましい。
例えばエタノールの場合混和後のエタノール濃度40%
にすれば塩基による抽出水溶液中にとけていた有害な多
糖類を沈澱して除くことができ、方エタノール濃度力塙
すぎて600!)以上になると後で酸性にした時、RB
F−Pの沈澱が妨げられる。しかし、メタノールの場合
は水溶液に対して4〜5倍という多量を用いてもよい結
果が得られる。なお本明細書で用いている%は原則とし
て重量%であるが、有機溶媒濃度に限り容量%である。
このように有害成分を除去したアルカリ水性有機溶媒に
対し塩酸、リン酸、酢酸などの酸を加え中和し沈澱を得
る。これがRBF−Pである。得られた沈澱は加熱減圧
乾燥、凍結乾燥、噴霧乾燥などの方法により乾燥物とな
る。水性有機溶媒溶液の中和による沈澱の収得は1段で
もよいが2段階に実施すれば更に精製度が上る。
にすれば塩基による抽出水溶液中にとけていた有害な多
糖類を沈澱して除くことができ、方エタノール濃度力塙
すぎて600!)以上になると後で酸性にした時、RB
F−Pの沈澱が妨げられる。しかし、メタノールの場合
は水溶液に対して4〜5倍という多量を用いてもよい結
果が得られる。なお本明細書で用いている%は原則とし
て重量%であるが、有機溶媒濃度に限り容量%である。
このように有害成分を除去したアルカリ水性有機溶媒に
対し塩酸、リン酸、酢酸などの酸を加え中和し沈澱を得
る。これがRBF−Pである。得られた沈澱は加熱減圧
乾燥、凍結乾燥、噴霧乾燥などの方法により乾燥物とな
る。水性有機溶媒溶液の中和による沈澱の収得は1段で
もよいが2段階に実施すれば更に精製度が上る。
この場合第1段階は水性エタノール濃度を10〜40%
例えば30(fl)というように低くとつてPH5〜6
まで中和することにより活性物質の損失を少くおさえ、
得られた沈澱をアルカリに再溶解して第2段階では50
%というような高目の濃度になるようにエタノールを加
え、不溶分を除去した後再び酸でPHを調節して沈澱を
得る。PHを7にしたときに溶液中の固形分の22%が
沈澱として得られるにすぎないがPH6にすると74%
、PH5で74%、PH4で59%、PH3で36%と
変り、脂肪酸のように酸性にすれば沈澱するといつたも
のでなくタンパク質の等電点沈澱のように沈澱に適した
PHが限られていることがわかる。上記の例かられかる
ようにPH3〜7特にPH4〜6の範囲に調節するよう
に中和することが望ましい。このようにして得られたR
BF−Pはマウスの腹水癌及び固形癌に対して抑制効果
をもち、またマイトマイシン−Cなどの他の抗腫瘍性剤
との併用効果も認められた。本発明のタンパク質RBF
−PMはこのようなRBF−Pの抗腫瘍活性成分のひと
つとして新たに見出されたものでシスチン含量の極度に
少いタンパク質であり、RBF−Pの極性有機溶媒不溶
分として得られた。
例えば30(fl)というように低くとつてPH5〜6
まで中和することにより活性物質の損失を少くおさえ、
得られた沈澱をアルカリに再溶解して第2段階では50
%というような高目の濃度になるようにエタノールを加
え、不溶分を除去した後再び酸でPHを調節して沈澱を
得る。PHを7にしたときに溶液中の固形分の22%が
沈澱として得られるにすぎないがPH6にすると74%
、PH5で74%、PH4で59%、PH3で36%と
変り、脂肪酸のように酸性にすれば沈澱するといつたも
のでなくタンパク質の等電点沈澱のように沈澱に適した
PHが限られていることがわかる。上記の例かられかる
ようにPH3〜7特にPH4〜6の範囲に調節するよう
に中和することが望ましい。このようにして得られたR
BF−Pはマウスの腹水癌及び固形癌に対して抑制効果
をもち、またマイトマイシン−Cなどの他の抗腫瘍性剤
との併用効果も認められた。本発明のタンパク質RBF
−PMはこのようなRBF−Pの抗腫瘍活性成分のひと
つとして新たに見出されたものでシスチン含量の極度に
少いタンパク質であり、RBF−Pの極性有機溶媒不溶
分として得られた。
極性有機溶媒としてはメタノール、エタノール、プロパ
ノール、イソプロパノール、ブタノールなどのアルコー
ル類、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノ
ンなどのケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエス
テル類、エチルエーテル、イソプロピルエーテル、テト
ラヒドロフランなどのエーテル類などが用いられる。
ノール、イソプロパノール、ブタノールなどのアルコー
ル類、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノ
ンなどのケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエス
テル類、エチルエーテル、イソプロピルエーテル、テト
ラヒドロフランなどのエーテル類などが用いられる。
RBF−Pの中に少量の脂肪酸塩が含まれる場合メタノ
ールを用いれば脂肪酸塩も溶解してRBF−PMから除
かれる。他の溶媒、例えばエチルエーテルを用いると脂
肪酸塩を溶かさないためRBF−PMは少量の脂肪酸塩
を含んだ形で得られる。極性有機溶媒可溶分として除か
れる部分は高級脂肪酸などのヘキサン可溶分と、ヘキサ
ン不溶分RBF−Hとを含みマウス腹水癌に対して阻止
効果がぁる(特願昭54−104683号明細書参照)
。
ールを用いれば脂肪酸塩も溶解してRBF−PMから除
かれる。他の溶媒、例えばエチルエーテルを用いると脂
肪酸塩を溶かさないためRBF−PMは少量の脂肪酸塩
を含んだ形で得られる。極性有機溶媒可溶分として除か
れる部分は高級脂肪酸などのヘキサン可溶分と、ヘキサ
ン不溶分RBF−Hとを含みマウス腹水癌に対して阻止
効果がぁる(特願昭54−104683号明細書参照)
。
極性有機溶媒としてメタノールを使用する場合、例えば
RBF−PlO9に対し、11のメタノールを加え攪拌
してメタノール可溶分を溶解せしめたのち不溶部を済取
乾燥すると約39のRBF−PMが得られる。
RBF−PlO9に対し、11のメタノールを加え攪拌
してメタノール可溶分を溶解せしめたのち不溶部を済取
乾燥すると約39のRBF−PMが得られる。
このようにして得られたタンパク質RBF−PMは一般
的に次のような性質をもつている。
的に次のような性質をもつている。
ローり一法蛋白呈色反応:牛血清アルブミン換算で90
%以上G1えば第1表の#20は93(I))フエノー
ル硫酸糖呈色反応:グルコース換算で8%以下紫外部吸
収スペクトル:280nm付近に弱い吸収を示す(第1
図)赤外部吸収スペクトル:3300,1640,15
30(1−JモV1−1付近に顕著な吸収を示す(第2図
)融点:300℃まで明確な融点は示さない元素分析:
いくつかの例を第1表に示す。
%以上G1えば第1表の#20は93(I))フエノー
ル硫酸糖呈色反応:グルコース換算で8%以下紫外部吸
収スペクトル:280nm付近に弱い吸収を示す(第1
図)赤外部吸収スペクトル:3300,1640,15
30(1−JモV1−1付近に顕著な吸収を示す(第2図
)融点:300℃まで明確な融点は示さない元素分析:
いくつかの例を第1表に示す。
窒素含量は一般にや\少なめの12−15%、特に12
−14%の範囲にある。等電点:標準的な等電点電気泳
動分析法ではスポツトが移動せず、溶液の紫外吸光度が
極小を示すPHは3〜6の範囲にある01えば第1表の
#20は3.5〜5)。
−14%の範囲にある。等電点:標準的な等電点電気泳
動分析法ではスポツトが移動せず、溶液の紫外吸光度が
極小を示すPHは3〜6の範囲にある01えば第1表の
#20は3.5〜5)。
アミノ酸分析
6N塩酸で110℃、24時間加水分解し塩酸を蒸発さ
せたのち、0.01Nカセイソーダを加えて4時間室温
で置き、更に0.1N塩酸で酸性化し、イオン交換クロ
マトグラフイ一、ニンヒドリン発色法で分析した。
せたのち、0.01Nカセイソーダを加えて4時間室温
で置き、更に0.1N塩酸で酸性化し、イオン交換クロ
マトグラフイ一、ニンヒドリン発色法で分析した。
システインがあればアルカリ処理の間にシスチンに変化
するのでシスチンとして分析される。本明細書でいうシ
スチン含量はこのような分析法によつたものなので、タ
ンパク質中に存在したときにシステインの形をとつてい
たものをも含んでいる。本発明のタンパク質のアミノ酸
組成の範囲をいくつかの分析例と共に第1表に示す。液
体クロマトグラフイ一 溶出クロマトグラムの一例を第3図に示す。
するのでシスチンとして分析される。本明細書でいうシ
スチン含量はこのような分析法によつたものなので、タ
ンパク質中に存在したときにシステインの形をとつてい
たものをも含んでいる。本発明のタンパク質のアミノ酸
組成の範囲をいくつかの分析例と共に第1表に示す。液
体クロマトグラフイ一 溶出クロマトグラムの一例を第3図に示す。
充填剤 トヨパール(東洋曹達 登録商標)HW6O(
親水性ビニルモノマーの重合によ る全多孔性の球状ゲル) 溶出液 0.0125Nカセイソーダ、溶出流量36〜
37m1/h標品の溶出時間と比較した結果、第3図の
RBF−PMは分子量3万−5万及び7万−12万に主
な分布をもつ。
親水性ビニルモノマーの重合によ る全多孔性の球状ゲル) 溶出液 0.0125Nカセイソーダ、溶出流量36〜
37m1/h標品の溶出時間と比較した結果、第3図の
RBF−PMは分子量3万−5万及び7万−12万に主
な分布をもつ。
溶解性
試料1W9と溶媒1m1を室温で混合した後肉眼で判定
する。
する。
完溶するものに○,ほとんど溶ける様子のないものは×
,一部溶解するものは△で示す。X純水、0.85%食
塩水、メタノール、エタノール、70%エタノール、ア
セトン、メチルエチルケトン、エチルエーテル、イソプ
ロピルエーテル、酢酸エチル、酢酸ブチル、7M−尿素
水溶液、リン酸緩衝液(PH4.7〜7)。
,一部溶解するものは△で示す。X純水、0.85%食
塩水、メタノール、エタノール、70%エタノール、ア
セトン、メチルエチルケトン、エチルエーテル、イソプ
ロピルエーテル、酢酸エチル、酢酸ブチル、7M−尿素
水溶液、リン酸緩衝液(PH4.7〜7)。
クエン酸緩衝液(PH3.3〜7)、酢酸緩衝液(PH
3.7〜8.1)、塩酸(0.1N,6N)、0.1M
酢酸水溶液△ 3M塩酸グアニジン水溶液 06M塩酸グアニジン水溶液 カセイソーダ水溶液(0.0125N) 0,0125N アルカリ性アルコール水溶液(5”o重量%)ラウリル
硫酸ナトリウム水溶液(0.1%)ドデシルベンゼンス
ルホン酸ソーダ水溶液(0.1(f)) 氷酢酸 トリフルオロ酢酸 オレイン酸ソーダ水溶液(5%) 蛋白質のアミノ酸組成に関しては多くの事実が知られて
おり例えば水島、赤堀編集、蛋白質化学、第2巻、12
7〜149頁(共立出版、昭29年)には数多くの蛋白
質及び食品についてアミノ酸組成の分析表が挙げられて
いる。
3.7〜8.1)、塩酸(0.1N,6N)、0.1M
酢酸水溶液△ 3M塩酸グアニジン水溶液 06M塩酸グアニジン水溶液 カセイソーダ水溶液(0.0125N) 0,0125N アルカリ性アルコール水溶液(5”o重量%)ラウリル
硫酸ナトリウム水溶液(0.1%)ドデシルベンゼンス
ルホン酸ソーダ水溶液(0.1(f)) 氷酢酸 トリフルオロ酢酸 オレイン酸ソーダ水溶液(5%) 蛋白質のアミノ酸組成に関しては多くの事実が知られて
おり例えば水島、赤堀編集、蛋白質化学、第2巻、12
7〜149頁(共立出版、昭29年)には数多くの蛋白
質及び食品についてアミノ酸組成の分析表が挙げられて
いる。
周知のようにシスチンは蛋白質においてその三次構造を
決定する上で重要な役割を果しており大部分の蛋白質で
も約1%またはそれ以上のシスチンを含むことが上記の
表からもうかがえる。上記の表の中にもシスチンを含ま
ない特殊な蛋白質が少し見い出されるがそれらの大部分
は窒素含量が多く、窒素含量12〜15%でシスチン含
量がO、1(fl)未満の蛋白質は見い出されていない
。本発明の蛋白質RBF一PMはこのように稀な化学組
成と共に溶解性及びPH3以上6未満という特定の等電
点範囲により特定される。本発明の蛋白質RBF−PM
は生理活性物質として有用である。
決定する上で重要な役割を果しており大部分の蛋白質で
も約1%またはそれ以上のシスチンを含むことが上記の
表からもうかがえる。上記の表の中にもシスチンを含ま
ない特殊な蛋白質が少し見い出されるがそれらの大部分
は窒素含量が多く、窒素含量12〜15%でシスチン含
量がO、1(fl)未満の蛋白質は見い出されていない
。本発明の蛋白質RBF一PMはこのように稀な化学組
成と共に溶解性及びPH3以上6未満という特定の等電
点範囲により特定される。本発明の蛋白質RBF−PM
は生理活性物質として有用である。
特に抗腫瘍活性が著しく実施例に示すようにマウス腫瘍
に対し顕著な抑制効果を示す。
に対し顕著な抑制効果を示す。
以下本発明を具体的実施例につき説明する。
実施例 1庄内ササニシキ、岩手キヨニシキ、埼玉ニホ
ンバレの混合米から得られた米ぬか161<9に対し水
2161を加え120℃で1時間加圧下に蒸煮した後、
4.5時間100℃に保ち熱水可溶部を溶出せしめた。
ンバレの混合米から得られた米ぬか161<9に対し水
2161を加え120℃で1時間加圧下に蒸煮した後、
4.5時間100℃に保ち熱水可溶部を溶出せしめた。
熱済過して得られた固形分22.4kgに対し5%カセ
イソーダ水溶液40k9を混合し50℃で10時間攪拌
し抽出をおこなつた。抽出液60.3k9に対し水60
.31を加えた後、エタノール120.61を加えエタ
ノール濃度を5001)(容量比)とした。アルカリ性
エタノール不溶分を遠心分離により除去した後塩酸でP
H5.5に調節した。
イソーダ水溶液40k9を混合し50℃で10時間攪拌
し抽出をおこなつた。抽出液60.3k9に対し水60
.31を加えた後、エタノール120.61を加えエタ
ノール濃度を5001)(容量比)とした。アルカリ性
エタノール不溶分を遠心分離により除去した後塩酸でP
H5.5に調節した。
一夜10℃以下に放置後沈澱物を分離した後、凍結乾燥
により乾燥沈澱物RBF−Pl.46kgを得た。RB
F−PlO9に対しメタノール11を加え可溶分を除去
した後、メタノール不溶部である蛋白質RBF−PM3
.2gを得た(第1表の#35B)。得られたRBF−
PM#35Bの紫外部吸収スペクトルを第1図、赤外部
吸収スペクトルを第2図、液体クロマトグラムを第3図
に示す。第1表の#37は同じ品種の米ぬか16kgか
ら上記と同様にして得たRBF−Pl.54kgのメタ
ノール不溶分(得率32.5%)である。
により乾燥沈澱物RBF−Pl.46kgを得た。RB
F−PlO9に対しメタノール11を加え可溶分を除去
した後、メタノール不溶部である蛋白質RBF−PM3
.2gを得た(第1表の#35B)。得られたRBF−
PM#35Bの紫外部吸収スペクトルを第1図、赤外部
吸収スペクトルを第2図、液体クロマトグラムを第3図
に示す。第1表の#37は同じ品種の米ぬか16kgか
ら上記と同様にして得たRBF−Pl.54kgのメタ
ノール不溶分(得率32.5%)である。
第1表の#46は福島ササニシキと埼玉ニホンバレの混
合米から得られたぬかを用い、上記と同様にして得たR
BF−P(収量1.30kg/16kgぬか)のメタノ
ール不溶分(得率30.7%)である。実施例 2IC
Rマウスの腹腔内で7日間培養された腹水型ザルコーマ
180細胞を5週令のICRマウス雌(1群7匹)の腹
腔に5.6X106ケ移植し24時間後から検体材料の
生理食塩水溶液を毎日一回5日間腹腔内に投与した。
合米から得られたぬかを用い、上記と同様にして得たR
BF−P(収量1.30kg/16kgぬか)のメタノ
ール不溶分(得率30.7%)である。実施例 2IC
Rマウスの腹腔内で7日間培養された腹水型ザルコーマ
180細胞を5週令のICRマウス雌(1群7匹)の腹
腔に5.6X106ケ移植し24時間後から検体材料の
生理食塩水溶液を毎日一回5日間腹腔内に投与した。
7日目に腹水中に生育した腫瘍細胞量を沈降容積により
測定し対照群と比較して腫瘍阻止率を求めた。
測定し対照群と比較して腫瘍阻止率を求めた。
実施例1で得られた蛋白質RBF−PM#35Bは10
0〜/Kg・日の投与量において62(f)の阻止率を
示した。
0〜/Kg・日の投与量において62(f)の阻止率を
示した。
実施例 3
ICRマウスの腹腔内で7日間培養した腹水型ザルコー
マ180細胞を5週令のICRマウス雌(1群5〜7匹
)の右後肢筋肉に3×106ケ移植し24時間後より検
体試料の生理食塩水溶液を毎日一回10日間腹腔内投与
した。
マ180細胞を5週令のICRマウス雌(1群5〜7匹
)の右後肢筋肉に3×106ケ移植し24時間後より検
体試料の生理食塩水溶液を毎日一回10日間腹腔内投与
した。
28日目に腫瘍を摘出して重量をはかり対照群と比較し
て腫瘍阻止率を求めた。
て腫瘍阻止率を求めた。
′圧W!生j邑\八」ハuノ
実施例1で得られた蛋白質RBF−PM#35Bの結果
は次の通りであつた。
は次の通りであつた。
実施例 4
コシヒカリの米ヌカ4kgに水161を加え120℃で
1時間加圧下に蒸煮した後水を更に401加え、4.5
時間100℃に保つて、でんぷんなどの熱水可溶部を溶
出せしめた。
1時間加圧下に蒸煮した後水を更に401加え、4.5
時間100℃に保つて、でんぷんなどの熱水可溶部を溶
出せしめた。
熱淵過して固形分を集め、401)カセイソーダ水溶液
10kgと混合し、20℃で48時間放置して塩基水溶
液可溶部を抽出した。水51を加えて済過して得た抽出
液に6.32のエタノールを加えエタノール濃度30%
とした後、塩酸で中和しPH5に調節した。4℃で24
時間静置後析出した沈澱を遠心分離で集め、2回水洗し
、湿ケーキ1.3kgを得た。
10kgと混合し、20℃で48時間放置して塩基水溶
液可溶部を抽出した。水51を加えて済過して得た抽出
液に6.32のエタノールを加えエタノール濃度30%
とした後、塩酸で中和しPH5に調節した。4℃で24
時間静置後析出した沈澱を遠心分離で集め、2回水洗し
、湿ケーキ1.3kgを得た。
これを2%カセイソーダ水溶液3.51<gに溶解し、
エタノール4.82を加えエタノール濃度約50%とし
た。アルカリ性エタノール不溶分が析出したので、これ
を済過して除去しPH5.5に調節して中和した。一夜
放置後沈澱物を分離し、乾燥沈澱物RBF−Pl229
を得た。これは、中和前の淵液中に含まれていた透析膜
不透過性固形分165gに対して74%の取得率にあた
る。上記RBF−PlO9にメタノール11を加えて可
溶分を除去しメタノール不溶分としてRBF−PM3.
7gを得た(第1表の#20)。
エタノール4.82を加えエタノール濃度約50%とし
た。アルカリ性エタノール不溶分が析出したので、これ
を済過して除去しPH5.5に調節して中和した。一夜
放置後沈澱物を分離し、乾燥沈澱物RBF−Pl229
を得た。これは、中和前の淵液中に含まれていた透析膜
不透過性固形分165gに対して74%の取得率にあた
る。上記RBF−PlO9にメタノール11を加えて可
溶分を除去しメタノール不溶分としてRBF−PM3.
7gを得た(第1表の#20)。
実施例3と同様の方法でマウス固形癌の阻止効果を調べ
たところ次の通りであつた。
たところ次の通りであつた。
第1図は実施例1で得た蛋白質RBF−PM#35Bの
紫外部吸収スペクトル、第2図はその赤外部吸収スペク
トル、第3図はその液体クロマトグラムである。
紫外部吸収スペクトル、第2図はその赤外部吸収スペク
トル、第3図はその液体クロマトグラムである。
Claims (1)
- 1 シスチン含量0.1%未満、窒素含量12%以上1
5%未満でpH3以上6未満の範囲の等電点をもち、希
食塩水及び希酸に不溶、希アルカリに可溶なタンパク質
RBF−PM。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55088756A JPS5936965B2 (ja) | 1980-06-30 | 1980-06-30 | タンパク質rbf−pm |
DE8080104847T DE3064701D1 (en) | 1979-08-17 | 1980-08-14 | Antitumor substance and its production |
EP80104847A EP0027514B1 (en) | 1979-08-17 | 1980-08-14 | Antitumor substance and its production |
US06/377,490 US4457863A (en) | 1979-08-17 | 1982-05-12 | Antitumor substance |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55088756A JPS5936965B2 (ja) | 1980-06-30 | 1980-06-30 | タンパク質rbf−pm |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5714534A JPS5714534A (en) | 1982-01-25 |
JPS5936965B2 true JPS5936965B2 (ja) | 1984-09-06 |
Family
ID=13951725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55088756A Expired JPS5936965B2 (ja) | 1979-08-17 | 1980-06-30 | タンパク質rbf−pm |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936965B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0640472B2 (ja) * | 1985-10-17 | 1994-05-25 | 伊勢電子工業株式会社 | 蛍光表示管用基板の製造方法 |
EP3352586A4 (en) * | 2015-09-21 | 2019-05-15 | The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University | NUTRITIONAL ANTICANCER TREATMENT |
-
1980
- 1980-06-30 JP JP55088756A patent/JPS5936965B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5714534A (en) | 1982-01-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Shukla et al. | Zein: the industrial protein from corn | |
JPH1099089A (ja) | アグルコンイソフラボン強化植物性タンパク質抽出物及びタンパク質原料、並びに高ゲニステイン及びダイドゼイン含有原料、及びこれらを製造する方法 | |
JPH08283283A (ja) | マロニルイソフラボン配糖体及び該物質からイソフラボン配糖体又はイソフラボンアグリコンを取得する方法 | |
JPS5943929B2 (ja) | 多糖体rbs物質,その製法およびそれを有効成分とする抗腫瘍性剤 | |
US4793996A (en) | Method of making soybean extract inhibitor | |
US4421746A (en) | Process for producing interferon inducers | |
JP2001518910A (ja) | Hibiscus esculentus種子から抽出された少なくとも1つのタンパク質画分の使用及びこのような画分を含む化粧品組成物 | |
US4457863A (en) | Antitumor substance | |
CN112795613B (zh) | 一种牡丹籽粕来源的降血糖多肽及其应用 | |
WO2007075448A2 (en) | Method for producing plant extracts enriched with protease inhibitors for regulation of appetite and food intake in mammals | |
JP2619298B2 (ja) | 無塩濃厚粉末調味料の製造法 | |
JPS5936965B2 (ja) | タンパク質rbf−pm | |
RU2300898C2 (ru) | Способ экстрагирования, очистки и ферментативной модификации альфа`субъединицы 7s-глобулина сои для использования в качестве гипохолестеринемического агента | |
CN110105430B (zh) | 一种具有血管紧张素转化酶抑制活性的银杏果蛋白肽及其制备方法 | |
KR102529252B1 (ko) | 수국으로부터 분리한 저분자 콜라겐 펩타이드를 함유하는 화장료 조성물 | |
US6884456B2 (en) | High-mineral oyster extract and a process for manufacturing the same | |
JPH0278630A (ja) | 抗腫瘍剤 | |
Steven et al. | Isolation and amino acid composition of insoluble elastin bovine foetal and adult aorta and ligamentum nuchae | |
RU2310344C2 (ru) | Способ изготовления экстракта для биологически активной добавки | |
KR840001511B1 (ko) | 제암(制癌)물질의 제조방법 | |
JPS61143323A (ja) | 糖蛋白質rbf−pgp | |
JP7423780B2 (ja) | 精製サラシア属植物抽出物の製造方法 | |
JP4806135B2 (ja) | 新規化合物、それを含有する椿花抽出物及びそれらの用途 | |
JP2936519B2 (ja) | 粉末αアミラーゼインヒビターの製造法 | |
JPH0748268A (ja) | アミラーゼ阻害物質の調製方法 |